市街地に溶け込んでだLRV風な車体
200形の車体を更新した新型の2000形車両です。3両在籍しています。
所有車両は600形電車が一番多い
土佐電鉄の路面電車は、600形車両が一番多く、64両の内の約半数30両を占めています。
↑↓ 600形
観光の中心人物は坂本竜馬
竜馬を街中のPRだけではなく、観光の目玉としても使っている感じがします。
旅館は「竜馬の宿・ホテル○○」のネーミングで利用しています。
売店は「土佐処 竜馬」であり、店内の喫茶には「竜馬カプチーノ」のメニューがあり、レストランには「竜馬」や「おりょう」の名前が付けられています。
また部屋に入れば、「竜馬 おもしろクイズ」が置いてあり、25問中、20問正解すれば最優秀賞、20問正解すれば優秀賞が戴けるプレゼントが用意されています。
坂本竜馬の軌跡として誕生から暗殺されるまでの年表も用意されています。
さて土佐電鉄の路線は複雑です。
まず東から西に延びるごめん線(後免駅⇔はりまや橋)、いの線(はりまや橋⇔伊野駅)。そして北から南へ伸びる桟橋線(高知駅⇔はりやま橋⇔桟橋通り5丁目駅)。
名称の上では3路線に別れていますが、実際にはごめん線といの線は、はりまや橋を挟んで直線に繋がっていますから、利用上は桟橋線との2路線と考えられます。
車両は明治懐古調の7形車両から近代的な100形ハートラムまでの64両が在籍しています。
↑ 200形 左後方は600形
↑ 伊野駅行き 700形
今も漂う竜馬への思いがいっぱいの街
先週末、四国へ行ってきました。先ずは高知市です。
街中には竜馬の胸像や幟旗がいたるところに建てられていて、高知の人たちのその思いが強く感じられます。
ここには土佐電鉄の路面電車が走っています。地元の人が「どでん」と親しみを込めて呼んでいる明治37年に創立された路面電車です。
ごめん(後免)町駅⇔いの(伊野)駅間の22,1kmとこれに直角に交わる高知駅⇔筏橋通り5丁目駅間の3.2km。全長25.3kmが市民の足です。
両線は真ん中のはりまや橋交差点で直角にクロスしています。
↑ 200形電車
↑ 菱形の方向板「ごめん」は土佐電鉄のシンボル。
↑ はりまや橋交差点の十時クロス