選手権が開幕しましたね。開会式後のオープニングゲームをここ何年か観戦していますが、
今年の開幕戦は甲府東‐奈良の市立一条。山梨代表‐奈良代表で韮崎‐奈良育英では
ない顔合わせだということに、まずは驚きましょうか(笑)。
両チームとも事前の情報は全くなかったのですが、韮崎を、奈良育英を抑えて出場する
チームなら、それなりの能力を秘めているはずと期待していました。試合は立ち上がりから
一条がペースをつかみ、甲府東が凌ぐという流れで推移します。前半は一条が右サイドハーフに
位置していた6番・本井を使い右サイドから攻めあがる場面が目立ちます。そして迎えた9分、
甲府東のGKがゴールキックしたところ、レフェリーが唐突に笛を吹きます。詳しくは
分かりませんでしたが、おそらくペナルティーエリアを越えてGKがキックしてしまったのでしょう。
一条がゴール前でFKを得ます。このFKを10番・徳村が直接叩き込み0-1、一条先制。
これが大きく試合を左右しましたね。
これには伏線がありました。キックオフから間もない時間で、甲府東ゴール前にクロスが
入った場面があり、さほど難しいボールには見えなかったのですが、キャッチしようと
して前に出た甲府東のGKがボールに触れずに終わってしまいます。ボールはそのまま
ゴールラインを割ったため、その場では何事もなかったものの、これがGKにとってこの試合
最初のボールに触る機会だったため、それをうまく処理できずリズムに乗れなかったことが
後々まで響いたような印象を受けました。率直に言って、この後もGKは不安定さを否めない
ままでしたね。
残念ながら一条の2点目もGKの処理ミスが関係したものでした。一条のおそらく徳村が
左サイドから甲府ゴール前にドリブル、GKが飛び出してボールを抑えたと思ったところ
ボールがこぼれ、それを詰めていた11番・南が押し込み2点目。もったいない失点という
思いを強くします。ただ甲府も33分にセットプレーからゴールを奪い1-2で前半終了、
後半に望みをつないだところでした。
ところが後半も、またしても甲府東GKが前半と同様のファールを取られてしまいます。
このFKを徳村が前半と同じように直接叩き込み、52分1-3。これは甲府には痛かった。
さらに7分後にも一条は4点目をあげ試合を決定づけます。その後甲府も途中出場した
11番・山田がグラウンダーの技巧的なシュートで1点返したものの、ロスタイムには徳村が
ハットとなる3点目を決め、2-5で一条の勝利。試合後のインタビューで徳村はインタビュアーの
質問に応え「さらに高いレベルでサッカーを続けたい」という趣旨のことを話していましたが、
確かにいい選手ですね。
甲府のGKにとっては厳しい試合となりましたが、もちろん彼だけの責任ではない。
試合全般を通して一条が甲府を上回っていたのは確かで、一条の勝利は正当なものでしょう。
この試合のレフェリーは砂川恵一氏。彼はJのレフェリーの中でも安定した笛を吹く人と
僕は思っていますが、今日に関してはそんなに細かく見なくてもいいんじゃないの、という
気もしましたね(笑)。
試合終了後、結果を伝えるアナウンスの後すぐに大会テーマソングなるものが流れ、さらに
大会応援ガール(こんな名称ではないですが(笑))の誰かさんが何かを言っている
画像がビジョンに流されました。これは醒めましたね。余計な演出など全く必要ないのですが。
僕のそばにいた中学生ぐらいの男の子が、大会応援ガールの一言を見て鼻で笑っていたのが
印象的でした。いかにもテレビ局的な演出が観客をシラケさせていることは、テレビ局自身も
分かっているだろうに。
今年の開幕戦は甲府東‐奈良の市立一条。山梨代表‐奈良代表で韮崎‐奈良育英では
ない顔合わせだということに、まずは驚きましょうか(笑)。
両チームとも事前の情報は全くなかったのですが、韮崎を、奈良育英を抑えて出場する
チームなら、それなりの能力を秘めているはずと期待していました。試合は立ち上がりから
一条がペースをつかみ、甲府東が凌ぐという流れで推移します。前半は一条が右サイドハーフに
位置していた6番・本井を使い右サイドから攻めあがる場面が目立ちます。そして迎えた9分、
甲府東のGKがゴールキックしたところ、レフェリーが唐突に笛を吹きます。詳しくは
分かりませんでしたが、おそらくペナルティーエリアを越えてGKがキックしてしまったのでしょう。
一条がゴール前でFKを得ます。このFKを10番・徳村が直接叩き込み0-1、一条先制。
これが大きく試合を左右しましたね。
これには伏線がありました。キックオフから間もない時間で、甲府東ゴール前にクロスが
入った場面があり、さほど難しいボールには見えなかったのですが、キャッチしようと
して前に出た甲府東のGKがボールに触れずに終わってしまいます。ボールはそのまま
ゴールラインを割ったため、その場では何事もなかったものの、これがGKにとってこの試合
最初のボールに触る機会だったため、それをうまく処理できずリズムに乗れなかったことが
後々まで響いたような印象を受けました。率直に言って、この後もGKは不安定さを否めない
ままでしたね。
残念ながら一条の2点目もGKの処理ミスが関係したものでした。一条のおそらく徳村が
左サイドから甲府ゴール前にドリブル、GKが飛び出してボールを抑えたと思ったところ
ボールがこぼれ、それを詰めていた11番・南が押し込み2点目。もったいない失点という
思いを強くします。ただ甲府も33分にセットプレーからゴールを奪い1-2で前半終了、
後半に望みをつないだところでした。
ところが後半も、またしても甲府東GKが前半と同様のファールを取られてしまいます。
このFKを徳村が前半と同じように直接叩き込み、52分1-3。これは甲府には痛かった。
さらに7分後にも一条は4点目をあげ試合を決定づけます。その後甲府も途中出場した
11番・山田がグラウンダーの技巧的なシュートで1点返したものの、ロスタイムには徳村が
ハットとなる3点目を決め、2-5で一条の勝利。試合後のインタビューで徳村はインタビュアーの
質問に応え「さらに高いレベルでサッカーを続けたい」という趣旨のことを話していましたが、
確かにいい選手ですね。
甲府のGKにとっては厳しい試合となりましたが、もちろん彼だけの責任ではない。
試合全般を通して一条が甲府を上回っていたのは確かで、一条の勝利は正当なものでしょう。
この試合のレフェリーは砂川恵一氏。彼はJのレフェリーの中でも安定した笛を吹く人と
僕は思っていますが、今日に関してはそんなに細かく見なくてもいいんじゃないの、という
気もしましたね(笑)。
試合終了後、結果を伝えるアナウンスの後すぐに大会テーマソングなるものが流れ、さらに
大会応援ガール(こんな名称ではないですが(笑))の誰かさんが何かを言っている
画像がビジョンに流されました。これは醒めましたね。余計な演出など全く必要ないのですが。
僕のそばにいた中学生ぐらいの男の子が、大会応援ガールの一言を見て鼻で笑っていたのが
印象的でした。いかにもテレビ局的な演出が観客をシラケさせていることは、テレビ局自身も
分かっているだろうに。