ローカル線を追う

身近なローカル線を点景に、沿線の風景を撮影しています。

大井川に沿って走る鉄道路線 5

2013年04月30日 | 大井川鉄道

山峡の鉄路     五和駅~神尾駅

五和駅を過ぎてしばらくすると、車窓に大井川水路橋が見えて来ます。

この辺りから線路は山際を縫うようになり、険しい崖っぷちが続きます。飯田線を思い出しました。

                       ↑竜門の滝近くの国道473号線から、撮影しました。


大井川に沿って走る鉄道路線 4

2013年04月29日 | 大井川鉄道

山峡の駅を俯瞰する     神 尾 駅

左側には峻嶮な山がせまり、右側は大井川への切り立った断崖。そこに線路を敷設し、駅を造る。

工事も難航したことと思います。

秘境駅127位への評価ポイントは、「人家が遠い/鬱蒼とした林の中にある/大井川の絶景/狸の置物が出迎える」と

牛山隆信氏は書いています。

大井川鉄道で秘境駅にランクされているのは、「尾盛」3位、「土本」49位、「閑蔵」81位、「奥大井湖上」91位、

「アプトいちしろ」92位、「ひらんだ」115位、「神尾」127位です。本線では「神尾」だけ、後はすべて井川線です。

 

                   ↑神尾集落へ下る山道の林の中から撮影しました

                 ↑神尾駅の全景です

 


大井川に沿って走る鉄道路線 1

2013年04月27日 | 大井川鉄道

たぬき村」の看板が出ている駅(1)      神 尾 駅

神尾駅に一歩踏み込んで、まず目につくものは、大小さまざまな「たぬき」の置物です。

信楽焼と注釈がついています。

この駅へは金谷町を出発して国道473号線を北上し、しばらく走ると、カーブが連続した山道となり、

「神尾」の標識に従って枝道を大井川の方角へ下ります。

途中、神尾集落を通り過ぎるとその先に、塩ビトタンと鉄骨で造った小屋のような待合室やホームが見えてきます。

断崖絶壁の山を切り開いて線路を敷いたような駅です。

牛山隆信氏の評価では、秘境駅ランキング127位に選ばれています。決して高い位置ではありませんが、

ここに佇めば、ゆったりとした時間が流れていく、こころ休まる場所であることには、間違いありません。

 

 

「たぬき」の置物が集合しているから、ここを「たぬき村」と名付けたのでしょうか。

 


春を告げる大井川流域 Ⅸ

2013年04月24日 | 大井川鉄道

春色ただよう温もりの駅(3)     抜 里 駅

ゆったりと時間が流れて行くような駅の風情です。

「サヨばあちゃんの休憩所」の意味は分かりませんが・・・・・・・・。

 

  

                     ↑駅の構内を通り抜け、線路を渡って農作業に行く農夫。