珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

高校選手権1回戦甲府東‐市立一条

2005-12-30 21:09:18 | サッカー
選手権が開幕しましたね。開会式後のオープニングゲームをここ何年か観戦していますが、
今年の開幕戦は甲府東‐奈良の市立一条。山梨代表‐奈良代表で韮崎‐奈良育英では
ない顔合わせだということに、まずは驚きましょうか(笑)。

両チームとも事前の情報は全くなかったのですが、韮崎を、奈良育英を抑えて出場する
チームなら、それなりの能力を秘めているはずと期待していました。試合は立ち上がりから
一条がペースをつかみ、甲府東が凌ぐという流れで推移します。前半は一条が右サイドハーフに
位置していた6番・本井を使い右サイドから攻めあがる場面が目立ちます。そして迎えた9分、
甲府東のGKがゴールキックしたところ、レフェリーが唐突に笛を吹きます。詳しくは
分かりませんでしたが、おそらくペナルティーエリアを越えてGKがキックしてしまったのでしょう。
一条がゴール前でFKを得ます。このFKを10番・徳村が直接叩き込み0-1、一条先制。
これが大きく試合を左右しましたね。

これには伏線がありました。キックオフから間もない時間で、甲府東ゴール前にクロスが
入った場面があり、さほど難しいボールには見えなかったのですが、キャッチしようと
して前に出た甲府東のGKがボールに触れずに終わってしまいます。ボールはそのまま
ゴールラインを割ったため、その場では何事もなかったものの、これがGKにとってこの試合
最初のボールに触る機会だったため、それをうまく処理できずリズムに乗れなかったことが
後々まで響いたような印象を受けました。率直に言って、この後もGKは不安定さを否めない
ままでしたね。

残念ながら一条の2点目もGKの処理ミスが関係したものでした。一条のおそらく徳村が
左サイドから甲府ゴール前にドリブル、GKが飛び出してボールを抑えたと思ったところ
ボールがこぼれ、それを詰めていた11番・南が押し込み2点目。もったいない失点という
思いを強くします。ただ甲府も33分にセットプレーからゴールを奪い1-2で前半終了、
後半に望みをつないだところでした。

ところが後半も、またしても甲府東GKが前半と同様のファールを取られてしまいます。
このFKを徳村が前半と同じように直接叩き込み、52分1-3。これは甲府には痛かった。
さらに7分後にも一条は4点目をあげ試合を決定づけます。その後甲府も途中出場した
11番・山田がグラウンダーの技巧的なシュートで1点返したものの、ロスタイムには徳村が
ハットとなる3点目を決め、2-5で一条の勝利。試合後のインタビューで徳村はインタビュアーの
質問に応え「さらに高いレベルでサッカーを続けたい」という趣旨のことを話していましたが、
確かにいい選手ですね。

甲府のGKにとっては厳しい試合となりましたが、もちろん彼だけの責任ではない。
試合全般を通して一条が甲府を上回っていたのは確かで、一条の勝利は正当なものでしょう。
この試合のレフェリーは砂川恵一氏。彼はJのレフェリーの中でも安定した笛を吹く人と
僕は思っていますが、今日に関してはそんなに細かく見なくてもいいんじゃないの、という
気もしましたね(笑)。

試合終了後、結果を伝えるアナウンスの後すぐに大会テーマソングなるものが流れ、さらに
大会応援ガール(こんな名称ではないですが(笑))の誰かさんが何かを言っている
画像がビジョンに流されました。これは醒めましたね。余計な演出など全く必要ないのですが。
僕のそばにいた中学生ぐらいの男の子が、大会応援ガールの一言を見て鼻で笑っていたのが
印象的でした。いかにもテレビ局的な演出が観客をシラケさせていることは、テレビ局自身も
分かっているだろうに。
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高円宮杯U-15決勝

2005-12-29 19:21:57 | サッカー
今シーズン最後の東京の試合となった高円宮杯全日本ユースU-15決勝。東京ユース深川U-15対
浦和ユースの対戦でしたが、残念ながら0-2で東京ユース深川は敗戦。浦和の優勝となりました。

キックオフから浦和がボール支配を高め、ぺースを握ります。チームとしての組織力および
個々人のフィジカルにおいて浦和が1枚上であり、東京は対応に追われます。なんとか
我慢して無失点のまま試合を進め、ここというところで集中してゴールを掠め取り、
1-0で透かし勝ち。なんてことを考えている間に試合が進みます。育成年代とはいえ、
タイトルがかかった決勝の舞台なら、そういった駆け引き重視のサッカーをしてもいいだろうと
思いまして。

試合開始からしばらくはハーフコートマッチに近い様相さえありましたが、徐々に東京も
勘をつかんできたなと思ったところ、前半17分(この試合は40分ハーフ)意外なかたちで
失点を喫します。浦和ボールのCKがゴール前にこぼれ、東京の選手がクリアしようとしたところ、
それが東京の別の選手に当たり、浦和の選手の前に流れたところを押し込まれ0-1。
これは悔しい失点でした。その後も東京はペースをつかめず、前半は0-1で終了。

後半アタマから選手交代を行うなどなんとか活路を見出そうという姿勢は伺えたものの、
浦和に試合を支配される状況は変わらず。浦和は東京がボールを持った際の寄せが早く、
東京に自由なボール回しを許さない。またイーブンボールへの働きかけも浦和が優れており、
東京はどうにもいい状態を作れない。もう1点浦和に取られたら追いつけないな、と
考えていましたが、残念なことに65分、個人技で左サイドをつかれフリーの選手への
ラストパスを押し込まれ0-2。決定的と思わざるを得ない失点でした。

なんとか1点奪って流れを変えようという思いで試合を見ていましたが、結局0-2のまま
タイムアップ。今日のこの結果は正当なものですね。浦和が1枚上でした。

試合後の表彰およびサポーターへの挨拶でも、うなだれ、一部には涙を流す東京の選手たち。
今日は完敗であり、何もできなかったという悔しさを感じているでしょう。ただその悔しさが
次への動機付けにもなるはず。まだまだ頑張らばきゃいけないなというね。それを思えば、
この敗戦も意味があるし、決勝に出たからこそ感じることができた悔しさでしょう。
東京の若き選手たちが、今日の敗戦を何らかのかたちで将来の糧にしてくれることを期待します。
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幸せだなあ…

2005-12-29 01:56:20 | 雑記
僕は会社勤めしている普通のサラリーマンです。改めて言うのも変だけど(笑)。
そんな僕の本年の会社における仕事は今日(厳密には昨日ですが)12月28日をもって
終了いたしました。12月29日から1月4日まできっちり1週間の休みに入ります。1週間単位の
まとまった休みを取れるのは、ゴールデンウイーク、夏期休暇、年末年始の3回ありますが、
甲乙つけがたいその中でもあえて最も嬉しい休みを選ぶなら、年末年始ですね。
なぜかといえば、1年で最も集中的にサッカーを見れるのは年末年始だから(笑)。
天皇杯、高校選手権、Jユース、女子選手権と揃っているわけですから。29日から1月3日まで、
連続6日間サッカーを見れますので(笑)。まあこれは、東京に住んでいることによる
役得となるわけですけどね。

1つ下のエントリーでも触れましたが、6日間連続サッカーの幕開けとなるのが、
東京ユース深川U-15‐浦和ユースの試合となりました。幕開けの試合が僕にとっての
最重要カードという気がしなくもないですが(笑)、いい試合でかつ東京の勝利を見たい
ものです。通常はユース年代の選手に勝利をことさら求めたりはしませんが、某チーム相手の
試合に関しては別だなと(笑)。気持ちよく勝利し、気持ちよく年末年始を迎えたいと
願う次第です(笑)。

今日は大変懇意にしていただいている取引先の方と今年最後の一杯(珈琲ではないよ(笑))を
いかせていただきました。そこでも当然のようにサッカーの話題が。とりあえず、
「明日は勝つよ」といっておきました(笑)
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いざ決勝

2005-12-27 23:41:01 | サッカー
年内の東京の公式試合は終了したと思っていましたが、重要な大会が残っていましたね。
高円宮杯全日本ユースU-15。東京ユースU-15深川が本日、広島ユースと準決勝を戦い
PK戦の末勝利、明後日29日の11:30から国立で行われる決勝戦への進出を決めました。
相手が困ったことに浦和ユース。その日は天皇杯準決勝の浦和‐大宮が開催されるわけで、
浦和のサポーター連中は当然大挙して押しかけることでしょう。ここは一つ、東京サポーターも
できる限り終結し、我らがユースの選手たちに声援を送らねばなりませんね。
浦和のサポーター連中はジュニアユース年代の選手に対しても、東京というだけで
容赦なくブーイングを浴びせてくるでしょうから。まあそれは必ずしも悪いことだけではない。
早い年代からそのような厳しい洗礼を浴びることで、免疫ができる面もあるでしょうし。
ただいい年した大人が15歳以下の選手にブーイングする姿はあまりいいものとは思いませんけど。

U-15深川の選手については、僕は全く情報はありません。あくまでまだジュニアユース年代だし、
多くの注目を集めるのはトップの選手のみであるべきだと考えますので。ただ東京の一員で
あることには変わりありません。ましてや浦和が相手ならどんなカテゴリーでも負けるわけには
いきません。でもそうだからといって、自分から浦和ユースの選手にブーイングしようとは
思いませんけどね(笑)。

今シーズンは悔しい話ですが、トップは浦和に3連敗。最後に勝利をあげて、気持ちよく
新年を迎えたいものです。

なおもちろん、U-15の試合終了とともに、僕は国立を後にします(笑)。昨年のU-15決勝の
福岡U-15‐ヴェルディジュニアユースの試合は福岡サポーターがその後の天皇杯準決勝での
浦和サイドに陣取っていました。今年はさすがに、東京のサポーターが浦和サイドに
配置されはしませんよね(笑)。
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朝の中央道

2005-12-26 22:31:44 | 雑記
本日は今年最後の出張に出かけておりました。当ブログで何度となく触れておりますが、
今年は昨年までの感覚では考えられないほど出張の機会がありました。仕事で出かけるわけ
ですので決して楽ではないですが、そうはいっても日常と異なる場所に身を置けるのは
楽しいもの。会社のお金で旅行できると考えればね(笑)。

今日は中央道を走り抜けるバスを使ったのですが、朝の甲府方面行き中央道はいいものですね。
走り始めてしばらくすると右手に大きな建物が見えてきて、一瞬何かなと思ったらなんのことはない、
味スタだったとか(笑)。またしばらく行くとまさしく右に競馬場左にビール工場が
現れ、昨日この競馬場にはどれぐらいの人が詰めかけたのだろうなんて思ったり。
なお道中で左に目を向けた際に観覧車の姿が目に入ったのですが、おそらくランドだからこれは
まあ、流そう、なんてこともありましたけどね(笑)。

あと気づいたんですが、富士山が綺麗に見えるんですね。これは冬だからこそなのかも
しれませんが、トクした気分になりました。

来シーズンは中央道を走るバスを使い、サッカー観戦に出向く機会があるはずですね。
今から楽しみでございます。もしかしたら、渋滞を避けて鉄道で行くかもしれませんけど(笑)。

それにしても今日は、移動時間が長かった。往復7時間前後の移動時間に対して、
商談に費やした時間は昼食も含め4時間ほど。移動に多くの時間を使うのは日帰り出張の場合
仕方ないものとは考えています。ただやはり、疲れました(笑)。正月休みがもう間近ということで、
今日に関しては最後の一踏ん張りという気持ちを持てたため、さほど苦にはなりませんでしたが。

冒頭で触れたように、今年は出張の機会が凄くありました。たださすがに来年はこの
反動が出そうな気配が流れております。まあ、来年のことは分かりませんけど(笑)。
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よく言ってくれた!

2005-12-25 19:33:03 | サッカー
サッカー専門新聞として着実に地盤を固めているこの媒体。もう販売期間は過ぎたものの、
最新号ではJの今シーズンを振り返る企画がありました。編集部のスタッフと漫画家の
とうこくりえさんが語り合う企画。とうこくさんはサッカー漫画をEG紙上でも多く発表しており、
彼女の漫画を僕は楽しみにしております。

その座談会にてとうこくさんがこのような発言をされていました。
「来年も群雄割拠になるといいな。W杯でJ1のリーグ戦が中断されるのは、本当に寂しい
ぐらいですよ(笑)」

よく言ってくれた。そのとおりだ!。世間的には来年はW杯の年という見方が圧倒的でしょう。
ただJ1のコアなファン・サポーターにとっては、シーズンがW杯で中断されブツ切りに
なるのは寂しいという気持ちが強い。リーグ戦が5月6・7日で一旦中断し再開が7月19日となれば、
もはやオフシーズンと同じようなもの。天皇杯が元旦に終了し、開幕が3月4・5日なんですから。
まあナビスコが5月20日まであり、決勝トーナメントに進出すれば6月3・7日がベスト8、
W杯は9日に開幕し日本戦が12日ですから、ナビスコで東京が頑張ってくれれば東京の試合を
見れない期間は実質1ヶ月で済むんですけどね。

W杯もいいけれど、日常の自分たちのクラブの試合を見れないのは寂しい。これは多くの
Jクラブサポーターに共通する意識でしょう。そのあたりの感覚を語ってくれたとうこくさんは偉い。
なおJ2はW杯期間中も行われますが、これは嬉しいですね。生で試合を見る楽しさも
味わえるのは。当事者が大変なことは承知してますけど。

スポーツ新聞や地上波民放あたりは代表一色という報道の仕方をとるのでしょう。しかし必ずしも
そうではないですよ。代表と同じ、いやそれ以上に自分が応援するクラブを大事に思う人が
多くなっていることを主張しておきたいですね。
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これは不思議だ

2005-12-24 21:27:09 | 雑記
今日は都合により天皇杯はどこにも出かけておりません。21時前からこのエントリーを
記し始めましたが、録画しておいた大阪ダービーを見ているところです。しかし今、日本で
最もプレッシャーを感じている人間は、もしかしたらガンバの三木ではないか。アラウが抜け、
大黒も去ろうとするなか、その二人の換わりとして起用されるのは。あの二人の穴なんて
誰にも埋められるものではないし、経験の浅い彼に大きな期待を寄せるのが酷だというのは
分かっていますが。あと今まで(35分過ぎ)のところ、家長が非常にいいですねぇ。
サイドで競り勝てている。一方セレッソでは下村がいい。

今、モリシの先制ゴールが決まりました。やはり、うたなきゃダメですよね。シュートを
うったからこそ、得点につながったわけで。って、終了している試合を実況しても意味ないん
ですけどね(笑)。そろそろ本題に入りましょう。

今日は新宿に寄る機会があり、新宿西口小田急ハルク横にある新生銀行でお金を引出しました。
財布代わりの口座はUFJ銀行を使っていますが、UFJで土曜に引出しすると手数料105円を
取られる。しかし新生銀行で引出すと手数料は土日祝も無料。これ変ですよね。口座を持っている
銀行が手数料を取り、関係ない銀行が無料というのは。新生銀も色々あったのは分かりますが、
顧客サービスという点では評価されていいことでしょう。

銀行の常識は一般人には理解できないことが多い。例えば営業時間がなぜ9時~15時なのか。
世間のどこに平日の6時間しか営業しない客商売があるのか。不良債権の処理は終わったと
今までに何度言ってるのか。あまりにもデタラメだ。土日祝はお金の預け入れができない
ATM機がほとんどなのは何故か。土日祝はお金の預け入れ需要は一切ないとでも言うつもりか。

全国どこでも都心の繁華街のいいところに銀行が入っているケースが多い。しかし銀行は
前述のとおり平日の9時から15時までしか店舗を開けていないのが大多数です。つまり
1週間168時間のうち30時間しか稼動しておらず、あとの138時間はシャッターを閉ざしている。
これって、都市の美観も損ねませんかねぇ。銀行が偉そうに(←は僕の主観に過ぎませんが(笑))
繁華街に出店しているのを見ると、なんか腹が立つ時もあってね。

銀行に対する不満を記しましたが、素朴な疑問を呈しただけで恨みがあるわけじゃないですよ。

(追記)録画観戦中の大阪ダービーはまだ終わってないんですが、西澤、素晴らしいですね。
キープ力といい、ポストからの捌きといい。素晴らしい。
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全日本大学選手権GL2駒澤‐高知

2005-12-23 20:33:02 | サッカー
晴天に恵まれた三連休初日の今日は、フクアリ初体験の意味も兼ね、全日本大学サッカー
選手権大会グループリーグ2戦目を観戦してきました。全日本という名称どおり、北海道1、
東北2、関東7、東海3、北信越1、関西4、中国2、四国1、九州3の24チームが戦いますが、
今日の対戦カードは関東第1代表の駒澤大学‐四国代表の高知大学。実はこの試合は
13:50キックオフの2試合目で、11:30から関西第3代表の阪南大学と北信越代表の
福井工業大学との試合もあったのですが、この寒さの中2試合観戦はきつかったため、
1試合のみの観戦となった次第。ああ、根性なしの僕を許して…(笑)。

駒澤は来シーズンの東京加入が内定している赤嶺とU-19日本代表の経験を持つ原一樹の
2トップ。原に関しては市船でまっすうの1年先輩といった方が分かりやすいでしょうか。
大学サッカーを細かくフォローしているわけではないですが、この2トップはおそらく
大学No.1のコンビではないでしょうか。一方、高知大は四国を中心に岡山、大阪、兵庫など
瀬戸内界隈から多くの選手を集めているチーム。細かな情報はなかったものの、駒澤優勢かなと
いう気持ちはありました。

試合はやはり駒澤が優位に立ち、ペースをつかみます。高知もサイドからの崩しを軸にした
組み立てを意図していることは理解できましたが、残念ながらそのサイドからのクロスの精度が低い。
またちょっとしたコンビネーションのズレが目立ち、パスがそのままサイド・ゴールラインを
割るという場面も目につきます。これはやはり、関東で揉まれている駒澤と、戦績を見る限り
四国で抜きん出ているがゆえに厳しいプレッシャーを日常的に経験しずらい高知との差が
出たのでしょう。

駒澤の先制点は19分、DFラインの裏に抜け出た25番田谷がGKとの1対1を冷静に流し込んだ
ものでした。この試合を通じ、高知は駒澤の選手にDFラインの裏へ入り込まれる場面が
目立ちました。DFラインが混乱していたのかもしれません。35分には駒澤GKのフィードが
バウンドして高知ゴール前の原に入り、左サイドを上がった27番島田に原が流したボールを
島田がシュート、これはGKがはじいたものの、詰めていた原が流し込んで2-0、43分には
ゴール前のパス回しから駒澤7番宮崎の前にボールが入り、それを宮崎が綺麗なミドルで
ゴールに突き刺し3-0。このスコアで前半を終えます。高知はシュートまで持っていける
場面がほとんどないままに前半を終えてしまいました。

この試合、高知は2トップの一角を張った13番の選手がかなり引いてきてボールを受けるシーンが
目につきました。おそらく普段からの高知のリズムではあるのでしょうが、そこに駒沢が寄せてきて
次への展開を図れない状態が多く、結局はただ単にゴールから遠ざかっているだけとしか
見えなかったのが本音ですね。また高知は綺麗にボールを回そうとしすぎだった。手数をかけすぎ、
その間に駒澤に寄せられ、シュートをうった時にはDFがブロックしておりゴールまで届かない。
こんな局面を何度となく目にしました。

71分に交代出場した12番巻がポストになり抜け出た原がゴールを決めた74分、さらに85分にも
原は右サイドの角度のあまりない厳しいポイントから対角線上にグラウンダーのシュートを
叩き込みハットトリック達成。結局5-0で駒澤勝利となりました。高知には厳しい結果でしたが、
今日に関しては正当なスコアと言わざるを得ないでしょう。

上記した12番の巻ですが、多くの方が連想されるであろうとおり、フクアリをホームとする
巻の弟ですね。182cm、75kgと身体つきも似ていれば、前線で身体を張って頑張れるといった
プレースタイルもお兄さんにそっくりで。いや~、ホントに似てましたよ(笑)。
ナビスコ優勝マフラーをつけた千葉のサポーターが観戦していましたが、試合終了後の
通路で彼らと一言二言会話を交わした際に「お兄さんとそっくりだなと思いながら見てましたよ」と
声をかけると、彼らも「似てますよねぇ」と返してきて(笑)。

初めてのフクアリは非常にいいスタジアム。全体的に必要最低限の投資でとどめているなと
いう印象はありますが(笑)、お金をかければいいもんでもないですし、コンパクトに
まとまっていていいのでは。2万人規模というのも適正でしょうし。

僕はこの大会に密かに注目しているんですよ。昨年のこの大会では流経、筑波、福岡と
いったところを観戦し、名古屋の杉本(流経)や清水の兵働(筑波)、鹿島の田代(福岡)などの
プレーを見てたんですね。今思えば(笑)。その意味で赤嶺にも期待しましたが、今日は
原一樹の日ということで(笑)。
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名曲19.チェッカーズのX'mas Song

2005-12-22 21:59:56 | 名曲
たまには時節柄を意識したエントリーを上げてみたいと思いました。クリスマスソングは数あれど、
今回取り上げるのはタイトルからしてズバリなんですが「チェッカーズのX'mas Song」。
これは名曲ですよ。この曲は何かの曲のB面(今じゃ死語ですな(笑))として発表されましたが、
今となってはA面が何だったかは全く覚えておらず、この曲のみが強い印象として残って
おります。この曲が出た当時に僕は高校生だったのですが、同年代の人でこの曲を思い出に
持っている人は多いんじゃないかな。なお、発表されたのはほぼ20年前とだけ言って
おくことにしましょう(笑)。

チェッカーズはアップテンポの曲のイメージが強いでしょうが、実はバラードを歌わせても
一流のアーティストなんですよね。時期は飛びますが、アカペラで歌った「Love'91」なんかも
僕は大好きです。この両曲はいまだにカラオケで歌ってるんですよ。実はつい先日も歌ってきた
ばかりでして(笑)。

この曲は日本生まれのクリスマスソングの名曲として、もっと高く評価されるべきだと
僕は思っております。少なくとも「最後の Holy Night」と同じくらいの評価は得られていいと
感じますね。それだけの名曲であるはずですよ。郁弥による詞がなんともロマンティックで。

      「二人だけのクリスマス きらめくtreeの下で
       君の瞳に永久(とわ)の愛を誓うよ」
      
今年もクリスマスがやってきましたね。キリスト教徒ではないけれど、メリークリスマス。


この曲が大好きだというのと正反対の話ですが、僕はクリスマスで大騒ぎする日本的な
感覚にどうしても馴染めないものを感じていました。上でも記したように、キリスト教徒でも
ないのに、という思いを捨てきれなくて。でも最近は、そんなに堅いことを言わなくても
いいのかな、という感が強くなっています。あまりにも度を越したバカ騒ぎはほぼ姿を消しましたし、
どんなことでも自分のものとして柔軟に取り入れるのは、日本人の良さかなと思うようにも
なったので。まあ1年1度のお楽しみとして、バカ騒ぎをしない限りは楽しんでいいんでしょう。
もはや、日本には日本のクリスマスが定着しているでしょうから。
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東京の様々な話題

2005-12-21 22:45:26 | サッカー
東京の来期に向けたニュースが昨日・今日で一気に報じられましたねぇ。どれも大事な
ニュースですので、それぞれ見ていくことにしましょうか。

※新監督にガーロ氏
まあ、最も大事なニュースはやはりこれですわね。現時点ではなんとも言えませんが、
ルシェンブルゴなどブラジル有数の監督のもとで多くの経験を積み、これからの飛躍を期す
若手指揮官という立場は悪くないですね。いい実績を積み重ねなければステップアップ
していけないことをガーロ氏は重々承知しているわけで、そのような人が東京を選んだのなら、
少なくとも東京に関して彼なりに手応えを感じ、いいチーム作りをできるという判断があるで
しょうから。また今の東京ならば、貫禄十分の大物監督より、一緒に実績を積み重ねて
いこうぜというような若手監督の方がマッチするんじゃないでしょうか。特に根拠はないけれど(笑)。
まずはお手並み拝見。期待しています。

※祐介の神戸行き
僕が今シーズンもっともじれったく感じていたのが、祐介なんですよ。彼の潜在能力の高さは
疑う余地がない。しかし、やる気があるのかないのか分からないようなプレーに終始し、
秘めたる才能を持て余しているように見えて仕方なかった。今のままではいつまでたっても
この状況じゃないか、なんてことまで考えていましたので、このレンタルはいいんじゃないですか。
来シーズンの神戸は、目の色変えて試合に臨まなければいけない状況なわけですし、
彼が一段階上にいくための場所として悪くないんじゃないかな。来シーズンの今頃、
神戸から残留を熱望されるぐらいの活躍をしてきてほしい。

※柴崎の加入
今シーズン、GKは隠れた危険ポジションでした。リーグ戦では土肥ちゃんがフル出場できたので
良かったものの、塩田、近藤健が相次いで負傷、さらに緊急獲得した森田まで負傷と
土肥ちゃんと大志以外GKがいないようなものでした。そんな状況だけに、柴崎の加入は
心強いもの。期待します。
ところで、69在籍経験を持つ選手が東京に加入するのは初めてでしょうか?もしそうならば、
柴崎は貴重な選手ですね(笑)。

来シーズンのスケジュールについても述べるべきことはありますが、それは別の機会に。
東京の来シーズンはもう始まってますね。今から楽しみです。
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