(目黒不動)
きのうの蒲田温泉ウォーキングの疲れが取れないばかりか体重がむしろ重くなったショックで、気がつくと歩いてました。リベンジ東京温泉。目黒の温泉、正確には冷泉の沸かしだそうです。
目黒通りへ向かいます。もちろん歩き。
今日のコースは背中を痛める前はジョギングコースだったので蒲田のような不安感はないです。
柿の木坂って勾配きついよね。電動自転車とはいえたくさんいるママさんがた、健脚だ。
ほとんどイオンの倉庫になってしまった碑文谷ダイエー跡。このちょっと先で左折すると鷹番。徳川将軍家の御鷹狩の鷹を世話していたところだったかな(うろおぼえ)
鷹番の商店街は学芸大学駅からの商店街につながっているようです。学芸大学駅から来たことがありません。オシャレと下町の混じった地域ですね。いまどき中古レコードやCDをダンボール箱のまま並べてるだけのレコード屋なんてきのうの蒲田でしか見たことありません。生活圏内では。ドトールで脱水症状に備えて、開店の午後三時を待つ。
きのうの蒲田温泉でだいたい東京温泉のサイズ感がわかったので、まちがいなくここが鷹番の湯だな。
午後三時開店ぴったりで既にけっこう人が入ってて、ほぼ常連さん。中は蒲田温泉より広くて設備は電気(驚くくらい強くて笑ってしまった、リハビリで電気マッサージやられるより力強い)と3種類のジェットバス、ほか。学生さんたちがレトロとか皮肉ってましたがイラストから古くても80年代、たぶん90年代に作ったんじゃないかな。風呂場以外はかなり新しい。蒲田温泉はレトロだけど、あれはあれで味がありますね。壁の穴に大ガマ小ガマがいたし。寝湯がかなり気持ちよかったんですが、ずーっと寝てて、いくら少し広いといえど人が詰まってくるとなんとなく居づらい。いったん髪と体洗って、まちがって全身冷水シャワーを浴びたのでまたジェットバスで温んで、出ました。立ち寄り湯の人も含めてわりとみんな早く出るので、もともとめまいになるから長湯しないわたしはさっさと出ました。
中にはどこにもなんにも温泉について書いてないし肌触りから井戸水の沸かしかな、と思ってましたが冒頭に書いたとおり紛れもなく無色透明のメタケイ酸等と。成分的には割と珍しいそうです。あとみんなソルトサウナ入って水風呂入って空が高すぎて壺湯みたいな露天風呂(故障とあるのにバンバン入ってる)入ってたのは、一見さん向けじゃなさげなので、やめました。
柔らかい湯ですが、めまい持ちは小さな座敷で休まないとだめでした。フルーツ牛乳を許可しました。
幸運にも天皇即位祝賀パレードを見られましたよ。
幸運にも天皇即位祝賀パレードを見られましたよ。
本格ウォーキング仕様の親子が湯への階段をすれ違っていきました。まあ、温泉があればそこを終点にするよね。総じてスーパー銭湯。手ぶら対応ですが、ほぼみんな持ってきてました。一式貸し出し250円なのでわざわざバスタオル持ってくるなら借りたほうがいい気が。銭湯ですので入湯料470円です。さて、帰ろ。体重なぜか昨日の湯上がりより減ってるし。
この片道だと4キロなんですよね。ウォーキングとしては距離が足りない。蒲田温泉は8キロ以上あった。往復してもいいが、慣れた道の単なる往復はウォーキングだとつまらない。あと意外とあとからじんわり温まってきたので、この温泉感を失うのはもったいない。
武蔵小山まで歩くことに。途中、一般住宅仕様のお寺。
その裏にこんな蛇みたいな道があります。ブラタモリ案件。今でも豊富な湧水を取り込んだ暗渠なんですが、羅漢寺川といいます。
武蔵小山まで歩くことに。途中、一般住宅仕様のお寺。
その裏にこんな蛇みたいな道があります。ブラタモリ案件。今でも豊富な湧水を取り込んだ暗渠なんですが、羅漢寺川といいます。
ちらと上に、セレブと下町の入り混じった町てきなことを書きましたが、ほんとの下町は蒲田のようなところで、ここは温かみがあるわけでもなく、下町というより、昔の田舎なんですね。目黒のこのへんのおおくの平地は戦前まで田畑ののっぺりと覆い尽くした土地だったと聞きました。それがそのまま比較的階数の低い建物ののっぺりと覆い尽くした宅地になってるとこが割と多い(なんか規制とかあるのかしらん)。幹線沿いはまるで中目黒のようにしゃれおつですが、横に入ると庶民的な商店街がある。
もともと農地ということでいくと水は不可欠で、目黒はもともと水の多い土地ではあるんですが、基本は目黒川の支流や池に水源を頼る。というわけで崖下を巡ったりくねくねしている支流、羅漢寺川も用水だったんでしょう。羅漢寺とは五百羅漢寺のことだとすると、移転してきたお寺ですので、その横の大寺、目黒不動の名をとって不動川、が古い名前だったのではないかとおもいました。目黒不動の滝、池もまた湧水ですね。羅漢寺川は東京オリンピックで地下に眠りましたとさ。
目黒競馬場跡も近いです(早くに無くなっているので今は道のカーブとバス停や土地の名前だけ)。
さっさと歩いて武蔵小山。おしまい。
※背痛には今のところですがかなり効いたようです。時間をかけたのも良かったのかも。湯治は急いじゃだめなんだ。
今回のウォーキングコース。Google Mapの埋め込みができないのでやむなくキャプ。起点は目安です。終点の武蔵小山はGoogle Mapの機能上、コースをつなげれてません。あと地図にも載っていないので「小山台高」を目安にどうぞ。この通りに歩いたわけではありません。実際の距離はもう少し長くなっています。