熊本から帰ってきました。当ブログで何度か触れているように、今年は熊本に行く機会が
何度かあり、今回もそのいい印象があったから熊本遠征を決めた面もあります。熊本はやはり
いい街ですね。それでは今回の遠征で感じたことをまとめます。
●いきなり上に記したのと正反対のことを記しますが。この試合の観客数は7,019人。
またスタジアム全体の雰囲気も大事な試合を控えたそれではなく、のんびりとしたもの。
この試合に負けたらマズイということさえ、知らない人が多かったかもしれません。
さらに北朝鮮応援団に確保されたのが、メインスタンドセンターラインよりわずかに
アウェー寄りという最高のスペース(笑)。重要な国際試合でアウェーをそこまで厚遇するのは
理解しかねますが、そういうこと自体をまるで分かっていないのかもしれない。この試合の
実際の運営はおそらく地元のサッカー協会でしょうが、まあ地元協会を責めるのは酷でしょう。
となれば、なぜ日本サッカー協会がこの試合を熊本で行ったのかを考える必要がありますな。
Jが最終局面を迎え、Jクラブがある地域ではできなかったということなんでしょうが、
空席が目立つスタジアム(大きなスタジアムなので7,019人でもね)、不慣れな運営では
日本開催の意味や、ホームの利があったのだろうかという気がしましたね。この大会が
日本で開催されるということ自体、ほとんど知られていなかったようにさえ思えますが、
もうちょっと盛り上げられないもんですかね。次代を担う選手に声援を、なんて感じでね。
●ロッソ熊本のサポーターが大挙して来てくれるかな、という期待がありましたが、
見たところ、ロッソサポーターが集団でサポートする姿は無し。ウルトラスの中に入っていた
人はいたかもしれませんけど。せっかくですから、ロッソサポを見たかった(笑)。
●熊本の地元紙である熊本日日新聞の日曜日版1面に、前日に地域リーグ決勝ラウンド進出を
決めたロッソの話題がカラー写真付で掲載されていました。この盛り上がりはいいですね。
地方クラブの場合、その地に大きな影響力を持つ地元メディアとの親密な関係構築は欠かせない
でしょうから。ちなみにロッソの試合は大津町運動公園球技場で行われましたが、ロッソの
オフィシャルに駐車場が不足しており…という告知がのるような場所ながら、観客数は
5,225人を記録したとのこと。そう考えれば、ロッソのサポが大挙してという状況にならないのは
むしろ当然のこと。自分たちの大事な試合が前日にあったのに、わざわざ代表戦を見る
理由もないわけで、代表よりも地元クラブが大事という姿勢は全くもって正当なものと
言えましょう。
●上記の熊本日日にはロッソの地域決勝ラウンド進出を受け、地域決勝が行われる岡山への
ツアー告知も掲載されていました。熱いサポートを受けてますねぇ。冗談でもなんでもなく、
ロッソは世界一サポートされている4部リーグのクラブではないか?(笑)。
●スタジアムのKKウイングには熊本駅から交通センター経由の臨時バスで入りましたが、
駅や交通センターからよりも熊本空港からタクシーの方が早いでしょう。何年か後にロッソが
J1入りした時のために覚えておこう(笑)。
●U-18での試合会場には、福元の横断幕が僕が見た限り3枚ありましたね。これはやはり、
地理的に近いからでしょう。また同じく大分の梅崎も多くの声援を受けていましたね。
●U-18代表には元広島の森保がコーチとして加わっていますが、試合終了後引き上げてきた彼に
「モリヤスハジメ、オッオッオッオー」と懐かしのコールをかけたところ、僕を見て
手を振ってくれたのが嬉しかった(笑)。
●熊本に来たという事で馬刺しを食べたいと思い、試合終了後熊本の繁華街にある店に入りました。
馬刺しはおいしかったものの、なんとなく店の雰囲気がもうひとつに感じ、そそくさと退散。
今宵の宿泊先となる
こちらにチェックインしましたが、このホテルの周辺にも良さげな雰囲気の
お店がたくさんあるじゃあーりませんか。改めて勉強しましたね。繁華街のお高くとまってるような
店に入るもんじゃない、と(笑)。
ロッソのことばかりですが、お許しを(笑)。