珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

09.J1.8節G大阪‐東京

2009-04-30 10:50:44 | サッカー
4-0となった時点で僕は、このまま何の希望もなく試合を終えてしまったら、東京の今後に
どのような影響を及ぼすのだろう、なんてことを考えておりました。

何もできないまままに4-0のままで終わっていたら、これは本当にキツかった。今後への
光明・プラス面といったものが全く残らないという精神的なショックに加え、成績における
実利的な部分においても。つまり東京は得失点差がもともと非常に悪いわけで、そこに
さらに4点ものマイナスがのしかかるとなれば、これは厳しい。スコアシートを少し戻したと
いう意味でも、あの2ゴールは価値があったと思いますよ。もっとも、戻したといいながら、
ガンバ戦試合前より得失点差は悪化しているわけですけど(苦笑)。

最初から4-0で負ける内容ならともかく、淡々とスコアが動いたという感じで4-0になったのが
ショックですね。まあオウンゴールで流れが決定づいたのは事実ですが、なんとか悪い状況に
向うことを押しとどめる術はなかったかと思わずにはいられません。それがないから、
得失点差マイナス6という数字になるわけなんですが(苦笑)。

もうこれ以上この試合を論評することは避けますが(笑)、佐原の交代は気になりますね。
体調面のアクシデントがなければいいのですが。また佐原がピッチを後にする際、ベンチへ戻らず
ドレッシングルームへ一直線だったこともちょっと気になります。感情の行き違い等の
問題がないことを願います。その意味で交代時に、佐原が城福と握手を交わしたかどうかを
見逃してしまったのは、失敗だったなと。まあ多くの経験を積んだ佐原に采配に対する
感情の行き違いなんてことがありはしないだろうとは思っていますけどね、もちろん。

この試合後僕は、千里中央にて既知のガンバサポーターの方々と合同での感想戦の機会を
持たせてもらうことになっていたのですが、4-0のままで終わっていたならば、恥ずかしくて
顔向けできないな、なんてことまで考えておりました(笑)。まあそれは冗談ですが、
この席でなるほどなと思うお話を改めてお聞きして。つまり西野氏体制2年目のガンバは
16クラブ中の10位だったということを。そしてその年には西野氏に対する評価もかなり揺れ動き、
解任論を唱えるサポーターも少なからず存在したことを。さらにそこで我慢できたことが
その後のガンバにはプラスに作用したのだと、今になれば思えるのだということを。
これらのお話をお聞きして、有名なことわざを思い出しましたよ。「ローマは一日にして成らず」と。

僕は敗戦のあとの観戦記でよく記しているのですが、試合が短い間隔で行われることを
むしろ良しと考えましょうよ。迷ったり落ち込んでいる時間もないのだよと。もちろん、
様々な部分の立て直しや体調のリカバリーといったことが難しいのは確かですし、GW中の東京は
大分・大阪ともナイトマッチで試合後一泊せざるを得ず、翌日をほぼ移動のみに使わざるを
得ないといったキツさがあるのは確かなんですけど。

言うまでもなく、今の東京は厳しい状況にあります。そしてこれからも、その厳しい状況が
続くであろうこともほぼ全ての東京サポーターが感じていることでしょう。しかし、だからこそ、
監督・選手・クラブスタッフのみならず僕らサポーターも団結しなければならないと思う。
まだシーズン前半のこの時期に記す言葉ではないかもしれませんが、あえて上記のような
言葉を記しておきます。

次節はGW中の貴重なホームゲームです。なんとか勝利を。
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09.J1.7節大分‐東京(TV観戦)

2009-04-26 01:33:26 | サッカー
最後のPKを、もしもしくじるようなことがあったならば、僕はその場で気絶していたでしょう…(笑)。

とにかく、本当に勝ててよかった。あれだけボールを支配しながらゴールに流し込むことが
できないまま時間が過ぎていたなか、0-0で終わった際のエントリー内容を88分頃から
考え始めていたという事実を、僕は認めねばなりません。相当にショックな気持ちでそのような
考えを起こし始めていたことも。それだけに、最後の最後で得たこの勝ち点3が本当に嬉しい。
もしも0-0のまま大分に逃げ切られていたら(引き分けを逃げ切りと称するのは本来は変ですが、
この試合に関しては逃げ切りでいいでしょう)非常にショッキングだったと思う。僕は事情により
この試合をガンバの有名ブロガーのこの方と一緒に大阪心斎橋の某店で観戦していましたが、
民国氏に「この試合を引き分けで終えてしまったら、千葉戦の敗戦以上にショックが大きいですよ」
なんて話をしていたぐらいで。そんな結果にならなくて良かったと、改めて思い返す次第です。

あまりにも特殊な状況となったわけですが、東京が1人少ない試合を不得手としていることは、
東京サポーターなら十分に知っているはずだ(笑)。そのようなこともあわせ、なかば
諦めたような気持ちを僕は抱いてしまったわけですが、猛反省しなければなりませんね。
選手に対し最後まで諦めるな、なんてことを求めておきながら、自分自身が諦めに近い感情を
試合中に持つなんて。恥ずかしい限りです。ただまあさすがに、100%諦めていたわけではなく
一縷の望みは持っていましたが、それがあのようなかたちで叶えられるとは。サッカーの
怖さを改めて感じたといえましょう。

試合の流れを決定づけたのは、なんといってもエジミウソンの退場ですわね。それについて
民国氏が指摘されていましたが、エジミウソンの2枚についてはむしろ1枚目こそが
もったいなかったのだと思う。またPKの判定については、TVで見る限り正当なものと
僕は判断しました。まあ自分のチームについてこういう言い方をするのはちょっと面映い
ところはありますが、最後まで攻めようとしていたことがあのPKを呼び込んだのだとは思うし、
そう思いたい。

あれだけ覚悟を決めて引かれたら、それを切り崩すのが難しいのは事実でしょう。ただそれでも、
なんとか出来なかったかという気はしますわね。今ちゃんがミドルを撃つ姿勢をみせたり、
後半は羽生が高い位置に進出する姿勢を強めたりなど、工夫の意図は感じられたものの。
サイドからの攻撃を重視しながら、サイドからあまり切り崩せていないのが皮肉だなとは
思いますけど(笑)。あと、今日のカボレはもうとにかく、彼の日ではなかったということで
いいのではないでしょうか(笑)。真面目な話をすれば、コンディションがまだ整っていないのか
という心配はしたくなりますが。

最後のPKを梶山に蹴らせた判断、あれは良かったですね。10番を背負う選手はチームの
中心にならなければいけないのだから。それこそ、あのような緊張の場面でなんとかしてくれる
選手でなければならないはずで。TVの画面に映し出されたキック直前の梶山の表情が
あまりにも緊張していたそれであったため、不安を感じたのは確かですが…。よく決めて
くれました。PKを見ることをあれほど怖いと感じたのは、ちょっと記憶にないですね。
このPKが東京をいい方向に導いてくれることを願いたい。内容を考えると、そんな期待を
かけづらい面があるのは事実でしょうが、勝ち点3に勝る良薬はないはずですから(笑)。

この試合の結果が、レフェリングによって大きく左右されたところがあるのは否定できません。
東京としては、それを受け入れればいいのです。ただそれならば、東京が不利と思えるような
判定を下され、それによって試合を落とすようなことがあったとしても、それも受け入れねば
ならないはずだ。僕はこのエントリーにおいて同様の趣旨を記したことがありますが、
都合のいい内容のときだけレフェリングを受け入れ、都合の悪いことになったら途端に
批判の声をあげるなんてことをすべきではない。それは意識しておきたいと考えています。

ガンバ戦は僕もスタジアムに参戦します。ガンバとの試合は面白い内容になることが
多いですから、内容と結果を両立できれば最高ですね。どちらか一方をとなれば、
後者を選択しますけど(笑)。
コメント (4)
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09.J1.6節東京‐千葉

2009-04-19 11:59:23 | サッカー
4月アタマから東京に戻り、東京での日々を改めて過ごしております。珈琲もう一杯の
更新がしばらく途絶えていましたが、またぼちぼちと記していくつもりです。その久しぶりの
記述がこのような試合についてであるのは残念ですが。

あまりにも悔しく、あまりにも悲しい逆転負けでした。

昨日の試合が進む中で、おそらく多くの東京サポーターが2点目を取らなければマズイ、と
感じていたことでしょう。僕もやはりそれを強く意識していた。そしてその危惧どおりに
状況が進行してしまったことが悲しすぎた。本当に、何度同じことを繰り返すのかと
思わずにはいられません。

ただ、ただね、試合後に某所で感想戦を行いながら僕自身考え直していたのですが、
2点目を取らなければマズイ、なんてことを何故強く意識しすぎてしまったのか、
という思いもこの試合を振り返るにあたり感じるんですね。試合途中の時点で2点目を
狙いにいくのは当然です。ただ終盤を迎えて1点リードしているのならば、もう悠然と
構えていればいいではないですか。だらだらと時間を進め、1-0で終わらせるという
方向にスタジアムの雰囲気を持っていけばいいではないですか。昨日のような逆転負けを
喫した際には、試合をどう進めるかがはっきりしなかったという指摘がよくなされます。
昨日の東京はまさしくそのとおりだったと思う。しかしながら、僕は監督、選手だけを
責める気にはなれないんですね。僕自身が全くもって、そのような状況にありましたから。
ホームの試合で1点リードして迎えた終盤の時間帯に、妙に落ち着かない気持ちに僕は
なっていましたから。冷静に考えてみれば、それは全くおかしな話なんですよ。

もちろん、だらだらと時間を進めることが(遅延行為をするといった意味合いではなく、
俗に言う試合をクローズさせるというニュアンスでだらだらという言葉を用いています)
東京にとって最も不得手な分野であることは理解しています(笑)。ただ、09年シーズン
第5節までの結果をみれば、勝利はいずれも1-0のスコアなわけです。それを踏まえれば、
今シーズンのこれまでの状況を考えれば、2点目を取りにいくという意識を強めるより、
1-0で何事もなく終わらせるというスタンスの方が、勝利を得る方策として現実的なもので
あったはず。それなのに、僕は2点目を取らなければマズイなんてことを、かなりな時間まで
考えていましたから。少なくとも浅利が投入されたあとでも、その意識が消えなかったことは
認めねばなりません。浅利の投入は「このまま終わらせるぞ」という城福のメッセージで
あったはずなのに。

もちろん当たり前のことですが、僕自身の心の動きなんてものは、試合の推移には何の関係も
ないですよ(笑)。言うまでもないですけど。ただ、自分自身の意識を棚にあげて監督・選手を
厳しく論じるという気持ちに僕はなれないんですね。少なくとも昨日の試合においては。
誹謗中傷の類でなければ、サポーターは試合の感想に関して何を語るのも自由ですし、
語る権利もある。ただ昨日の試合に関しては、自分のことは置いといて監督・選手を批判する
ことに何か引っかかるものを感じたんですよ。それでこのような言い回しになっている次第です。

昨日の試合について問うならば、何故1-0で終わらせられなかったのか、という点だと思います。
その意味では、城福の交代策を精査する必要はあるでしょう。僕は浅利の交代が城福の
メッセージと記しましたが、こちらの方が指摘されているようにモニを入れ、今ちゃんを一つあげると
いう手はあった。今ちゃんに中盤で激しく行ってもらうということに加え、モニ投入で
巻の高さやキープ力へのケア意識を改めて確認するという効果もあったでしょうし。また米本には
中盤で激しく行けということが指示されていたのでしょう。かわされる場面も見られたものの、
米本の出足が功を奏していた面はありましたから、その流れを継続したかったという思いはある。

加えて、最後のカードは平山ではなかったか、というご指摘も同感ですね。平山のキープで
時間を使い、相手を焦らせるというスタンスが欲しかった。これも多くの方が感じたことでしょう。
何事もなく終わらせることが出来たはずなのに、しくじってしまった。それが残念でなりません。

あまりにもショッキングな敗戦だったことは確かです。今日(19日)の東京は快晴ですが、
この悔しい気持ちに対し、あてつけのような明るさだな、なんて意味不明なことまで
考えてしまうぐらいに(笑)。ただまだ6試合を終えただけなんですよ。この悔しすぎる敗戦を
取り戻すだけの時間は十分にあるのですよ。それを目指そうではあーりませんか。
記すまでもなく、今の東京は苦しい状況ですよ。しかしながら、そこから這い上がっていきましょう。
コメント (8)
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