珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

J1・17節東京‐横浜

2005-07-17 23:58:22 | サッカー
なんと素晴らしい勝利でしょうか。43,104人と味スタにおける東京のホームゲームで、歴代4番目の
大観衆を集めた横浜相手の試合という最高の条件のなかで、この快勝。なんと嬉しいものでしょうか。
僕、規郎の3点目、憂太の4点目の時に思わず涙がこぼれそうになってね。横浜相手にこんな試合が
できるんだと思うとね。両ゴールともあの横浜をおちょくるかのような、小賢しく冷静なゴールだった
のが、余計に嬉しくてね(笑)。

今まで苦しんだだけに、横浜相手のこの勝利は本当に嬉しい。僕、興奮を抑え切れなくて、
スタジアムから帰りのバスに向かう途中の道すがら、「横浜相手にこんな試合ができるんだから、
東京はJリーグで一番強いんだ!」と叫んでましたよ(笑)。ところで僕は、ここまでに何回、
「横浜相手」と書いているのだろう(笑)。

この試合、東京のディフェンスは安定していました。アクシデント的に危ないシーンが訪れたことは
ありましたが、理詰めの攻撃から崩されたという場面はほとんどなし。やはり守りが安定していると、
チーム全体が落ち着きますね。モニ・ジャーンの両CBはもちろん、今ちゃんの献身的な働きは
見事の一言。また金沢の頑張りも評価されるべきでしょう。

ディフェンスの安定をバックに、東京が攻めを強めた先制点の場面。今までセットプレーが全く
チャンスにならない状況をイヤというほど見てきましたが、このCKは何故か点が入る予感が
しましたね。そのとおりに、うまくフリーになった今ちゃんがドンピシャのヘッド。
CKに今ちゃんが合わせてゴールネットを揺らす場面をこれまで何度見たでしょうか。
センスがいいのでしょうね。

そしてこの試合のハイライトともいうべき、規郎のFK。これも今思うと、スタジアム全体にゴールの
予感が充満していましたね。榎本哲にとっては、あの決められ方は強烈なショックだったのでしょう。
彼、ピッチに倒れこんだまましばらく起き上がれませんでしたからね。GKにあれほどのショックを
与えるのは、数字の上の1点にとどまらない効果があるでしょう。それが3点目、4点目につながった
面もあるいはあったのかもしれません。この試合はBSで生中継されていましたから、これで規郎の
FKは全国区になったのではないでしょうか(笑)。

サブに久保と坂田がいる横浜は、やはり凄い選手層ですよ。ただ今日は、その怖さを感じなかった。
たしかに選手個々の能力は高いのですが、今日に関しては東京が横浜を上回る内容を見せた
わけで、この4-0のスコアも正当なものでしょう。まあ、3点目、4点目はオマケだともいえるで
しょうけれど(笑)。

今までにも思い出に残る東京の試合は数多くあります。ただ、今日のこの試合は過去を遡って考えても
最高の試合といっていいものですね。何度も書いてますが、横浜相手にこの試合は嬉しいなあ。
また当然ながら、全ての東京サポーターにとって、本当に嬉しい勝利。帰りのバスに向かう人々
が、まさに「満面の笑み」状態でしたからね。

次節は神戸戦。調子が上がらず苦しい相手からは、容赦なく勝ち点3を奪わねばなりません。だって
僕らも容赦なく勝ち点3をこれまで奪われてきたのですから(笑)。神戸は苦しい状況にあるだけに、
逆にそれこそ眼の色を変えてくるでしょうが、きちんと勝ち点3をいただきましょう。

最後に。
今日いい試合が出来たのは、相手が良かったから。サッカーをプレーすることの楽しさ、美しさを
全く無視し、相手の選手を平気で傷つけるようなダーティーなプレーを基本的にしてこない横浜
だからこそ、東京のいい面が引きだされたのでしょう。それは認めておきたいですね。

PS-東京V戦後、僕は「横浜相手に5-1ぐらいで勝ったら嬉しいな」と書きました。もちろん、
何の根拠もない言葉でしたが、それに近い結果が出たのだから、嬉しさ倍増というものです。
コメント (10)
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