湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴス幻想曲

2006年04月19日 | ヴォーン・ウィリアムズ
○アンソニー・コリンズ指揮新交響弦楽合奏団(LONDON)LP

ストレートな演奏だがこの曲で何かしようとするのが無理なわけで、力強く聞ける。○。
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ヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲

2006年04月19日 | ヴォーン・ウィリアムズ
○アンソニー・コリンズ指揮新交響弦楽合奏団(LONDON)LP

あのダイナミックなシベリウスでモノラル時代に名をはせたコリンズによるお国モノ。予想どおりダイナミックにロマンティックで痛切な憂いを秘めた演奏だ。余りに起伏が感情的に感じるかもしれないがコントロールも厳しく雄渾に行き届いたものでけしてメロメロにはならない。ちょっと表現が性急で強すぎる感もあるが、ボールトやバルビにはないいい意味でのニュートラルさはあり、胃にもたれない程度の聞き易さは音楽を純粋に音だけで楽しめる。うねるように力強い旋律から溢れ出す詠嘆は何とも言えない号泣の叫びである。また力強いのはいいがヴァイオリンなどやや「若い」。だから少し割り引いて○にしておいたがモノラル末期の凝縮力が芸風にうまく嵌まった熱演といえるだろう。

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