の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

チャチョェンサオのロイ・クラトン祭り (1)

2014年03月06日 | チャチョェンサオ
■バンコクの東80kmに「チャチョェンサオ」という街があります。タイ東部、チャンタブリーの山岳地帯が源流の「バーンパコン川」が市街を蛇行しながらタイ湾へ流れて行きます。官庁や学校、病院がバーンパコン川沿いにあって、川岸は整備され約1kmが市民の憩いの場となっています。特に夕暮れには屋台が並び、涼を求めてきた人たちで川沿いの道路は混雑します。
チャチョェンサオのロイ・クラトンは、このバーンパコン川沿いが主会場となって様々な催しが開かれます。
また、下流へ3km程下った所に「ワット・ルアン・ポー・ソトーン」があります。開基はアユタヤ時代まで遡る古刹です。タイではバンコクのエメラルド寺院に次いで参拝者が多いと言われています。ただ、エメラルド寺院は外国人観光客が多く、タイ人の参拝者数ではタイ随一でしょう。
年1回、タイ全土からバスを連ねて、未明には参拝者で境内が埋め尽くされる日があります。
そんなチャチョェンサオのロイ・クラトンを数回に分けて紹介します。

「ワット・ソトーン」に近いバーンパコン・ホテル」に宿泊します。朝食付きで600バーツです。
ホテルからから見る夕暮れの「ワット・ソトーン」です。

午後6時前、ホテルから歩いてバーンパコン川辺に来ました。やはり、クラトンのコンテストです。













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バーンパコン川に浮かぶ蓮華のモニュメントです。噴水の高さや照明が変化します。



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普段は屋台が並ぶ川沿いの道路ですが、今日はクラトンを売る店が並びます。







どの店も意匠を凝らしたクラトンを並べています。このお店も彼女のセンスでしょうか、小型で花飾りがたくさんついたクラトンを売っています。



良心的で価格表示されています。

買い手も綺麗に作られたクラトンを選んでいます。

露店の後ろではクラトンの生産がたけなわです。
チャチョェンサーオ市の人口は約15万人、数万人は集まってくるのでしょう。1km足らずの道路は歩くのもたんへんで、川淵へ出るのは順番待ちです。

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お祈りをささげて川に流します。

カップルは一つのクラトンを共に戴いて流せばいいそうです。





こちらのカップルはお互いの爪を切りあってクラトンに納めていました。















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さて、こちらは流れてくるクラトンから、供えられたお賽銭をくすね盗る連中です。
せっかく願いを込めて川の女神「パー・メー・コーンカ」に捧げられたロイ・クラトンも数メートルと流れない内と彼らの餌食となってしまいます。



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