珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

半年後を見て

2006-04-17 23:07:33 | サッカー
U-20W杯のアジア予選を兼ねるアジアユースの1次リーグ組み合わせが決まりましたね。半年後に
インドで行われるこの大会で日本はイラン、北朝鮮、タジキスタンと同組。上位2チームが
ベスト8に進み、そのベスト8を勝ち上がった4チーム(つまりはベスト4進出チーム)が
来年のU-20W杯に出場できるとのこと。詳しい組み分けはこちらのとおりとなりますが、なんとしても
U-20W杯に行ってもらわなければ。ただ、イラン、北朝鮮、タジキスタンという組み合わせは
かなり厳しいものでしょうね。必要以上に恐れることもないけれど。

ご存知のとおり、日本と北朝鮮は昨年11月にアジア一次予選で対戦しています。僕はこの試合を
観戦し、このような感想を記しました。北朝鮮が想像以上にいいチームであること、かつ日本が
チームとして仕上がっていないということが印象に残りました。まあ、あそこで厳しい試合を
経験できたのは日本にとって良かったでしょうし、時間がたってそれぞれの選手の状況も
変わっていきますから、熊本での試合は参考にならないでしょうが、北朝鮮は決して
楽な相手ではない。また情報は全くないもののイランが強豪であるのは間違いないでしょうし、
タジキスタンも中央アジア勢の中で揉まれているでしょう。

ただ日本にとっての問題は、相手がどうこうよりもむしろ日本国内での環境の中にあるのかも
しれません。つまり、U-19(U-20W杯は来年ですから、今年は当然U-19ですね)年代の選手が
Jでなかなか経験を積めていないという点。僕は何度か若年層世代がJでの経験を積めていないことを
記してきましたが、上で触れた熊本メンバーの中で今Jのトップでほぼレギュラーとしての
経験を得ているのは鹿島の内田と大分の福元ぐらいなんですね。新潟の河原が先日ゴールを
決めていましたし、マイクも横浜でチャンスを与えられつつあるものの。

清水の山本やヴェルディの森本といった本来主力を張るべき選手が熊本にはいなかったですし、
新潟の田中、ガンバの安田などJでもピンポイントでいい働きを見せている選手は出てきて
います。決して層が薄いとは思いませんが、それでも選手たちがJで十分な経験を積んでいるとは
今の段階では言い難い。経験を積む機会の一つとして、U-19代表の中国遠征が予定されていますが、
代表チームの活動はあくまでチームとしての調整に当てられるべきもので、個人能力の
向上は普段のクラブでのトレーニングにおいて行われるべきですわね。そう考えると、
なかなか実戦経験を得られないことに不安を感じる面はある。まあ、日々のトレーニングが
選手にとって有意義なものとなっている部分は当然あるでしょうし、Jの公式戦に出られなければ
選手が成長できないというものでもないでしょうけれど。

地理的要因から、日本はどうしても世界クラスでの試合を体験する機会が少ない。それだけに、
このような年代別のW杯には絶対に出場してほしいですね。そのためにはもうすでに今から、
選手は高い意識を持って日々をすごさないといけないのでしょうね。近道はないというわけで。
ぐうたらサラリーマンの僕が偉そうに言えることではないけれど(笑)、毎日の積み重ねが
世界に通じるのでしょうな。若き選手たちに声援を送りたい。
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06.J1・8節東京-千葉

2006-04-16 03:21:59 | サッカー
0-3から2点を返し、その後も追いかける姿勢を見せ、スタジアムは盛り上がりました。
なんとか劣勢を跳ね返そうという気持ちも感じました。しかし、それはあくまで付録に
すぎないでしょう。ホームで0-3などという屈辱的なスコアにまで追い込まれてしまったこと。
そこがこの試合の全てであり、最終スコアの2-3はあくまでスコアシートの体裁を最低限
整えただけ、と見るべきでしょう。

人もボールも良く動き、必ずしもポジションにとらわれることなく、選手全員がその場その場での
最適な動きを常に実践している。そのため、DFの選手がトップの位置に駆け上がったり、
FWが最終ラインに入ったり。そしてそのポジションにとらわれない動きが決して選手1人1人の
勝手なものではなく、動き出した選手の意図を他の選手が察知し、空いたポジションはカバーする。
千葉のサッカーはこんな感じのものでしょう。選手全員の動きの質量ともが実に高度で、
見ていて楽しい。これはやはりオシム氏の指導力の賜物でしょうね。今さら言うことではないけれど。
残念ながら東京のプレーは千葉の逆。今日もボールを持つ選手の周囲の動き出しが少なかったのが
悔やまれます。千葉と東京を同時に見ると、東京の選手は突っ立ったままの選手が多いなと(笑)。
磐田戦でいい兆しが見えたと感じたのですが。

後半開始時の3人同時投入も攻めに行くという監督の意図は感じましたが、3人一気に変えなきゃ
いけないという状況を招いたこと自体が問題ですわね(笑)。もどかしいなぁ。

試合を見ていて思ったんですが、サイドからのクロスの精度、もうちょっと高まりませんかね。
特に規郎に目立ちましたが、山なりのボールを何度も入れるのは。あれは相手に余裕を
与えるだけでしょう。監督の意図を受けてのあの山なりボールではないと思うのですが…。

それにしても、巻はいい選手だ。全ゴールに絡んだことやポストプレーといったことはもちろん、
前線であれだけ頑張れるのはチームを奮いたたせるに十分だと思いますね。本当に彼は
頑張れる選手だ。そしてそれは千葉というチーム全体に言えること。この試合でもイーブンな
ボールへの働きかけなどはほぼいつも千葉が一足早かった。また東京が攻め上がっている際にも
千葉の選手は必ず身体を寄せてきて。あのひたむきさこそ、まさしくオシム氏が千葉にもたらした
ものなんでしょう。そしそのひたむきさというのは、本来東京のチームカラーではなかったか、
そんなことも感じました。もちろん、東京の選手がそれを忘れているとは思っていませんが、
千葉の攻守の切り替えの速さ、素晴らしい運動量を見せられると、羨ましいなと(笑)。
改めて思いますが、オシム氏のサッカーを日本で見られる幸運に感謝したい。

東京はまだしばらく、一進一退状況が続くんでしょうが、応援しましょう。
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専用スタジアム

2006-04-13 22:55:38 | サッカー
昨日のナビスコ横浜戦、試合内容について振り返るつもりは毛頭ありませんが(笑)、
東京が三ツ沢で試合をするというのは興味深く、また楽しいものでしたね。東京がJリーグの一員と
なった99年以降、三ツ沢での試合は昨日が初めてのことだったんですね。あの専用スタジアムの
三ツ沢で、東京の選手がプレーする、この近さに選手がいるというのは、新鮮でした。

僕はホームスタジアムである味スタが大好きですし、いいスタジアムだと思っています。
サポートするクラブのホームとして、誇りを持てるスタジアムだと感じていますから。
ただ、唯一残念なことは、専用スタジアムではないこと。これは仕方ないとはいえ、やはり
ピッチまでが遠いよね、というのはあります。陸上トラックを結局施設しなかったのだから、
今からでも専用にしようよという気もしなくはないけれど(笑)。

その点、昨日の三ツ沢は新鮮でした。三ツ沢での試合観戦自体は何度となく経験していますが、
自分がサポートするクラブの試合の観戦は昨日が初めてなわけで、それはやはり今までの
試合観戦とはまた違ったものがありました。ピッチや選手との距離の近さを、より濃密に
感じるとでもいうんでしょうか。実際問題として、もしも仮に今の味スタが専用になったとしても、
あの大きさならば遠い席は遠いですよ(笑)。しかし、三ツ沢の規模ならば、どこからでも
かなりの臨場感を味わえるだろうし。

このエントリーで僕は、スイススタジアムから受けた強い印象を記しました。このようなスタジアムが
日本にできたら嬉しいですね。フクアリよりももう少し大きいという規模の。味スタのオープン前は、
味スタがそんなスタジアムになってくれれば、という期待もありました(笑)。

実際に足を運んだことはないものの(笑)、イングランドのスタジアムはどこもいいなという
印象があります。トラフォードやハイバリーはいうまでもないでしょうが、個人的には
今は無きカップ・ウィナーズ・カップの決勝の舞台に使われたことで見た、ヴィラ・パークが
いいスタジアムだなと思ったことを覚えています。日本のスタジアムも徐々に良くなってはいますが、
イングランドのフットボールの歴史はやはり素晴らしいものがありますね。
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06ヤマザキナビスコカップ予選L-2横浜‐東京

2006-04-13 02:47:33 | サッカー
今日の(正確には昨日ですが)収穫は、試合中雨に降られずに済んだことではないでしょうか。
三ツ沢の場合、雨に降られた中での試合観戦は大変ですから。その意味では、今日スタジアムに
足を運べた人は等しく「勝ち組」なのではないですか。東京サポーターの立場からみれば、
試合内容を除いてという注釈はつくものの。

この試合、僕は仕事を片付けるのに手間取り、スタジアム入りできたのは前半30分頃。また
ゴール裏での観戦だったこともあり、試合の詳細な感想を記せる状況ではありません。
ただ、スタジアム入りした後もほとんどハーフコートマッチの状態だったのが寂しかった。
そしておそらくは、キックオフからほぼずっとこの状態だったんだろうな、と想像できることも。

土曜の磐田戦では選手の動き出しが非常に良かったのですが、この試合は残念ながら、
動き出しの少なさがまた目につきました。東京の選手がボールを保持している際にも、他の選手は
立ち止まっているケースが目立って。いいサッカーの兆しが見えたと磐田戦では感じたのですが。

3バックに関しては、何も問題はないでしょう。4バックしかできないよりは、4バックも
3バックもできる方がそりゃいいでしょうから。システムまずありき、なんて考えを持つことも
ないはずだし。

まあ、この試合の結果は正当なものでしょう。受け入れざるを得ませんね。ただ、東京にとっての
ナビスコの趨勢がわずか2試合でほぼ決したも同然なのは、寂しい。もちろん諦めては
いないものの。
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街道てくてく旅

2006-04-11 20:03:22 | 雑記
お江戸日本橋から京の三条大橋までの東海道五十三次完全踏破を目指す「街道てくてく旅」
NHKハイビジョン&BS2で、月曜から金曜の帯番組として放送されています。この番組は
サッカーファンにとって、ちょっと注目すべき番組なんですよね。ご存知の方は多いと思いますが、
てくてく旅の旅人がテルこと伊東テルいや、岩本輝雄氏なんですね。

毎日15分の番組ですが、道中のエピソードが上手にまとめられていて、楽しい。川崎を通った際は、
フロンターレのサポーターが激励に来て、テルが感激していたなんて場面があったり。
また戸塚近辺の時に、NHK横浜局主催のサッカースクールでコーチ役を務めたテルが、
デモンストレーションとして思いっきり強いシュートを放ち、子供がどよめいたのも楽しかった(笑)。
まだまだテルの左足は錆び付いていませんよ。ちなみにその際のテルのユニフォームは、
胸に「街道てくてく旅」の文字、背中上部に「東海道」、背番号は「53」でした(笑)。

話が前後しますが、最初の宿場品川から2番目の宿場川崎までの道中で、歩を進めるテルの背後に、
「普通免許申請書」「写真」てな文字が映り込んだことがあったのですが、あれは間違いなく
鮫洲近辺を歩いていたんでしょうね(笑)。

ところでこの川崎に向かう道中では、江戸時代から明治初期まで刑場として使用されたという
鈴ヶ森刑場跡に立ち寄る場面も登場してきました。鈴ヶ森刑場の手前にある橋をテルが
通っていましたが、その橋の名は「涙橋」。刑が執行される直前の最後のお別れを済ませた後、
涙ながらに通る橋ということなんでしょう。まさしく江戸の入口という場所に、そんな刑場が
あったんですね。江戸の入口だからこそ、なのかもしれませんが。

テルとは逆に、三条大橋から日本橋を目指す4人のオバサマ方とテルがすれ違うシーンもありました。
彼女たちはメンバー全員の時間が空いたときに歩き出すというスタイルらしく、ほぼ2年がかり
とのこと。こういう時間の使い方もいいなと思いましたね。僕も年をとったら、東海道てくてく旅を
ライフワークにしようかな、なんて考えたり(笑)。

僕から見たテルは、ベルマーレ平塚時代の印象が強い。右の名良橋、左のテルの両サイドバックは
なんとも楽しかった。まさしく「湘南の暴れん坊」を体現するプレーでね。またテルは、
カリオカの跡を継いだ「代表の10番」でもありました。彼が代表の10番としてプレーした時間は
長くはなかったものの、たまに出た試合では確かに可能性を感じさせるプレーを見せていましたね。
テルに10番を与えたのは94年のファルカン氏でしたが、ファルカン氏が代表監督を続けていたら、
ファルカン代表は最終的にどんなチームになったのだろう?という気はしますね。選手の自主性を
重視するファルカン氏の手法が、当時の日本サッカーには早すぎたのは間違いないでしょうが。
ただ僕は平塚をあげましたが、テルの印象として仙台をあげる人も多いでしょうね。

6月16日までの毎平日、楽しみが一つできました。
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182をもらう

2006-04-10 21:17:26 | 雑記
先週土曜日の磐田戦時に、味スタに向かう途中の道すがら、調布のタウン情報を伝える
フリーペーパーの「182CHANNEL」をもらいました。このフリーペーパーは2ヶ月に1度発行のようで、
今号は4-5月版となっていました。その今号は、東京特集。以前にも味スタ観戦時に182を
もらったことがあり、182が東京の話題をよく取り上げてくれているのは見ていましたが、
東京特集としてもらえるのはやはり嬉しいものです。

「東京が誇る日本代表選手」と題した土肥ちゃん&モニのプロフィール掲載や、今シーズンの
新加入選手の紹介、東京応援番組のパーソナリティ各氏のコメント、モニ&徳永の対談、
東京の広報担当・山本洋平氏による小平グラウンドの紹介、さらに東京を応援するお店の案内など
楽しませてもらいました。特に僕がおっと思ったのは、味スタで売られている東京観戦スナック
「VAMOSせんべい」の製造元である中島製菓が、飛田給の隣駅となる西調布にあるんだなと
知ったことでしょうか(笑)。それにしても、東京観戦スナックという言葉は面白いですね(笑)。

182に掲載されていた東京を応援するお店は多岐に渡っているのですね。飛田給・西調布、調布、
柴崎・つつじヶ丘、布田・国領、仙川、深大寺・調布ヶ丘、染地の各エリアごとに分かれていましたが、
調布ヶ丘や染地というエリアがあることを初めて知った…(笑)。それはともかく、居酒屋や焼き鳥屋、
焼肉屋といった定番の飲食店系はもちろん、リサイクルセンターやコンタクトレンズ店、
英会話スクール、はてはカイロプラクティック店や整体院、ネイルサロンまで東京を応援して
くれているのですね。嬉しく、ありがたいことです。

味スタそばに位置するスポーツカフェも東京応援の店に名を連ねています。このお店は
アウェー時はライブ中継するそうですが、ホーム時は終了30分前からの録画中継とのこと。
これは正当なスタイルですよね。つまり、味スタでの試合は味スタに足を運びましょう、
ということですから。そして、生観戦の後のあれやこれやの語らいをお店でやってくれと。

僕は2001年の味スタ開業以来(開業時は東京スタジアムですね(笑))、何度となく味スタに
足を運んでいますが、試合終了後に182に掲載された味スタ近辺エリアで一杯いったのは、
1度しかありません。どうしても「まずは新宿あたりに出て…」ということになっていましたが、
今後は182掲載エリアでも一杯やらないといけませんな。
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ベテラン選手の存在

2006-04-09 21:49:04 | サッカー
昨日の東京‐磐田戦で、浅利が83分に登場し、試合を何事もなく終わらせる役目を無事に
果たしていましたね。彼のようなベテランが脇を固め、ここという時にきちんと仕事をしてくれるのは
心強いもの。特に今の東京は若手が多いだけに、彼や藤山、文丈のようなべテランの存在は
大きな意味を持ちますね。

浅利はJFL時代の97年から東京でプレー、東京がJ2,J1と歩みを進める中でもずっとレギュラーの
座を確保していましたね。怪我の影響からかここ2シーズンは出場機会に恵まれていませんが、
まだまだ老け込む年じゃないし、その経験は貴重なもの。浅利のポジションは今ちゃん、梶山と
若手の台頭が著しいわけですが、浅利や文丈といったベテランが控えていることが、
今ちゃんや梶山の成長を促している面は大いにあるでしょう。少しでも気を抜けば、すぐに
取って代わられるという危機感がね。またベテランというにはまだ早いでしょうが、
宮沢もいることですし。

浅利はご存知のとおり守備的な選手ですが、最近の彼のプレーの中で僕の印象に最も残っているのは
実はシュートなんですね。昨シーズンのアウェー鹿島戦、圧倒的に押されながら引き分けに
持ち込んだ試合の終了直前、浅利が放ったミドルの美しさときたら。このシュートは鹿島のGKに
阻まれましたが、もしもこのシュートが決まっていたなら、僕はおそらく卒倒したことでしょう(笑)。

ベテランといえば、今シーズンは金沢がまだ試合出場していませんが、彼の力が必要な場面も
必ず来るでしょう。金沢の現在の状況は、不動のレギュラーだった昨シーズンまでとはあまりに
違いすぎますが、この苦しい状況の中でもベテランらしく出番に備えた準備をきちんと
行ってくれていることでしょう。そうであると信じております。また、もちろんながら
信男の加入も実に価値あるベテランの補強でしたね。
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06.J1・7節東京-磐田

2006-04-09 10:48:49 | サッカー
正当な勝利でしょう。まだ「乱暴なパス」や息の合わない局面も見られましたが、それでも
この試合を通して東京がペースをつかんでいたことは間違いない。3点目のクリーのゴールに
象徴されるように、多くの選手が動き出しパスをつなぐことで相手を崩していくという方向性も
見えてきた。この試合は今シーズンの東京にとって大きな契機となるものでしょうし、
またそうしなければいけないものでしょう。磐田の調子が上がっていないことに助けられた面は
あるでしょうが、それでも磐田相手にこういう試合ができたのは嬉しいですね。

あとなんといっても、ルーカスのゴールを久しぶりに見られたのが嬉しい(笑)。2ゴールとも
実にセクシーなゴールで、僕はこんなことを思いましたよ。「まるでブラジル人みたいだ!?」(笑)。
それにしても、骨惜しみすることなく前線からチェックに行き、実に献身的なプレーをしてくれる
ルーカスがゴールするというのは、嬉しいものです。スタジアムもやはりルーカスがゴールすると
盛り上がるしね。今のルーカスの愛され方は、アマの域に近づきつつあるのではないか(笑)。

ボールを持っていない選手が動き出し、前に出て行く姿勢がこの試合では伝わってきました。
ようやくガーロ氏の目指すサッカーが、選手にも「こなれて」きつつあるんじゃないですか。
そうであってほしいという願望の元にこの文章を記していますが(笑)、これからさらに一段と
進化させてもらわないと。中央および左サイドから逆サイドの徳永の前方のスペースに
ボールが送られ、そこからゴール前に迫っていく場面が目につきましたが、ああいうプレーは
見ていて楽しいですね。これからも期待したい。

あと、まっすうは着実に成長していますね。この試合では不安を感じさせることはほとんどなかった。
今まではどうなんだというのは、置くとして(笑)。1人の選手が大きく成長する過程を今、
僕らは見られているのかもしれません。

ところで、名波はやはりいい選手ですね。名波のところにボールが入ると、何かほかの選手とは
違う雰囲気を感じましたし、さすがに経験を持つ選手だなと。彼に入ったボールをダイレクトで
左足アウトではたいたシーンがありました。名波にボールが入った時点で、外側のスペースを
駆け上がっている選手がいましたが、彼の前方のスペースにきちんと出し、上がった選手が
そののままプレーを継続できるようにしてやっていて。そういった周囲の生かし方は、さすがに
気が利いているなと。個人的には名波のプレーを見ているだけでも、十分楽しかったですよ(笑)。
これは勝ったからこそ言えることかもしれませんけど。
また名波だけでなく、両サイドの太田、村井の質の高さも窺えました。

東京にとって、この勝利は本当に大きな意味を持つでしょう。これが「ガーロサッカー」の
出発点となるのかもしれません。またそうあってほしい。
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時代の終わり

2006-04-08 11:19:18 | 雑記
僕が初めて自宅にPCを導入したのは、今から10年前、1996年のことでした。当時はPCの性能も、
ネット環境も、当然ながら今とは全く比較にならない状況でした。そのため、僕がPCを使い出す
大きな動機付けの一つとなったのも、ネットを回るということよりもむしろ、こちらの理由が
主要因だったぐらいなんですね。それは「パソコン通信」。

PCを導入した直後からすぐにニフティに加入、「フォーラム」を回って楽しんでおりました。
サッカー、ラグビー、ハンドボール、競馬、そして僕にとってPCを通した交流の大きな転機と
なったFNumber…。ニフのパソコン通信を通じて交流を始めさせてもらった方々と今でも
多くお付き合いさせてもらっているところです。

そのような多くのきっかけを与えてくれたニフのパソコン通信も、時代の流れとともに段々と
その使命を終えていき、ついにはこういうことに。

まあ予測はしていましたが、現実にこんな話題が出てくるとやはり寂しさを感じます。そうはいっても
僕自身、もうパソコン通信は全くご無沙汰だったので、寂しいという資格もないのかもしれませんが。
ただ、先日FNumber時代からお付き合いさせてもらっている方とお話した際に、「パソ通資産が
なかったことになるのは惜しい」という話題になりましてね。ニフもあれこれ考えたのでしょうが、
結局のところもはや普通のプロバイダーですもんね。

僕にPCを使うことの面白さを教えてくれた「ニフティサーブ」のパソコン通信に感謝します。
そしてお疲れ様の言葉も。
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磐田戦を前に

2006-04-07 21:12:46 | サッカー
東京にとって、長年に渡り苦手チームと言わざるをえなかったのが磐田ですね。00年の雨の国立
2-5(これは本当にいい試合だった)や、02年アウェーでの高原4ゴールによる6-1の大敗など、
大量失点を喫しての敗戦も多かったですね。しかし、昨シーズンは1勝1分で終え、苦手意識を
払拭できたはず、と思っているところです。

今の東京が調子がいいとはお世辞にも言えませんが(笑)、磐田も決して良くはないでしょう。
苦しい状況にあるチーム同士の対戦だけに、この試合を制するかどうかは大きな意味を持つはず。
僕が考えているシナリオは、信男がハット(服部のことじゃないよ(笑))を決め、意気揚々と
胸を張って試合後の挨拶に来てくれるというものです(笑)。

文丈、金沢、信男と、東京は磐田との交流が深いですわね。交流というのも変ですが。
彼らを見ていると、全盛期の磐田はやはり凄かったんだなと思いますね。まあ、これからも
磐田の選手を獲得できる状況は継続してほしいですし、さしあたっては前節ゴールを決めたものの
出場機会に恵まれていない10番の選手を…(笑)。

勝ちましょう!
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