湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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<銭湯日記>天神湯(京急蒲田) <人工>ブラックシリカ泉 露天風呂

2020年02月15日 | 東京温泉
京急蒲田駅は蒲田駅から1キロも海側に離れています。電車を通す計画があるほどです。そのさらに東側ですから、繁華街から逆側になりますのでさすがに海ののっぺりした雰囲気が漂い(羽田はまだ遠いですが)、海沿いで働く人の環境といった感じもあります。この銭湯もスペースをゆったり取り、ホテルの大浴場のようで、少し古びるも全く清潔に、機能的にできており、近隣の人や働く人の癒やしになっていることは想像に難くない。ここはJR蒲田駅より下流側の呑川が近くを流れ、橋の手前に北野天神があることから天神湯としたのでしょう。今は梅の季節で、規模は小さいですが上に勢いよく伸びた白梅紅梅にメジロがたくさんたかってました。わざわざ観光に来る人もいた。すごいなあ。













わざわざここまで来たのは「ブラックシリカ風呂」が目的。ビル銭湯ですが一階と三階が男女日替わりの浴場、二階がレストランを含む共用部で、たっぷり一階分を使う浴場はそれぞれ設備が違う。一階が室内露天(風通しのみの正方形8人規模の大露天風呂)と屋内大浴槽(バブル施設内包)および「ブラックシリカ風呂」になっています。ちなみに三階は岩風呂ふう露天風呂(一階の目隠しが要らないのでちゃんと露天風呂なんでしょうか)、ウォーキングバス、薬湯があるそうです。

北海道上ノ国町特産の黒鉛珪石のことをこう呼ぶそうで、ヒーリング効果があると界隈では有名のようです。ただそんなに希少でもなく個人入手も可能。ナウマンゾウが飲んで癒やしたという謎の説明書きもありましたが、よくよく読むと遠赤外線効果がある、つまり単純に「熱」のようです。3人くらい入れそうな浴槽に石かごが設けられ、ブラックシリカが積まれた鉄籠に白湯を通していますが、けっこうな高温なので、そこにさらに熱を加えているのかどうかはわかりません。ビリビリ痺れる感覚はありますけど、熱のせいだと思うので区別が付きません。覗いていると、湯を被って黒い石が岩牡蠣に見えてきました。今日は牡蠣料理を作るつもりでした。このあとついでに蒲田温泉に寄って、以前の記事の補完もしたんですが、蒲田温泉のラジウム人工泉も鉱石に湯を通す形になっていて、覗くと湯を被って黒いガリウム石が岩牡蠣に見えてきました。今日は牡蠣をたくさん買うことになりました。ラジウムは百年二百年はもつでしょうし、ブラックシリカは補充可能でしょうし、人工泉でも鉱石系は(効果はともかく)売りにはなるので、もっと増えてもいいんではないかなあと思います。多分諸事情あっての今なんでしょうけど。木曜休み。平日1400-、早く開きます。




:これは蒲田温泉。15分位歩いたとこです。






こんな広くてゆったりしたとこはスパ以外あまりないなー。寒ければ広い露天風呂最高だと思う。かなり空いていたのが長居するうち外国人も来て、次第に混んできたのも頼もしい。食堂が暗かったのはざんねん。

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