珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

09.ヤマザキナビスコ杯準々決勝2名古屋‐東京

2009-07-30 02:41:52 | サッカー
文句のない結果と言いきっていいでしょう。僕はカップ戦に関しては、とにかくもう
結果しか求めておりません。カップ戦は明日なき戦いであるだけに、カップ戦における明日を
紡ぎだしてくれたなら、もうそれでOKだというのが僕のカップ戦に対する基本的な考えです。

その意味では、この試合の東京は文句ない戦いぶりだったと評価します。1stでの5-1という
勝利を最大限に活かし、最近の出場機会が少なくなっていた選手に出場の機会を与えた。
さらに誰一人として紙をもらうことなく、キレイに試合を終えられた。もう一つ言えば、
ゴールをあげ、自分たちの力で試合を(2試合合計という意味で)終わらせることに成功したことも、
価値があったと思う。

平山のゴールが決まった瞬間の瑞穂は、本当に静まり返りましたから。このゴールで
もうナビスコ準々決勝の戦いはケリがついたな、と名古屋サポーターが感じざるを得ない
状況と僕には思えました。もちろん、0-2のまま終わったとしてもベスト4進出は達成できたのですが、
自分たちでゴールを奪ってケリをつけたのはやはり嬉しい。結果を出せばそれでOKという
上記の言葉とは矛盾しているところがあるかもしれませんが、ゴールを見られるに越したことが
ないというのは間違いなく本音ですよ。それはそうでしてね(笑)。

この試合はメンバー5人を入れ替えて臨んだわけですが、リーグ戦でここ最近固定されている
スタート11以外の選手にも、東京が現在チームとして目指しているものが共有されているんだな、
とは感じさせてくれるものはありました。パスを回しボールを動かし、前を急ぐべきところと
そうでないところをきちんと判断して試合を組み立てるといった部分は。ただリーグ戦で
最近固定されているスタート11と比べれば、目指すサッカーに対する意識は変わりないながらも、
熟練度の部分においてやはり見劣りする面はあるなというのは感じざるを得なかった。
でもまあ、これは仕方ないことではあります。

僕は一つ下のエントリーにおいて、1stを5-1で終われたのは大きかったと記しました。
結果的には、まさにそうだったんじゃないかなという気はします。自画自賛的な言葉を
記していることに、面映さを感じるのは確かですが(苦笑)。2-0とされた時点においても、
東京がパニック状態に陥ったとは感じませんでしたから。これが1st4-1だったなら、
2ndは3-0でダメになったわけですから、2-0とされた時点で相当に浮き足立った状況に
立たされたと思う。もちろん名古屋はますます意気上がる雰囲気だったでしょうし。
その意味でもやはり、点を取れる時にきちんと取っておくことが必要なのだと感じますね。
それを言うなら、この試合においてカボレがきちんとゴールを決めてくれていたらという
思いはありますが、まあそれは言わないでおきましょう(笑)。

改めての言葉になりますが、まずはベスト4の戦いに臨めることを喜びたい。他のクラブが
タイトルを目指してシビアな戦いに取り組んでいる状況で、「休みを取らされる」のは
屈辱的な話ですから。東京がタイトルを目指した緊張感ある戦いを継続できることが嬉しい。
またここ最近の東京はナビスコベスト8が鬼門になっていましたが、それを自力で振り払えたのも
嬉しいですね。

この試合、瑞穂において、入場時に45リットルサイズのポリ袋(ゴミ袋)が配布されていました。
僕がスタジアム入りしたあとは幸運にも雨に降られることはなかったため、ポリ袋の
お世話になることはなかったのですが、このポリ袋配布は価値あるサービスだと思いましたね。
水曜の試合ですから、ビジネスパーソンが仕事を終えた後に駆けつけるという割合が
非常に高いでしょう。その場合、濡らしてはいけない書類や電子機器類を抱えての観戦という
人が多いと思う。ポリ袋配布により、その問題を回避できる可能性がグンと高まるわけですわね。
まあ実際問題としてはポリ袋類を持参し、対処を図っている人が多いかとは思いますが、
用意できなかった人もいるでしょうから。屋根が一部にしかないスタジアムだけに進歩した
サービスなのかもしれませんが(笑)、こういったところに気を配れる視点は評価される
べきだと思う。まあ味スタで同様の取り組みを行う必要はないと思いますが、いいことだなと
思える取り組みには、きちんと評価の声をあげていきたいと感じまして。
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ナビスコ名古屋戦を前に

2009-07-29 00:02:13 | サッカー
多くのことを考えたくなるリーグ広島戦の余韻もつかの間、今日はもうナビスコ名古屋の
2ndレグが待ち構えています。夏場のこの時期にタイトなスケジュールが組まれているのは
確かにキツイのですが、それでもタイトルを狙う戦いを行える喜びの方が大きいと感じている僕です。
もちろん、選手のコンディション管理の大変さには気を配らないといけませんが。

名古屋は味スタでの僕らとの2試合が、まず間違いなく彼らにとっての底だったのでしょう。
ケネディ加入後の2試合は明らかに東京との試合とは全く違う戦いぶりのようですから。
これはアフターゲームショーでのハイライト映像を見ただけで、言っているに過ぎないんですけど(笑)。

その意味で、味スタでの1stレグを5-1で終われたのは大きかった。これが4-1ならば、
2ndレグで3-0にされてしまったら負けになっていたわけですからね。ホームで3-0のスコアは
十分にあり得るものでしょう。しかし、4-0はそうそうないスコアだと僕は思うんですよ。
その根拠はと問われれば、別にないとしか言いようがないですけどね(笑)。

名古屋がこの試合をどのような意識づけで戦ってくるのかは分かりませんが、東京としては
4点のリードを最大限に活かした試合の入り方をしていいはずだとは思いますね。
つまりここしばらくリーグ戦で全く変化なく来ていたスタート11に、ここで変化をつけてみると
いった取り組みをしてみてもいいだろうと。1stを5-1という大差で終わらせたご褒美として、
それぐらいのことはやってもいいはずだという気はします。その結果4-0、5-0でやられてしまったなら、
それはもう潔く諦めるしかないですよ(笑)。

個人的な話ですが、東京を離れ関西での日々を過ごしている今の僕にとっては、名古屋でのこの試合は
実に価値あるゲームなのです。だって、東京から名古屋に行くよりは、大阪から名古屋に行く方が
近いんだもの…(笑)。広島戦でもなく、多摩クラでもなく、ここ最近で唯一スタジアム観戦できる試合が
瑞穂での名古屋戦というのは、なんとも不思議な気はしますけど(苦笑)。

まずはきちんとベスト8を突破しましょう!
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09.J1.19節東京‐広島(TV観戦)

2009-07-26 02:31:52 | サッカー
最後まで緊張感溢れるいい試合でした。一つ下のエントリーで記したとおり、僕はこの試合も
TV観戦でしたが、TVの画面からも張り詰めた雰囲気が伝わってきましたから。前半終了後の
ハーフタイム中にも僕は緊張感から解放されなかったぐらいでしたね。こんな感覚を覚えることは、
そうそうないのですが。

この試合を僕なりに表現すれば、こんな感じになるでしょうか。「お互いにナイフをお互いの喉元に
かざしながら睨み合いを続けた。しかし両者とも、相手の喉元を切り裂くまでには至らなかった。」
なんとも物騒な表現で恐縮ですが。またボクシング風の採点をすれば、東京10-9広島だったとは
思います。ただ、サッカーに判定勝ちはないですよね。連勝はいつかは止まるものですし、
勝ち点1を得てのストップなら最悪の止まり方ではない。しかしながら、ホームでの試合で
1で終わったことを満足は到底できない。最低限の安堵と勝てなかった無念さの双方が
ないまぜになった心境です。ボクシング風の採点をすれば、安堵9-10無念さではありますが(笑)。

それにしてもまあ、広島があそこまで引いてくるとは思いませんでしたね。東京サポーターの
ほぼ全ての人がそう感じたのではないでしょうか。広島が積極的に出てきてくれた方が
東京にとってもチャンスは多くなるわけで、あれだけ引かれるとさすがに厳しい。それでも
そこをなんとか…と思う気持ちは確かにありますが、あそこまで守りの姿勢を徹底されれば、
やはり難しい。また広島GK中林の頑張りも評価すべきでしょうね。

僕自身、広島があれだけ守りに比重を置いた試合運びを見せたことに驚いたのは事実です。
ただ僕は、1つ下のエントリーでこのようなことを記しました。
>>ガチガチに守りを固めた戦い方を選択し、それを90分間遂行しきって
>>勝ち点3をもぎ取るなんて芸当を見せてくれるのなら、それはそれで面白いとは思いますね。
>>ああこのチームにはこんな引き出しもあるのか、こんな戦い方もできるのかと感じさせてくれるなら。
さらにその後、こんなことも僕は記しました。
>>これは東京、広島どちらのチームであっても。
東京のみならず広島が守りを固めたスタイルを選択しても、それで結果を残したのなら
評価するといった趣旨のことを僕は記していたわけです。結果を残すという意味では
勝ち点3ではなく1にとどまったわけですが、守りを固めた戦い方を最後まで遂行しきったのなら
それはそれで評価すると事前に言いながら、いざそのとおりの試合展開になったら態度を豹変させると
いう姿勢をとるべきではないはずだ。

もちろん、広島だけでなく東京も新たな引き出しを見せてくれたとは言えるでしょう。
ゴールを奪えないままに時間だけが過ぎるというこのような試合展開は、東京が不得手と
するものでしたよね(笑)。最後には結局やられてしまっていたという(笑)。そのような
最後の崩れを起こすことなく、点がとれないならば相手にも点をとらせず、最低限勝ち点1は
確保しておくという試合運びをできた。それも相性がいいとは言えなかった広島相手に。
これは十分、東京の成長を示すものと見ていい。前向きに捉えたいと僕は考えています。

ただ攻撃的なサッカーを続けていた広島でさえ、東京相手にあれだけ引いた姿勢をとってきたことは、
今後も十分起こりえるものと考えねばならないでしょう。つまり、引かれた時への対応という
課題が表れたと。まあこの問題を高次元で打開できるチームは、世界的に見てもそうそう
ないでしょうが(笑)、そこに向きあっていかなければならないはずですわね。これも
充実した現在の状況だからこそ巡ってきた課題でしょうから、チーム全体としてのもう一歩の
飛躍を願うところです。

チームが好調、夏休み、複数のイベント実施などの様々な要因が重なり、多くの観客数を
得られた試合でした。それだけに勝ちたかったのは事実ですが、決してツマラナイ内容では
なかったと思う。また連勝記録も続いていけば、それは結構なプレッシャーになるものです。
だからこそ、記録が一旦リセットされ、改めてフレッシュな心境で重要な多摩川クラシコに
臨めることをむしろラッキーと思いましょうよ。今の東京はそのような意識を持てる状況の
はずですから。僕は多摩川クラシコも残念ながら現地観戦はできませんが、TVの前で
精一杯の声援を送ります。
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広島戦を前に

2009-07-25 03:03:26 | サッカー
今日の広島戦、3つ下の「大宮戦を前に」のエントリーで記したとおり、僕は残念ながら
味スタに足を運ぶことができません。3月の関西滞在時にも同様のことがありましたが、
ホーム味スタでのリーグ戦をTV観戦というのはやはり不思議な気はします。ただこれは、
受け入れねばならないことです。

どの試合でも当然そうなのですが、広島戦は絶対に勝ちたいですねぇ。前回の対戦時には
非常に悔しい敗戦を喫しましたから。あの悔しさは忘れられないですよ、本当に。

広島は槙野、ミキッチが出場停止ですが、主力選手2人が欠けるのは当然痛いはず。
ただだからといって、広島の戦力が極端に落ちるわけでもないでしょう。相手の主力が
抜けることを意識した試合の組み立てをしながらも、それが過信にならないように気をつけようと
いうところでしょうか。あと広島の選手の出場記録を確認して驚いたのですが、前節で下田が
サブに入っているのですね。今の東京の権田と塩田の関係同様、いきなり下田がスターティングとは
いかないのでしょうが、下田が控えているということ自体が広島に自信を与える面は
あるのかもしれません。

面白いサッカーをするチーム同士の対戦といった言い回しも結構されているようですが、
まあそれはあまり意識しなくてもいいでしょう。今の両チームが正面からぶつかり合えば
自然と面白い試合になるでしょうから。ただ僕としては、面白い試合への期待というか
前評判を逆手に取り、ガチガチに守りを固めた戦い方を選択し、それを90分間遂行しきって
勝ち点3をもぎ取るなんて芸当を見せてくれるのなら、それはそれで面白いとは思いますね。
ああこのチームにはこんな引き出しもあるのか、こんな戦い方もできるのかと感じさせてくれるなら。
これは東京、広島どちらのチームであっても。もちろんそれが裏目に出たならば、今までのサッカーの
流れを断ち切ったうえ試合を落とすという最悪の状況となり、目も当てられないわけですけど(笑)。

まあ上記した件はもちろんながら、ほとんど冗談話にすぎないことです。今の状況で
東京がこれまでと違う戦い方を選択する必要はないですし、骨のある相手に東京のサッカーが
どのような結果を残すかを見たいと僕も思いますから。また言うまでもなく、今の両チームが
あえてこれまでと違うサッカーで臨んでくるとは、根本的に考えづらいですし。

必ずや、勝ちましょう。そして味スタに行かれる方は、東京のクラブスポンサー様である
サントリーのザ・プレミアム・モルツを存分に味わってください。ぜひとも(笑)。
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得点表記の方法

2009-07-22 01:30:09 | サッカー
1つ下のエントリーの大宮-東京戦の感想において、僕は「0-3の勝利」という表現を用いました。
またこの柏戦のエントリーにおいても、「0-2としたあと…」という言い回しをしています。
リードしているチームのスコアを後に記すことに、違和感を感じられる向きもあるかもしれません。
ただこれについては、僕の中では完全に意思統一ができている表現なんですね。つまり
どんな状況においても、ホームチームのスコアを先に記す、述べるという。

サッカーのリーグ戦は基本的にホーム&アウェーで行われますわね。言うまでもなく、Jリーグも。
そして当然試合運営をはじめ、様々な局面においてもホームチームが前面に立って試合が
進められていく。それならば、スコアの表記もホームチームを先に記すべきではないか、
なんてことを考えてこのようなスタイルにしているんですね。少々大げさな言い回しをすれば、
こういうところからもホーム&アウェーの意識を徹底していった方が見ていて楽しいんじゃないかな、
なんてことも考えにあります。もちろんこれは、僕個人の勝手な考えに過ぎないのですが。

ホームチームのスコアを常に先に記すスタイルをとっておられるといえば、こちらの方
そうですね。もちろん他にも多くの方がおられるかと思いますけど。

東京の次の試合は、先に記す数字の方が大きなものになってもらわないと困るわけです(笑)。
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09.J1.18節大宮‐東京(TV観戦)

2009-07-19 02:15:06 | サッカー
この試合を僕は事情により大阪市内某店にて観戦させていただいたのですが、この試合は
コンディションの問題が最大のポイントになると思う、といった趣旨の話をしておりました。
1週間の間隔で試合に臨んだ大宮に対し、水曜にナビスコが入った東京は中2日での戦いを
余儀なくされた。この部分が響かなければいいが、と考えておりました。

試合全体を通じ、やはり疲れが出ているんだなと感じるところはありましたね。パス回しや
ポジショニングに微妙なずれが散見される場面が目につき、ピンチを招きかねないケースはあった。
ただこれは仕方ないことではあるでしょう。もちろん、そのようなミスがないに越したことは
ないですが、選手も人間ですし。

キックオフから東京が圧倒的なボール支配を見せていましたが、シュートをなかなかうてていないと
いう感はありました。一方大宮も25分前後あたりからペースを取り始め、結構イヤな雰囲気を
僕は感じていましたね。このまま0-0で前半を終えられたら、それは大宮の狙い通りだな、
というようなものを。それだけに、平山の先制ゴールは実に貴重なものでした。率直に言って
これで負けはないだろう、とは思いましたね。ただこのゴールには、伏線があったように思います。

その伏線とは、ドゥドゥの交代ですね。前半終了間際というあのタイミングでの交代の意図を
僕は図りかねたし、大宮の選手にも同様の感覚があったのではないですか。もちろん、プロ選手の
感覚と素人の僕を同一に論じることは失礼ですけど(笑)。この試合でスカパーのコメンテーターを
務めていた幸一(柱谷)も、このタイミングでの交代にはやはり疑問を呈していて。少なくとも、
大宮の選手にこのタイミングでの交代の意図は伝わっていないはず。これにより大宮の選手が
エアポケットに入ったように感じました。そこをきちんと衝いて、ゴールを取りきったことには
大きな価値がありますよ。そのあたりの試合の流れをつかむ感覚の鋭敏さが、今の結果を
生んでいるのだとも思いますし。

あのゴールの場面は、後方からのロングボールをカボレが落とし、羽生が出したパスを
平山が決めたという流れでした。それぞれの選手が自分の特徴を出したわけですが、
僕は特に羽生のパスが嬉しかったですね。ここ最近の東京を見ていて、羽生がようやく
本当の意味で東京の選手になってくれたなと感じます。つまりチームとして羽生を使い、
また羽生に使われるといったかたちが目に見えて増えてきた。羽生のあの素晴らしい動き出しを、
他の選手もより高い次元で活用できるようになったというか。このゴールにおいても、
カボレが落とし、平山がうつという、双方をきちんと見据えた動きを羽生がしているわけですからね。

後半開始から10分ほどは、大宮の動きがよく東京は守勢に回りましたが、ここを何事もなく
抑えられたのが大きかった。時間の経過とともにむしろ大宮の運動量が落ちたように
僕には見えましたが、フィジカルの維持という部分において東京が開幕前のトレーニングキャンプの
時点でいい取り組みをできていたのかなとも思います。この試合に限った話ではなく、
最近の東京の選手の動きを見ると、開幕前のトレーニングの蓄積がここにきて生きてきたのではないかとね。

石川の連続ゴールは途切れましたが、それでも終わってみれば0-3の勝利。今の東京において
もちろん石川は絶対的な存在ですが、石川だけのチームではないと僕は以前に記しました。
この結果はそれを示せたといっていいはずのものであり、そこにも喜びを感じます。
つまり、石川を徹底マークすればそれでいいとはいかないよ、と他クラブに示せたということで(笑)。

J1はオールスターで1週間休みとなりますが、そこまであと2試合。この2試合が広島、川崎という
厳しい相手ですが、勝利を。そのためにいいトレーニングと、いい休養を。
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大宮戦を前に

2009-07-18 03:10:22 | サッカー
事情により、僕はしばらく東京の試合を生観戦できません。ナビスコ名古屋戦の2ndレグは
観戦に行きますが。好調な今の東京をしばらくスタジアムで楽しめないのは残念ですが、
これは受け入れねばならないことです。だって僕は、東京を応援するようになってからというもの、
見たいと望んだ試合をほぼ全てスタジアムで観戦できていたのですから。長きに渡り
そのような幸運に恵まれていたのですから。

大宮は、この東京戦から新外国人選手が登場のようですね。Kリーグ得点王の実績を持つ選手と
聞きますが、その経歴ならカボレが上だという事実をきちんと示して欲しいものです。
あと、ラフリッチをうまく活かした攻撃を仕掛けられることの方が怖いと感じるのは、
僕だけではないと思いますけどね。

本音としてはやはり、NACKに足を運べないのは残念ではあります。昨シーズンのNACKでの
試合は東京が0-3で快勝してくれたことに加え、大宮駅からNACKまでの雰囲気、大宮の
ボランティアスタッフの方のフレンドリーさ、満員のNACKが醸し出す素晴らしい雰囲気、
さらには東京に戻った後の感想戦に至るまで(笑)、全てが素晴らしい思い出となっていますから。
どうせなら東京が素晴らしい勝利を収め、NACKに足を運べなかったことがより一層悔しく思えるような
展開となることを願います(笑)。

必ずや、勝ちましょう。
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09.J1.17節東京‐名古屋

2009-07-13 23:57:34 | サッカー
今の名古屋について僕は、様々な動きがあり試合に集中しづらい状況ではないかと考えていました。
またここ最近の数試合も決していい内容ではなかったと聞いていましたし。そのような状況の名古屋と
現在の東京の好調さを考えると、先制点をあげられさえすれば、そのままなんとか押し切れるのでは
ないかと思っていました。しかしまさか、3分にその先制点が入るとはね。

もはや石川の素晴らしさを語る必要はないのでしょうね。当ブログで何度か記していますが、
今の石川にとっては、これがベーシックなラインだと考えていいのでしょう。誰もが石川を
マークすべきと考え、ゴールマウスには楢崎が控える状況においても、あっという間に
ゴールを奪ってしまうのですから。また石川のゴールが生まれるまでの時間帯も、すでに
東京が主導権を握っていたのは事実でしょう。

キックオフから15分ほどの東京は素晴らしい出来でしたが、サッカーは相対的なものであり、
その後は徐々に名古屋がボール支配を高めていく。名古屋の時間に移りつつあるのがイヤだなと
感じていたのですが、それだけにあの2点目は嬉しかったですね。石川がサイドを長躯し、
同じく駆け上がってきた羽生をきちんと視野にいれ、うちやすいマイナスのボールを丁寧に入れる。
羽生もふかさないことを意識するとともに、楢崎から見てキャッチが難しいであろうコースを狙いシュート。
そしてはじいたところにカボレがきちんと詰めて押し込む。それぞれの選手がなすべきことをして
あげたゴールであり、美しさと喜びにあふれたゴールでしたね。

このゴールにおける最初の基点となった石川へのパスは、平山だったはずですよね。石川への
パスが出た瞬間に、これはゴールになるんじゃないかと多くの東京サポーターは思ったことでしょう。
サッカーというスポーツは基本的には、自分たちにとっての都合のいい願望は、そのほとんどが
かなえられずに終わるものです(笑)。しかしこのゴールまでの一連の流れは、こうなってほしいという
願望をきちんと形にしてくれたものと言えましょう。実に喜ばしいことですよね(笑)。

前半の名古屋を見ていて、やはり小川は能力ある選手だなと思いました。小川の脅威を僕は
強く感じていた。それだけに選手交代によるポジション変更の結果、後半の小川が前半よりも
ゴールから遠ざかった位置取りでプレーしてくれたことは、助かったと思いましたね。
またやはり、吉田麻也と中村の不在も名古屋にとっては大きかったのか。

2点リードした試合で「シュートうて」コールが上がるのは極めて珍しいと思いますが、
確かに昨日はボール回しに固執する嫌いはあった。名古屋相手に2-0で勝利するのなら、
本来は何も文句はないはずですが、さらにゴールをあげられたのは得失点差においても価値がある(笑)。
また途中出場でその頑張りが目についていた達也が取ってくれたのも、嬉しいことでした。

今の石川およびレギュラー陣全体としての調子を思えば、達也がなかなかスターティングからの
出場機会を得られないのは確かでしょう。しかしその状況下でも彼はきちんと調子を維持している。
そこにも好感を持ちますね。またこれは、塩田や椋原、佐原、金沢といった選手たちも同様でしょう。
レギュラー陣だけでなく、チーム全体として好調にあるのだと見ていいはずですよ。
その意味では赤嶺にもゴールを取ってほしい、取らせたい、と思う。

見たところ、味スタの芝に大きな問題があるとは感じませんでした。一つ印象に残ったことをあげれば、
サイドライン際に流れラインを割るかと思ったボールが、ラインを割らずにゴールライン方向に真っすぐ
流れる場面が目についたというところでしょうか。これは試合後の感想戦の席でも指摘されていたことでした。
まあこのあたりはホームの東京が、ピッチの特性というか癖をつかめばいいだけのことですわね。
味スタのピッチを管理する現場サイドの方が努力されているのは昨シーズンから感じていましたし、
今回の芝の張替えについても彼らの頑張りに感謝を捧げたい。そしてこのホーム味スタにおいて、
これからも勝利を重ねてくれることを願います。もちろん、次節のアウェー大宮戦も。
(7月14日0:10追記) 水曜日のナビスコ名古屋戦を、忘れておりました(苦笑)。実は僕、事情により
この試合を味スタで観戦できないもので。同じ相手と中2日で連戦というのは難しいものと思いますが、
いい結果を。
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09.J1.16節神戸‐東京

2009-07-05 12:21:27 | サッカー
正当な勝利だと思います。監督交代が神戸の選手に、サポーターに、大きな意識の変化を
与えたのであろうことは感じられました。ただやはり、監督交代から3日程度で質の高いサッカーの
構築を求めるのはさすがに難しい。チームとしての蓄積において、東京が一枚上だったのだ、
という評価をしていい内容だったと言えるのでしょう。

ここ最近の東京を見ていて感じるのは、不必要に急ぐプレーが激減したということですね。
相手が守備組織を構築している際にギャンブル的に前を急ぐのではなく、じっくりとキープし
ボールを失うことなく機を伺い、丁寧に攻めて行く。別の言い方をすれば、時間をかけるべき
状況できちんと時間をかけられるというか。4月頃ならリードして向かえた残り10分足らず
なんて状況下でさえ、落ち浮きを失っていたのですから(笑)。

この試合でもボールを回し、パスをつないでいく意識が徹底されているのだなと感じる場面が
随所に見られました。それこそ自陣ペナルティエリア付近でさえ、細かなパス交換で前に進もうと
しているのですから。そしてそこに相手選手が本来のポジションを離してプレッシャーをかけてくれば、
今度はその空いたスペースに長めのボールを入れて見たり。緩急というか、相手をイナすプレーというか。
東京がこんなパス交換をできるなんて、とても思えませんでしたよ。4月頃までは(笑)。

前半は0-0で終えましたが、ボクシング風の採点をすれば神戸9.5-東京10というところだったのでは。
つまり東京の判定勝ちというような。ただサッカーの世界には、判定勝ちはないですわね(笑)。
それだけに先制点を奪って優位な状況をより明確にしたいと考えていましたが、またしても
石川の見事なゴール。もう今の石川は、一時的な調子の良さといったものではなく、
これが普通の状態なのだと見ていいでしょう。完全に一段上の次元に達したと判断していい。
その意味で、試合後にゴール裏から石川へ「平常心」コールが出たのは良かったですね。
これが普通の状況なのだというね。

もちろん今の石川は絶対的な存在ですが、ただ東京が石川のワンマンチームかというと
それは違う。カボレがいて、平山がいて、羽生の動き出しがありというように、それぞれの選手が
それぞれに脅威を与える動きを出来ている。今の東京は攻撃のキーマン一人をマークすれば
OKということではない。そこに喜びを感じますね。様々な可能性を秘めていることに。

そう考えれば、昨日の2点目をカボレが決めてくれたのは価値がある。カボレの存在は本当に
大きなものですが、ゴールという結果とは縁が薄かった(笑)。ゴールがあるとないとでは
やはり違うはずで、今後さらにカボレもよくなってくれるでしょう。ただ昨シーズン夏場の
カボレのプレーぶりに、暑さにあまり強くないのではないか、という印象を持ちましたので、
コンディション調整を願うところです。

リーグ戦再開からの3試合、東京はスターティングの11人が全く同じ顔ぶれです。確かに
この11人はチームとして非常に高レベルにあると思う。ただこれから夏場を向かえるわけで、
選手のコンディションの問題が現れる可能性は十分にある。またケガやカード累積なども
当然ありえるでしょう。昨日で米本が累積3枚になりましたし、徳もすでに3枚貰っていますから。
そのあたりを考えれば、再開後のスターティング11人以外の選手の充実もより必要性が
増してくるはず。チームが好調にある今だからこそ、全体の底上げを意識したいですね。
調子のいい時期には、いろんなことをやりやすいはずですから(笑)。あと言うまでもないことですが、
赤嶺を放出する余裕など全くないはずですよね。

僕にとって今現在のさしあたっての目標は、得失点差をプラスに持っていくことです(笑)。
次節でそれを実現できれば、もちろん万々歳ですが。次の名古屋戦も、必ずや勝ちましょう。
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