ローカル線を追う

身近なローカル線を点景に、沿線の風景を撮影しています。

中心市街地を走る

2010年12月31日 | 遠州鉄道

西鹿島線(3)

新浜松駅を出発した下り電車は、浜松駅北の幹線道路を立体交差で横断し、第一通り駅~遠州病院駅に向かいます。

    浜松駅北バスターミナルから鍛冶町方面を望む。

  鍛冶町からアクトタワー方面を望む。

下り電車は第一通り駅から遠州病院駅へ向かう。


浜松市内から北へ繋がる唯一のローカル線

2010年12月30日 | 遠州鉄道

西鹿島線(2)

高架区間を新浜松駅に入線して来る上り電車。中心市街地を縫うようにして入ってきます。

 

高架橋の下は、ラーメン専門店が軒を並べています。「べんがら横丁」と言います。

 

高架の路線を入線してきます。

         新浜松駅のプラットホームです。

 

 

 


第2次高架化が進行中の遠州鉄道

2010年12月30日 | 遠州鉄道

西鹿島線(1)

今回は地元の遠州鉄道西鹿島線を取り上げました。

遠州鉄道西鹿島線は、新浜松駅から西鹿島駅までの17.8キロメートルを12分間隔で運行しており、まさしく市民の足として走行しています。1985年に新浜松駅~助信駅間が第1次高架化事業により立体交差となり、市内の渋滞が解消され、今また助信駅~上島駅間が第2次高架化事業として進行中で、2010度に完成の予定です。全線が平野部を走行するため、トンネルはなく、ほぼ平坦な路線です。沿線は住宅地や商店が多く、観光的資源に恵まれていないことと車両の塗装が同一で変化に乏しいため、撮影には不向きです。全車、赤色で塗装されているので、「赤電」という愛称で親しまれています。

             新浜松駅外観

JR浜松駅北口から徒歩3分のところに、遠鉄の新浜松駅があります。

        遠鉄デパートからの連絡通路

          新浜松駅の改札口付近


やはり城下町には、この電車がよく似合う

2010年12月28日 | 富山地方鉄道

市内軌道線(5)

 加賀藩2代目藩主前田利長公が隠居所とした城下町「富山」には、やはり広告のない路面電車が一番よく似合います。

広告のないデ7000形が城下町「富山」の雰囲気によく溶け込んでいます。しかし残念ながらこのデ7000形は、置き換え計画に組み込まれています。

             

次回からは、遠州鉄道西鹿島線を取り上げる予定です。


まさしく走る広告塔(1)

2010年12月26日 | 富山地方鉄道

市内軌道線(3)

走る広告塔として知られているのは、デ7000形電車です。この電車の一部のみに広告塔が設置されています。富山地鉄オリジナルの行燈型広告表示器は、表示内容が替わりますので、不格好ながらまさしく走る広告塔の役目を果たしているようです。

    行燈型広告表示器を屋根に付けたデ7000形

         広告の表示内容は替わります。

      広告のないデ7000形も走っています。

運転士は女性です。今は珍しくありませんが、路面電車に女性運転士が日本で最初に登場したのは、平成3年の岡山電気軌道からです。

 

 

 

 

 

 

 

 


デ9000形・MLRV1000形・TLR0600形は兄弟

2010年12月25日 | 富山地方鉄道

市内軌道線(2)

          富山市内軌道線のデ9000形

 

     塗装は異なるが同じ 富山市内軌道線のデ9000形

         万葉線のMLRV1000形

           富山ライトレールのTLR0600形

この3種類の車両は、新潟トランシス製造の兄弟型です。


路線名と運用系列が同一ではない富山市内軌道線

2010年12月24日 | 富山地方鉄道

市内軌道線 (1)

富山地方鉄道は、鉄道線と軌道線に別れていて、鉄道線は本線・立山線・上滝線・不二越線の4路線、市内軌道線は7.3キロメートルで本線・支線・安野屋線・呉羽線・市内都心線の5路線があり、線路は相互に連結されています。しかし運行は3系列に分離されていて、路線名とは同一ではありません。運賃は大人200円(小人100円)の均一制です。

撮影行の当日は、天候が悪く時間的な制限もありましたので、富山駅前から丸の内までの軌道線1キロメートルの撮影になりました。

               新富町電停

富山駅の隣の電停。運用路線は第2系統に属し、路線は本線・支線・安野屋線・呉羽線の4路線を通行します。

同じ新富町電停での撮影ですが、殆どの電停には屋根がありませんので、雨天時には不便です。

上の車両(写真右)は「セントラム」デ9000形で、「富山ライトレール」のTLR0600形と同系列です。下の車両(写真右)はT100形で、豊橋の「ほっトラム」と同系列です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


日本海の潮騒が聞こえる岩瀬浜

2010年12月20日 | 富山港線

富山ライトレール(5)

奥田中学校前電停を過ぎると線路は、一直線に、日本海沿岸へ向かって走ります。住宅地や田園地帯を通り抜けて行きます。当日はかなりの雨が降っていましたので、撮影は市中心部だけで諦め、一つ手前の競輪場電停までポートラムに乗り、それ以降は、終点まで歩きました。

           日本海に通じる岩瀬浜電停近くの運河。

この岩瀬運河は、海洋性レクリェーション・ゾーンとして有名です。天候に恵まれれば、立山連峰も眺望できます。当日は、雨で煙っていました。

      運河を反対側から撮影したものです。

           電停前の案内板

岩瀬集落の中心は電停より西方、神通川沿いに並んでいます。

              岩瀬浜電停

下りの終点です。住宅街の中に、プラモデルをポツンと置いたような感じの電停です。


軌道と鉄道の境界線

2010年12月18日 | 富山港線

富山ライトレール(4)

    すべて奥田中学校前電停での写真です。

この電停を境に手前が軌道区間、奥が鉄道区間と分離されています。これは法的な区分であって実際には、線路は繋がっています。ちなみに富山駅北電停から奥田中学校前電停までの軌道区間は1.1キロメートル。奥田中学校前電停から岩瀬浜電停までの鉄道区間は、6.5キロメートルです。