U-20W杯のアジア予選を兼ねるアジアユースの1次リーグ組み合わせが決まりましたね。半年後に
インドで行われるこの大会で日本はイラン、北朝鮮、タジキスタンと同組。上位2チームが
ベスト8に進み、そのベスト8を勝ち上がった4チーム(つまりはベスト4進出チーム)が
来年のU-20W杯に出場できるとのこと。詳しい組み分けはこちらのとおりとなりますが、なんとしても
U-20W杯に行ってもらわなければ。ただ、イラン、北朝鮮、タジキスタンという組み合わせは
かなり厳しいものでしょうね。必要以上に恐れることもないけれど。
ご存知のとおり、日本と北朝鮮は昨年11月にアジア一次予選で対戦しています。僕はこの試合を
観戦し、このような感想を記しました。北朝鮮が想像以上にいいチームであること、かつ日本が
チームとして仕上がっていないということが印象に残りました。まあ、あそこで厳しい試合を
経験できたのは日本にとって良かったでしょうし、時間がたってそれぞれの選手の状況も
変わっていきますから、熊本での試合は参考にならないでしょうが、北朝鮮は決して
楽な相手ではない。また情報は全くないもののイランが強豪であるのは間違いないでしょうし、
タジキスタンも中央アジア勢の中で揉まれているでしょう。
ただ日本にとっての問題は、相手がどうこうよりもむしろ日本国内での環境の中にあるのかも
しれません。つまり、U-19(U-20W杯は来年ですから、今年は当然U-19ですね)年代の選手が
Jでなかなか経験を積めていないという点。僕は何度か若年層世代がJでの経験を積めていないことを
記してきましたが、上で触れた熊本メンバーの中で今Jのトップでほぼレギュラーとしての
経験を得ているのは鹿島の内田と大分の福元ぐらいなんですね。新潟の河原が先日ゴールを
決めていましたし、マイクも横浜でチャンスを与えられつつあるものの。
清水の山本やヴェルディの森本といった本来主力を張るべき選手が熊本にはいなかったですし、
新潟の田中、ガンバの安田などJでもピンポイントでいい働きを見せている選手は出てきて
います。決して層が薄いとは思いませんが、それでも選手たちがJで十分な経験を積んでいるとは
今の段階では言い難い。経験を積む機会の一つとして、U-19代表の中国遠征が予定されていますが、
代表チームの活動はあくまでチームとしての調整に当てられるべきもので、個人能力の
向上は普段のクラブでのトレーニングにおいて行われるべきですわね。そう考えると、
なかなか実戦経験を得られないことに不安を感じる面はある。まあ、日々のトレーニングが
選手にとって有意義なものとなっている部分は当然あるでしょうし、Jの公式戦に出られなければ
選手が成長できないというものでもないでしょうけれど。
地理的要因から、日本はどうしても世界クラスでの試合を体験する機会が少ない。それだけに、
このような年代別のW杯には絶対に出場してほしいですね。そのためにはもうすでに今から、
選手は高い意識を持って日々をすごさないといけないのでしょうね。近道はないというわけで。
ぐうたらサラリーマンの僕が偉そうに言えることではないけれど(笑)、毎日の積み重ねが
世界に通じるのでしょうな。若き選手たちに声援を送りたい。
インドで行われるこの大会で日本はイラン、北朝鮮、タジキスタンと同組。上位2チームが
ベスト8に進み、そのベスト8を勝ち上がった4チーム(つまりはベスト4進出チーム)が
来年のU-20W杯に出場できるとのこと。詳しい組み分けはこちらのとおりとなりますが、なんとしても
U-20W杯に行ってもらわなければ。ただ、イラン、北朝鮮、タジキスタンという組み合わせは
かなり厳しいものでしょうね。必要以上に恐れることもないけれど。
ご存知のとおり、日本と北朝鮮は昨年11月にアジア一次予選で対戦しています。僕はこの試合を
観戦し、このような感想を記しました。北朝鮮が想像以上にいいチームであること、かつ日本が
チームとして仕上がっていないということが印象に残りました。まあ、あそこで厳しい試合を
経験できたのは日本にとって良かったでしょうし、時間がたってそれぞれの選手の状況も
変わっていきますから、熊本での試合は参考にならないでしょうが、北朝鮮は決して
楽な相手ではない。また情報は全くないもののイランが強豪であるのは間違いないでしょうし、
タジキスタンも中央アジア勢の中で揉まれているでしょう。
ただ日本にとっての問題は、相手がどうこうよりもむしろ日本国内での環境の中にあるのかも
しれません。つまり、U-19(U-20W杯は来年ですから、今年は当然U-19ですね)年代の選手が
Jでなかなか経験を積めていないという点。僕は何度か若年層世代がJでの経験を積めていないことを
記してきましたが、上で触れた熊本メンバーの中で今Jのトップでほぼレギュラーとしての
経験を得ているのは鹿島の内田と大分の福元ぐらいなんですね。新潟の河原が先日ゴールを
決めていましたし、マイクも横浜でチャンスを与えられつつあるものの。
清水の山本やヴェルディの森本といった本来主力を張るべき選手が熊本にはいなかったですし、
新潟の田中、ガンバの安田などJでもピンポイントでいい働きを見せている選手は出てきて
います。決して層が薄いとは思いませんが、それでも選手たちがJで十分な経験を積んでいるとは
今の段階では言い難い。経験を積む機会の一つとして、U-19代表の中国遠征が予定されていますが、
代表チームの活動はあくまでチームとしての調整に当てられるべきもので、個人能力の
向上は普段のクラブでのトレーニングにおいて行われるべきですわね。そう考えると、
なかなか実戦経験を得られないことに不安を感じる面はある。まあ、日々のトレーニングが
選手にとって有意義なものとなっている部分は当然あるでしょうし、Jの公式戦に出られなければ
選手が成長できないというものでもないでしょうけれど。
地理的要因から、日本はどうしても世界クラスでの試合を体験する機会が少ない。それだけに、
このような年代別のW杯には絶対に出場してほしいですね。そのためにはもうすでに今から、
選手は高い意識を持って日々をすごさないといけないのでしょうね。近道はないというわけで。
ぐうたらサラリーマンの僕が偉そうに言えることではないけれど(笑)、毎日の積み重ねが
世界に通じるのでしょうな。若き選手たちに声援を送りたい。