珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

東京ブギウギ

2009-11-27 03:30:51 | サッカー
今シーズンの東京の戦いは残すところ2試合のみ。ホームゲームは土曜・28日の神戸戦が
最後となりました。東京の、2009年シーズンに残されたわずかな試合にきちんと臨もうではないですか。

ところで東京の選手がゴールを決めた際に歌われる曲が、東京ブギウギであることは今さら
語るまでもないでしょう。僕自身数え切れないほどこの曲のサビの部分に触れているわけですが、
改めてこの名曲について知りたいと思いネットを徘徊したところ、ちゃんとあるのですね。
その映像が。You Tubeとはなんと凄いメディアなのでしょうか(笑)。そして、笠置シヅ子さんが
歌う東京ブギウギを拝見して、驚きました。その踊りの、あまりの激しさに。

この名曲は服部良一先生作曲、鈴木勝氏作詞で1948年に発売されたとのこと。今から60年以上も
前のことなんですね。その時代に女性歌手がこれだけ激しく歌い踊るという姿は、どれほどに
衝撃的なものだったでしょうか。間違いなく、笠置シヅ子さんは時代の先駆者、開拓者であったはずだ。
1948年といえば戦後間もない時期。青い山脈やリンゴの唄などの曲と並び、この名曲が沈んでいた日本人に
希望を与えたという話は耳にしたことがありますが、確かにこの映像を見ればそれも納得できます。
当然ですが僕は、この曲がヒットした当時のことなど何も知りません(笑)。ただ、もしかしたら
笠置さんが歌い踊る姿は当時の女性にこそ勇気を与えたのかもしれませんね。もちろんこれは、
僕の勝手な想像に過ぎませんけど。また美空ひばりさんが世に出たきっかけの一つに、
笠置さんの唄を上手くマネできるというのもあったそうな。このエピソードを見ても、
笠置さんが物凄いスターであったことが伺えますよね。

この名曲を自分が応援するクラブのチャント・応援歌として歌えることに、喜びを覚えます。
また、これほどの名曲なのだから、僕らもきちんと対処しなければならないなとも思いますね。
きちんと対処というのが、具体的にどのような態度を指すのかは、僕自身全く分かりませんけど(笑)。

今シーズン残り2試合で、東京ブギウギを歌う機会を増やそうではないですか。できれば
2試合合計で10回ぐらい歌えれば最高ですよね(笑)。

なお60年以上昔、服部良一先生作曲という括りにおいて、僕は以前にこのようなエントリーも記しております。

笠置シヅ子 東京ブギウギ


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地域決勝、開幕

2009-11-21 02:57:49 | サッカー
今年も地域決勝の季節がやってきましたね。過酷すぎるほど過酷な、この大会が。

現在日本国内で展開されている全国規模のリーグは、J1、J2、JFLの3カテゴリー。JFL以下は
関東、関西、北信越といった地域ごとのリーグになるわけです。そしてこの地域決勝は
JFL参入を争う大会と位置づけられている状況で、ここで勝ち上がれれば来シーズンからの
JFL参入の権利を手にできる。つまり、将来的にJを目指す意向を持ちかつ現時点では地域リーグに
属するクラブにとって、まずはこの大会を勝ち抜かねばならない。それだけに、この大会の過酷さも
推して知るべしというものですね。

僕はここしばらく、地域決勝をグループリーグから観戦できていましたが、今年はグループリーグに
足を運ぶことができません。これはまあ仕方ないことなんですが、残念ではあります。

グループリーグの組み合わせはこのようなもの。僕が親しくさせていただいている方に松本山雅を
応援される方が複数おられますので、僕も山雅に頑張ってほしいという気持ちはあります。
ただ個人的には、昨年の地域決勝グループリーグで見て非常に好感を持ったグルージャ盛岡を
応援したい。また、今年の全社で見て内容の良さに驚いた日立栃木UVAの動向にも注目したいところ。
東京でプレーした前田和也が現在は日立栃木に在籍しており、彼が大きな存在感を持つのは
もちろんです。

ただこのチームで注目すべき選手は、なんといってもDF4番の栗原英明。僕が見た全社の試合が
偶然にも山雅との戦いだったのですが、内容的には圧倒的に日立栃木の試合で、山雅は
終了間際になんとか追いつきPKで勝利を拾ったものでした。この山雅戦での栗原のプレーぶりは
まさしく大黒柱であり、DFの軸としての働きは素晴らしいものでした。山雅の柿本が
栗原のフィジカルに押し込まれるほどでしたし。4部レベルでこれほどの選手がいるのだなと思いましたよ。

この試合、僕は観戦記を記すことができませんでした。ただ日立栃木の、栗原のことは
何かのかたちで記しておきたいと考え、ここにてまとめた次第。日立栃木はグループBですが、
このグループは日立栃木とJAPANサッカーカレッジが今日21日、つまり初日の第一試合で
いきなりぶつかるのですね。この試合がこのグループを大きく左右するのかもしれません。

なお僕は出場全クラブの意向を把握できていませんが、もしかしたら例え地域決勝で上位に
入ったとしても、JFLには参入しないという考えのクラブもあるかもしれません。もしそういった
判断を下すクラブがあったなら、それは尊重したい。JFLに行くかどうかはあくまでそのクラブが
決めることであり、地域決勝で上位に入ったならJFLに参入しなければならない、というものでは
ないはずですから。
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09天皇杯東京-仙台(未観戦)

2009-11-15 17:18:18 | サッカー
丸亀での天皇杯、東京-仙台戦は0-3で仙台勝利とのこと。僕はこの試合、丸亀に行けず
TV中継もなかったため、内容は全く分かりません。まあどう考えても、このスコアで東京が
いい内容だったとは思えませんが(笑)。信頼すべき方々からのレポートにおいても、
スコアどおり極めて厳しい試合だったようで。まあ、受け入れるしかない。勝つこともあれば
負けることもあるのですから。

この敗戦により、今シーズンの東京は12月5日のJリーグ最終節がそのまま2009年最後の試合と
なるわけです。色々あった(ありすぎた?)今シーズンも、気がつけば残り3試合。うち2試合において
絶対的な存在である梶山が不在という状況になりますが、残り3試合を大切にしようではないですか。
それはつまり、毎日の積み重ねを大事にしようということでもあります。日々の練習の
蓄積が試合に表れるはずですから。また梶山を使えない状況だからこそ、梶山頼みではない
サッカーを構築するチャンスとも捉えたい。絶対的な存在を欠くことが、極めて難しい局面で
あるのは百も承知のつもりですが…。

ここ最近で、東京がリーグ戦終了前に天皇杯を終えたことがありましたかね。リーグ戦は
終わっても天皇杯があるから、東京のサッカーをまだしばらく楽しめるという状況を
当たり前に思っていましたので、今シーズンはちょっと寂しいなという気はしますね。
ただこれも、失って初めて感じるもの。繰り返しの言葉になりますが、受け入れねばならない。
ちょっと大げさな言い方かもしれませんが、敗戦をきちんと受け止める態度は大事だと思う。

残り3試合、きちんと戦いましょう。そして丸亀に行かれた方、お疲れ様でした。せっかくですから、
せめて讃岐うどんは楽しんでください…(笑)。
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09天皇杯3回戦東京-草津(TV観戦)

2009-11-12 00:34:00 | サッカー
僕は天皇杯のエントリーを上げるたびに記しているぐらいだと思いますが、天皇杯は
とにかく勝てればいいのですよ。負ければその瞬間に明日を失ってしまう戦いですので、
次のステージに進む権利を得られればそれでいい。僕はそう考えています。ましてこの試合は
清水、ナビスコ決勝、浦和と続いたあとの中2日での試合。それも東京から遠く離れた地。
どうしたって、心理的に難しいのは事実でしょう。また一般論としても、カップ戦は
下のカテゴリーのクラブの方が意識づけを高めやすいわけですし。

メンバー構成も苦しいものでしたよね。現状のベストから6人入れ替わっていて。厳しい日程の中、
こういう構成で臨まねばならない試合もありますな。とにかくこの試合は、色々な意味で
難しい試合でした。それだけに、勝利を喜びたい。祐介がコーナーを蹴り、それがゴールに
結びつくなんて、面白いシーンも見られたことですし(笑)。

ただ、一つだけ指摘せねばならないな、と思うことはあります。それは田邉の出来。
まあなんというか、攻撃の力になれてませんわね(苦笑)。攻撃面を期待されて入っているはずの
選手が、攻撃においてあの状況では厳しい。奮起を願うしかない。そしてもう一つ言えば、
この試合の田邉よりも下だというのなら、大竹も厳しいですわね。19,20才の選手に
多くの期待をかけるのは本来酷だとは思いますが、そこはやはりプロですから。大きなチャンスが
広がっているわけでもあるのですし、さらなる頑張りを。

次は仙台ですか。楽な試合にならないことは想像できますが、勝ちましょう。
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凄すぎるライブ

2009-11-10 23:58:19 | 映画・音楽
これほどまでに、パフォーマーとオーディエンスが一体化した(と言いますか、オーディエンスが
パフォーマーを遥かに凌駕している)ライブを、僕は見たことがありません。もう、とにかく
凄いという言葉しか浮かびません。

僕は当ブログにおいても過去に記したことがあったのですが、宮崎・延岡出身の父の血を引く
人間です。僕自身が九州で暮らしたことはないものの。九州の感覚を少しは知っているつもりで
いましたが、この映像を見て自分の知ったかぶりを心から恥じました(笑)。まあ、九州と
沖縄・琉球とはまた違うといった感があるとは思いますし、九州を一括りにできるわけもないですが。

それにしても、本当に思います。沖縄の、琉球の、独自の音楽およびそのリズムを身体で知り、
それを濃厚に伝えている人々の感覚は、全くもって別世界のイメージなんだなと。大げさでなく
感じますね。沖縄を、琉球を、もっと知りたいと。

素晴らしき世界を知れたことに、感謝。地元を離れたからこそ、地元を思い出せる時には
血がたぎるといった感覚は、間違いなくありますよね。

ハイサイおじさん

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09.J1.31節東京‐浦和

2009-11-09 00:35:03 | サッカー
残念な敗戦です。東京は城福体制になってから多くの進歩を遂げましたが、唯一(といっていいでしょう)
残ってしまったのが、浦和との相性の悪さ。ただこれもサッカーです。ナビスコでの勝利も、
浦和相手の敗戦もひっくるめて、サッカーであり東京の現在地であるはず。この試合の敗戦は
もちろん悔しいものですが、受け入れなければならない。

この敗戦自身もちろん痛いわけですが、梶山が紙を貰ってしまったことが本当に痛い。
梶山はこれで2試合出場停止ですからね。ただ、彼のコンディションが相当厳しい状況で
あったのも事実ですから、そのコンデシション面を思えば「ムリヤリ休まされる」ことにも
意味はあるというぐらいに見るべきなのかもしれません。梶山がいない状況での千葉戦、神戸戦の
戦い方は当然考えねばなりませんが。

僕は悔しい敗戦を喫した際によくこの言い方をするのですが、次の試合が迫っていることを
むしろ好都合だと思いましょうよ。もう水曜日には天皇杯草津戦が待っている。次に向けてまた
立ち上がらざるを得ないわけですから。もちろん日曜に味スタで試合したあと、水曜に長崎での
試合というのは厳しい日程ですが、それは仕方のないことですし。敗戦という結果をきちんと
受け入れた上で、また次への歩みを進めていきましょう。
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09.ヤマザキナビスコ杯決勝東京‐川崎

2009-11-04 23:39:32 | サッカー
応援するクラブがタイトルを手にする。その喜びを多くの人と分かち合える。幸せなことですね。

多くの東京サポーターが感じておられたようですし、僕自身国立で言葉を交わさせていただいた
こちらの方こちらの方にお話していたのですが、この試合については全くもって悪いイメージが
浮かばなかった。きちんと戦えば勝てるという感覚を、決して強がりではなく持つことが
できていた。それは開幕当初の苦しみや、多くのアクシデントに見舞われながらも、
今シーズンの東京が築いてきたサッカーは自信を持つに値するものだという意識があったから
ではないかなと、今になれば思います。自分でも不思議なほどに、この試合は大丈夫だという
感覚があったのですね。

そしてそのとおり、充実した内容でタイトルを手にすることができた。本当に嬉しいです。

ナビスコ決勝という大舞台でこのような内容あるサッカーを出来たのは、相手が川崎だったから
という面はあるような気がしますね。言うまでもなく川崎は能力の高いチームですし、東京に対し
強い意識づけで臨んでくるチームでもある。しかし、だからこそ東京は、相手にきちんと敬意を
はらったうえで、勝つための準備を整え、その準備を試合に反映させ最後まで足を止めることなく
戦い続けられた。川崎という最高のライバルが相手となったからこそ、東京が素晴らしい試合を
行えたようにも思えます。もちろん、満員の国立、決勝戦という舞台ですから、どこが
相手になろうとも気持ちは自然と高まるものですけどね。

米本のいつもながらの相手へのプレッシャーおよびミドルが素晴らしかったのは言うまでもなく、
MVPが米本であることにも異論はありません。ただ僕としては、権田の奮闘にも目を向けておきたい。
彼の再三の好セーブが川崎を焦らせ、東京を落ち着かせたのは確かでしょうから。それにしても、
18才の米本、20才の権田がこの大舞台で見事なプレーを見せてくれたのは、改めて頼もしく
感じますね。もちろん、普段の彼らのプレーぶりからすれば何も不思議はないですが。

試合後に藤山および浅利が胴上げされた場面、ジーンときましたね。彼らが植えつけてくれた
財産を今の東京はきちんと形にできていると思う。そこも嬉しい。彼らに加え、石川、茂庭、
さらにカボレの想いも掬い上げ、チーム全体として素晴らしいサッカーができた。タイトルを
得ただけでなく、このようなチームとしての充実を感じられることに、幸せを覚えます。

前回のタイトル獲得から5年、東京はお世辞にも順調な道筋を辿れたとは言えませんでした。
ただ、ようやく東京が進むべき道を進み始めたと思いますし、着実に成長もしている。
これをより確実なものにしていきたい。もう後戻りはしたくない、本当にそう思います。
だって、タイトルの素晴らしさを改めて実感できましたし、この喜びを何度でも味わいたい
ですから(笑)。

自分たちがこの舞台に再び立てたことで再認識しましたが、ナビスコ決勝は最高の祝祭空間ですね。
1992年からこの舞台を提供し、日本サッカー界に多大なる貢献を果たして下さっている
ヤマザキナビスコ株式会社に心から感謝致します。僕はもともとナビスコカップ好きですので
余計にそう思うのですが(笑)、これほどまでに日本サッカー界を、Jリーグをサポート
してくださっているヤマザキナビスコ社への敬意を、忘れないようにしたい。

昨日の帰りにふと夜空を見上げると、見事な満月を目にすることができました。最後の最後まで
素敵な1日であった2009年11月3日。全てに感謝を。
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さすが、大阪

2009-11-02 01:14:07 | サッカー
東京の重要な試合の一つが、いよいよ迫ってきましたね。明日も必ず勝ちましょう。

ところで、ナビスコ決勝があるため、東京はこの土日は公式戦がありませんでした。
自分が応援するクラブの試合がない週末は非常にヒマになってしまうため、この週末は
特別の意図はないながらも、多くの時間をネット巡りに費やしておりました。その中で
たまたま出会ったのですが、セレッソのサイトで抜群に面白い画像を見かけまして。

リンク先を見ていただければ一目瞭然ですが、ロビーがこんなことを言ってるのですね。
「今年J1昇格を逃し…オオカミ少年になってしまう」。ロビーがオオカミ少年になってしまうなんて
語ってしまうこの面白さ。今シーズンのセレッソにとって、唯一無二の目標であるはずの
J1復帰がいよいよ現実化するこの局面において、どうしたって緊張感が高まるであろうこの状況において
クラブ公式ポスターでこんなギャグをかましてしまえるというこの感覚、懐の深さ。
これはやはり、さすが大阪だなと思いますね。そんなに眼を吊り上げんでもよろしいやん、
とでも言いたくなるような、肩の力をフッと抜けるような、洒脱で余裕を感じさせるメッセ-ジを
この状況で配信できるというユニークさよ。

このエントリーの冒頭にて、東京の重要な試合が迫って…といった趣旨の言葉を記しました。
やはりなんだかんだ言っても、ナビスコ決勝に向けて僕らファン・サポーターの立場でさえも
肩に力が入る状況にあることは事実です。しかしながら、極限までテンションが高まるのも
よくないよ、少しは余裕がないとね、なんて感覚をセレッソの公式ポスターを見て思い出せたような
気がしております。

もちろん僕らの立場でも非常に高い緊張感を持ってナビスコ決勝に臨むことにはなりますが、
その中に少しばかりの余裕もないといけませんわね。個人的には、ナビスコ決勝直前に
セレッソのこのポスターを目にすることができて良かったと感じていますよ。セレッソの
このユーモアに感謝したい。
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