停滞する秋雨前線 フルーツパーク駅 ⇔ 宮口駅
小さな山あいの田圃。
稲穂が少し黄金色に変わり始めましたが、収穫にはまだ早い。
この長雨が稲に影響しないだろうか、と考えてしまう。
停滞する秋雨前線 フルーツパーク駅 ⇔ 宮口駅
小さな山あいの田圃。
稲穂が少し黄金色に変わり始めましたが、収穫にはまだ早い。
この長雨が稲に影響しないだろうか、と考えてしまう。
奥浜名湖にて 西気賀駅 ⇔ 気賀駅
このところ余り芳しくない天候が続いていますが、この日のこの時も
雲が重く垂れさがっていました。東名高速の浜名湖橋から北寄りの湖上にも
なかなか明るい光が射すことは、ありませんでした。
地元に帰ろう 都田駅
地元回帰ではないけれど、久しぶりに天浜線に戻ってきました。
ことし駿豆線・大井川鉄道・江ノ電・箱根登山鉄道とまわって来ての結果でしょうか。
やはり知り尽くした我が家の庭を歩くような安心感があります。
終着駅は始発駅 箱根湯本駅
強羅駅から箱根湯本駅までの8.9Kmの撮影行もいよいよ最後になりました。
初めての路線であり、ちょうど紫陽花の季節でもありましたが、この箱根登山鉄道沿線には、
紅葉・雪・桜という四季折々の風景が展開されると思います。
機会があればそれぞれの季節に二度、三度と訪れてみたいと思います。
それほど魅力にあふれた鉄道路線だと感じました。
↑ 箱根湯本駅に入線する直前のモハ1形電車です。
↑ 箱根湯本駅の広々としたホームです。
↑ 黄昏が迫ってきた駅正面です。
四方を山に囲まれた駅 塔ノ沢駅
塔ノ沢の構内は長さ約200m、幅100m足らずの緑に包まれた駅です。
しかも箱根湯本側と強羅側にはトンネルがあり、わずかに駅舎の前を通って、谷川のほうに下る
細い道だけが外界と通じています。
相対式ホーム2面2線を持った無人駅です。この路線では、もっとも乗降客が少なく、統計では乗客だけでも、
一日60人程度です。紫陽花の季節以外は、ひっそりとしています。
↑ 箱根湯本側のトンネル
↑ 強羅側のトンネル
ホーム脇に銭洗弁天 塔ノ沢駅
塔ノ沢駅の上り線ホームには、「深沢銭洗弁天」があり、白蛇の化身、
瀬織津姫(せおりつひめ)の大神が祀られています。
金運や財運アップのご利益があるそうです。
秘境駅の雰囲気に包まれています 塔ノ沢駅
トンネルの闇から抜け出すと、ホームに大きな紫陽花の山が連なっているのが、眼に入ります。
この駅も紫陽花がいっぱいでした。
四方が山に囲まれ、南側だけが僅かに開けていて、駅から谷川に続く、細い道がつけられています。
外界からは人が近づきがたく、紫陽花に包まれた秘境駅といった雰囲気です。
ただ駅舎などの建造物が近代的な材料で作られているのが、残念ですが・・・・・・・
早川橋梁を渡る 大平台駅 ⇔ 塔ノ沢駅
「あじさいの小径」から一旦大平台駅に戻り、ここから電車で塔ノ沢駅・箱根湯本駅へ
向かうことにしました。
出山信号場を経由して山の中を進むと、早川橋梁(出山鉄橋)が見えてきます。
眼下には、深い渓谷が広がり、車窓からその絶景が見えます。
早川橋梁には、天竜川橋梁の一部が転用されているそうです。
川幅約60m、川底からの高さが43mという壮大な橋梁です。明治生まれの緑色の
この橋は、日本国内で現存する最古の鉄道橋です。
橋梁を渡ってトンネルをくぐると、すぐ塔ノ沢駅に到達します。
「あじさいの小径」にて 3 大平台駅 ⇔ 塔ノ沢駅
新旧車両の競演です。
上の写真は、2014年に登場した最新の3000形電車。愛称「アレグラ号」です。
下はモハ2形電車です。1927年に製造した木造車チキ2形を原型にしています。
「あじさいの小径」にて 2 大平台駅 ⇔ 塔ノ沢駅
箱根登山鉄道の線路と「あじさいの小径」との帯のような空間に、紫陽花が群生しています。
場所によっては、人間の背丈ぐらいの高さにもなっています。
盛りを過ぎたのか花を目的にしたカメラマンは、一人もいません。人声も聞こえません。
聞こえてくるのは、電車の警笛と近づいてくる線路の響きだけです。
撮影スポットなのに寂しい感じがします。