珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

福岡雑感

2005-07-31 20:42:12 | 雑記
博多から戻ってきました。今回の九州行きに際してずっと雨が気になっていましたが、幸いにも
土曜の深夜に降ってきただけ。仕事およびサッカー観戦には何の影響もなかったことに感謝したい。
博多の森を中心に、観戦記で記せなかったことをまとめます。ほとんどのことは地元の人に
とっては当たり前でしょうが、そのあたりはご勘弁を。

・みのさんにオススメいただきましたが、博多の森の屋台の充実はお見事。串焼き、焼き鳥、
さつま揚げ類、さらには冷やしラーメンまで博多の名物であろう食べ物が勢ぞろい。僕は普段、
スタジアムであまり食べ物を食べないのですが、今回はさすがに食べずにはいられなかった(笑)。
試合前に豚バラ串、ハーフタイムに鶏を食します。なお、この鶏はスーパーでよく売られている、
根元をチキンホイルでくるみ、かぶりつくような感じのもの。スタジアムでこれを食べたのは
初めてです。さすがは食の街九州・博多。

・観戦記でも触れたとおり、福岡空港駅からスタジアムまでの間に「がんばれアビスパ」という
幟が連なっている。これはいいですね。「エルゴラ」でもこの話題が取り上げられていましたが、
目の当たりにするとやはり気分が一層盛り上がりますね。

・相手が遠隔地の湘南ということもあり、観客数10,613人のうち、10,000人以上が福岡を
応援していたでしょう。こういう姿が実は本来のホーム&アウェーなのかな、なんて思ったり。

・僕のすぐ後ろに座っていたご年配の方が「J1に上がったら、もっと有名なチームが来るよ」
てなことをおっしゃってました。確かにJ2・4年目は長いだろう(笑)。

・古賀誠史を生で久々に見ましたが、彼の左足はまだまだ錆び付いていないですね。
「日本のロベルト・カルロス」の異名は本来彼のものであるはずだったのに。

・福岡のサポーターは本当に、アルゼンチンスタイルを徹底していますね。ディエゴの似顔絵の
バナーがあるのは知っていましたが、それとペアを組むような感じで美人女性の
似顔絵バナーも飾られていたのは楽しかった(笑)。写真をとろうと思っていたのですが…。

(追記)・ホベルトは本当に、福岡の核となる選手。彼の献身的かつ闘志溢れるボランチとしての
働きが、チーム全体をどれだけ引き締めていたことか。キャプテンマークが似合いますな。

改めて言うまでもなく、博多の森は素晴らしいスタジアム。この舞台でJ1の試合が行われても
そろそろいい頃でしょう。
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J2・23節福岡-湘南

2005-07-31 01:41:36 | サッカー
最近のエントリーで記してきたとおり、30日・土曜は今回の九州への旅のメインイベントである
福岡-湘南戦を観戦してきました。会社の出張の日程が重なったおかげでのサッカー観戦を
メインイベントとは厚かましいというツッコミは却下いたします(笑)。

J2は全44節という極めて過酷なリーグ。そのため、23節でまだ折り返し地点なんですね。
世界的に見てもこんな厳しいリーグはそうそうない。そんなことを思いながらスタジアム入り。
博多の森に向かう道すがらに「がんばれアビスパ福岡」なんて幟が連なっているのに感心
しながらスタジアムに到着します。

22節までで福岡は勝ち点36の2位、一方湘南は勝ち点29。つまりこの試合は湘南にとっても
非常に重要な試合だったでしょう。勝てば2位グループと勝ち点4差、しかし敗れれば10差に
まで開いてしまう。そのあたりが影響したのか、キックオフからしばらくはアウェーの湘南が
むしろボール支配を高めます。加藤望を中心とした右サイドからの崩しが何度か見られ、
可能性を感じさせる展開をキックオフ直後は見せていました。しかし10分になるかならないかの
頃から福岡が徐々に攻勢を強め、福岡ペースとなっていきます。ただ有光・田中の2トップがもう一つ
決め手に欠け、ゴールを奪えない。結局のところ、前半の福岡で最も可能性を感じさせたのは、
2トップが空けたスペースに2列目から飛び込んでくるグラウシオの動きという印象を僕は受けました。
一方湘南はFW柿本が福岡のDFに脅威を与えてはいましたが、彼の最後のフィニッシュは精度を欠き、
こちらもゴールは奪えない。また福岡はCBの千代半田が何度かハンパな横パスを見せ、
それを奪われてピンチを招くというケースがありました。もっとも福岡の最終ラインは前半は
中途半端なクリアボールを拾われるなど、千代半田一人の責任ではなく、はっきりしないプレーが
全体に目についたとはいえるでしょう。前半は0-0で終了します。

後半福岡はポジションの修正を行います。前半は2列目の位置にいたグラウシオをトップに置き、
トップだった田中を2列目の右サイドに置くというスタイルに。よりゴールに近い場所でグラウシオに
ボールを持たせたいという意図なのだと推測しますが、確かにグラウシオがボールに触れる機会は
多くなりました。

しかし決定的な場面はまず湘南に訪れます。54分頃、右からのクロスに福岡のDFが完全に
かぶってしまい、湘南34番の梅田がフリーでシュート、ただこれがポストを叩き、福岡は命拾い。
これが決まっていれば、ゲーム展開はまったく異なったものになっていたでしょう。その直後の
56分頃、今度はグラウシオが右サイド深くに切り込み、ゴール前にマイナスのクロスを送ります。
そこには有光が詰めていて「撃て」とスタジアム全体が思った瞬間これをスルー、それを
湘南DFがクリアします。あれは撃ってほしかった。例え外れようとも、撃たないで
チャンスを逃すよりはマシでしょうから。その直後の58分に有光は交代を命じられますが、
まあ仕方ないかなという印象。0-0でゴールがどうしても欲しい場面でFWがベンチに下げられる
ことを悔しいと思ってほしいものです。

福岡が点を取るのはどんな形かなと思っていましたが、それはセットプレーでした。
55分から出場した古賀誠史の低い弾道のFKに田中が飛び込んでのヘッドがゴールネットを
揺らします。このゴールは福岡に勢いを与え、その後も福岡がボールを支配します。そして76分、
グラウシオがグラウンダーのパスに対しうまく相手DFと入れ替わりGKと1対1、そこで冷静に
ボールを浮かしてゴールに流し込み2-0。このゴールで福岡の勝利がほぼ決定されます。

その後福岡は何事もなく試合を終わらせることに成功、2-0で福岡勝利となりました。
10,613人と1万人を超す観客の声援の中での福岡の勝利は正当な結果でしょう。湘南はこれで、
2位福岡との勝ち点差が10に開いてしまい、厳しい状況に。1つ言わせてもらうなら、
今日の湘南は高田保則がサブにも入っていないのは不可解でした。試合後湘南のサポーターに
「ヤスはどうしたのか」と聞いたところ、少なくともケガではないとのことで、一層意味不明のベンチ外。
湘南サポーター氏曰く「上位チーム相手のアウェー戦ということで、守備的な戦術を採用した
結果のヤスのベンチ外ではないか」とのことでしたが、ヤスを評価している僕にとっては
残念なことでした。

まずは試合の速報まで。雑感はまた別に記します。ちなみにこのエントリーは天神のネットカフェ
にて収録(笑)。
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福岡での一夜

2005-07-29 20:31:51 | 雑記
今日は福岡におります。1週間の仕事を終え、何とか一息つける金曜の夜。ああ、この時間は
世界で最も幸せな時間かもしれない(笑)。

下のエントリーで記した島原で一夜を過ごし、朝一番の熊本行き高速フェリーで熊本に移動、
そこで一軒取引先を訪問したあと、バスで博多に移動、博多で取引先を2件訪問して一件落着と
なったところです。熊本から博多への移動にバスを使ったのは、バスが電車より安いから。
しかし会社には電車移動と報告します。何故かは追求しないように(笑)。

今回の九州出張で感じたのは、九州全域が博多を常に見ているな、ということ。
昨日お世話になった島原の方も語っておられましたが、「博多が九州の首都」という雰囲気は
濃密に感じられました。わずか2日の滞在でそう思わせるのだから、九州における博多の吸引力は
凄いなと。そして博多が九州の顔になっていない希少な例が、大分1部、福岡2部という
Jの世界ではないかとも感じる今日この頃…(笑)。

このエントリーは天神のネットカフェで収録中ですが、天神をブラブラ歩いていると、
あの伝説のライブハウスである「照和」を発見。裏道の知る人ぞ知る場所にあると勝手に
イメージしていましたが、繁華街のど真ん中にあることに軽い驚き。ただその後入った
一杯飲み屋で店のおかみさんや隣り合わせたお客さんに照和の話をすると「昔はあのあたりは
知る人ぞ知る場所だったんだよ。今はすっかり開けたけど」とのお話を聞く。このような
現地の人のその場ならではの話が聞けるのも、旅行の楽しさですね。

明日はいよいよ、今回の遠出のメインイベントである(笑)、福岡-湘南戦。久々の
博多の森が楽しみでございます。
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島原の夜

2005-07-29 00:51:35 | サッカー
今、長崎県の島原半島にいる。国見の地元でもあり、雲仙普賢岳のお膝元でもある島原。
やはり雲仙普賢岳のことは無視できないし、僕を案内して下さった取引先の方も噴火の被害を
後世に残す意味で設立された記念館に連れていって下さった。そこで見る災害の記録は
本当に生々しいもので、これを見ただけでも来た甲斐はあった。改めて犠牲に遭われた方に
哀悼の意を表したい…。
ところで、仕事はって?それは言わないでいただきたい(笑)。取引先の方に商談終了後、
島原のおいしい居酒屋に連れて行ってもらえたのだから、少なくとも悪い結果では
なかったと思っている次第だ(笑)。

島原半島は長崎県に属するが、地理的に見て島原はむしろ熊本に近く、島原-熊本間を
30分ほどで結ぶ高速フェリーが日に最低6-7往復しているほど。取引先の方にお聞きしたが、
「熊本県島原市」という言い回しがされるほどだそうで、文化的には熊本の影響が非常に
強いようだ。

ここからようやくサッカーの話に入るが(笑)、僕を案内して下さった方が「熊本のサッカーチームは
今無敗のようですね」と語っておられた。これはもちろん、僕がサッカーの話を振った
ためだが(笑)、サッカーにまったく関心がないレベルの方でも、とりあえずロッソ熊本の存在
自体はご存知のようで、一安心。また連れて行っていただいた島原の居酒屋には
Vファーレン長崎のポスターが張ってあったりして、その意味でも楽しくお酒を飲めた
ことをご報告しておきたい(笑)。

普段と違う「である」調の文章だが、今日はご勘弁願いたい。
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Jの人材流動

2005-07-27 16:52:33 | サッカー
当ブログでも先日触れたカズや、俊哉に代表されるJクラブ間での選手の移籍がますます
活発化しています。大物選手の移籍は多くの注目を集めるものですが、それ以外にも地味ながら
大きな意味を持つ移籍が多数出ています。J1・J2の2部制がスタートして今年で7シーズン目を
迎えましたが、これほどまでに人材の流動性が軌道に乗るとは、当初は思っていませんでした。
J2でいい活躍をした選手がJ1クラブに引き上げられたり、J1で出場機会に恵まれない選手が
J2で活躍の場を得たり。また水戸から札幌に移籍したデルリスのように、J2同士でも選手が
動くケースは多くなっています。福岡から鳥栖に動いた宮原のような例もありますし。
さらに加えて言うなら、J1同士での移籍も当然ありますね。

この人材流動の活発化は、もちろん歓迎すべき動きです。選手の入れ替わりで新たな
ものが吹き込まれることによる活性化、それまで埋もれていた選手が適切な場を得て力を発揮
できることによる人材の無駄使いの防止などがあるわけですから。特に人材の無駄使いの
防止の意義は大きい。サッカー選手が一線でプレーできる期間は短いのですから、
一瞬たりとも無駄に出来る時間はないし、能力を持った選手が使われないまま埋もれていくのは
日本サッカー界にとっても大きな損失ですので。

先日行われた名古屋‐磐田は、選手移籍の観点から見ても非常に面白いものでした。
俊哉は言うに及ばずですが、名古屋の最終ラインの増川は福岡から引き上げられた選手ですし、
中谷もクラブを渡り歩いている。一方磐田はいうまでもなく大型補強したシーズン。
シーズン当初は全くフィットしていなかった村井がようやく馴染んできたのかな、と
思わせるプレーを見せていたのが印象に残りました。村井が見せたサイドからの崩しや、
名古屋の先制ゴールに結びついた俊哉の見事なパスのように、新たな人材が新たな創造性を
クラブに提供することの意義は大きいなと。ただあまりにも選手を変えすぎると混乱を招く危険もある。
そこのサジ加減がチーム作りのうえで難しいところであり、僕らサッカーファンからすれば
楽しい点でもありますが。

ただ移籍奨励の一方で、そのクラブの顔として長年同じクラブに在籍する選手にも
多くの敬意がはらわれて然るべきでしょう。ゴンやモリシ、澤登のような選手。今後はこのような
選手は少なくなっていくでしょうけれど。

あと何年かすれば現在海外でプレーする選手が日本に戻ってくるでしょう。そのような
移籍も当たり前になれば、ますます日本のサッカーも深みを増していくのでしょう。
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今週末も遠出

2005-07-25 22:26:02 | サッカー
当ブログで記してきたとおり、2週連続で週末は遠出してきましたが、今週末も遠出する
ことになりました。今週の行き先は福岡。これは本日月曜の朝まで全く考えていなかったの
ですが、仕事の都合で急遽木曜から熊本に出張することになりました。金曜の午前中まで
熊本で過ごした後、午後からは博多に入り取引先を訪問というスケジュール。それを
上司と話していたところ「土曜日はサッカーを見てきていいよ」との言葉をもらい、じゃあ
週末も福岡で過ごそうかと。日頃のサッカー話がこんなところで大きな果実を生みました(笑)。

都合のいいことに30日・土曜は博多の森で福岡‐湘南戦があり、加えてJ1は中断期間。
つまり心置きなく福岡でサッカー観戦を楽しめるわけです。会社のお金でサッカー観戦を
楽しめる。たまにはこんな幸運があってもいいよね!(笑)。

実は博多は今年3回目の訪問です。ただサッカー関係ではナビスコの大分戦観戦時に
福岡を基点にして動いただけで、福岡でのサッカー観戦となると2000年7月15日の
福岡‐京都戦以来5年ぶり。ちなみにこの時のこのカードはJ1での戦いで(笑)、
福岡の監督はアルゼンチンの武闘派、一方京都にはカズ、朴、遠藤がおり、
さらに背番号16番をつけた黒部が途中出場しています。なぜこの試合を見に行ったかというと、
当時の博多の森は毎試合多くの観客を集め熱気に溢れていたので、一度その様子を
見ておきたいと思ったためでした。僕にとって久しぶりとなる博多の森は、非常に楽しみです。

なお、もしも福岡近辺で当ブログをご覧いただいている方がおられましたら、この
エントリーにコメントをいただけませんでしょうか。観戦をご一緒させてもらえるならば、
大変ありがたいもので。また試合後の屋台での一杯も(笑)。
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TV局の姿勢

2005-07-24 21:47:13 | 雑記
昨日の地震の余波を僕も受けたことは、1つ下のエントリーで記したとおりです。東京駅でタクシーを
待つ間、その行列に無造作にカメラを当て、マイクを向けてインタビューを取っている局がいました。
そのTVクルーがたまたま僕の前にいた母子3人連れにインタビューを取り出したのですが、
非常に気になる行動がありました。そのクルーは日本テレビを名乗っていましたが、お母さんに対し
「日本テレビの~(番組名)ですが」と語っただけで、インタビューがOKかどうかの確認を取りもせず、
いきなりカメラを向けインタビューを始めました。前で何組かのインタビューを取っていたため、
TVの取材だということは分かりますが、なぜインタビューOKかどうかの確認さえしないのか。
インタビューに応じてもらえるとなぜ勝手に決め付け、勝手にカメラを回すのか。

インタビュー終了後、どうしても気になったためクルーに僕が質問します。
「インタビューOKだという確認を取ったのか。日本テレビの~ですというだけで、なぜいきなり
カメラを回しだすのか」と。それに対しクルーは「確認を取りました、放送がまずければカットします」と
僕に対して言います。「それは僕じゃなく、マイクを向けた人に言いなさい」と質すと「言いました」と
デタラメな言葉を吐く。インタビューを受けたお母さんが大人の対応をとったため、僕もその場では
それ以上の追求はしませんでした。しかし後でお母さんに確認すると、「インタビューOKかどうかは
聞かれていない、放送がまずければカットするとの言葉もなし」とのこと。つまりこのTVクルーは
僕の追求から逃れるため、全くの嘘を並べ立てたということですね。不愉快極まりない無責任な行動。
TVの報道というものは、このようにして作られるのだなと、改めて感じさせられました。

TV局の人間はおそらく「我々はTV局だ」といえばそれで全てが通る、それ以上の説明など必要ない、
取材に応じられないなどとぬかす人間は許さない。とでも思っているのでしょう。日常生活で他人に
何がしかの協力を求める際、何の説明もなく、名前を名乗るだけで全てが通るなどとは、彼らもさすがに
思っていないはず。それがTVカメラを回すと、そのような感覚が一切消え、協力するのが当たり前と
なるのは何故なのだろう。

一言で言えば、それがTV局というものなのでしょうね。むしろ人の気持ちに配慮し、有無を言わせず
インタビュー対象者をカメラの前に立たせるのはやめようなどという考えを持ったなら、
「バカヤロウ、お前それでもTVマンか!お前の仕事は1人でも多くインタビュー取ってくる事だ。
余計な気配りなんかしている場合か!」と怒鳴りつけられる。それがTV業界の常識なんでしょうね。
もちろんこれは、一般社会では非常識なのですが、TV業界では常識だと。

仕事を離れたプライベートな場でいきなりTVカメラを回され、何の説明もなくインタビューに応えろと
要求された際、彼らはTV業界では当然のこととして、それを受け入れるのでしょうか。
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東京‐神戸、67分から観戦

2005-07-24 02:00:36 | サッカー
1つ下のエントリーで、東京の試合に間にあうように帰ると書きました。確かに、計算では間にあうか、
遅くとも前半10分頃までにはスタジアム入りできるはずだったのです。しかし…。

ご承知のとおり、23日・土曜には関東で大きな地震がありました。その余波を受け、JRがほぼ完全に
止まり、さらに代替に使えると思っていた地下鉄もストップ、仙台から帰ってきた東京駅で僕は
足止めを食らってしまいました。その顛末を記しましょう。

僕が関東で地震の第一報を聞いたのは、東京に向かう東北新幹線の車中でした。時間は17時ちょっと
過ぎぐらいだったでしょうか。当初はJRがほぼ止まっているという情報のみだったので、東京メトロは
動いているのかなと思い、東京駅から東西線に乗り換え、飯田橋からタクシーを使えばいいかと
考えていました。東北新幹線は上野で若干止まったものの、東京駅までほぼスムーズに流れ、上野で
ストップした5分程度の遅れで済みました。ただ、東北新幹線の乗換え口で駅員に状況を尋ねると、
どうもマズイ。JRに加え、東京メトロも全線ストップとのこと。これで代替ルートも断たれます。

仕方なく東京駅からタクシーを使うかと思い、丸の内北口のタクシー乗り場に向かう途中、東京の
ユニフォームを着た方を見かけます。その時点では僕は試合が予定通りか時間変更があるのかも
全く知らなかったため、その方に話しかけ情報を得ようとしましたが、彼も足止めを食らい
困ったな状態。そこで彼と話し合い、タクシー相乗りで国立に向かいましょうということで
意見の一致を見ます。

彼(以下サポ氏)からタクシーも凄い列ですよとは聞いていましたが、確かに超・長蛇の列。
丸の内北口からの列の最後尾に並んだ僕らの位置は、もう丸の内南口にほど近いところ。その後も
列は延びていましたから、ピーク時は東京中央郵便局あたりまで列が伸びていたのでは
ないでしょうか。また列に並ぶ途中で神戸の旧ユニフォームを着た方とも遭遇、彼にも同様に
試合時間等を尋ねますが、やはり情報がないとのこと。一方彼からも電車の状況を質問され
ましたが、タクシーで向かうのがベストではないかと答えます。まあ僕らは地元だし、
他にも東京の試合がありますからまだマシですが、神戸から1年に1度の東京相手のアウェー戦を
見に来て、この混乱は可哀想だなと感じました。

列並びの間、サポ氏には先週の山形の試合でのマッチデイを見てもらったり、星や迫井は山形に
いましたね、なんて話をします。またサポ氏から東京をいつから応援されてますかと聞かれ、
95年からですと答えて驚かれてみたり(笑)。なお、この95年の僕が初めて見た東京の試合に
ついては、後日別にエントリーを立てます(笑)。

キックオフの時間を知ろうと思い、何名かの方に携帯を入れさせてもらったのですが、結局こちら
の方から30分遅れの19時キックオフとの情報を得ます。しかし国立の情報を万博の大阪ダービーに
向かう途中の方からもらうのは、考えてみれば面白い話です(笑)。

1時間もあればタクシーに乗れるだろうと考えていましたが、結局タクシーに乗車できたのは
並び出しから1時間半以上経過してのこと。20時前後ぐらいだったでしょうか。そこから国立に
向かってもらいますが、電車が動かないためか道が混んでいることもあり少々時間がかかったようで、
スタジアム入りは試合時間で60分ぐらいというところ。ただタクシーが止まったのが代々木門で、
僕の席のバックスタンド側とはちょうど正反対だったことや、途中でドリンクを購入したこともあり、
席についてのはタイトルどおりの時間。つまり憂太のゴールは見れなかったのです(笑)。このような
状況のため、試合そのものについては語れません(笑)。まあもちろん、神戸相手のドローは満足
できるものではないですが。

試合途中から観戦というのは、そうはないことです。ただスタジアムの歓声は外からも良く聞こえる
ものだな、なんて通常は知りえないことを知れましたし、地震は誰に文句を言えるものでもないので、
「今日はこのへんにしといたろ」というところでしょうか(笑)。
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2週連続の

2005-07-22 22:56:19 | 雑記
初めての山形を楽しんだのは先週末の事でしたが、実は今週末も遠出しております。今週の
行き先は仙台。2週続けて日常の生活場所を離れるなんてことは非常に珍しいわけで、まるで
全国を飛び回る多忙なビジネスマンになった気分(笑)。何故こんなに遠出を繰り返しているか
というと、とりあえずボーナスがちゃんと出てくれて、一息つけたからという、極めて小市民的な
理由なんですけどね(笑)。

今回の旅行はサッカーとは関係ない事でのものです。また明日の東京の試合には間に合うように
帰りますので、仙台での残された時間はもはや17時間ほど。まあ、帰りに笹かまぼこでも買って
そのまま国立へ向かいます。

僕は今年になって、ちょっとばかり考えを変えましてね。今まではボーナスが出たとしても、
まず貯金を優先するなんて気持ちでいたのですが、趣味に使えるお金は使おうよ、そうでなきゃ
何のために生きてるか分からない、労働するために生きてるわけじゃないでしょ。てな感じで。
おかげさまで、ちょっとばかり趣味に多くお金を使っても、それで即生活が苦しくなる状況では
ないので。東京がとりあえず降格圏内から抜け出したのと同じように(笑)。前々から書いている
とおり、J30クラブのうち、ホームスタジアム未踏クラブは札幌、徳島、鳥栖の3クラブなのですが、
できれば今シーズン中に行ってしまいたいなと思ってるぐらいで。ただ、東京の試合日程との
兼ね合いがありますから、実現できるかどうかは微妙なところですけれど。

ちなみにこのエントリーは本日の宿泊先であるこちらのインターネットコーナーにて収録。
このホテルも部屋が広く、仙台駅からも近くていいですね。またネットが無料で使えるのもいい(笑)。

明日は手負いの相手の神戸ですが、きちんと勝ち点3をいただきましょう!
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先入観は良くないな

2005-07-21 21:00:35 | サッカー
先日、新横浜に本社を置くとある企業を訪問する機会がありました。サッカー好きとしては当然ながら、
新横浜はお馴染みの場所。ただサッカー観戦で訪れるのと、仕事で足を踏み入れるのとはやはり
何か違うんですね。さすがに仕事の時は少しは緊張しているなと。そのため、いつも見慣れている
はずの新横浜駅周辺の景色も、ちょっと違った雰囲気に映ったりして。

訪問先に到着して初めて知ったのですが、今回の訪問先はサッカーショップが入っているビルに入居
しているじゃあ~りませんか。これは幸先がいいなと気分を良くして商談に臨みます(笑)。そして
商談そのものはつつがなく終わり、最後に若干の雑談としてサッカーの話を持ちかけてみました。
ビルのサッカーショップの話から入り、僕はサッカー大好きなんですよと話を展開すると、相手の
人も反応してくれて「先日日産スタジアムに、アントラーズ戦を見に行ったんですよ」とのお言葉。
ほぉ~と思い「あれはいい試合だったようですね」と返しました。新横浜の企業で、横浜の旗や
ポスターが溢れかえる中で仕事されてるのだから、当然横浜ファンだと決め付けて。
ところが、その人から返って来た言葉はなんとも意外なもの。

「いや~、私はアントラーズを応援してまして。一緒に行った仲間はマリノスで喜んでましたけどね」

意外や意外。勝手な思い込みや先入観で物事を決め付けてはいけません。勉強になりました(笑)。
まあ、新潟や仙台の企業訪問時なら、決め付けていいのかもしれませんけどね(笑)。
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