ローカル線を追う

身近なローカル線を点景に、沿線の風景を撮影しています。

山峡を走るあじさい電車

2015年07月31日 | 箱根登山電車

名物スイッチバック      大平台駅

大平台駅は、国道1号線沿いにある無人駅です。立派な駅舎も備えています。

しかもスイッチバックでの列車交換が見られる唯一の駅です。

電車の進行方向が変わるため、運転席と車掌席の入れ替わりがあります。

乗務員がホームを走るようにして、入れ替わります。

 


山峡を走るあじさい電車

2015年07月30日 | 箱根登山電車

ホームがあっても乗降できません      仙人台信号場と上大平台信号場

仙人台信号場は、2線相対式の列車交換をするための信号場です。交換をしなくても全車両が一旦停止します。

なおここでは、スイッチバックはしません。

上大平台信号場は、頭端式2線の構造を持つ列車交換とスイッチバックを行う信号場です。

両方とも乗客は、ホームへ出ることが出来ません。

写真は上大平台信号場です。入線する先頭車両の窓越しから撮影しました。

すでに先行車両が待っていました。

 

 

 

 

 


山峡を走るあじさい電車

2015年07月29日 | 箱根登山電車

先頭車両の窓から      宮ノ下駅⇔大平台駅

宮ノ下駅を出発して大平台駅に到着するまでには、仙人台信号場と上大平台信号場を通りますが、

後者の信号場では、電車はスイッチバックしながら進みます。

仙人台信号場までは、半径30mのカーブが連続します。険しい山肌を縫うように、左右に揺れながら

下ります。途中、群生といっていいほど沢山の紫陽花が咲いています。それを先頭車両の窓から撮しました。

上大平台信号場から大平台駅までは、「あじさいの小径」という散策路があり、今は無数の紫陽花が咲いています。

 

 

 

 

 


山峡を走るあじさい電車

2015年07月28日 | 箱根登山電車

宮ノ下温泉郷への玄関口      宮ノ下駅

宮ノ下駅は、相対式ホーム2面2線を持つ地上駅です。

駅舎・改札口は2番線側にあり、上下線ホームへは遮断機付きの踏切を渡ります。

改札口から一歩外に出ると、国道1号線に通じる坂道と繋がっています。

坂道は、南側が駅の斜面と接し、北側には木曽の集落を思わせる家並が軒を並べています。

国道1号線沿いには、商店街や富士屋ホテルなどが建つ賑やかな町が続いています。