この大分戦に関して、僕はとにかく勝ち点3が欲しい、絶対に勝利を手にしなければと
考えておりました。前節の清水戦の観戦記において、僕は調子に乗っていたという趣旨の
文章を記しました。それなのに、前述のような思いを持つのは矛盾しているかもしれませんが、
僕に言わせればそれはちょっと違いました。大分が置かれたチーム状況を冷静に判断すれば、
この試合は落としてはならない。なんせ大分は、ウェズレイと高松を欠いているのですから。
また彼らは、大分での試合から中2日の長距離移動で試合に臨むわけですし。東京も
石川、羽生、エメルソンと主力3人を欠くわけですが、選手層という部分で大分と比較すれば
1日の長があるのは確か。それを実感させる試合を見せて欲しいと願っておりました。
その願いに東京はきちんと応えてくれたといえるでしょう。スコアこそ1-0でしたが、
まあこの勝利は正当なものでしょう。大分としては、ガマンしてガマンして数少ないチャンスを
ゴールに結びつけ、勝ち点3を掠め取るという狙いはハッキリしていたと思う。それだけに、
14分という早い時間でゴールを奪えたことは大きかった。試合の主導権を早い時間で手にして、
それをそのまま相手に譲ることなく、90分を終えられたというところでしょう。
内容として、もうちょっとやれることがあったんじゃないのという気もしなくはないですが、
まあメンバーが揃わない状況が続く今の東京は、まずはきちんと勝ち点を積み上げていくことが
優先でしょう。それを行っていければ、シーズンが進み怪我人が戻ってきた時点で、内容を
追いかける動きを取りやすくなりますから。
ゴールこそなかったものの、この試合におけるカボレの素晴らしさときたら。東京の中盤も、
試合途中からはカボレのスピードを最大限に活かす狙いをはっきり打ち出してきましたよね。
スペースにボールを送り、そこにカボレのスピードで入り込んでもらい、そのまま一気に
大分ゴール前で勝負してもらおうと。カボレは何度、大分ディフェンスのファールを誘ったこと
でしょうか。また相手にプレッシャーをかけ相手ボールを奪ってしまう場面もあったし、
献身的な動きも常に行っていた。改めて感じましたが、カボレは本当に凄い選手なんじゃ
ないでしょうか。今さらながらに、よく来てくれました。
赤嶺のゴールを生んだCKもそうでしたが、この試合ではセットプレー時の栗澤のボールが
良かった。またセットプレーに限らず、栗澤の存在がチームの潤滑油的な役目を果たして
いるように思えます。前述しましたが、レギュラークラスを欠いても代わって登場する選手が
いい働きをしてくれるという点で、この試合の東京は大分に優位を保持できたのでしょうね。
クリーのプレーの向上が、大竹の存在に刺激を受けたものであるなら、それは嬉しい。
チーム内競争の激化こそが、チーム力アップを促す最大の要因であるはずですから。
その意味では金沢も、長友の加入により大きな刺激を受けたと思いますし、彼自身のプレーの
幅も広がったのでは。昨日の試合でも金沢のポイントを抑えた動きが東京を落ち着かせていると
感じましたし、今の東京はベテラン・中堅・若手の融合がうまくいっていますわね。
タイトな日程があと2試合続きます。それも大宮、名古屋と手強い相手との連戦ですが、
なんとかいい結果を残せれば。味スタ‐大宮‐味スタと実に恵まれた日程なのですし。
また僕は今度の大宮戦がNACK初観戦となるのですが、それも非常に楽しみです。
氷川神社界隈を歩くのも久しぶりですから(笑)。
ところで今シーズンの大宮は、いいサッカーをやっているようですね。27日・鹿島戦の様子を
スカパーでザッと流し見しましたが、大宮の充実した内容に驚きました。今の大宮‐東京の
対戦なら、見応えのある試合になるでしょう。またNACKというスタジアムの良さも、
それを後押ししてくれるでしょうし。5月3日、ワクワクしますね。
考えておりました。前節の清水戦の観戦記において、僕は調子に乗っていたという趣旨の
文章を記しました。それなのに、前述のような思いを持つのは矛盾しているかもしれませんが、
僕に言わせればそれはちょっと違いました。大分が置かれたチーム状況を冷静に判断すれば、
この試合は落としてはならない。なんせ大分は、ウェズレイと高松を欠いているのですから。
また彼らは、大分での試合から中2日の長距離移動で試合に臨むわけですし。東京も
石川、羽生、エメルソンと主力3人を欠くわけですが、選手層という部分で大分と比較すれば
1日の長があるのは確か。それを実感させる試合を見せて欲しいと願っておりました。
その願いに東京はきちんと応えてくれたといえるでしょう。スコアこそ1-0でしたが、
まあこの勝利は正当なものでしょう。大分としては、ガマンしてガマンして数少ないチャンスを
ゴールに結びつけ、勝ち点3を掠め取るという狙いはハッキリしていたと思う。それだけに、
14分という早い時間でゴールを奪えたことは大きかった。試合の主導権を早い時間で手にして、
それをそのまま相手に譲ることなく、90分を終えられたというところでしょう。
内容として、もうちょっとやれることがあったんじゃないのという気もしなくはないですが、
まあメンバーが揃わない状況が続く今の東京は、まずはきちんと勝ち点を積み上げていくことが
優先でしょう。それを行っていければ、シーズンが進み怪我人が戻ってきた時点で、内容を
追いかける動きを取りやすくなりますから。
ゴールこそなかったものの、この試合におけるカボレの素晴らしさときたら。東京の中盤も、
試合途中からはカボレのスピードを最大限に活かす狙いをはっきり打ち出してきましたよね。
スペースにボールを送り、そこにカボレのスピードで入り込んでもらい、そのまま一気に
大分ゴール前で勝負してもらおうと。カボレは何度、大分ディフェンスのファールを誘ったこと
でしょうか。また相手にプレッシャーをかけ相手ボールを奪ってしまう場面もあったし、
献身的な動きも常に行っていた。改めて感じましたが、カボレは本当に凄い選手なんじゃ
ないでしょうか。今さらながらに、よく来てくれました。
赤嶺のゴールを生んだCKもそうでしたが、この試合ではセットプレー時の栗澤のボールが
良かった。またセットプレーに限らず、栗澤の存在がチームの潤滑油的な役目を果たして
いるように思えます。前述しましたが、レギュラークラスを欠いても代わって登場する選手が
いい働きをしてくれるという点で、この試合の東京は大分に優位を保持できたのでしょうね。
クリーのプレーの向上が、大竹の存在に刺激を受けたものであるなら、それは嬉しい。
チーム内競争の激化こそが、チーム力アップを促す最大の要因であるはずですから。
その意味では金沢も、長友の加入により大きな刺激を受けたと思いますし、彼自身のプレーの
幅も広がったのでは。昨日の試合でも金沢のポイントを抑えた動きが東京を落ち着かせていると
感じましたし、今の東京はベテラン・中堅・若手の融合がうまくいっていますわね。
タイトな日程があと2試合続きます。それも大宮、名古屋と手強い相手との連戦ですが、
なんとかいい結果を残せれば。味スタ‐大宮‐味スタと実に恵まれた日程なのですし。
また僕は今度の大宮戦がNACK初観戦となるのですが、それも非常に楽しみです。
氷川神社界隈を歩くのも久しぶりですから(笑)。
ところで今シーズンの大宮は、いいサッカーをやっているようですね。27日・鹿島戦の様子を
スカパーでザッと流し見しましたが、大宮の充実した内容に驚きました。今の大宮‐東京の
対戦なら、見応えのある試合になるでしょう。またNACKというスタジアムの良さも、
それを後押ししてくれるでしょうし。5月3日、ワクワクしますね。