の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

チャンタブリー国立海洋博物館(1)

2015年07月02日 | 博物館
レム・サデット・ビーチから25kmでチャンタブリー国立海洋博物館に到着です。

「ノエン・ウォン要塞」です。ラーマ3世(在位:1824年~51年)の治世、1831年にカンボジアの支配を狙ってタイはカンボジア北部へ侵攻します。南部へ転戦したタイは、ベトナム南部を侵略し第一次泰越戦争(1831年~34年)となります。ベトナム(阮朝)が反撃に転じると、タイは戦闘になる前に撤退します。ベトナムはカンボジア全土を支配しました。
ベトナムの侵攻を恐れたタイは1834年に防衛拠点としてノエン・ウォン要塞を建設しました。
堀とラテライトのブロックを積み上げた城壁に囲まれた270ライ(1ライは1600平方メートル)の敷地には兵器庫が残り、ラック・ムアン(町の柱)が祀られ、ワット・ヨタニミタラが建立されています。
タイ芸術局の海中考古学プロジェクトも敷地内に設置されています。







ノエン・ウォン要塞への入り口です。
「チャンタブリー国立海洋博物館」の入り口でもあります。
タイで最初の海洋博物館で、難破船などの海中考古学の発掘調査から遺物の収集、保管、展示がされています。
また、展示品で海を利用した交易や経済、社会、生活様式が説明されているほか、チャンタブリーの歴史的な重要な出来事もここで展示されています。







城壁には39門の大砲が配置されています。








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この写真3葉は、別の機会に写したものです。





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