ローカル線を追う

身近なローカル線を点景に、沿線の風景を撮影しています。

新川電停を北に進む

2010年10月31日 | 豊橋鉄道東田本線
豊橋路面電車(3)


             新川電停付近

   札木電停付近

駅前大通り電停を過ぎると間もなく新川電停。この電停を発車するとすぐ電車は左へ大きくカーブし、北へ向かいます。
広い道路の中央には、駅前から中央分離帯(緑地帯)が設けられていて、両側に軌道が敷設されています。緑地帯には、センターポールが立っていて架線を支えています。
センターポールは街灯の役目も果たしています。おしゃれな街灯であり、夜間には美しい光を放ちます。




最初の電停は、駅前大通り

2010年10月30日 | 豊橋鉄道東田本線
豊橋路面電車(2)


                駅前電停

 駅前大通り電停
遠くに見えるタワーのようなものは、歩道橋を
吊っている支柱です。



駅前を東に向かって出発した電車が最初に止まる電停は、「駅前大通り」です。
この辺りは豊橋市で最もにぎやかな繁華街です。デパートあり、金融機関あり、レストランあり、パーキングありと、近代的なビルが並んでいます。いわば都市の顔です。


豊橋路面電車には、全部で14か所の電停があります。次に記しておきます。

駅前 ⇒ 駅前大通り ⇒ 新川 ⇒ 札木 ⇒ 市役所前 ⇒ 豊橋公園前 ⇒ 東八町 ⇒ 前畑 ⇒ 東田坂上 ⇒ 東田 ⇒ 競輪場前 ⇒ 井原 ⇒ 赤岩口
      ↓
      ↓
    運動公園前

運動公園前まで、井原から枝分かれした路線が延長されています。

市民とともに歩む地方都市の電車

2010年10月29日 | 豊橋鉄道東田本線
豊橋路面電車(1)

今回からは豊橋鉄道東田本線をご紹介します。
この路線は、豊橋駅前から終点の赤岩口までわずか5.4キロ。
全国の軌道線の中でも岡山電気軌道に次いで短い路線です。実際歩いて見ても1時間ほどの距離です。(終点・赤岩口より一つ手前の井原から枝分かれして運動公園前まで敷かれた路線もあります)
運賃は150円均一で、市民の足となっています。一日乗車券は400円です。
豊橋鉄道には、ほかに渥美線という鉄道線もありますが、それと区別するために、この軌道線には東田本線という正式名称があります。ここでは豊橋路面電車と呼ぶことにします。この路線は、大正14年に「豊橋電気軌道」によって付設されましたが、幾多の変遷を経て現在の姿になったようです。


                駅前電停


                駅前電停               


                駅前電停

この電停は平成10年に豊橋駅総合開発事業によって造られたペデストリアンデッキ(建物の屋上に設置された歩行者専用通路および広場。歩行者回廊または公共歩廊ともいう)の下にあります。
電車のデザインは、1台ごとに異なります。


                豊橋駅前

路面電車の発着は、すべて駅前のペデストリアンデッキ下からです。出発した電車はすぐ左折して、駅前大通りに向かいます。
競輪場前電停の少し西側までは、複線になっています。

天浜線の現有車両は?

2010年10月22日 | 天竜浜名湖鉄道
天竜浜名湖線(74)

 TH3000型

TH3000型は平成7年に配備された車両です。TH3501とTH3502がありましたが、TH3502は平成22年9月に廃車されましたので、現在はTH3501だけが残っています。

 TH2100型

TH2100型は現在の主力車両です。第1次から第6次にわたり配備され、TH2101からTH2114の14台が登録されています。


          TH9200型

TH9200型の構造はTH2100型とほぼ同じですが、団体列車運用を想定して導入されました。車体の外装デザインは一般から公募されたものです。「宝くじ」の助成を受けているので、「宝くじ号」の表記が入っています。1両のみ所有しています。

             

次回からは、豊橋鉄道東田本線を取り上げてみます。




踏  切

2010年10月21日 | 天竜浜名湖鉄道
天竜浜名湖線(73)


               東都筑駅付近

東名高速道路のガードをくぐると、すぐ先に踏切がありました。


               尾奈駅付近

市道を鉤の手に曲がった先は、踏切でした。


              尾奈駅~知波田駅

一面のみかん畑。その中を天浜線が走り、農道が直角に交わっていました。

鉄  橋

2010年10月19日 | 天竜浜名湖鉄道
天竜浜名湖線(72)

天浜線には橋梁が大小合わせて231箇所あるそうですが、その中でも最長はやはり403.4メートルの天竜川橋梁です。


               天竜川鉄橋


               天竜川鉄橋


              三ヶ日駅~都筑駅


              三ヶ日駅~都筑駅


              日比沢川鉄橋










乗   客

2010年10月16日 | 天竜浜名湖鉄道
天竜浜名湖線(69)


                桜木駅

下りホーム(左側)へは、構内踏切で連絡しています。
天竜二俣駅へ転車台を見学に行くという祖父と孫。


                車 内

平日、乗客数は、限られています。


                車 内

女性の一人旅。

 三ヶ日駅
                
遊びながら気動車を待つ姉と弟。

 東都筑駅
             
恋人?を見送る。

 
                尾奈駅
                
春先、誰を見送っているのでしょうか。


蜜柑と気動車

2010年10月15日 | 天竜浜名湖鉄道
天竜浜名湖線(68)

この辺で蜜柑と言えば三ヶ日みかんを指しますが、正式には浜松市北区三ヶ日町特産の温州みかんのことです。浜名湖北岸の三ヶ日は有田市の有田みかん、愛媛県の愛媛みかんと並んで日本有数の産地です。
三ヶ日には、浜名湖に向かって日当たりよい南向き斜面が多く、みかん畑が一面に広がっています。植えられている品種としては、青島が一番多い。


              原谷駅~原田駅

蜜柑は今月下旬以降になれば、色づきまが今は青いままです。

 寸座駅

昨年の10月下旬に撮影したものです。                  


             尾奈駅~知波田駅

黄色く色づくのが待ち遠しい。