夏、桜の木の下で 尾奈駅付近
尾奈駅に北から入線してくる。
大きな桜の茂みが迎えてくれます。
小さな集落の朝です。
ここも桜の名所 尾奈駅
桜の満開時には、カメラマンで賑わうところですが、この季節はひっそりとしています。
特に雨の降る日は、人の姿を見かけません。
かえって静寂さを醸し出していて、心を落ち着かせます。
谷間から 寸座駅⇔浜名湖佐久米駅
寸座駅を発車した気動車は、峠をトンネルで抜けると谷間の渕を通り、佐久米駅に向かいます。
谷間といっても、猫の額ほどの畑や育ちの芳しくないみかんが植えられた低地の脇を通って、
西へ進んでいくのです。
この日当たりのよくない低地を過ぎると、視界がぱっと広がって、国道362号線が見えてきます。
乗客は、暗闇から出てきたようにほっとする一瞬です。
雨の通学路 三ヶ日駅⇔都築駅
梅雨の季節は明けたはずなのに、このところ天候不順な日が続いています。
高校野球決勝戦の日も小雨が降っていて、球児たちもスタンドも濡れまま、熱い試合が展開されていました。
同じ日、遠く離れた猪鼻湖近くの通学路も雨に打たれていました。
夏休みに入ったので、生徒の姿は見えませんが、傍を天浜線の車両が通過して行きます。
試合経過をラジオで聞きながら、シャッターを切りました。
緑陰に包まれて 1 寸座駅⇔西気賀駅
奥浜名の湖畔から、ミカン畑を少し登った山の中、
蝉の鳴き声と共に上りのTH9200形がやってきました。
上の孫が所属するチームは、準々決勝で姿を消しました。
試合終了後、私あてのメルには「高校最後の打席、悔いのないフルスイングが出来ました。甲子園には出られませんでしたが、12年間野球が出来て本当に良かったと思います」と記してありました。
下の孫は高校1年生。兄の後を追いかけ同じショートを目指しています。
車両基地 天竜二俣駅
天竜二俣駅構内にある車両基地の写真を、ランダムに並べてみました。
全国高校野球地方大会が始まりました。二人の孫は学校は異なりますが、野球部のレギユラーです。
今のところ勝ち残っています。
当分、球場通いになりますので、このブログは暫らく休みます。
商工会事務所と兼用 豊岡駅
一見、JRの駅を思い起こさせますが、平成15年に今までの木造駅舎を取り壊し、
地元の商工会事務所と兼用の新駅に生まれ変わったのです。
幟を揺らせて走る 豊岡駅付近
馬頭観音堂近くを往く天浜線の主力気動車、TH2100形です。
「井伊直虎」ゆかりのラッピング車を走らせるということですが、
NHK・浜松市・観光協会等々、関連機関との調整があり、
実現にはまだ時間がかかりそうです。
その日が待ち遠しく感じられます。
小川のほとり 上野部駅⇔豊岡駅
川沿いに植えられた桜木。ここも名所です。
今は濃緑の並木が涼しさを演出していますが、
春には満開の桜が辺りの風景を一変させます。