珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

AFCユースU-19日本代表‐U-19北朝鮮代表(TV観戦)

2006-10-29 21:43:18 | サッカー
来年6月からに7月にかけてカナダで行われるFIFAU-20W杯の出場権をかけた戦いでもある
AFCユースが始まりました。4チーム中上位2チームが通過となるグループリーグを経て、
ベスト8の戦いに勝利した4チームがカナダ行きとなるこの大会。つまりベスト8が全ての勝負と
なりますが、まずはその前にグループリーグを突破せねばならない。その初戦となる北朝鮮戦が
行われました。

北朝鮮とは昨年のアジア一次予選でも対戦、その様子はこのエントリーに記しましたが、
大苦戦だったというのが率直な感想でした。ただそれから1年が経過、Jで経験を積む
選手も多く存在し、やってくれるはずという気持ちでTVの前に座りました。

清水の山本・10番の見事なロングシュートやセレッソ森島・9番の強烈なシュートなどもあり、
日本は全体的に悪くないと見ていましたが、期待通り先制点を日本が奪います。相手のスローインを
カットしたボールが森島にこぼれ、左サイドにいた新潟の河原・11番に森島からのパスが通り、
前を見てドリブルを入れた河原がそのままミドルシュート、これが対角線上のゴールネットを
綺麗に揺らし33分・1-0。河原のシュートが良かったのはもちろん、河原の前方に広島の柏木・15番が
走りこみ、相手DFを引きつけて河原のシュートコースを空けたことも価値ある動きでした。
前半はこのまま1-0で終了。

後半は北朝鮮も若干攻勢を強めますが、日本は厳しいマークを切らさず対応、またきちんと
アタックも仕掛け、悪くない状況で推移します。

69分に森島に代えて横浜のハーフナー・16番、77分に新潟の田中・8番に代えて柏の柳澤・14番が
投入されます。両チームとも75分あたりからガタッと動きが落ち、ガマン比べの様相も。
北朝鮮が2度ほど日本のゴールエリアに侵入する場面もありましたが、日本DFが冷静に対処、
何事もなく終わらせます。

そして82分、右タッチライン際でボールを受けた河原が中に切れ込み、センターあたりで
前方に駆け上がった柏木にフワッと浮かせたパス、これを柏木が冷静に左足でゴールに
流し込み2-0。試合をほぼ決定づけます。このゴール後河原は84分に千葉の青木・17番と
交代となりましたが、試合全体を通じていい動きでした。

その後日本は無駄な失点を喫することもなく、そのまま2-0で試合を終わらせることに成功、
まずはいいスタートをきることに成功しました。良かった、良かった。

もちろん勝てたわけですから最高ですし、内容も初戦という難しい状況の中でいい試合だったと
思います。キャプテンである大分の福元・4番を中心にDFは集中していましたし、田中や柏木などの
MF陣、さらに両ゴールに絡んだ河原などいい動きをみせた選手が多くて。また鹿島の内田・2番は
さすがと思わせるプレーぶりでした。

このまま勝利を重ね、カナダへの切符をつかんでもらいましょう。
(追記)この試合、梅崎を使うことなく、彼を休ませて勝ち点3を手にできたことも大きいでしょう。
彼の力が必要になる時は必ずや来るでしょうし。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

06.J1・29節大宮-東京

2006-10-29 10:44:01 | サッカー
実に苦しい試合でした。それだけに勝てたことの喜びも一層大きなものとなりましたね。

キックオフ直後、東京が得たフリーキック。何のファールがあったのか、僕にはよく分かりません
でしたが、とにかく得たFK。決まったから言うのではなく、これはなんとなく入る予感が
ありました。宮沢のFKが今ちゃんのアタマにピタッとあってゴール。なぜあれだけフリーに
してくれたのか、よく分かりませんが(笑)。

この後しばらくは東京がペースをつかみますが、20分頃からは大宮がボール支配を高め、
東京にとって厳しい時間が続く。大宮はボールを持つ東京の選手へのチェックが厳しく、
東京はタメを作れない。つまり一息つく暇もなく試合を進めねばならなかったわけで、
前半は0-1のリードで終えたものの、決して楽な試合展開ではありませんでした。

基本的には後半も同様の流れで進み、ドキドキしながら試合を見続ける状態。そこに追い討ちを
かけるようなモニの負傷退場。ここで僕はまっすうを使ってくるかと思いましたが、
倉又氏がとった策は今ちゃんを一枚下げ、ボランチに文丈投入。率直に言って、意外な策でした。
しかしこれは、精神的な部分で大きな意味を持ったのでしょう。

文丈の頑張り、気持ちを全面に押しだした数々のプレー。これは間違いなく東京を奮い立たせた
でしょう。大宮のボールホルダーにプレッシャーをかけ、危ない場面ではゴール前まで戻り、
大宮に自由を許さないという姿勢を常にみせていた。あれだけ頑張るベテランの姿は、
チ-ム全体に大きな勇気を与えますよ。冷静に見れば、モニの後に即まっすうで良かったとは
思います。ただ、まっすうが負傷明けという状況を考慮し、文丈の経験にまずは期待したという
ところだったのではないかな。その意図ならば、僕は倉又氏の決断を評価しますよ。

そしてもちろん文丈だけではなく、今日は東京の選手全員が勝利への高い意欲を失うことなく
戦い続けていた。その結果の勝利と考えたい。またまっすうの復帰を勝利で飾れたことも
重要な意味を持つでしょう。モニの負傷があったことで、まっすうが頑張ってくれることが
さらに求められるようになった。そのまっすうの投入後にゴールを奪われるなんてことに
なっていたら、今後の東京にも暗い影が射していたはず。ましてや負傷からの復帰初戦で
そんなことになっていたらね。

当然ながら僕は、東京の勝利を願って試合を見ていたわけですが、まっすうの投入後は
とにかく勝ってほしいという気持ちが一層強まっていました。やはり彼は、成長してもらわないと
困る選手なので。まっすうの投入は、大宮の森田対策でしょう。森田が入ってきた時は、
嫌な気がしましたよ。彼には過去に苦い思いをさせられた記憶が残っているし。それだけに
森田を抑え、無失点で試合を終わらせることを使命として投入されたまっすうが、うまく対応し
その狙い通りに無事試合を終わらせることに貢献してくれたのは良かったです。

瑞穂での名古屋戦時にも同様のことを記しましたが、僕はこの試合の終盤、何度ストップウォッチに
目をやったか分かりません(笑)。ホントに長かったですよ。もしも引き分けにされたりしたら、
堪えるだろうと思ったので。改めて言いますが、苦しい試合でした。それだけに、勝てて嬉しいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

U-21日本代表‐U-21中国代表

2006-10-26 12:03:55 | サッカー
こんな試合になるのかな、という試合前の予測に極めて近い内容だったと申しましょうか。

フィジカルは強いのでしょうが、アイデアとリアリズムに欠けゴールネットを揺らせない中国と
まだまだチーム強化の端緒についたばかりで連動性や選手相互の理解に欠ける日本という。
それならば、Jで多くの経験を積む選手を揃えた日本が勝つよねというところでしょう。
ボール支配率は中国での試合同様中国の方が高かったでしょうが、日本はそれを見越し
あえてボールを持たせ、カウンターで勝負するという合意があったのでしょうか。個人的には
ホームの試合でボール支配を相手に高く握られるのはどうかとは思いますが。

1点目はまさにそのカウンターからのもので、中国のCKのこぼれを左サイドに展開、
僕が個人的にイケメンと称している10番・増田がじっくりかつきちんとクロスを上げ、
前に入った平山がつぶれながらも相手DFを引きつけたウラに入った梶山がヘッドでゴール。
梶山のヘッドでのゴールを見たのはこれが2回目です(笑)。

この試合で僕の目についたのは前述のイケメン、15番の広島の青山敏弘、8番の本田、
6番の清水の青山といったところ。イケメンは様々な場面に広く顔を出していましたし、
敏弘の守備での頑張りは十分評価できるもの。また攻撃時にもまず彼にボールが入り
そこから展開されていくという場面が目につきました。

本田のテクニックの高さは今さら言うに及ばずですが、この試合では守備での頑張りも目につき、
一皮向けたという印象を持ちましたね。名古屋の試合を細かく見れていないので、この試合のみでの
印象となりますが。また青山はさすがにJでレギュラーを張るDFと感じました。戦う姿勢を
押し出し、危ない場面でのカバーリングもさすがと思わせるもの。この試合のDFは
最終ラインが本職ではない伊野波、ヴェルディでもそれほど出番は多くない一柳という陣容でしたが、
青山の個人能力でなんとかカバーできるだろうというぐらいの読みだったのかもしれない。
そんなことさえ考えましたね。あと、梶山も良かったと思います(笑)。DFでの踏ん張りが
目につきましたし、東京でのプレーよりもいいんじゃないかと(笑)。クラブよりも代表の試合の
出来がいいというのは、必ずしも喜ばしいことではないですが。

平山については、まあ、困ったなと。空中戦の強さはさすがですし、ハイボールからの組み立てには
十分貢献している。ただ、足元でのポストプレーは全くダメ。キープしてフォローを呼び込んで
ほしいのですが。また動き出しの少なさも気になるところ。もう少し、動いてもらわないと…。
あれでは「連動性を持ったリズミカルな攻撃」の足かせになってしまいかねないでしょう。

ただ、2点目の「アクシデントゴール」の際、あれだけ喜びを表し、自分のゴールだと主張する
姿には、いい意味でのふてぶてしさを感じました。FWはゴールを決めるのが仕事なんだ、
それを成し遂げたんだから文句ないでしょ、と言わんばかりの姿勢は。これって、日本人には
なかなか持てない感覚ですからね(笑)。

あと、中国のラフプレーの多さには辟易しました。中国での試合で敏弘を痛めたプレーには
目を覆いましたが、似たようなアフターチャージが昨日の試合でも再三あって。あのような
プレーが容認されているようでは…。また残念ながら、昨日の韓国人レフェリーもレベルは
高くなかった。身体を壊す危険から、選手を守って欲しいものですが。

反町が交代を積極的に使わなかったのは、このメンバーがある程度の軸と考えているのか、
あるいは試合の流れに応じて交代を慎重に行ったという、たまたまのことに過ぎないのか。
こういった想像を巡らすことが出来るのも、立ち上がったばかりのチームを見る楽しさであるでしょう。
成長を楽しみにできるチームになっていくであろうことは間違いないですし、これからに期待したい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

06.JFL後期10節熊本‐栃木

2006-10-24 01:31:36 | サッカー
2つ下のエントリーで記した熊本行き。こちらのサイトを運営されているfuyu-tさん&kei-tさんとも
無事合流でき、お蔭様で実に楽しい時間を過ごすことができました。まずは試合の感想を記します。

J2入りを大目標とする熊本にとって、残り8試合となった第10節。残り試合の中でも有数の
厳しい相手であろう栃木との対戦ということで、熊本しても気合の入るところ。一方の栃木も、
これから長く対戦するであろう熊本に初年度の対戦で連敗はできないという気持ちで臨んでくる
でしょう。栃木からもおおよそ20-30人ものサポーターが熊本を訪れるなど、とても「3部リーグ」の
試合とは思えない臨戦態勢を見せていました。

21日・土曜日の熊本はとても10月下旬に差し掛かる時期とは思えない暑さでした。ピッチ上の
体感気温は27-8度ぐらいに達していたのではないでしょうか。この暑さが両チームをナーバスに
させたのか、前半はお互いにやや力をセーブしていると感じるところがありました。

熊本は広島や千葉で実績を残した高橋と、福岡で大きな期待を受ける福嶋の2トップで臨みましたが、
栃木は天皇杯東京V戦で決勝ゴールを決めた吉田を欠く苦しい布陣。アウェーでもあり栃木は
ある程度守勢に回ることは折込み済みだったでしょうが、逆にその分ディフェンスを
きちんと行おうという意識付けが高まったのか、厳しいチェックで熊本を自由にさせない。
一方攻撃では、熊本DF陣のウラを狙う姿勢を常に見せており、熊本に後方のケアの必要性を
感じさせていたでしょう。前半は0-0で終えますが、栃木の守備意識の高さに熊本が攻めあぐねて
いるという印象を僕は受けました。これは栃木の狙い通りといっていい内容でしょう。

熊本はこの試合4バックで臨みましたが、fuyu-tさんによると、通常時は3バックとのこと。
これはセレッソから移籍した福王が欠場しているための苦肉の策的なもののようですが、
普段と違うスタイルはやはり厳しいか。また福王から出る正確なロングフィードがないことは、
熊本の攻撃全体にも微妙な影響を与えていたのかもしれません。さらにフィードといえば、
GK飯倉からのフィードがキックオフからしばらくは全て福嶋にあわされ、福嶋も大半を
競り勝っていたのに、前半半ばあたりからほとんど福嶋にあわせなくなっていたのは
気になりました。高橋も174cmながら、ポジショニングのうまさや独特の感覚で空中戦の多くを
勝っており、熊本として決して空中戦が悪かったわけではないものの、攻撃の意思統一という点では
福嶋に当ててそのこぼれを拾い攻撃を組み立てていくというものではないのかな、という気がして。
これは僕の勝手な憶測に過ぎませんけれど。

後半も栃木の厳しいチェックの前に、熊本が有効な攻撃を組み立てられない状況は変わらず。
僕はガムシャラに走り回るような選手がいれば、違った局面を生み出せるだろうが…という
気持ちで見ておりました。ただそれを求めるには、ちょっとキツイコンディションではありましたが。

一方栃木も攻撃に関しては特別に有効な手段を取れてはいなかったですが、ウラを狙う姿勢は
見せ続けていました。今から思えば、これは栃木が90分を見越しての試合運びを意識した策
だったのかもしれません。70分前後あたりから、栃木は突如としてドリブルで持ち上がる姿勢を
見せ始め、熊本はそれにちょっと戸惑った感がありました。そして77分、空いた中盤のスペースを
やはりドリブルで持ち上がった栃木の選手がシュート、熊本GK飯倉が一旦は弾いたものの、
そのこぼれを32番・久保田が押し込み栃木先制。

その後熊本はDF朝比奈をトップに上げるなど、なんとかしてゴールをという姿勢は窺えたものの、
結局栃木を攻めきれず0-1のまま試合終了。熊本にとって痛い敗戦となったのでした。
90分通して栃木のDFへの高い意識がおろそかになることはなく、常に熊本の選手にプレッシャーを
与え続けていました。また攻撃にしても前記したように熊本DFのウラを狙い続け、熊本の選手に
後方への注意を強く持たせておいて、今度は空いたスペースにドリブルで仕掛けていくといった
策を取るなど、したたかなゲーム運びを進めていたという印象。さらにいえば、サポーターも
したたかさを見せましたね。

栃木サポーターはもともとJFLでもトップクラスの熱さを持ちますが、この試合では実に効果的な
サポートを送っていました。ここという時に集中して声を出す姿勢を感じましたし、
それが顕著に表れたのが試合終了直前のサポートスタイル。熊本ゴール前コーナー沿いで
栃木の選手がボールキープに入ったところ、すかさずサポートの声をあげ選手を後押しする。
また熊本に対して焦りを呼ぶような声を出し、熊本の選手を苛立たせる。わざわざ熊本まで遠征する
ようなサポーターですから戦闘能力は高いわけで、彼らにしてみればこれぐらいのことは
朝飯前でしかないでしょうが、彼らの経験は伊達じゃないと思いましたね。

熊本はこの敗戦で4位に後退、痛い黒星を喫したのは事実でしょう。ただ、残り7試合あるのです。
栃木とここで当たったのはむしろ良かったと考えたい。J2昇格をかけた熊本の戦いはおそらく
最終戦までもつれ込むと思いますが、そこで栃木と当たったらこれは厳しい。そう思うと、
栃木との厳しい戦いを経て、改めてネジを巻き直した上で残り7試合に臨める日程は
プラスだと捉えたい。またより高い位置を目指すべき熊本としては、これをプラスにしてほしい。

非常に長文になってしまいましたが、ご容赦を。またfuyu-tさん&kei-tさんに改めて
感謝いたします。ありがとうございました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

06.J1・28節東京-G大阪

2006-10-23 12:56:07 | サッカー
この試合、なぜ勝てたのか分かりません(笑)。

ガンバにペースを握られるのは仕方ないながら、播戸をゴール前でフリーにするという
信じ難い状況下での1点目、マグノのボール扱いのうまさに改めて感嘆させられた2点目と
0-2で前半を終了。スタジアムに足を運んだ36,161人のほぼ全ての人がガンバ有利と
見ていたでしょうが、本当にそのとおりの内容で終えるとはね、とあまりの予定調和状態に
少しは驚きを与えてくれよと思いながらハーフタイムを過ごしておりました。また、
今さらガンバ相手に負けていることを怒っても仕方がないな、と半ば達観したような気持ちも
ありました。

後半もさして雰囲気の変わらないまま時間が進みます。憂太の登場で若干でもボールを
散らせるようになったかとは感じましたが、あくまで「若干」に過ぎず、また憂太らしく
持ちすぎてチャンスを潰す場面も散見し、流れは変わらないかと思っておりました。

しかし、この試合に関しては、むしろガンバ側が流れを変えてくれたのではないですか。
具体的に言うと、播戸の交代。特にアクシデントがあったとも見えず、播戸自身名残惜しそうに
ピッチを去っていきましたが、主力選手を特別な理由もなく変えるのは、やはりリスクも
大きいんじゃないかな。「彼に拍手を」の交代なら、残り2,3分といったところでやるべきでしょう。
また全くの楽勝ペースだったことで、ガンバがついつい油断してしまったのか。

今ちゃんの1点目でにわかにスタジアム全体が活気づく中、僕ももしかしたら勝ち点1を取れるかも、
という期待をかけて見ておりました。追い上げる雰囲気になっても、まだ勝つとは言えなかった
僕を許して…(笑)。そしてこの日のハイライトとも言える規郎の2点目が生まれます。
規郎が左サイドで前を向いてボールを持ったとき、スタジアムに詰めかけたほとんどの人が
「撃て」と思ったことでしょう。規郎はそこで撃てる選手なんですよね、入る入らないは別として(笑)。
それにしてもあのゴールは凄かったなあ。規郎はあのような物凄いゴールを見せてくれるんですね。
1年に1度ぐらいは(笑)。昨シーズンの横浜戦のフリーキックといい。それにしても、
この同点ゴールは興奮しました。この時のスタジアムの盛り上がりからすれば、3点目を
上げて逆転できる、と感じていた人は多かったでしょう。僕自身、勝ち点1でも
嬉しいのに3取れたら最高だな、なんてことを思っておりました。

まあ3点目に関しては、半ば必然のものだったのでしょう。ホームチームがあの雰囲気になったら、
さすがに逆転まで行けるものですよ。1週間前に広島で見た光景のように…(笑)。
僕はルーカスの2ゴールで逆転勝利した、2004年の名古屋戦を思い出しておりました。

味スタでの東京の勝利は半年ぶりですか。なんとも長かったですねぇ。今シーズンの東京は
多くの観客数を得た試合でことごとくデタラメな試合をしていましたが、よりによって
ガンバ相手にこんな劇的な勝利をあげられるとは。これがサッカーの面白さであり、
怖さでもあるのでしょう。逆転してから試合終了までの間、僕は涙がこぼれそうになってね。
僕みたいな気持ちになっていた人は、多いんじゃないでしょうか。

1週間を楽しく過ごせるのは、いいものです(笑)。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は熊本へ

2006-10-20 22:08:13 | サッカー
今週も東京は日曜開催です。この日程が発表された当初から、土曜は遠出しようと思っておりました。
その気になってJ2やJFLの日程を調べたところ、徳島と緑色さんの試合があり、鳴門へ再びとも
思いましたが今回は見送り(笑)、熊本に出かけることにいたしました。明日の試合は
熊本-栃木。お互いJ入りを視野に入れるクラブで、しかも栃木は緑に勝利するなどいい雰囲気に
ある状況。前節の栃木は首位Hondaに0-2と敗れ、また現在の順位も8位とシーズン当初の勢いは
若干薄れているものの、熊本相手ならば気持ちの入り方も違うでしょう。

一方熊本は現在3位。ただ1,2位を占めるHondaおよびYKKとはすでに対戦を終えており、
熊本としてはもう敗戦は許されないところ。それだけにこの試合は白熱すること間違いなしで、
熊本に足を運ぶ価値は十分過ぎるほどあると言えましょう。栃木も応援したいクラブですが、
明日はさすがに熊本を応援します。

残り8試合となったJFLの上位陣は、首位Honda61、得失点差+27、2位YKK55、得失点差33、
3位熊本55、23、4位佐川東京53、34、5位佐川大阪51、26。次節の後期第11節にHondaとYKKの
直接対決がありますので、熊本としてはそれを横目に見ながらということになりますが、
まずはとにかく1つ1つ勝利を積み重ねていくのみ。当ブログで何度も記していますが、
僕にとって熊本はいい印象だけを与えてくれている街であり、そこに根ざすクラブを当然
応援するというものです。明日は八代という普段使われることはないであろう場所での試合ですが、
滅多に行く機会がないところに行けるわけで、僕としては楽しみにしております。

明日は熊本で1泊し、羽田着10:45の便で帰京の予定。おそらく味スタにはそのまま
出かけることになるでしょう(笑)。熊本と東京が土日で連勝といけば最高ですが、まあ、
日曜に勝利を望むのはキビシイでしょうか(笑)。

なお、熊本ではこちらの方と合流させていただく予定で、それも本当に楽しみでございます。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これからどうするのか

2006-10-19 23:53:42 | サッカー
たまには、楽しくない話をしましょうか。楽しくない話、つまり、今の東京の話ですね。
シーズン途中にするべきでない話であることは理解したうえで、あえて話題にしてみます。
少なくとも今から考えておかねばならないはずのことですから。

それは何かというと、端的に言って来シーズンの東京を誰に任せるべきかということ。
つまりはトップの監督人事です。

ガーロ氏を監督に招き、やろうとしたサッカーを消化しきれず(ガーロ氏の手法にも問題は
あったにせよ)、ガーロ氏に変わり仕方なく監督に据えた倉又氏も10試合で3勝7敗、
順位を見れば18クラブ中の14位でJ1残留を果たすことが大目標という惨憺たる有り様の東京。
まあ、とにかく今は何があろうともJ1残留を現実のものとするのが大前提ですが、J1残留したと
仮定して、来シーズンの東京を誰に託せばいいのでしょうか。倉又氏はあくまで、暫定的に
トップの監督を「引き受けてもらった」人材。昨シーズンまでの原監督との名コンビぶりが
示すようにトップの監督の補佐役、あるいは今シーズン当初の立場であったユースでの指導者といった
部分が適任でしょうし、そういったところでこそ本来は腕を奮ってもらうべき人材でしょう。
今の役目はお家の一大事に一肌脱いでくれというものであって、来シーズンも倉又氏に
トップの監督を、とはクラブも考えていないはず。

シーズンが終わってから次期監督を考えたのでは明らかに遅いわけで、クラブとしては水面下で
動いていなければならない。ただこの問題の難しいところは、絶対に動かなければいけないことながら、
動いているのが表沙汰になってはマズイという点。現場としては目の前の戦いに全力を傾ける
べきですから、次期監督がどうこうなどという話が流れては、目の前の戦いに水を差すことになる。
一体感が失われかねないわけですな。どうでもいいマスコミの与太話でさえも、本当は
出るようなことがあってはいけないはずなんですよね。

動いていてくれ、でも動いているよなんて言ってはいけないよ、という相反する気持ちで
このエントリーを記していますが、ホント、来シーズンの監督はどうなるんでしょうか。
繰り返しますが、少なくとも今から動いてないといけないはずですから。また今の倉又氏を見ていると、
汚れ役を押し付けられたという印象が先にたって、倉又氏が気の毒だという思いをぬぐえない。
倉又氏の采配で疑問に感じる部分もありますが、クラブの失態のために適性外の役割をさせていると
考えれば、あまり強い批判はしづらいな、という思いもなくはないのでね。このような
中途半端な状況はもうあってはならない。そのためにも、水面下での次期監督選定と招聘へ
向けた動きを今からとらねばならないだろう、と考えております。

基本的には、優秀な人材ならば誰でもいいんですよ。ただ、クラブ全体で監督を盛り立て、
サポートしていくことが前提ですが。また自分でもまとまりのないエントリーだと感じていますが、
許してね(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

06.J2第45節 仙台‐徳島(TV観戦)

2006-10-18 23:07:23 | サッカー
先週土曜に大逆転勝利を収めた徳島。その様子は当ブログにも記しましたが、今節のJ2は
中3日での開催という厳しい日程。徳島は平塚での試合の後に仙台とアウェーが続きますが、
快勝のあとの中3日でどのようなサッカーを見せてくれるのか。それを楽しみに、本日は早目に
帰宅してJSPORTSでのTV観戦を決めこみました。

キックオフ直後から徳島はいい動きをみせます。ボールを保持する時間も確保できており、
むしろ仙台よりも攻め上がる機会が多いと感じるほど。特に片岡を軸とした左サイドからの
攻撃を意図しているように感じました。前節で抜群の動きを見せたアンドレがこの日は
スタートから登場、やはり豊富な運動量や厳しいチェックで存在感を示します。僕は
「いい流れの間にとってしまいたい」と思いながら見ているぐらいでしたが、惜しい場面は
あったものの、ゴールは奪えず0-0で前半終了。ただ仙台サポーターからブーイングが
おきたように、徳島はいい内容で前半を終えました。

後半は仙台がネジを巻き直したのかいい動きを見せますが、一瞬のスキをついて徳島が
先制ゴールを奪います。ゴールエリア外からのパスが相手DFに当たり、こぼれたところを
18番羽地が流し込み0-1。このゴールが決まった瞬間、冗談ではなく本当にユアスタは
無音状態に。僕は真剣に音声が事故ったのかと思いました(笑)。

49分という後半開始直後のゴールだっただけに、このまま逃げ切るのは厳しいかとは
思いましたが、7分後の同点ゴールは考えていなかった(笑)。徳島DFがラインを上げたところ、
その裏にボールが流れ大柴に押し込まれて同点。見たところ、オフサイドかと思ったのですが…。

その後はホームの仙台が攻勢を強めますが、徳島が凌ぎきり1-1のまま試合終了。
勝てなかったものの、徳島にとって内容は悪くない試合だったのではないでしょうか。
仙台での平日開催という、徳島からサポートに行くにはあまりに過酷な条件ながら、
徳島サポーターの姿をTVで確認できました。彼らにも労いを。

それにしても僕は、羽地の先制ゴールに思わず拍手し、惜しいチャンスを逃したときは
天を仰いでいましたからね(笑)。多くの徳島サポーターと交流を持たせていただき、
試合も複数回観戦すると、やはり情は移るものですね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この勉強なら、してみたい

2006-10-17 23:11:59 | サッカー
オシム氏が指導者の心得などを伝授する講習会が開催されたそうですね。お勉強が好きだとは、
僕は冗談にも言えませんが、この勉強ならぜひともさせていただきたい。お金を払ってでも。

オシム氏がこのようなS級コーチ養成会に出席し講義を行うということは、単に日本代表の
現場の指導だけにとどまらず、次代を担うコーチ陣の養成にも積極的に携わっていこうと
する姿勢を裏付けるものでしょう。監督の監督というような。この一例をみても、オシム氏が
日本サッカーの成長と進歩に向けて、真摯な姿勢で取り組んでくれていることが読み取れますよね。
僕は何度となく記してきた話題ですが、オシム氏が日本で指揮を執ってくれていることに
本当に感謝したい。それはイコール、祖母井氏に感謝すべきということでもありましょう。

このリンク先の記事ですが、ちょっと許しがたい事実に触れた記述がありますね。曰く

>>受講人数に対して広く、空席が多かった部屋

なんともったいない話でしょうか。空席があるならば、席に余裕があるならば、僕に連絡
してほしかった…(←意味不明(笑))。また報道陣が傍聴したという下りもありますが、
傍聴できた記者は何かを感じてほしい。さすがに何も感じないことはないでしょうが、
感じたことを今後の記事や報道に活かしてほしい。できれば、どのメディアのどの記者が
傍聴したのかを知りたいぐらいです。全く低レベルな記事も一部には跋扈している状況を
見るにつけ、サッカージャーナリストの意識も問いたくなるもので。

代表監督とは、その国のサッカーの方向性をも左右するほどの立場にある人ですよね。
その代表監督が、次世代の指導者育成も重要なものだとして、それに向けた活動も行っている。
改めて素晴らしい代表監督を得たことの意義を感じます。もちろん、正当な手続き・流れに
のっとったうえで、素晴らしい代表監督を得られていればもっと良かったのに、という
思いは消えませんけれど。

もう一つ、関連記事としてこちらもリンクしておきます。最後に、改めて言いますね。
この講義、受講したい(笑)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もっと早くに出会うべき…

2006-10-16 23:22:06 | 映画・音楽
僕はこのエントリーにおいて、日本歌謡曲史上にその名を残す名曲である「蘇州夜曲」に
ついて記しました。この美しい曲の素晴らしさについては、当該エントリーにて存分に
記しましたが、渡辺はま子さんのバージョンをほとんど記憶していないという事実も
恥ずかしながら触れております。いつかはと思いつつも、はま子さんが歌うこの名曲を
聴く機会がなかったのですが、本日ようやくきちんと聴くことができました。

僕が聴いたのは「SP盤復刻による懐かしのメロディ 渡辺はま子/シナの夜」と題する
CDに収録されたものですが、ここでははま子さんが1番と3番を歌い、2番は霧島昇氏が
歌っておられます。それぞれのパートは完全にはま子さんと霧島氏がソロで歌っており、
デュエットではないですが、このタイプもいいですね。はま子さんの歌唱については、もはや
触れる必要もないでしょう。また霧島氏の、折り目正しいという表現を用いたくなるような
歌唱もお見事で。やはりこの名曲は素晴らしい。

蘇州夜曲のエントリーでは、コメントにて多くの方から様々な示唆をいただくことができました。
はま子さんバージョンを聴いてみると、いただいたコメントのそれぞれが正しく納得できるんですね。
勉強になりました。改めて、御礼申し上げる次第です。

伝えられるべき美しき昔の良きものは、きちんと継承されるべきでしょうね。単なる懐古主義からの
言葉ではなく。今聴いてもその素晴らしさが色褪せていないと感じられるのは、志高く創られたから
ではないかな、なんてことを思います。

服部良一先生は実際に蘇州の美しい光景に触れたうえで、この名曲を仕上げられたそうですね。
この美しい曲は1940年4月18日に録音され、同年6月1日に発売されたそうですが、その時代に
ここまでの行動をとられたことに驚きます。

はま子さんの蘇州夜曲をきちんと聴けた今日は、僕にとって良き日となりました(笑)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする