ローカル線を追う

身近なローカル線を点景に、沿線の風景を撮影しています。

大井川鉄道STORY

2015年05月30日 | 大井川鉄道

日本一短いトンネルは本当?      地名駅

大正から昭和にかけて材木や食料を運ぶ索道が、線路上を通過するとき、荷物の

落下による事故を防ぐための知恵だったようです。

それが遺物として残っているのです。

 


大井川鉄道STORY

2015年05月29日 | 大井川鉄道

「ズームカー」を俯瞰する      抜里駅 ⇔ 家山駅

駿遠橋の上から撮影しました。

登場してから57年、大鉄に来てから21年。長い歴史を感じさせる電車です。

この電車の愛称は、カメラのズームレンズに例え、広角から望遠まで、

広範囲に画角を変えられるように、平坦な区間から急峻な山岳区間まで広範囲に

速度と牽引力を備えた車両という意味で名付けたそうです。

昨日の静岡新聞夕刊に次のような記事が載っていました。

経営不振の大井川鉄道の再建問題で、大鉄が政府系の地域経済活性化支援機構に

事業再生支援を申し込む方針を固めた、というものです。

昨年度から経費削減のため、運行を大幅に減便して経営刷新を図ってきたのに、

累積赤字の解消には繋がらなかったようです。

大きな経営危機に直面しているのでしょう。

 

 

 


大井川鉄道STORY

2015年05月28日 | 大井川鉄道

ファンが多い人気者21000系電車      大和田駅 ⇔ 福用駅

南海電気鉄道が開発した「ズームカー」シリーズの第一弾として、

昭和33年から製造された車両です。

半世紀以上活躍していますが、今もって衰えない人気を誇っています。

 

 

 


大井川鉄道STORY

2015年05月25日 | 大井川鉄道

寂しいSLの減便運行      川根温泉笹間渡駅 ⇔ 抜里駅

井川第1梁を渡るC11227号機です。この場所での黒煙は、ほとんど期待できません。

C11227号機は昭和51年7月から登場した動態保存SLのパイオニアです。

SLの運行で一番寂しいことは、昨年から新金谷駅から千頭駅間が一日1往復に減便されたことです。

会社側の事情もあるでしょうが、ファンとしては誠に残念です。

 


大井川鉄道STORY

2015年05月23日 | 大井川鉄道

第2や第3の人生を送る      川根笹間渡駅 ⇔ 抜里駅

平成24年に廃止された十和田観光から購入した7200系電車は、東急電鉄が昭和43年に製造し、

運用していた車両ですから、大井川鉄道は第3の人生になります。

大井川鉄道では、2両で車両費に1,000万円、輸送費に900万円、改造費に6,100万円、計8,000万円を

かけています。決して安い買い物では、ないと思います。

もっとも平成7年から活躍していた3000系電車(元京阪電気鉄道特急車両)が昨年引退したので、

その代替えとして7200系が登場したのでしょうが。

こちらの21000系電車は、昭和33年に南海高野線の急行・特急用として製造されたものです。

今年で57歳ということになります。大井川鉄道に来てからも21年が経過しています。

 

 


大井川鉄道STORY

2015年05月22日 | 大井川鉄道

黄色いハンカチの駅       抜里駅

向井潤吉画伯が描く田園風景の再現かと思うほど、のどかで心温まる駅舎です。

今回、黄色いハンカチが掲げられていて、遠くからでもその存在がわかります。

駅舎の前庭には、季節の花も植えら、土地の人たちの心遣いが伝わってきます。

 

 

 

 


大井川鉄道STORY

2015年05月21日 | 大井川鉄道

茶畑の中を走る      川根温泉笹間渡駅 ⇔ 抜里駅

この川根町辺りは茶どころ。

大井川から離れて茶畑が広がっています。

牧之原のように広くはありませんが、茶畑の中を走る大井川線には、撮影ポイントがいくつかあります。

7200系電車に遭遇するのは、これで3回目です。

 

 


大井川鉄道STORY

2015年05月20日 | 大井川鉄道

拠点駅でいっぷく?      家山駅

神尾駅を通過した特急SLを見届けてから、車で後を追いかけると、家山駅で、まだ休憩中でした。

ところがよく見ると何やら機関の調子が悪いらしく、機関士が懸命に調整していました。

おかげで停車中のC11227号車の姿を撮ることが出来ました。

大腸検診の結果、幸いポリープは見当たらず、その日に帰るとが出来ました。