珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

08.J1.9節東京‐大分

2008-04-30 12:20:58 | サッカー
この大分戦に関して、僕はとにかく勝ち点3が欲しい、絶対に勝利を手にしなければと
考えておりました。前節の清水戦の観戦記において、僕は調子に乗っていたという趣旨の
文章を記しました。それなのに、前述のような思いを持つのは矛盾しているかもしれませんが、
僕に言わせればそれはちょっと違いました。大分が置かれたチーム状況を冷静に判断すれば、
この試合は落としてはならない。なんせ大分は、ウェズレイと高松を欠いているのですから。
また彼らは、大分での試合から中2日の長距離移動で試合に臨むわけですし。東京も
石川、羽生、エメルソンと主力3人を欠くわけですが、選手層という部分で大分と比較すれば
1日の長があるのは確か。それを実感させる試合を見せて欲しいと願っておりました。

その願いに東京はきちんと応えてくれたといえるでしょう。スコアこそ1-0でしたが、
まあこの勝利は正当なものでしょう。大分としては、ガマンしてガマンして数少ないチャンスを
ゴールに結びつけ、勝ち点3を掠め取るという狙いはハッキリしていたと思う。それだけに、
14分という早い時間でゴールを奪えたことは大きかった。試合の主導権を早い時間で手にして、
それをそのまま相手に譲ることなく、90分を終えられたというところでしょう。

内容として、もうちょっとやれることがあったんじゃないのという気もしなくはないですが、
まあメンバーが揃わない状況が続く今の東京は、まずはきちんと勝ち点を積み上げていくことが
優先でしょう。それを行っていければ、シーズンが進み怪我人が戻ってきた時点で、内容を
追いかける動きを取りやすくなりますから。

ゴールこそなかったものの、この試合におけるカボレの素晴らしさときたら。東京の中盤も、
試合途中からはカボレのスピードを最大限に活かす狙いをはっきり打ち出してきましたよね。
スペースにボールを送り、そこにカボレのスピードで入り込んでもらい、そのまま一気に
大分ゴール前で勝負してもらおうと。カボレは何度、大分ディフェンスのファールを誘ったこと
でしょうか。また相手にプレッシャーをかけ相手ボールを奪ってしまう場面もあったし、
献身的な動きも常に行っていた。改めて感じましたが、カボレは本当に凄い選手なんじゃ
ないでしょうか。今さらながらに、よく来てくれました。

赤嶺のゴールを生んだCKもそうでしたが、この試合ではセットプレー時の栗澤のボールが
良かった。またセットプレーに限らず、栗澤の存在がチームの潤滑油的な役目を果たして
いるように思えます。前述しましたが、レギュラークラスを欠いても代わって登場する選手が
いい働きをしてくれるという点で、この試合の東京は大分に優位を保持できたのでしょうね。

クリーのプレーの向上が、大竹の存在に刺激を受けたものであるなら、それは嬉しい。
チーム内競争の激化こそが、チーム力アップを促す最大の要因であるはずですから。
その意味では金沢も、長友の加入により大きな刺激を受けたと思いますし、彼自身のプレーの
幅も広がったのでは。昨日の試合でも金沢のポイントを抑えた動きが東京を落ち着かせていると
感じましたし、今の東京はベテラン・中堅・若手の融合がうまくいっていますわね。

タイトな日程があと2試合続きます。それも大宮、名古屋と手強い相手との連戦ですが、
なんとかいい結果を残せれば。味スタ‐大宮‐味スタと実に恵まれた日程なのですし。
また僕は今度の大宮戦がNACK初観戦となるのですが、それも非常に楽しみです。
氷川神社界隈を歩くのも久しぶりですから(笑)。

ところで今シーズンの大宮は、いいサッカーをやっているようですね。27日・鹿島戦の様子を
スカパーでザッと流し見しましたが、大宮の充実した内容に驚きました。今の大宮‐東京の
対戦なら、見応えのある試合になるでしょう。またNACKというスタジアムの良さも、
それを後押ししてくれるでしょうし。5月3日、ワクワクしますね。
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08.J1.8節清水‐東京

2008-04-27 00:29:37 | サッカー
この試合を迎えるにあたり、僕は完全に調子に乗っておりました。青赤なオフ会以降
交流を持たせていただいているこちらの美男美女ご夫妻と、キックオフ前に日本平にて
お話させていただきました。その際に僕は、調子の上がらない清水相手なら確実に勝点3をとか、
絶対に3が欲しいなどといった発言をしておりました。ご夫妻との会話を終えた後、
自分でもちょっと図に乗った発言だったなと思ったのですが、結局のところこの試合に
関しての僕は全てがこの調子だった。気を抜くな!なんてことを選手にいつも要求しておきながら、
自分が明らかにこの試合に関して気を抜いていた。深く反省しなければなりません。

前半の東京は明らかに動きが悪く、清水の好き放題にされていましたよね。感覚として、
前半45分のうち40分は清水が攻め込んでいたのでは(笑)。もちろん、何の根拠もない数字ですが、
そんなことを考えるぐらい前半の東京は悪かった。1週間の調整期間があったことを思うと、
この前半の出来には不満を持たざるを得ないでしょう。

前半半ば過ぎあたりから、僕はこの前半をもしも0-0で終えられたら、それは不当な幸運だなと
考えておりました。不当な幸運などという日本語があるかどうか分かりませんけど(笑)。
ただ45分を終え、アディショナルタイムを迎えた時点では「なんとか不当な幸運を手に出来そうだ、
こんな展開の試合は得てして押されていたチームがポロッとゴールをあげて、勝ったりする
もんだよな、それを実現しよう」なんてことを思っておりました。この期に及んで、僕はまだ
調子に乗っていたわけですよ、今思えばね。

そのアディショナルタイムで訪れた清水のCK。東京サポーターのほぼ全ての人が、このCKは
絶対に防がなきゃいけないと感じていたはずなんですよ。このCKを凌げば、そこで前半終了だ
ということも、ほぼ全ての人が感じていたと思う。その状況でゴールを叩き込まれてしまうのは、
いかにも勿体なさすぎる。さすがに僕も、これはマズイなと思いましたよ。

後半はさすがにネジを巻き直したのか、東京が攻め込む場面が増えましたが、一旦緩んだネジを
完璧に元に戻すのはやはり難しいのでしょうね。この試合の敗戦は正当な結果だと思います。
僕自身を真っ先に問題視しなければなりませんが、今日の敗戦はきちんと受け入れなければ
ならないと思う。

今シーズンのリーグ戦で2敗目となったわけですが、初黒星のFM戦は完全に力負けであり、
あれはもう諦めるしかない。ただ、この清水戦の敗戦は、今の東京にとって実に悔しいし、
それだけに多くの教訓を与えてくれたものだとも思います。当たり前の話ですが、チーム全体と
しての運動量が相手に明らかに劣っていれば、それはやはり勝てませんよ。またダービーや
クラシコでいい勝ち方をした、代表にも多くの選手が呼ばれたということが、自信ではなく
過信になってはいなかったか。そういったことを改めて検証できる場として、今日の清水相手の
敗戦を活かしていかねばならないのでしょう。まだ早い時期に、このような教訓を得られて
良かったのだと思いましょうよ。幸いにもというか、3日後にはもう次の試合がやってくるのです。
そこで、この試合で得た教訓や悔しさをきちんと反映させられるならば、この試合の意味も
生まれてくるというものでしょう。目先の勝ち点だけにとどまらないものがね。ぜひとも、
そうしようではあーりませんか。

PS-僕にとってのこの試合の収穫をあげるとすれば、日本平のスタジアムグルメのレベルの高さを
再確認できたということでしょうか(笑)。あと、旧知の清水サポーターご夫妻と久しぶりに
会話を交わせたことも。
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08ACL・GL-4 G大阪‐メルボルン

2008-04-25 00:17:40 | サッカー
昨日・4月23日は、ガンバ‐メルボルンのACLを万博にて観戦してまいりました。このエントリーでも
記しましたが、今シーズンのACLをできるだけ生で見てみたいと思ってまして。
まあ正確に記せば、4チーム中の首位チームしか突破できないという過酷なグループリーグに
おいて、JリーグおよびJクラブの力を見せて欲しいという気持ちがより強いのですが。

この試合の結果は皆さんご存知の通り、ガンバ2-0メルボルン。率直に言って僕は、
ガンバが負けることはないだろうなという気持ちを試合前から持っていました。試合内容も
ガンバの方が強いなと感じさせるものでしたし、この結果は全くもって正当なものでしょう。

東京を応援する立場としては、ルーカスの現況が気になるところですが、この試合でも
彼の献身的な動きが全く変わっていないことを再確認できました。実は僕はエントリーには
上げられなかったものの、ガンバ1-1チョンブリの試合も見ていたのですが、そこでも
東京時代同様に走り回るルーカスの姿に彼らしさを感じたことを覚えています。ただ当時は
まだガンバに合流して日が浅かったため、若干の混乱があったのも事実だと思いましたが、
それは時間が解決してくれるといったものに過ぎないのでしょう。これからますます、
ルーカスはガンバの大きな力となっていくでしょうね。アジアでの戦いにおいても、間違いなく。
願わくば、東京相手の試合だけは少しぐらいは遠慮してね(笑)。

昨日のガンバは全体的にほぼ文句のない内容でしたが、僕が特に目を引かれたのは明神の働き。
いやー、今の明神は2002年の代表の頃と同じくらいのレベルにあるんじゃないですか。
この試合でもメルボルンがこれから攻勢に出ようというところで、綺麗にかつ正当に
ボールを奪い、メルボルンの攻撃の芽を何事もなく摘んでしまうという場面が何度あったことか。
明神ほどの豊富な経験を持つ選手が、黒子的な役割としてチームを支えているというのは、
なんとチーム全体を落ち着かせるものかと思いましたね。なお余談ながら、今の東京ならば
それはやはり藤山であり、浅利であるのでしょう。

山崎の1点目のゴールは、美しいものでした。ほぼ全ての方が感じられたでしょうが、
遠藤のマイナスのクロスが出た時点で、ああゴールだと思いましたね。後で聞いたところ、
山崎はこのゴールがガンバでのJ開幕後初ゴールとのこと。ACLでJクラブを応援する身としては
いいことですが、リーグ戦で東京と当たる際には…って、しつこいですね(笑)。

この試合はガンバの最終ラインのポジショニングも非常に特徴的なものでした。実に高い
位置に陣取り、メルボルンの選手を何度となくオフサイドに引っ掛けていく。これはもちろん、
山口のラインコントロールによるものでしょうが、あれだけオフサイドを取れれば気持ちいい
だろうなとさえ思いましたね。またメルボルンは長身のFWを持つだけに、ガンバとしては
ゴール前での空中戦を避けたかったでしょうが、まさしくそれを実践できたわけですし。
まあ2-3度ラインの裏に出られる場面はありましたが、それは仕方のないこと。その意味では、
メルボルンのフィニッシュの精度に助けられた面もあったのは事実でしょうけど。

遠藤も開幕直後のコンディションの悪さは、さすがに脱したのでしょう。メルボルンのゴール前に
までボールをチェイスしていく場面もあったりしてね。ただセットプレー時のキックについて、
ちょっと感じたことがありました。ニアの低い位置にボールを入れ、メルボルンの選手に
跳ね返されるシーンが何度かあったような。特にCKの際に目についたと記憶していますが、
これは意図的なものなんでしょうかね。

メルボルンにとっては、ホームで2点先制しながら4点奪われて負けたというのが、やはり
相当にショックだったのでしょう。この試合を絶対に勝ちたいという気迫は、正直言って
感じられなかった。これはもちろん何の根拠もない僕の勝手な憶測に過ぎませんが、
「そりゃ勝ちたいけど、アウェイだしちょっと無理かな…」というような雰囲気がメルボルンの
チーム全体を覆っていたような。3-40人ぐらいは来ていたであろうメルボルンサポーターも
試合の結果を淡々と受け入れていた様子でしたし。試合後にメルボルンの監督も語っていた
ようですが、やはりJの歴史は伊達じゃないですよ。

当ブログで何度か記したとおり、僕は観戦試合のデータをメモしています。両チームの監督、
スタート11およびサブの選手、ゴールの選手と時間、警告・退場の時間などですが、
その試合のレフェリーおよびマッチコミッショナーも記録しています。その意味で、
昨日の万博ではレフェリーについてスタジアムDJが口頭で述べたにとどまり、ビジョンでの
掲示すらなかったことはちょっと残念でした。そのDJのアナウンスも氏名を1度述べたのみで、
どこの国の人かということはアナウンスされなかったし。国際試合の場合、レフェリーが
どこの国のセットかということも大きな注目を集めるものでしょう。せっかく大型ビジョンが
あるわけですから、今後はレフェリー名を掲示するといったこともしてもらえればとは
思いました。まあ、氏名を聞いた時点で中東の人だろうなという想像はつきましたけどね。

ガンバのGL通過はほぼ間違いないでしょう。次節で決めてもらえれば。それにしても、
あの苦しかったACL開幕戦でのルーカスのゴールは、今思えば値千金のものですね。
あのゴールから、08ACLでのガンバの冒険が始まったのだから。

試合終了後、梅田のフットボールパブにて、鹿島の試合を後半からTV観戦いたしました。
こちらに関しては、最低限かつ満足できる結果を手にしたと言っていいのでしょう。
得失点の関係でよほどのことがない限り、鹿島のGL突破は堅いという状況を整えたのだから。
ただ、ACLの重要な試合の4日前に鹿島‐ガンバを対戦させることはないだろうと思いますが。

PS-このフットボールパブにて、僕がいつも拝見させていただいているガンバ系有名ブロガーさんと
お話できたのも、嬉しかったですね。
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08.J1.7節東京‐川崎

2008-04-20 02:15:43 | サッカー
本当に喜ばしい勝利でした。咋シーズンのあの悔しさを、東京にたずさわる全ての人が
忘れてはいなかったはず。その意識をきちんと形に表してくれて。まあ咋シーズンのことを
思えば、まだ借りを半分返しただけに過ぎないとも言えますが(笑)。

川崎相手の試合に佐原は出場できない、なんて契約が結ばれていたらイヤだなと思っていましたが、
当然のようにスタート11に名を連ねる。これがまず、嬉しかったですね。鄭大世とのマッチアップが
多かったですが、よく頑張ってくれました。まあゴールを奪われもしましたが、あれは彼を
褒めるべきでしょう。むしろ読みと闘志を兼ね備えた動きで、再三に渡り入ってくるボールを
跳ね返すそのプレーは、東京の選手にも、そして味スタのサポーターにも勇気を与えたと
思いますね。試合終了後の佐原東京コールは、非常に正当なものでした。また相手選手ながら、
佐原相手に空中戦で勝つ場面を何度も見せていた鄭もさすがというべきでしょう。

カボレのゴールについては、あの位置に入ってくれるのがストライカーですよ。しかも、
相手のマークが当然厳しくなるはずのゴール前セットプレーにおいて、あの位置に入れるのがね。
先制されてイヤな雰囲気を感じたのは事実ですが、あのゴールでいけると感じましたよ。

しかしながら、その1分後に失点を喫するのは、いかにも東京らしいというか(苦笑)。
まあそれでも、咋シーズンのようなデタラメな試合にはならないな、というのは思っておりました。

この試合、川崎のDF陣がカボレを非常に警戒しているなということを僕は感じておりました。
赤嶺の同点ゴールは、東京がそれをうまく活かしたといえるのでは。入ってきたボールに対し
カボレ・赤嶺と川崎DFが2-2の状況でしたが、僕がスタンドで見た限りでは、川崎DFが2人とも
カボレにかなりの意識を向けていたように見られ、そこを赤嶺がうまく突いたというね。前半の
東京の2ゴールは、綺麗なゴールではなかったかもしれない。しかし、実にストライカーらしい
ゴールだったと思いますね。どのような形であれ、ゴールにボールを流し込めば、それは1点
なのだから。また43分という時間帯に追いつき、いい雰囲気で前半を終えられたことで、この試合、
なんとかなるんじゃないという気がしましたね。

大竹については、もう見事としか。だって、63分に投入され、63分にゴールなんだもの(笑)。
大竹を後半途中で投入する状況が続いているのは、やはり大事に育てたいという部分からの
ものだと思いますが、相手が疲労してくるところでボールを持てドリブルで進め、シュートも撃てる
大竹が入るのは、大きなアクセントになるでしょうね。またサポーターはもちろん、東京の選手も
大竹に対する信頼がすでに確固たるものとなっているのでしょう。

今ちゃんが決めた4点目、そしてそこに至るまでのパス回しは、なんとセクシーなことか。
なんか、先行きにも夢を見たくなるようなゴールでした。僕、このゴールの際に久しぶりに
SEXY東京コールをしましたよ(笑)。

川崎が完調ではなかったことに助けられた面はあるでしょう。特にジュニーニョが、いつもの
彼とは思えないプレーぶりだったことに。ただそれでも、咋シーズンあれほどの屈辱を
与えられたチーム相手に、この堂々たる勝利は嬉しい。また東京の戦い方が、チームとして
こなれてきたという気もしますね。開幕当初はそれこそ、キックオフから全力で飛ばして
いつまで持つかで試合が決まるといった感がありましたが、前節といい今節といい、
抑えるところと行くところをかなりコントロールできるようになったと思えます。まだまだ
期待していいんじゃないかな。カボレが間違いなく、調子を上げてきていることだし。 

いつの間にか多摩川クラシコは、点が多く入るゲームとして定着しましたね(笑)。咋シーズンは
川崎がゴールをあげる年でしたから、今シーズンは東京がゴールをあげる年にいたしましょう。

それにしても、来週1週間を気分良く過ごせますね(笑)。嬉しく、ありがたいことです。
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08.ヤマザキナビスコ杯GL3節東京‐磐田

2008-04-18 02:02:23 | サッカー
僕にとって、この試合の結果は物凄く悔しいものでした。

僕は当ブログで再三に渡り記していますが、ナビスコを勝ちたいと思っているんですよ。
もちろん、ナビスコに対しての意識付けがそれこそサポーターごとに違うのは理解していますし、
リーグが最優先であることは否定しない。ただ、僕らにとってのJリーグにおける唯一の
タイトルだし、パンパシなどナビスコウイナーに対するご褒美的なものも、少しずつ整備
されてきている。当然ながら1億円の魅力は言うまでもないし、11試合でタイトル取れるなら(笑)。

キックオフが30分遅かったことで、同グループの清水が大量リードしていることは情報として
得ていました。これは選手やスタッフも知っていたでしょう。首位チームがさらに得失点差でも
大きな優位を手中にするのはほぼ間違いない。それならば、2位のチームはとにかく勝点3を
取ることが絶対条件でしょう。ましてや、ホームでの試合なのだし。このような、誰が見ても
勝点1では許容できない状況において、ロスタイムに同点ゴールを許し勝点2を失うというのは、
いかにも東京らしいのかもしれません(苦笑)。

この試合はなんとなくのんびりとした(僕自身この表現が完全にフィットしているとは
思っていませんが、ウマイ表現を見つけられないもので)雰囲気でずっと進みましたが、
1週間に3試合のタイトなスケジュールの中では、まあ仕方ないのかなという気もします。
ただそれだけに、このような雰囲気の試合を何事もなく終わらせ、きちんと勝点3を
手にすることで、今シーズンの東京は生まれ変わったのだ、咋シーズンまでとは違うのだ、
ということを示して欲しかった。激闘の後の中3日というエアポケットに陥りがちな条件でも、
勝点3を掠め取れるしたたかなチームになりつつあるのだというところを示したかった。
そんな気がしています。

まあ上で述べた考えは、僕がナビスコ杯を好きだからという部分に寄る面が多いのは、
否定しませんけどね(笑)。

僕も試合を見ながら思ったし、一緒に観戦した知人も指摘していたし、試合後の感想戦を
行う三鷹某店に向かうバスの中でも指摘されたし、さらに三鷹某店でも指摘されましたが(笑)、
平山はどうしたもんでしょうかねぇ~。今の彼を見ていると、彼自身が自分を信用しきれて
いないのではないか、なんてことすら感じます。あるいは、自分のすべきことを整理できて
いないというか。とにかくもう、今のあなたはどんどんシュートを撃てばいいんだよ。
あまり難しく考えずに。少なくとも、エリア内で強引にシュートを撃つのではなく、
倒れてレフェリーに笛をねだるという態度はよそうよ。

ナビスコGL2節の磐田戦観戦記でも記しましたが、やはり名波のオッサンは凄いですよ。
あのオッサンが出てくると、磐田のチーム全体が変わるんだもの。正直言って僕は、
彼の投入を喜びましたから。彼のプレーを生で見れる機会は、今後決して多くないはずだと
考えるとね。まあ、彼の投入が磐田の同点ゴールを呼び込んだと言っても過言ではないわけで、
痛し痒しではありますが…。

ナビスコのグループリーグはまだ3試合残っています。この3試合をきちんと戦って、
次のステージに進もうではあーりませんか。次の第4節は5月25日と1ヶ月以上先ですが、
勝ちましょう!
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08.J1.6節東京V‐東京

2008-04-13 23:35:57 | サッカー
興奮しました。あれほど熱くなったのは久しぶりですね。試合前は決して気持ちが盛り上がって
いるとは言えなかったのですが、始まってみると驚くぐらいに熱くなって。
やはり、東京ダービーは価値ある戦いですね。

何が嬉しいといえば、東京の本来のチームカラーであった骨惜しみすることなく走る、
全員が自分の仕事にきちんと取り組んでいくといったものを、この戦いの場において
見せてくれたこと。当たり前といえば当たり前のことですが、こういった姿勢を感じられた
からこそ、僕は余計に熱くなったのかもしれません。

前半はヴェルディの意欲を感じたところはありますね。ヴェルディはすでに、フッキの才能を
信じる者達の集まり、になっているなと痛感しましたし。このサッカーがいいかどうかは
別として、信じ込めるものがあるのは強いな、なんて思ったりして。ただ東京もきちんと
フッキを押さえ込んでいましたわね。長友にしろ、藤山にしろ、集中を切らすことなく
対応を図っていた。また佐原も空中戦においてほぼ完勝でしたし。まあ、前半終了間際の
FKに関しては仕方ないですな。あれはもう、見事と言うしかない。

このまま終わることはないとは思っていましたが、早く追いつきたいと考えていたところ、
実に綺麗なパス交換からの羽生の同点ゴール。燃えましたねぇ~。あれほど興奮したのは
いつ以来だろうと言うぐらいに。そしてそれからのスタジアムの盛り上がりに身をおく中で、
この試合は勝てるという気持ちの高まりを感じておりました。おそらく、ほとんどの東京サポーターが
同様の思いを抱いていたのではないでしょうか。なお僕は、カボレからのボールを羽生に
落としたのは大竹だと思っていたのですが、赤嶺でしたね。赤嶺の丁寧な落としも見事でした。
まさしく、シュートを撃ってくださいというお膳立てで。

ヴェルディの足が止まり始めたところで、大竹投入という城福の戦略も良かったですよね。
大竹が入って流れが変わったし。これまでの城福は理想を追い求めすぎているような感もなくは
なかったですが、勝つための采配や勝負所を嗅ぎ分ける能力もちゃんと備えているのでしょう。

ただまあ、この試合はとにかく感情を揺さぶってくれた。これはやはり、東京ダービーを
行える状況になったからこそ味わえるものですね。その意味では、ヴェルディの存在にも
敬意を払うべきなのでしょう。相手がいなければ、サッカーは成り立たないので。

複数の選手もコメントしていたようですが、昨日の味スタは僕らのホームなんだということを
改めて感じさせてくれました。あんなにいい雰囲気というか、スタジアムが一体となったのは
久しぶりですよ。また今シーズンはこのような雰囲気を味わえる機会が多くあるはずだ、
という期待も持っております。

いい雰囲気と言えば、飛田給駅から味スタに向かう道中が、完全に東京を応援する態勢でしたよね。
駅を出て左側、歩道に渡ってすぐのところにあるプチショップますやも、スリーエフも、
バーミヤンも、完全に東京応援モードで。これは嬉しかったなぁ。なお僕は試合前は
必ずますやに寄り、店のお母さんと挨拶を交わしながらお煎餅やドリンクを購入するのですが、
その際に「今日の対戦カードで東京を応援してくださってありがとうございます」と
お礼を述べておきました(笑)。さらに、試合後にもますやに行き、今日はありがとうございましたと
再度言わせてもらったほど、僕は昨日の勝利を喜んでおりました(笑)。

昨日はダービー、来週はクラシコと忙しい日々が続きますが(笑)、頑張りましょう。
また今週は水曜にナビスコもありますね。僕、ナビスコを勝ちたいと思っていますので、
水曜日の選手にも期待を。1週間に3試合は厳しいですが、味スタにずっといられる有利を活かして。

PS-昨日の試合の高山レフェリーについても、一言触れておかねばならないでしょう。
高山レフェリーの判定にはやや過敏な面も見られましたが、試合を荒れさせないようにという
意識は凄く感じられた。ヒートアップすることが容易に想像できるこの試合で、おかしな方向に
試合を進めないようにしたいという彼の意識は感じられた。僕は最近の高山レフェリーの
笛を高く評価していますが、昨日の彼には特に拍手を送りたい。これは相手選手に赤紙を
出したからなんていう、低レベルな理由ではないですよ。
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08ACL・GL-3 鹿島‐北京国安

2008-04-10 12:39:04 | サッカー
9日・水曜はACLの鹿島-北京を見に行ってまいりました。僕、今シーズンのACLを追いかけて
見たいと思っていて。自分のクラブではないのが残念ですが(笑)、Jのレベルをアジアに
きちんと示して欲しいと願っております。なお僕にとって継続して見ているクラブではないため、
あくまでこの試合を見て感じたことを記していきます。

鹿島としては、最低限残すべき結果をきちんと残したという試合でしたね。今の鹿島が
ホームで取りこぼすとはちょっと考えられなかったし、順当な結果というところでしょう。
ただ、北京としても最低限許容できる結果で終わらせたのかなという気もします。

北京がどの程度鹿島をスカウティングしていたのかは分かりませんが、今の鹿島にアウェイで
真っ向勝負して勝てるとは思っていなかったのでは。最高のシナリオを辿れたとしても、
ガマンしてガマンしてセットプレーで1点掠め取って逃げ切るというところだったでしょう。
しかし、前半のうちに1人少ない状況を強いられた。僕は北京が1人少なくなった時点から、
北京はこの試合を勝ちにいくんだろうか、とずっと考えていて。まあ、当然ながら、
この状況ならまずは守りを固めることを優先するでしょうが。

一方鹿島は1人多い状況となったことが、余裕を持ちすぎる雰囲気を招いたのかなと
思います。それを感じたのが、前半ロスタイムの鹿島のCKの場面。僕はこの試合をアウェイ側の
鹿島サポーター席で見ていたのですが、このCKは目の前で行われる状況でした。ロスタイムと
いうことで、近いサイドにいたダニーロが当初は蹴ろうとしたのですが、それを小笠原が
制し、小笠原が蹴りに行きました。しかしながら彼は驚くほどゆっくりとスポットに向かい、
時間をかけて蹴ろうとした時に、レフェリーが前半終了の笛を吹きました。レフェリーは
当初はこのCKを蹴らせてやろうと考えていたでしょう。しかしながら、あまりにゆっくりとした
鹿島の動作に絶対に蹴りたいという気持ちじゃないのなら、時間が来れば吹いていいよねと
判断したのではないかな。これは鹿島らしからぬ態度だったと思いましたね。

1人少ない状況を凌いで0-0で前半を終わらせ、さらに後半もかなりの時間まで0-0を維持なんて
話になれば、北京に勇気を与えてしまうなと僕は思っておりました。それだけに、早い時間に
ゴールを奪いたいと考えていましたが、52分(後半7分)にゴールをあげてしまえるのは、
これはさすがに鹿島なのでしょう。このゴールが決まった時点で、少なくとも負けはないなと
思いました。どんなに悪くとも引き分けだと。ただ、引き分けは北京にとっては勝ったに
等しい結果であるわけで、鹿島としても決して楽に試合を運べたわけではないでしょうが。

ご存知の通り、PKを曽ヶ端が防ぐなどの場面もあって、1-0で鹿島勝利となったのですが、
冒頭にも記したとおりこの結果は両チームともに最低限のものではないでしょうか。
北京から見れば、アウェイでの戦いで前半に1人少ない展開を強いられた。この状況ならば
1点差の敗戦で終わらせられたのは、良しとさえ思っているんじゃないでしょうか。
ホームで2点差以上で勝てばいいと。ただ、

アウェイとはいえ、今の鹿島がこの北京に2点差以上の敗戦を喫するとは僕は思えません。
普通にやれれば、そしてセットプレーに気をつけさえすれば、2点差以上の敗戦という
「鹿島にとっての大敗」を喫することはない。そのあたりは、鹿島ならうまく立ち回るかなと。
レフェリーがどんな笛を吹くかも気になりますが。

その意味で、この試合で最もガッカリしたのは、レフェリーだと言っても過言ではありません。
この試合のレフェリーはイランのセットでしたが、ACLに出て来るレフェリーですから、
アジアでは優秀なレフェリーのはずですよね。しかしながら、そのクラスのレフェリーでさえ
あのレフェリングなんですから。

キックオフ直後に北京GKからのロングボールを、鹿島DF(確か岩政だったと思います)と
北京の選手が競り合い、鹿島DFが相手選手の後方から抱え込むようなかたちでジャンプした
場面がありました。最近のサッカーの判定基準なら、これはアタックの選手のファールを取る
ケースがほとんどだと思いますが、この場面では鹿島DFがファールを取られました。
これを見た瞬間、僕はイヤな気がしたのですが、残念ながらそのイヤな予感が当たってしまって。
その後も後方からDFが抱え込むようなかたちの競り合いは、ほぼ全てDFのファールが取られて
おりました。ただ、鹿島DFはさすがにレフェリーの今日の基準を掴んだのか、後半には
相手GKからのロングボールの競り合いの際に、後方から行くのではなく相手の前に回りこんで
処理するやり方をとっていましたね。キックの位置などの関係もあり、全てにおいて相手の前に
回り込む対応をできていたわけではないですが、レフェリーの基準を見極め、それに応じた
対応を取れるのはさすが鹿島だと思いましたね。

この試合のレフェリーはそれ以外にも、接触プレーへの笛が厳しいこと。端的に言って、
当たれば即笛なんだもの(笑)。全くもって正当なプレーにも、平気で笛を吹いたりして。
後半最後の方では、僕も僕の周囲にいた鹿島サポーターも、笛が吹かれるたびに笑って
いましたから。この試合を見て、僕は改めて思いましたよ。アジアにおいて、Jリーグの
レフェリーは、本当にレベルが高いのだなと。当ブログにおいて僕は同様の話を過去にも
記していますが、アジアの試合を見るとJのレフェリーのレベルの高さを痛感しますね。
ただそれは、ACLや代表のW杯予選などの試合で、Jクラブおよび代表が苦戦を強いられる
ことにもつながるのですが…。

しかしながら、レフェリーに対して批判の声のみを上げるのはフェアではないですね。

この試合のレフェリーは上手くはなかったですが、少なくとも基準がブレてはいなかった。
だからこそ、鹿島の選手もレフェリーのこの日の基準を踏まえた対応がとれたわけで。
また当たったらファールという流れを見越して、当たってもいないのに選手が倒れこむ
場面も目につきましたが、それには毅然とした態度で演技で倒れこんだ選手にシュミレーションの
紙を出したりもしていました。当たり前ですが、最低限のレフェリングを行える能力はある。
それだけに、もうちょっとどうにかならんかなーという思いも強くありますね。

レフェリーの笛に悩まされるのも、言ってみれば国際試合の宿命なのかもしれません。
明らかに不可解な笛に対しても、変に荒れることなく、冷静に試合を進めた鹿島はやはり
さすがというべきでしょう。あと、クラブの国際試合はやはり独特の緊張感がありますね。
できれば僕らも、早い時期に経験したいものです(笑)。
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思い出のフットボール8 東京のJ初戦

2008-04-04 20:31:57 | 思い出のフットボール
僕は最近、思い出のフットボールというエントリーを記し始めました。エントリーを上げるに
あたり、過去の資料を再確認する中で様々な発見があり、楽しく記しているところです。

ところで僕は、2005年に思い出のJリーグというタイトルで3つのエントリーを記しておりました。
趣旨としては思い出のフットボールにマッチするものですし、埋もれさせてしまうのも
勿体ないと思い(僕自身思い出のJリーグのエントリーを忘れていましたからね(笑))、
一部加筆・修正したうえで、改めて思い出のフットボールのシリーズに加えることといたします。
その第一弾のエントリーは、東京のJリーグでの最初の試合について記します。
1999年3月14日のサガン鳥栖戦です。

今この試合を振り返ると驚くことが多いです。まずこの試合が行われた場所が、西が丘。ここから
して驚きです。1999年にはJリーグの開幕戦を西が丘で行っていたのだと。当時はJ2とはいえ。
またこの試合の観客数は3,685名でしたが、僕はこの数字を聞いて「今日凄く入ったよ!」と
言ってたんですよ。さらにこの年の西が丘での試合のメインスタンドはSOCIOのみの開放で、
一般のチケット購入客はバックのみでの観戦でした。そのような振り分けでも十分事足りる程度の
観客数だったということですな。今では考えられない話です。西が丘のメイン全てがSOCIOのみ
だったかは、ちょっと記憶が定かではないものの。

記念すべき東京のJ初試合のスタート11は、GK1堀池、DF12梅山、26小峯、3サンドロ、8藤山、
MF7浅利、15アウミール、14佐藤由、13加賀見、18岡元、FW11アマラオ。サブはGK22鈴木、
DF4山尾、6新條、MF24小林、FW17鏑木というメンバー構成。現在でも東京に属する選手は
すでにお気づきのとおり、藤山、浅利の両名のみです。また99年シーズンはまだ、12番を
選手がつけていたのですね。

試合内容についてはご記憶の方も多いでしょう。4分に岡元が相手をかわし、東京サポーター
が待ち受けるゴールに向かってボールを流し込みます。1-0東京先制。記念すべき東京の
J初ゴールはタローこと岡元によるものでした。その後も東京ペースで進み、前半は1-0で終了。

後半もさほど危ない場面もなかったと記憶しますが、東京もゴールを奪えないまま進みます。
しかし80分にキング・オブ・トーキョーがJリーグでの初ゴール。2-0となり勝負を決定づけます。
この頃はちょうど東京都知事選が告示されていたのですが、アマのJ初ゴールに対し
ゴール裏から「アマラオ都知事!」のコールが上がり、スタジアムは爆笑に包まれます(笑)。
その後は2-0のまま何事もなく試合を終わらせることに成功。東京にとってのJ初試合を快勝で
飾ることができたのでした。

3,685名を多いと感じていた時代から、平均観客数が25,000人前後というような状況に
なったわけですが、初心忘れるべからずという気はしますね。そしてこの頃はまだまだ、
ゴール裏も遊び心を発揮できていましたな。まあさすがに、今の味スタの規模で99年当時と
同じようなノリはもうできませんけど。また僕は99年からSOCIOになったのですが、
申し込み時期が遅れたためこの試合はSOCIOのシーズンチケットでの入場ではなく、
前売りチケットをローソンで購入しての入場でした。その前売り料金はBブロックという
エリア(バックスタンド側)で大人1、300円。

PS-残り2つのエントリーについては、しばらくお待ち下さい。おいおい上げていきます。
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スカパー中継での変化点

2008-04-04 00:57:57 | サッカー
咋シーズンからJ1・J2全試合中継に踏み切ったスカパー。この決定により、僕もそれまでの
地域のCATV視聴からスカパーに乗り換えたのですが、僕のような方も多いのではないでしょうか。

ただ実際には、東京の試合は基本的にスタジアムで見ますので、スカパーの生中継を見る機会は
あまりない。むしろ見る機会がどうしても少なくなるJ2の試合や、各節のダイジェスト番組の
チェックに重点を置いている状況です。

ところで、全試合中継の2シーズン目となる今シーズンから、スカパーの中継に一部変化が
見られていますね。それは、TV画面左上の時間およびスコア表示。時間は前後半を分けることなく、
90分通しての表示(後半12:36、後半43:57という表示ではなく、57:36、88:57という表示)、
スコアはホームのクラブを常に左側に固定して表示というやり方に。これは正当な判断でしょう。

時間に関しては、サッカーは前後半で行うスポーツですので、前半~分、後半~分という表示でも
間違いではない。ただやはり、前後半90分通しての戦いや駆け引きを問うという視点から、
僕は90分通してのランニングタイム表示の方がいいと思います。この90分通しての時間表示は、
最近ではスタジアムでも行われてきていますよね。僕の記憶では日産スタジアムが先んじて
始めたように思うのですが、確か今では味スタも90分通しての時間表示になっていたはず。
これだけ味スタに通っていながら「はず」という言い方しかできないのか、という点については、
まあ、許してください(笑)。

そして2点目の変化であるホームのクラブを常に左側というのは、これは絶対に正しいことです。
日本のTVでのサッカー中継は前後半でチーム名の表示を入れ替えるのがほとんど。つまり
自陣のゴール側となるサイドにそのクラブの名前を置くやり方が大多数ですが、これには
僕は個人的にちょっと違和感を持っていたんですよ。サッカースタジアムはホームが常に
左サイドに陣取るのは世界共通のことなのに、と思って。

今シーズンからのスカパーのホームのクラブ名を左側に固定というスタイルは、サッカー界の
慣習をTVの世界でも取り入れていこうということでしょう。またクラブサッカーが浸透した
からこそ、そのスタイルを打ち出せるようにもなったはずでしょうから、喜ばしいことだと
思いますね。

Jの場合、西京極、ホムスタ、愛媛などホームクラブのサポーターが右側に陣取るスタジアムも
ありますが、これらのケースはあくまで例外でしょう。ホームクラブは常に左側という
感覚がより浸透していくのは、いいことじゃないでしょうか。まあ、緑さんの復活で、
僕らは来週の試合において、1年に1度だけ味スタの右側に陣取るわけですが(笑)。
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08.J1.4節横浜FM‐東京

2008-04-03 02:49:08 | サッカー
この結果は全くもって正当なものですね。

率直に言って、この試合の東京のスタート11を知った時、このメンバーで横浜FM(以下FM)に
勝てたらこれは自信になるな、と思いました。まあ、そういうことを感じるようなメンバー構成
だったというべきでしょうか。中2日というタイトな日程とはいえ、前節から5人メンバーを
入れ替えるとは思い切った決断でしょう。個々の選手の小平での取り組みを考慮したメンバーと
いうことなのでしょうが、かなり「実験の意味合いが濃いような」メンバーと僕は感じました。

城福のこの決断に対し、色んな見方が出来ると思います。僕としては2日の間に大幅にメンバーを
代えるのはギャンブルじゃないかな、という印象を持ったことは事実です。ただ、今シーズンの
東京の、城福の取り組みに対し納得できると記したばかりですし、これも東京が地歩を固めるための
一過程だと捉えたい。まあちょうどいいタイミングで、目覚ましの一発をくらったと理解します(笑)。

この試合を観戦されたほぼ全ての東京サポーターが感じられたと思いますが、梶山、悪かった
ですよね。そしてFMの10番は最高でしたよね。10番の動きがチームを生かしも殺しもすると
いうことを、これほどクッキリと見せてくれた試合も珍しいのでは。梶山には、この試合を
忘れないで欲しい。強烈な悔しさを感じたであろう、この試合を。

佐原が公式戦に初めて登場してくれたのは、嬉しかったですね。川崎時代から僕は彼を
能力ある選手だと思っていましたので。またブルーノが初めてベンチ入りしたことも
嬉しかった。これらの経験豊富な選手の力が必要となる時は、必ずや来るでしょうから。

僕はこの試合をメインSB前段の位置で見ていたのですが、負傷した際のモニの様子がよく
伺えました。ライン際でレフェリーの許可を待つメディカルスタッフに対し、「早く入って!」と
いう意味の言葉を繰り返し叫んでおりました。一刻も早く、手当てが必要な状況だと感じて
いたのでしょう。結局彼はその後フルタイム出場しましたが、大事でないことを願います。

最後に。
これはなんとも残念だったのですが、「クソレフェリー」の言葉について。

この試合の扇谷レフェリーに微妙なジャッジがあったことは事実でしょうし、よく意味が
分からないカードもありました。しかしだからといってあんなことを叫んでいいとは
言えないでしょう。例えば平山のハンドにしても、僕はたまたまよく見える位置にいましたが、
なぜハンドの笛がすぐに鳴らないのかを不思議に思ったぐらいで。僕の位置からはたまたま
よく見えたので冷静になれたことは否定しませんし、笛を吹くタイミングが遅いという意味で
不満の声を挙げるのは理解できる。しかしながら、自分に不利な判定と感じたからといって
いちいちあの言葉を述べるのはどうなのか。それは東京にとって何のプラスにもならないのに。

レフェリーの心証を悪くし、相手にはあいつら焦ってるなという印象しか与えず、スタジアムの
雰囲気も壊してしまう。東京を勝たせるという目的に対して何のメリットもないどころか、
むしろそれを遠ざけるような意味しかもたらさない。そのような声を東京の勝利を願っている
はずの人達が挙げてしまうことが残念でならない。東京の勝利に貢献するとは思えない
動きをとるのは、やめた方がいいのではないかな。イヤな言い方をすれば、レフェリーを
うまく怪獣、あっ間違えた懐柔することもサポーターにとって大事なんじゃないかなと(笑)。
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