夕暮れの中で 駅前電停
井原電停から豊橋駅前に戻ってくると、街なかはもうすっかり夕暮れに包まれていました。
夜の光が輝きはじめ、昼とは違う雰囲気に変わりつつあります。
家路に向かう人、これから働き始める人、急に駅前の人の波は大きく広がってきたようです。
私の足は思わず、改札口に進んでいました。
夕暮れの中で 駅前電停
井原電停から豊橋駅前に戻ってくると、街なかはもうすっかり夕暮れに包まれていました。
夜の光が輝きはじめ、昼とは違う雰囲気に変わりつつあります。
家路に向かう人、これから働き始める人、急に駅前の人の波は大きく広がってきたようです。
私の足は思わず、改札口に進んでいました。
運転席は視野が広い 競輪場前電停 ⇔ 井原電停
豊橋鉄道の最新車両、T1000形の車内から写したものです。
T1000形は、豊橋鉄道が2008年から運転を開始した全面超低床車両であると同時に、
国産初の全面超低床車でもあります。運転席は大きく視野が広い。
線路が競輪場前電停から東に直線で伸びているのが、よくわかります。
道路幅が狭いので、この区間は単線です。
すれ違いを撮る 札木電停 ⇔ 市役所前電停
西八町交差点で、路面電車がすれ違う様子を、俯瞰撮影しました。
ここは国道1号線・国道259号線(田原街道)・県道23号線が交差する、交通量の多いところです。
その中で、路面電車のすれ違いを切り取ることが出来た、稀有な一瞬だったと思います。
手前が駅前ゆき、向こう側が赤岩口ゆきの電車です。
ちなみに駅前⇔競輪場前が複線区間、競輪場前⇔赤岩口と井原⇔運動公園前が単線区間です。
国道1号線にて 札木電停 ⇔ 市役所前電停
このように交通の流れが混雑しているさまは、まさに国道1号線といった感じです。
元東京都電の車両が、普通車・軽自動車・ワゴン車などに、ガードされているような、従えているような感じにも取れます。
八町通りを走る 札木電停 ⇔ 市役所前電停
八町通り(国道1号線)を走っているこの電車は、名鉄岐阜市内線から移籍したモ780形電車です。
1997年から1998年にかけて製造されたものを、2005年に導入しました。
背景右の建物は、豊橋市公会堂です。
この建物は、鉄筋コンクリート造りで、1931年に竣工しています。
1910年から1920年代にカリフォルニア州で流行したスペイン様式を模したもので、
設計は浜松市出身の中村与資平が担当しました。
国の登録有形文化財に指定されています。
交通のかなめ 東八町電停付近
今の時代、何人も通行を制限されることはありませんが、江戸時代はそうではなかった。
東八町交差点西南の角に、吉田宿東惣門が設置されていて、ここが吉田宿への東の入り口でした。
朝六つ(午前6時)から夜四つ(午後10時)までは、門が開けられていて、それ以外の時間は、
一般の通行は禁止されていました。
またこの東惣門の対角線上には、巨大な秋葉灯篭が設置されていて、秋葉神社への道標になっていました。
東惣門と秋葉灯篭が復元されていて、当時の面影を残しています。
↑ 東八町交差点は、国道1号線と県道4号線が交差しているところです。路面電車は県道4号線を東に進みます。
↑ 東惣門は史実に基づき南を向いて、平成14年(2002年)に復元されたものです。
ちなみに西惣門は、市役所前電停近くの西八町交差点から、県道23号線をかなり
西に行ったところに復元されています。
↑ 秋葉灯篭は、文化2年(1805年)に建てられたものが、昭和19年(1944年)の三河地震で崩壊、
平成13年(2001年)に復元されました。その大きさにびっくりです。
日本一の急カーブ 井原電停
支線の運動公園前から進んできて、県道4号線へ入るには、半径11mの急カーブを曲がらなくてはなりません。
まさに直角の交差点を左へ曲がることになります。
「ギィーイ」と悲鳴をあげながら、カーブを切っていく感じです。
ゆっくり、ゆっくり、進みます。
大鳥居の中から 豊橋公園前電停 ⇔ 市役所前電停
国道1号線沿いにある安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)の境内から撮りました。
交通量の多い国道ですから、何回試みても路面電車と車が重なります。不本意ですがその中の1枚です。
赤鬼と天狗のからかいで有名なこの神明社の鬼祭りは、毎年2月10日と11日に行われます。
同じ名称の電停が3か所もあります 井原電停
井原電停は行き先によって乗り降りする電停が異なるため、3か所もあります。
まず手前の電停は、①終点の赤岩口行き。駅行きの場合は、乗降はありません。
向こう側の電停は、②駅前行きです。乗降はありますが、赤岩口および運動公園行きの場合は、乗降はありません。
また下の写真の電停は、②から分岐した③運動公園行きです。乗降はありますが、帰りの駅行きの場合は、乗降はありません。
その理由は、電車はすべて左側からの乗降になっているからです。
複雑なので、初めての利用者は、かなり戸惑います。
↑ 手前が赤岩口行き。向こう側の電停が駅行きです。乗降はすべて左側から。前ドアーが乗車、中央ドアーが降車です。
↑ 運動公園前から出発してきた駅前行きの電車。ここでの乗降はありません。運動公園前へ行くとき
のみの乗降となります。
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