ローカル線を追う

身近なローカル線を点景に、沿線の風景を撮影しています。

久しぶりの天浜線

2016年08月14日 | 天竜浜名湖鉄道

大きい空、広い大地      細谷駅付近   

見上げる空はどこまでも大きく、見渡す大地はどこまでも広い。

そこに長い長い線路が、直線に伸びている。

空・大地・線路という舞台の上を、白い気動車が走ってきます。

妻が退院して、3か月。余り症状が芳しくありません。

今後は介護に専念したいと思いますので、暫らくブログは休みます。

 


久しぶりの天浜線

2016年08月13日 | 天竜浜名湖鉄道

夏の茶畑を走る      敷地駅付近

県内の産地では、茶摘みの時期が、概ね年3回に分かれているようです。

一番茶が4月中旬から5月中旬、

二番茶が6月下旬から7月上旬、

三番茶が7月中旬から8月上旬まで。今はこの時期の終期に差し掛かっています。

「森のお茶」として出荷されるこの地区でも、今年最後の茶摘みが進んでいます。

茶畑の濃い緑と、薄雲の空に包まれて、上りの気動車が、走っていきます。


久しぶりの天浜線

2016年08月09日 | 天竜浜名湖鉄道

スマートに渡る      原田駅⇔原谷駅

原野谷川に架かる橋梁をTH2100形気動車が進んできます。

トラス橋ではありません。ゆっくりゆっくり、渡ってきます。

美しい姿です。

通り過ぎるとき、警笛が鳴り響きました。

その後、急に静かになります。

車やバイクの音、人の声、蝉の鳴き声も聞こえません。

穏やかな時間が、続いていきます。

昼下がりの午後です。

 

 

 


久しぶりの天浜線

2016年08月08日 | 天竜浜名湖鉄道

ビッグに渡る      西鹿島駅⇔二俣本町駅

昔は暴れ川と謂われていた天竜川に架かる橋梁です。

名称は、そのままの天竜川橋梁です。天浜線全線の中で最も長く、403mあります。

なかなか姿の美しい橋だと思います。

一昨夜は、この川の辺で花火大会がありました。

新聞によると、約4千発の花火が打ち上げられたそうです。


久しぶりの天浜線

2016年08月07日 | 天竜浜名湖鉄道

姫街道がすぐそこに      西気賀駅

前方は、引佐峠に繋がる山です。

引佐峠は姫街道を通る旅人が、必ず越えなければならなかった難所です。

その姫街道が西気賀駅から徒歩5分くらいのところを、東西に通っています。

浜名湖の数枚の写真は、この山の中から撮影しました。

 

↓ 平地は舗装されていますが、山に入ると石畳だったり、砂利がごろごろした道だったりします。

↓ 薬師堂が残っていて、往時の面影を漂わせています。

↓ ここを過ぎると、山道になります。標識が完備されていますので、迷うことはありません。

 

 

 


久しぶりの天浜線

2016年08月05日 | 天竜浜名湖鉄道

浜名湖の畔にて 4      寸座駅付近

ここも数年ぶりです。

朝陽に照らされ、湖面や湖岸の集落が、白っぽく写し出されています。

寸座駅背後の山側から撮った一枚で、油壷のような湾内に係留されている舟の数がめっきり少なくなっているように感じました。以前は漁船やレジャーボートがもっと多かったと思います。

駅前に広がる湖は、東名高速浜名湖橋から北の部分です。従来は引佐細江湖といわれていましたが、今は奥浜名湖と称されることが多くなりました。

ただ浜名湖は全体的に、河川法上では二級河川都田川水系都田川が正式名称です。