ローカル線を追う

身近なローカル線を点景に、沿線の風景を撮影しています。

2015秋、再び天浜線へ

2015年09月30日 | 天竜浜名湖鉄道

太田川の辺に建つ駅      戸綿駅

太田川に架かる鉄橋には、かなり手前から堤防を越える高さの土を盛った線路道が造られています。

つまり太田川の堤防の高さにレベルを合わせた線路敷にしないと鉄橋を渡れないからです。

また盛土によって遮断された南北の交通は、ガードを造ることで確保はしています。しかし国鉄時代に造られた

ガードですから車の大型化に対応していません。ガード下は高さも幅もぎりぎりの状態です。

戸綿駅は、その大きな盛土の上に建っています。プラットホームも待合室も鉄骨造りです。

写真では車両に隠れて駅は見えませんが、かなりの斜面上にあります。   

  

 


2015秋、再び天浜線へ

2015年09月28日 | 天竜浜名湖鉄道

落葉のころ      戸綿駅 ⇔ 原田駅

線路際に柿の古木が立っています。

暑さ真っ盛りの夏には、青々としていた葉色も今は変化し、柿も色づき始めました。

この辺りは柿の名産地。間もなく出荷です。

それが一段落すると、落葉が始まり、冬が到来します。

でも雪が降ることは、めったにありません。

 


2015秋、再び天浜線へ

2015年09月27日 | 天竜浜名湖鉄道

秋葉街道・塩の道      原田駅付近

原田駅の少し南から北方向へ数キロの間、天浜線は秋葉街道と並行して走っています。

秋葉街道は、駿河湾の塩を相良から信州へ運ぶための道です。相良⇒掛川⇒伊那⇒塩尻へと通じています。

この塩の道は、秋葉街道とも呼ばれ、江戸時代、秋葉神社(火防の神)への信仰の道としても栄えました。

 切通しの中を原田駅に向かう。秋葉街道は右手、丘の向こう側を通っています。

 天浜線の線路と、山の中に延びる秋葉街道です。

       

                       ↑ この道の右下を天浜線が並行しています。                   

 

 

 


2015秋、再び天浜線へ

2015年09月26日 | 天竜浜名湖鉄道

秋の空      西気賀駅 ⇔ 気賀駅

 撮影ポイントを求め、気賀駅から吾跡川(あとかわ)まで来ました。ここは万葉集にも載っている場所です。

ふと北を振り返ると、美しい秋の空が広がっていました。

思わずシャッターを切りました。

このような天候に恵まれたのは、久しぶりのことです。

ただ残念なことは、吾跡川の周りには、雑草が生い茂っていました。

 


2015秋、再び天浜線へ

2015年09月25日 | 天竜浜名湖鉄道

ガードレールの先に      西気賀駅 ⇔ 気賀駅

旧姫街道へ登る坂道の途中で撮った写真です。坂はここから険しい山道になります。

前方には、平坦地が見え、手前には天浜線が通っています。

気動車の響き以外は、何も聞こえない静かなところです。

もっと上に登れば、景色は広がりますが、天浜線は視野から外れます。


2015秋、再び天浜線へ

2015年09月24日 | 天竜浜名湖鉄道

黒壁の土蔵と気動車      寸座駅 ⇔ 西気賀駅

国道362号線を少し北に入った路地に、

黒壁の土蔵があり、その向こうに天浜線が走っていました。

今どき、殆ど眼にすることのない風景です。

土蔵と天浜線を入れるために、18ミリレンズを使用しましたが、やはり少し歪みました。

 


2015秋、再び天浜線へ

2015年09月23日 | 天竜浜名湖鉄道

夏去りぬ     西気賀駅 ⇔ 寸座駅

奥浜名湖には、モーターボートもヨットも水上スキーも、すっかり姿を消しました。

夏は過ぎたという印象が漂ってきています。

これからは秋魚を求めて、釣り船がやってくる季節になりました。

山裾からは、いつものように気動車の響きが、聞こえてきます。

 

 

 


2015秋、再び天浜線へ

2015年09月22日 | 天竜浜名湖鉄道

穏やかな猪鼻湖      三ヶ日駅付近

湖面には風がなく、鏡のような静けさ

そこに沈め始めた太陽が、鈍く反射しています。

夏が過ぎ去り、初秋の空には、箒で掃いたような雲が横たわっていました。

そんな中を、上りの気動車が通過して行きます。

夕暮れのひと時です。