珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

09Jユースサンスタートニックカップ決勝(TV観戦)

2009-12-28 01:54:09 | サッカー
いい試合でした。一つ下の準決勝観戦記のエントリーでも記しましたが、技術ある選手が
よく走りファイトするという近年の東京U-18らしさを改めて見せてくれた戦いだったと思います。
素晴らしい試合に拍手を。そして広島の戦いぶりにも労いを。

労を厭わず走る、結束の強さを持つという意味では、森山佳郎率いる広島ユースは最高峰の存在と
いっても過言ではないでしょう。その優秀なチーム相手に勝利を収められたことを喜びたい。
それは、倉又のもとに過ごしてきたこの1年に対する最高のご褒美だと思いますから。ただもちろん、
この試合に例え敗れようとも、この1年の価値が下がるなんてことではないですけど。

年森主将の代の東京U-18はこの試合が最後の公式戦ですね。高校3年生世代の選手はこれから
トップチームでプレーする人、大学に進む人などそれぞれ新たな道に入るわけですが、
全ての現3年生の選手にとって、東京U-18での経験が新しい世界においても大きなプラスと
なってくれることを願います。それこそが、実は最も重要なことなのでしょうから。
ただその一方で、U-18年代のJクラブ最高峰に立てたという誇りを、きちんと胸に刻んでいてほしい
とも思いますね。

このJユースカップは今回のサンスターをはじめ、ハウス食品、タイガー魔法瓶といった
大阪ゆかりの企業が過去にスポンサードして下さっています。どう考えても、そして残念ながら
Jユースカップへの世間一般の注目度が高いとはいえませんが、そのような状況においても
支援していただける企業が存在することへの感謝を忘れないようにしたい。
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09Jユースサンスタートニックカップ準決勝

2009-12-23 23:46:49 | サッカー
Jユースサンスタートニックカップの準決勝、東京U-18-G大阪ユースの試合を観戦してまいりました。
結果はご存知のとおり、東京U-18 5-1 G大阪ユースというもの。ガンバユース相手に5得点の
大勝とは驚きましたが、この試合に関して言えば正当な結果と記していいでしょう。
まあさすがに、5得点というのは物の弾み的な部分もあったとは思いますけどね。

特に前半は、完全なる東京の試合。ガンバにほとんどチャンスらしいチャンスを与えることなく、
2-0で終えられたのですから。近年の東京U-18らしい労を厭わぬプレッシャーから
相手の攻撃の芽を摘み、複数の選手がサポートに入っての積極的なアタックを仕掛けていく。
見事なサッカーでした。ユース年代でこれほどに見事なサッカーは、そうそう見られるものでは
ないだろうな、なんてことまで考えましたから。東京の前半については。

後半はさすがにガンバが攻勢に出る場面も見られましたが、東京も大きなスキを見せることはなく
時間が進み、75分から3ゴールをあげていく。ロスタイムにPKによる1失点を許したものの、
完勝といえる内容。繰り返しになりますが、ガンバ相手にこの勝利ですから価値はより高い。

ユース年代の指導に絶対的な真理などは存在せず、各クラブの育成現場それぞれのやり方で
指導を進めていけばいいのでしょう。当然、倉又氏のチーム作りにも様々な観点からの考察が
できるでしょうが、高い技術を持つ選手たちが労を厭わぬ動きを徹底して行えるのは、間違いなく
倉又氏の指導の功績でしょう。そしてそれは、選手たちがどのようなかたちでサッカーを
続けていくにしても、絶対に生きるはずですから。

僕は今のところ決勝観戦は難しいのですが、スタジアムで見たい気はしています(笑)。
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太陽が丘!?

2009-12-19 00:32:27 | サッカー
17日木曜に行きつけのスポーツバーにて、超有名東京ブロガーのこの方から驚きのニュースを耳にしました。
曰く「京都が太陽が丘に新スタジアムの建設構想を持っている」。いやー、これは驚きました。
京都が、京都市を離れるのですか…って、これは冗談話ですけどね。太陽が丘は京都府内なのだから、
東京都下にホームスタジアムを持つ東京と同じ状況だろうと(笑)。

しかしまあ、西京極の足回りのよさを考えれば、太陽が丘は遠いなとは思いますわね。
西京極は阪急電車の西京極駅から歩いてすぐ。京都はもちろん、大阪からも行きやすいわけだし。
それが太陽が丘となれば、ホームサポーター、つまり京都のサポーターの利便性が
かなり損なわれるのではないかなと思いまして。一般論として考えて、京都のサポーターにとって、
西京極の方が利便性が高い人の割合がはるかに多いだろうなとは思います。むしろスタジアムが
太陽が丘になったら、東京方面および博多方面からの遠距離アウェーサポーターの利便性が
高まったりして。太陽が丘最寄のJR宇治駅へのアクセスはJR奈良線ですが、奈良線は
京都駅新幹線ホームから最も近い場所に乗り場があるのだから(笑)。

まあまだ構想段階でしょうし、他クラブサポーターがコメントを述べるのが僭越な行為であることは
百も承知です。ただ僕は太陽が丘サポーターを自負していることもあり(笑)、一言記させていただいた次第。
またJR宇治駅から太陽が丘に向う道中にあるスーパーのフレンドマート(だったと思います)で
飲食物を購入し、太陽が丘に向うスタイルが僕にとっての定番の流れだったのですが(笑)、
太陽が丘新スタジアムが実現したら、フレンドマートは喜ぶだろうな、なんてことを思ったり(笑)。

太陽が丘サポーターという言い回しについては、上記のリンク先エントリーをご参照ください。
そして最後に申し上げますが、現時点での太陽が丘は印刷のホームですよね。もちろん、
決定でもなんでもなく、構想の初期段階に過ぎない話ではありますが。
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山雅の試合を見て感慨にふける

2009-12-08 02:20:29 | サッカー
一つ下のエントリーで記した地域決勝を、金曜と日曜の2日間観戦してまいりました。
全体としての感想を述べるなら、この戦いにおいて松本山雅および日立栃木UVAの両クラブが
1,2位を占めたのは正当な結果だったと思います。金沢もYSCCも頑張っていたのはもちろん
伝わってきたのですが。

松本山雅については当ブログでも何度か記しているとおり、僕が親しくさせていただいている方に
山雅応援の方が複数おられるため、僕も山雅を応援する気持ちはありました。また今シーズンの
山雅に関しては、別の意味からも僕がちょっと注目するところがあったのですよ。それは何かと言えば、
7番・北村隆二の加入。北村は青山学院から名古屋、岐阜を経て山雅入りという経歴を持つ選手ですが、
彼が青山でプレーしていた時期は僕が関東大学を積極的に見ていた時期でもあり、青山での彼の
プレーぶりは印象に残っていたんですね。それがどんなプレーかといえば、まさしく10番のプレー。
まさしくも何も、実際に背番号10番だったわけですけど(笑)。別の表現をすれば王様のプレーとでも
言いましょうか。

青山で絶対的な存在として君臨し、その才能が評価されて北村は名古屋に入ったわけですが、
名古屋ではほとんど出場機会はなかったのでは。そして岐阜に場を移し、さらに山雅入りという
変遷を経て今に至るわけですが、彼はその流れの中でいい経験を積んだのでしょう。
アルウィンで見た彼のプレーぶりは、青山でのプレーとは全く別のものでした。

縁の下の力持ちとして相手の攻撃の芽を積む。時にはゴール前まで戻って最終ラインのカバーに入る。
いてほしいところに常にいる。言ってみれば「明神のプレースタイル」を実践していたんですね。
そしてもちろん、相手ボールを奪ったあとの攻撃の基点にもなれるわけですし。彼の存在は、
山雅にとって実に大きいのだろうと感じました。まさしく山雅を支える存在というね。

僕はJ入り後の彼のプレーを継続してチェックしていたわけではありませんが、青山での
プレーから考えれば驚くほどの変化を見せてくれていた。それはやはり、彼が様々な経験を積んで
成熟したサッカー選手としての地位を確立したということなのだろうと思う。選手のこのような
進化を目の当たりにするというのは、サッカーを見続ける大きな喜びでもありますね。
そしてJ1から数えて4番目のカテゴリーに位置するクラブ(地域決勝の時点ではまだそうですわね)
でも、才能ある選手に活躍の場を提供できるようになったのは日本サッカー界全体の進歩だとも捉えたい。
まあこれは経済不況の影響が表れていると見ることもできるのでしょうけど。

若い頃に攻撃的なプレーヤーとして活躍した選手が、経験を重ねるにつれ違った顔を見せるというのは
よく聞く話ですが、北村もまさしくその顔を見せていた。岐阜でプレーしていた時から、
すでにそのような働きを行っていたとは聞きますが、頑張る彼の姿を目の当たりにして
彼、成長したなぁというある種の感慨を覚えたのは確かですね。いい姿を見せてもらえました。

彼のプレーを継続して見ていたわけではない僕がこのような言い方をするのは僭越だとは思いますが、
それでも彼のプレーについては記しておきたかった。来シーズン以降も、北村にはより一層
頑張ってもらわないといけませんな。

北村が青山の10番として活躍していた時に、青山のエースストライカーだったのが、
現在横河武蔵野の顔となっているムラこと村山浩史ではなかったでしょうか。最近のムラは
怪我に悩まされている状況ですが、ムラにもまだまだ頑張ってもらいたい。
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09年シーズン地域決勝

2009-12-03 22:08:25 | サッカー
いよいよ、地域決勝の決勝ラウンドが始まりますね。松本山雅、ツエーゲン金沢、YSCC、
日立栃木UVAの4クラブによる戦いが。

3つ下のエントリーでも記しましたが、僕はここしばらく地域決勝をグループリーグの段階から
追いかけることができていました。今シーズンは事情によりグループリーグ観戦はできなかったのですが、
決勝ラウンドは何とかして足を運べればと思っておりました。その「なんとかして」が
どうにかなりましたので、4日・金曜の初戦には足を運びます。5日・土曜は東京のリーグ最終戦が
あるため地域決勝に行くことはできませんが、6日・日曜の最終日もなんとか足を向けられそうです。

当ブログにて幾度か記しているとおり、僕のサッカー仲間には松本山雅を応援される方が
複数おられますので、僕も山雅を応援する気持ちはあります。また、いくらなんでも、
もう上がっていいでしょうとも思いますし(笑)。ただ前述の3つ下のエントリーで記した
日立栃木UVAの内容の良さに驚いたこともあり、UVAを応援したいとい思いもあります。前田和也が
在籍するクラブだということも応援したいと思わせる要因に十分になるものですから。さらに
DF4番・栗原英明のプレーぶりにも改めて注目したいところです。

アルウィンでも間違いなく、サッカー好きの方々と顔をあわせることでしょう。また東京を応援される方で、
アルウィンに足を運ばれる方も複数おられるようですね。よろしくお願いします。

PS-地域決勝の決勝ラウンド、という言い回し。考えてみればヘンな気もしますね(笑)。
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ブルーノに感謝を

2009-12-02 23:59:02 | サッカー
ブルーノの来期契約非更新が発表されましたね。残念です。ただ、神戸戦のスターティングに
平松が突然(と言っていいでしょう)抜擢されていたのを見て、もしかしてという思いを
感じたのも事実ですが。

ブルーノは東京が今シーズン苦しい状況に立たされた中でその力量を発揮、まさしく東京の
力となる活躍を見せてくれたのはご存知のとおり。彼がいてくれたことで東京が救われた面が
多分にあったのは間違いない。ただ僕は、戦力面以上に彼の人間性というかプロとしての
姿勢にこそ、拍手と感謝を送りたい。彼が高い能力を持つ選手であることは、彼が出場した
試合でのプレーを見れば十分に納得できた。ただ残念ながら、なかなかにコンディションが
整わず、いいプレーを見られたと思えばケガをするといった状況が続きましたわね。ましてや、
昨シーズンの終盤は戦列を離れ治療に専念するといった状況をも余儀なくされた。

そこまで苦しい状況に立たされ、今シーズンも開幕当初はなかなか出場機会を得られなかったにも
関わらず、出場機会を得たとたん能力の高さをきちんと発揮、今シーズンの東京のサッカーに
欠かせない存在としての位置づけを瞬く間に確立した。これは本当に、高いプロ意識を持って
日々を過ごしていたからこそ出来たことだと思います。そしてそういった部分こそが、
東京に大きな影響を与えていたのではないかという気が僕はするんですよ。

日々の努力の積み重ねという点では言うまでもなく、藤山・浅利の両選手が最高のお手本に
なっていたとは思いますが、彼らに加えてブルーノが果たしてくれた役割も十分に価値あるもの
であったはず。プレーに加え、態度・Attitudeといったものまでもがブルーノが残してくれた
大きな財産だという気がしております。それをきちんと、継承していかねばならない。
浅利、藤山、ブルーノ。お手本となる選手がこれだけいてくれたのだから。

東京のユニフォームを身に纏うブルーノの姿は残念ながら今シーズンで見納めとなりますが、
彼に感謝を。そして、彼の今後に神のご加護があらんことを。
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