湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

前回更新以来の銭湯…

2021年08月31日 | 東京温泉
コロナ下です。関東は仕事以外で出歩くべきではないというのと、個人的な問題もあり外出が難しかったのでしばらくあいてしまいました。最近、テレビでもサウナ番組花盛りです。サ道(半分ドラマ)はとうとう神戸まで足を伸ばしました。今日は気分が晴れず近所の銭湯も休みで、もう全部ほったらかして川崎にきまして、丸子温泉。

黒湯のぬる湯(でも熱い)につかり、少し薄くなったかなとおもいつつ芯までひびきました。ここはサウナはないですが昔ながらの熱めの湯で、白湯はいくぶんぬるいですが混みます。なんと学生らしきのが集団で大声をあげていて、黙浴もなにもなく、外でも続きの学生が並んでいるという悪条件でしたが、こちらには来ない。熱い黒湯は敬遠される模様。

やっぱり外の湯は気分を切り替えられます。新丸子駅構内のタリーズで休むのでした。



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たまの温泉銭湯〜3回目のSPA&HOTEL和(なごみ)(黒湯)〜これにてしばらくお休み

2021年07月26日 | 東京温泉
このブログの温泉銭湯シリーズはこの都会派スパから始まっています。掲載は前後していますが、年に一回訪問するペースで、3年目。例の新型コロナ渦にオリンピックや夏休み混雑もあって、いよいよ人の密な場所へ行くのははばかられるようになってきました。折しも近所のネタ切れでもあり、とりあえずここに原点の蒲田温泉郷きっての濃厚黒湯を書いて、また何かの拍子に新規のところにお邪魔することがあれば、そのときに書くかどうか考えます。早く去ってほしいですね、コロナ。

なごみという名前のスーパー銭湯は関東にいくつかありますが、ここは独立系でしょうか。JR蒲田駅前に黒湯は湧くらしく、最近まで何軒も温泉銭湯や温泉ホテルがありました。今も2軒ほどありますが、どちらも成分が濃い。しかしここは特に濃いです。少し歩いた先の女塚温泉も濃いので、良質の地下泉が存在するのでしょう。ほぼ駅前で、宿泊施設を持ち、食事処もそなえ、正直広くはないのですが大浴場と風通し露天風呂、清潔なサウナと源泉の水風呂(屋内の黒湯温泉も源泉かけ流し)を備え持つここは、通常二千円を超えて時間制限もあるにも関わらず、人気なのです。平日昼は浴室はさすがに空きますが、狭いとはいえ休憩室はわりと詰まってます。岩盤浴やあかすりなど有料サービスがあれこれあり、遠くから出張で来たなら活用して疲れを癒やせ、羽田空港までは高速バスでもいけますので、出張者が多い印象です。繁華街のど真ん中なので、遊んだあとは温泉で疲れを癒やすことができる。スーパーホテルなんかもできてますが、駅近では負けないでしょう。少し前まで駅チカに温泉ホテルがあり立ち寄りもできたのですが、時代でしょうか、スパが残りました。驚いたのですが創業15年だそうで、言われて確かに休憩室のリクライニングシートのテレビが今年も壊れて点かないとかありはしたものの、綺麗な施設です。人がいないわりにガツンと熱くなってゆくサウナもアロマが気持ちよかった。

まあ、大田区の繁華街なので、新宿歌舞伎町のテルマー湯とは比ぶべくもない規模、サービスなので、高級スパにスレた人には泉質以外はオススメはしません。。
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たまの一般銭湯〜斎藤湯(炭酸泉、シルク湯)日暮里

2021年07月22日 | 東京温泉
上野に用事があり谷中まで来た。日暮里に降りるところに小さい銭湯あったな、と思ったら見事にアパートになっていた。そういえば、いつの話だったろう。JR日暮里駅の線路を高架で渡り、下に降りて少し歩く。5年前くらい、古い銭湯がリニューアルしていたはずだ。鶯谷と西日暮里のあいだのちょっとエアポケット感もあるエリア。



周囲の建物が密集してなくて、ちょこんとしている感もある。入り口もひっそりだが綺麗。上り口もフロント形式で、家族総出で客の応対から何からやっているふう。このへん客層が荒い可能性があるな、と思っていたがこれだけ店側が丁寧なら安心。東京もついに銭湯代値上げなんだなあ、とポスターを見る。コロナ対応でビニールだらけのフロントも写真だとシックな色目のバーカウンターのようになり、その前でくつろぐこともできるようだ。

男女入口は並んでいて色で間違えることはない。多分相似形だろう。脱衣場は昔ながらの一般銭湯サイズ。しっかりした百円ロッカーだが、自販機に戻った百円きっかりで買える缶ジュースがあるのは◎。

中は構造が立体的で驚く。スペックを書くならサウナなしの水風呂、熱風呂、各種機能風呂、高濃度炭酸泉(清潔でにおいしないが3人ゆったり入ると4人目は入れない)、半露天シルク風呂(仕方ないのだが一階ゆえ完全に周囲と空を竹で覆い尽くしており暗い、大石や椅子で涼めるせいか人がわりといるので、暗いと、、、ちな浴室の窓も外はミニ和式庭園風だが竹で覆い尽くされている)、洗い場はスーパー銭湯並みの性能で特にブース式が3つある、シャワー2ブース(巨大なヘッドが頭上に)シャンプー等は共用として一組あり。6年経ってるとは思えない綺麗さで、匂い関係は夕方の段階では一切無かった。やや混むかな、というのは炭酸泉だが、回転は早い。サウナがないことで回転が上がっていると思う。地元感が強いが黙湯を皆よく守る。

全部軟水ということを知らなくて、泡立たないとか体に汚れが残る気がするとか思っていた。強い軟水ではないと思う。



綺麗で実用的な銭湯でした。立体的な印象もあって浴室は広いです。日暮里近辺は知る限り2つ銭湯があるが、今後どうなんだろう。

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大江戸温泉物語お台場(創業地)閉店

2021年06月23日 | 東京温泉
もともと決まっていたことのようで、豊洲市場のほうに新たに作るとか作らないとかいう話もそういえばあったように思いますが…お台場はすでに他にもスパ施設できちゃいましたね…でもここは足湯ゾーンやステージなど広々とした施設で多くの人の働き場所にもなっていた。残念ですね。


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たまの温泉銭湯〜RAKU SPA鶴見(人工硫化物泉、人工炭酸泉、シルク湯、薬湯、多種岩盤浴)

2021年06月15日 | 東京温泉
人気の施設ですね。広大な建物の外見は圧倒されますが、入浴施設は露天含め他のチェーン系スーパー銭湯と比べ広大でもなく、岩盤浴・休憩階及び食堂などの共用部がものすごく広いのが特徴的です。鶴見のスパ(スーパー銭湯)ということになるのでしょうが、鶴見川沿いの大型商業施設に接した良い立地なものの、徒歩の最寄り駅は尻手です。車の多く通る1.3キロを歩くよりは無料送迎バスを使ったほうがいいです。川崎、鶴見、武蔵小杉駅のそれぞれ、一時間一本くらいなのでしっかり調べていくといいです。

やや高めかな、という外税料金ですが館内着とタオル大小が基本セットです。さらに岩盤浴の説明をされます、岩盤浴も基本セットです。正直サウナより岩盤浴目当てなのかな、という人のほうが多い。サウナは浴室に中くらいのがしっかりありますが、物凄く熱くてトビラに触っただけで火傷しそうでした。自動ロウリュまで待てなかった。好きな人は好きなんだろう。水風呂は人工炭酸泉です。表示温度より冷たく感じました。かけ水は別にあり。

サウナ嫌いなのにこの短時間の高温で整わざるを得ませんでしたが、他の湯も熱すぎはしませんが、常時ぬる湯はなく、夏だけは人工炭酸泉はぬる湯にしますと書いてありますが、他のスパよりもしっかり温度がある感じがします。それゆえか湯に入るより椅子で身体を冷ます人が多い。昼間の露天は確かに川風が気持ちいいんですが、屋根や目隠しのため空がそこまで見えないのでちょっと飽きました。

かなり色々詰め込んでいる施設で、露天の端には長円形の陶器の一人風呂桶が並んでおり、その上に2つ壁掛けテレビがあります。テレビの音は小さく画面も昼は見えませんので邪魔ではないです。陶器の風呂桶はそれぞれ設定温度が違うのがポイントで、選んで入れます。個人的には壺湯の類は尻からハマり足を出すのが落ち着くので、足もつかれる大きさだと自宅風呂と変わらないなあというのはありました。桶の外にも湯がたまる構造で、端っこがそのまま足湯ゾーンとなっています。逆サイドに寝湯や座り湯がありますが、ちょっと湯が深いかな。正面に大きな舟盛りのような飾りがあって、その船の中がシルク湯です。広いのでゆったりしますが、シルク自体はあまり濃くはないようです。何と言ってもこのスパの大きなポイントは人工硫化物泉(弱酸性)です。露天の手前大部分を占める岩風呂ですが、白濁し硫黄臭を漂わせています。銭湯で「草津の湯」という薬湯に出くわすことがあり、あれはようは湯の花だと思うのですが、こちらはただ溶かしただけでは無いらしく硫化物泉の再現度か素晴らしいです。温泉はやはりこれだよ!あがっても肌から硫黄臭がするのはいいですね。首都圏で都心から1時間内の範囲で、硫黄臭まで伴う硫化物泉は多分無いと思います(箱根ですら場所による)。塩化物泉も黒湯もいいですが、温泉気分は岩風呂に硫黄臭、熱気が芯に届く。ぬるくはないので長く入るとのぼせますけど、これでちょっと鉄分があれば…(それはぜいたくか)。

屋内は炭酸泉のほか(高濃度とは書いてませんでした)変わり湯(薬湯)があり、わりと広いです。洗い場やシャワーは邪魔にならないような配置で、かけ湯から屋内屋外に分かれる手水ゾーンなど、ゆったり空間を使っています。脱衣場は洗面部含め広くはないですが狭くもない。浴室はこんなかんじです。



このスパ階の下は食堂休憩階、上は岩盤浴休憩階です。岩盤浴は館内着のまま入ります。男女混合です。だいたい熱くなる床か小石の上に寝ます。下に敷くタオルは岩盤浴室前にたくさん積んでありますので、自分でとって、好きな部屋に入ります。見た目重視の部屋、休憩を兼ねた部屋、ゴリゴリ岩盤浴の部屋があり、ゴリゴリの部屋は鉱石と岩塩、人気がありますので混むことがあります。鉱石のが熱いです。マスク着用越したことはないですが、サウナに近い設備なので体調に影響します。入ってタオルを敷いて寝たら外してもいいでしょう。あと岩盤浴前に水分補給を忘れずに。サウナより低温なので長く入りすぎる可能性もあります(決まりでは一箇所15分まで)。見た目重視の部屋は鏡張りだったり宝石が散りばめられていたり。写真撮影可能だったりします(ゴリゴリは不可)。休憩的な部屋は温度が高くなく、時間になったら天井にプラネタリウム映像が照射されたり、アロマと瞑想など。ロウリュをやる部屋もあったようです。汗をかくので、岩盤浴を先にやってから休憩して冷ましてのち、浴室へ向かうのが合理的。個室を借りたり他にも色々サービスはあるようです。天井高く広々とした施設なので岩盤浴の部屋の前も広い寝ゾーンとなり、リクライニングチェアのかわりのようなものが床に並んでいます。喫煙ベランダは快適で気持ちよさそうです。



ここまで書いてきて、とにかくけっこう時間がつぶせます。来る人も時間を楽しんでいるのがわかります。ちょっと休日の状況が読めませんが、空いてれば半日くらいいても楽しいでしょう。食堂階は別に食事をせずとも休めるのは他のスーパー銭湯と同じ。ここは漫画を大量に置いていてマンガ喫茶的な利用もできるのだそうです。

極楽湯チェーンのしっかりしたポリシーのもと、差別化をはかった施設は平日昼間であれだけ学生を呼べているので、コロナ下でもやり過ごせているのではないでしょうか。コロナが過ぎればお酒も楽しめそうです。いや、とにかく硫化物泉というとこがいいです。
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