ギャロップ3ハロン

一口馬主【キャロットクラブ】、馬券予想などをつづっていきたいと思います!

シルク 候補馬

2014年09月27日 | シルク
人気の馬もそうですが、シルク募集馬は結構粒ぞろいだと感じました。
様子見もできそうだし、もし入会できたなら実績制もあるので積極的には狙っていきたいと思います。
不透明な抽選システムよりも、実績制の方が平等である印象が強いです。

さて、気になった馬は


ジェイズミラクルの13(父 キングカメハメハ)

これは抜群に良く見えました。
キンカメ産駒って全般として硬めに出る傾向が強いんですよね。
出資馬のディアデルレイなんかもそうですが、そういったイメージがあります。
それが、この馬の場合柔らかい。キャロットのケルアモーレの13もそうだったのですが、こういった馬がどう育つのか非常に興味があります。
血統背景もしっかりしていて、全兄にはOPのアドマイヤブルーがいる。
古賀厩舎ということもあり、血統背景からオークスを狙いたいですね。
遅生まれということもあり、筋肉の付き方がまだまだな面もありますが全体的なバランスといい歩様といい
走るなと思わせる馬です。
これが2000万円で募集されていることにシルクの本気度がわかりますし、魅力的なクラブだと思います。



シーズライクリオの13(父 ステイゴールド)

早生まれだけあって、筋肉も上記と比べるとしっかりついていますね。
問題点は目に見えない部分にあって、気性ステゴ産駒の場合はこれにつきます。
ステゴの母ゴールデンサッシュはサッカーボーイの全妹ですが、サッカーボーイの気性が問題で中長距離血統なのに、マイルG1しか勝てなかったですもんね。
その血統は種牡馬となり、産駒にナリタトップロードやヒシミラクル、アイホッパーなど優秀なステイヤーをだしていることから一目瞭然です。
で、以前牧場見学した際に伺ったのですが、牝馬の場合は牡馬と比べて気性難がモロ悪い傾向にでるらしいです。
体力がないから、牡馬のそれと違いレース前に力を使い果たしてしまい、レースに悪影響がでる。
これは性別での勝率にも現れていてステゴの場合生涯成績で牡馬の勝率が9.5%に対して牝馬が5.8%。
極端に悪いです。ちなみにディープは16.3%に対して12.4%。
ステゴと同じ牝馬が弱いネオは8.7%に対して5.8%。
強いロブロイは8.7%に対して7.0%です。
数字的にディープは別格としても、ステゴの弱点がわかります。
つまり、母系は気性が穏やかな一族が望ましい。
しかし、シーズライクリオは半姉でディープ産駒のリオグランデはキャロットで募集されましたが、これが気性難でした。
その為、まだ1勝しかできていない。
馬は間違いなくいいと思います。でも、気性です。
但し、価格が1800万円と割と抑えられているのでチャレンジはやりやすいですよね。
気性面で上手く育てることができればいいステージに行ける馬だと思います。



モエレオープンヒメの13(父 エンパイアメーカー)

エンパイアメーカー。フェデラリストやイジゲンの活躍が有名で、日高が投資をした馬です。
母であるトゥーソードはG1馬を4頭も産んだ名牝ですから優秀な遺伝子をもっていることが推測されます。
そして、この馬をみて納得しました。柔らかくて、非常にいい。
牝系は曾祖母が全米チャンピオンとは言え、産駒の成績もぱっとしなくてそれでいてセールで2800万で落札をされています。
それが、ちょっとのっけの3000万で募集されていて、産駒の成績だけみると割高感が強いけど、馬は凄くいい。
逆にこの馬が走らなかったら父エンバイパメーカーは手が出しづらいですね。
そのくらいいいです。
母系はイージーゴアとデュピティミニスターとダート色が強い配合なだけに、母父のサンデーの影響力がどうでるか
この点ですね。


ダイワオンディーヌの13(父 ダイワメジャー)

これは厩舎といい、ダメジャーといい一口ライフを楽しみたいのにピッタリの配合です。
西園先生はマージーでお世話になったことがありますが、基本使い詰めの先生です。
でも、勝つための工夫をしない厩舎。固定概念が強いので善戦をすると同じ条件で使ってくるし、
着外が多くなると条件を変える等の工夫はせずに放置プレイも多くなってしまいます。
そういう意味でストレスが溜まるし、ギャンブル的な要素が強い候補ではありますが、ダイワオンディーヌの繁殖能力は高いと思います。
体質的にも強いです。
早期入厩も考えられるので大きいところは難しいかもしれませんが、確実性の高い馬だと思えるので楽しめるタイプの馬だと思います。


スペリオルパールの13(父 ダイワメジャー)

シルクで募集されているダメジャー産駒の中で、早生まれの影響もあるとおもますがこれが一番良く見えました。
母系はパシフィカスと筋が通った配合ですし、馬自体の出来も可動域が広くて素晴らしい。
母が高齢なので体質面の不安はありますが、大きな仕事をできる可能性のある馬だと思います。
3歳の春、仁川の桜が咲く舞台にたっている馬になれる可能性のある馬だと思います。


ジュメイラジョアンの13(父 エンパイアメーカー)

しっかりとした骨量があり、筋力も十分についていて尚且つ柔らかい。
エンパイアは、フェデラリストやイジゲンが瞬間的風速が強くてその後ぱっとしていないことをみるとちょっと成長力が。。。
と躊躇してしまうデーターはあります。だから、松国のようなハードトレーニングで一瞬ぱっと活躍をする厩舎の方が合うかもしれない。
この馬の場合、キャロットのクローチェの当歳時の募集DVDを思い出せるくらい雄大で腰フラというのかそこが心配すぎるくらいフラフラだったのを思い出します。そのくらい柔らかいです。まるでネコ科の動物のように。
それが松国流ハードトレーニングに耐えられるかどうかでしょうね。
この繁殖牝馬の場合、マンハッタンカフェをつけたら面白そうですよね。
相性のいいブラッシングルーム系だし、それにこの馬はアグサンの一族だからSanta Lucianaのインブリードができますからね。
ファミリーラインのしかも牝馬のインブリードの効果は牡馬のそれとは比較にならないくらいの効果をもたらすことが多いから
注目していきたい繁殖牝馬ですね。


ミリオンウィッシーズの13(父 マンデュロ)

近親に凱旋門賞馬バゴを中心にG1馬が多数いて、世界的な良血です。
なるほど、気品があるなと感じます。馬体は小さいけど遅生まれだからこれからの成長に期待でしょう。
ただ、重すぎる。マンデュロはサンプルが少ないとは言え、日本で500万下を勝った産駒はいないと思ったし、
母父がミルリーフ系、母母父がヌレイエフ。
日本のスピード馬場に対応できるかどうか、不透明です。
これは、SS系をつけるために輸入された牝馬ですよね。
これが走ったら、この牝系は日本で必ず成功するでしょうね。

シルク 申込みました

2014年09月27日 | シルク
キャロットクラブの勢いが凄いですね。
1.5次募集が終わり、来週から2次募集が始まりますが、狙っていたクレヴァリーの13に残り口が点灯してしまいました。
電話先行募集ですが、これは繋がらない。
十中八九出資の申し込みは不可でしょう。
マンモスクラブとなりましたね。
ハープスターの活躍が本当に大きかったのでしょう。
でも、これがマックスだと思っています。
提供先であるNFの馬の質の振り分けに影響をされますし、
さじ加減一つで一気に下火になる可能性も高いです。
いい馬を定期的に提供できないと厳しいですからね。
それは、大樹レーシングが実証済みです。
だから、クラブは母優先枠というある意味裏ワザを用意したんだと思います。
競走馬は血統で九分九厘決まりますから、活躍をした牝馬の仔を提供できればその仔も活躍する可能性が高いです。
クラブの核である、アドマイヤサンデー一族、シーザリオ、ブルーメンブラット、そしてディアデアノビア、この血統が中心になってくるはずです。
実際怪物ハープスターも名牝ベガの孫ですからね。
だから、ハープスターを含めて如何にこの5頭の牝馬に出資できるかここがキーポイントになってきます。
そして、活躍できなければ募集されないリスクもありますが、海外輸入の良血、例えばジンジャーパンチなどの仔への出資も手ですよね。
そういう意味では今年ブルーメンブラットの13に出資できたことはラッキーでした。

で、前置きが長くなりましたが、キャロットクラブの出資の仕組みからここ近年は不満が高くなってきてしまいました。
一般であれだけ外れればそりゃそうですよね。公平な抽選とか言っても、アベレージで見ると一目瞭然ですもん。
入会した当初とは色々環境も変わり、好き勝手に出資できた独身時代と比べると締めつけもキツいのでクラブを増やすという
選択肢はあまり積極的ではありませんでした。
月の会費は一回の飲み会以上の出費でもあります。
でも、裾野を広げてみてそれから考えようと思って今回シルクへ出資の申し込みをしました。
今、NFはキャロットよりもシルクへ力を入れていてこれは馬質からも明らかです。
元々馬が売れない時期に社台がダイナーズクラブの話しがあってそれに乗っかったのがクラブ馬の歴史ですが、
今貴重な売却先として、ある意味セレクトセール以上に重宝している存在です。
自身が設定した価格で売却をすることができる
セレクトは確かに高額では売れていますが、一部のオーナーを除いてあれは社台の場合は折半ですからね。
キャロットクラブの場合、トータルでみると売却率も売却額もセレクト以上に成果を上げていると思います。
そのクラブをもう一つ作りたい。
それがシルクだと思いますし、事実馬の質、価格もキャロットより魅力的です。
多分5年周期でみた場合シルクの方がコンスタントに活躍馬を出すはずです。

さて、申し込みの候補は3頭いまして、いずれも人気があり実績制であるシルクでは正直難しいです。
でも、抽選枠があるらしいのでそこに一部の望みをかけてみました。
候補とした馬は



ブラックエンブレムの13(父 ダイワメジャー)

シルクは以前から目をつけていて、兄のブライトエンブレムが札幌2歳Sを勝つ前から候補ではありました。
血統構成から言えば、これはベストではないです。兄の方がいい配合だと思うし、さらに言うと長兄のディープと配合、
14年産もディープを再度つけて産まれていますが、これがベストだと思っています。
でも、兄の成績をみてもわかるように、母であるブラックエンブレムは非常に繁殖能力が高い馬だと思います。
馬自体はやはりダメジャー産駒だなと思わせるもので、骨量、筋肉量とも豊富で少し前脚の捌きが硬い。
ポイントであるHalo≒Sir Ivor≒Droneのニアリークロス、【Sir Ivor】も持っています。
でも、ミスプロが濃すぎるような印象があります。
これが全面にでちゃうと、ピースエンブレムのようにダート路線の馬になっちゃう血統構成だし、
ダメジャーの場合はパワーが十分すぎるほどあるから、その傾向が強いと思う。
ダート路線でも問題なくやっていける馬格もあるし、能力もあるとおもいますけどね。



パーシステントリーの13(父 ディープインパクト)

今の日本競馬を牽引している存在。それは間違いなくディープインパクトです。偉大な父SS。
それに迫る勢いだし、ディープインパクト系、この確立もされるでしょう。
そのくらい他のSS系と比較をすると圧倒的な存在です。
そのディープ産駒の中で、目玉の一頭がこの馬です。キャロットのレーヴディマンの13は測尺が小さすぎましたが、この馬はそれをクリアしてますしね。
しかも、厩舎は石坂先生。ヴァーミリアン、ジェンティルドンナとサンデーTCを代表する馬を管理してきた先生も後7年で定年を迎えます。
ジェンティルも来年の春で引退するのが確定しているので、その後継馬が欲しい。
その中で提供した大本命のドバイマジェスティの13が募集中止になりました。
師匠である橋口先生と違い、馬場さん以外にこれといって個人馬主との結びつきが強くないこの厩舎にとってエース候補になってくるわけです。
血統構成もシーキングザゴールドを経由したMr.Pのクロスを持ち、ヴァイスリーレジェントの血も持っている。
ディープのウィークポイントを補う配合だし、ディープ専用の繁殖牝馬です。
事実一番ディープを知り尽くしているNFがこの馬の下もディープだから3年連続でつけています。
つまり、イメージ通りの仔が誕生しているということです。
WEBで見たときは気づかなかったのですが、今朝DVDでみると後ろ脚の踏み込みが浅い感は受けましたが、遅生まれであることも考慮すると
いいと思います。歩様は、前肢が内弧歩様気味に見えますが、許容内だと思います。
一番の問題は抽選の突破。
そこだけですね。



ディアナジーナの13(父ステイゴールド)

今年のシルクいやクラブ募集馬の目玉ですね。
誰もが注目している黄金配合。ステイ×マックです。
しかも、母が重賞馬。これはある意味オルフェーヴルの母であるオリエンタルアートよりも格上の存在ですからね。
でも、少し気になるのはNDのクロスがないこと。これは同じような配合であるレッドメアラスにもいえることですがね。
DVDをみてもはっきりいってピンときませんでした。
これが走れば黄金配合の力に脱帽するしかないですね。


申し込みはパーシステトリーの13でしました。
実績がなく、狭い抽選枠なので出資できるか不透明だし凄い倍率みたいなので厳しいと思いますが縁があるといいなと思っています。