珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

08.J1.14節東京‐千葉

2008-06-30 19:10:49 | サッカー
83分間に渡り1人少ない状況での戦いを強いられた中で、勝ち点1を上積みできたことを
十分前向きに捉えたい。僕はそう考えています。

味スタでJリーグを見るという日常が戻ってきてくれたことに、まずは喜びを感じました。
隣席の方と、お久しぶりですなんてコトバを交わしたりして。ただキックオフ直前にちょっと
違和感を感じることがありました。後半に自分たちのサポーターが陣取るゴール裏に向かって
攻めて行くかたちになるのが一般的ですが、この試合ではそれが逆になっていた。コイントスの
結果、逆サイドを選択するのは風や陽射しの影響が強い時ぐらいだと思いますが、昨日の試合は
日光の問題は全くないし、風が特別強かったとも思わなかった。まあ、ピッチレベルでは
風が強かったのかもしれませんが。細かなことではあるんですが、サイドをわざわざ入れ替えた
判断には、ちょっと妙な感じを受けましたね。別にそれが試合を左右したなんてことは、
全くないですし、批判しているわけでもないですけどね。

7分の今ちゃんの一発レッドに関しては、仕方ないでしょう。あのかたちになったら何とかして
止めに行こうとするのは分かるし。まあ、あそこでゴールを決められてもまだ80分以上の時間が
残っているわけで、80分以上1人少なくなる危険性を冒すよりはいいという考えもできますが。
むしろあの場面は、佐原がバウンドしたボールへの目測を誤って、相手を抜け出させてしまった
ことを問題視すべきでしょう。昨日の佐原は後半にも同じ判断ミスが見られたし。ここは今後、
きちんと対応してもらわなければ。もはや佐原抜きの最終ラインは考えられないからね。

昨日の試合、特に前半は1人少ないことをほとんど感じさせない試合が出来ていた。
これは東京のチームとしての力が上がっているからこそでしょうし、十分評価に値することだと思う。
エメルソンは相変わらず本当に献身的な動きをしてくれるし、梶山もその存在感を十分に
発揮していた。また平山も明らかに調子が上がっていますし、前目の部分に関しては
悪い状況ではないでしょう。それだけに、最終ラインに多くの怪我人が出ていることが
心配ではありますが。

試合終了後の各選手の表情が、1人少ない状況だったにもかかわらず、勝てなかったことを
本当に悔しそうに感じていたことも頼もしかった。まだまだ伸びる余地があると希望を持っていたい。
これからいよいよ、浦和、鹿島、ガンバの3試合を迎えますし、その前に大分とのナビスコ
初戦も入ってくる。怪我人が多い状態でこの戦いを迎えるのは決して楽ではないですが、
それも東京が一段上の地点に進むために必要な試練だと考えることにします。吉本や椋原など
若いDFが、城福に対し俺を使えと猛アピールする。そんな状況を期待したい。

相手について語るのは僭越ですが、昨日の試合でどうしても腑に落ちなかったことがあります。
それは、なぜ巻がスターティングじゃなかったのかということ。巻投入後の千葉は明らかに
勢いを増していましたから。前半の千葉はロングボールを入れる場面が目立ちましたが、
巻がいればそのロングボールがもっと脅威になっていただろうに、なんてことも感じましたね。

まずは水曜日、大分に勝ちましょう。当ブログで以前にも記しましたが、1試合でも多く
真剣勝負を戦いたいのでね。
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名曲41.青春のリグレット 麗美

2008-06-26 20:49:58 | 名曲
沖縄県出身のシンガーソングライターである麗美(れいみ)が歌った名曲。という紹介よりも、
ユーミンの曲として認識されている方のほうが、圧倒的に多いでしょうか。

麗美のデビュー時は、ユーミンご夫妻(この表現は、正隆氏に失礼かもしれませんが(笑))
がプロデュースを手掛けたというか、バックアップをしていたことを覚えています。
この名曲は彼女のデビュー2作目ですが、当エントリーを記すにあたり改めての確認を
とるまで、僕はこの曲が彼女のデビュー曲だとばかり思っておりました(笑)。それぐらい、
僕にとってこの曲の印象は強いんですね。

「笑ってはなせるね そのうちにって握手した」という歌い出しのコトバからして、なんとも
切ないイメージをもたらすこの曲、ユーミンが得意とする青春の想い出をうまく切り取って
一つの物語を紡いでいくという流れが、見事なまでに形作られていきます。ただこの曲にて
歌われる「青春」は、思春期というよりももう少し上の20代前半ぐらいのイメージですが。

この曲が麗美の歌唱により世に登場したのは、今から20年ちょっと前という時期になりますが、
僕は当時高校生という年代でした。ですからこの曲の世界に共感は覚えながらも、完全には
理解しきれない面があったなと、今から振り返れば思います。この曲が登場した頃に、
大学生から社会人になるといった年代の方ならば、より一層この曲をリアルに感じて
おられたのではないでしょうか。

              「あなたが本気で見た夢を 
                 はぐらかしたのが苦しいの」

                「私を許さないで 憎んでも覚えてて
                   今でもあなただけが 青春のリグレット」

私を許さないで 憎んでも覚えてて というコトバはすごいですね。このようなコトバを
サラッと歌の中に取り込めるのは、さすがユーミンというべきなのでしょうか。ただ、いいトシに
なった今の僕の感覚から見れば、このコトバの意味がよく分かる。そんな気もしております。
また、今でもあなただけが 青春のリグレット というコトバも、なんとも胸に迫るものですね。
どんな人にとっても、青春のリグレットというべき思いが心にあることでしょう。そう考えれば、
この名曲は30代であろうと、40代であろうと、50代であろうと、十分に自分のものとして
聴ける曲でもあるのでしょう。それこそいくつになろうとも。

この曲は僕にとってはあくまで麗美の曲なんですね。ユーミンが歌うこの曲は、イントロが
凄く明るいイメージのもの。初めてユーミンバージョンを聴いた時、あまりに明るい
イントロに対し、これは本当に青春のリグレットなのかと感じたことを覚えています(笑)。
そこから一転してこの曲の世界がちゃんと作り上げられていくのは、さすがユーミンなんですが、
僕の個人的な感想としては麗美の青春のリグレットの方が、イントロからきちんと
感傷的な雰囲気を出してくれている分、いいです(笑)。

麗美、ユーミン、双方に感謝を。
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08韓国遠征記‐2

2008-06-17 19:23:46 | サッカー
ソウル遠征のあれこれについて、続きを記します。

・試合の日の昼食は遠征記-1でも記したスタジアム内のショッピングモールで、日本風に言う
唐揚串的なスナック類を食しました。本当はフードコート内でそれなりの食事を取りたかったのですが、
あまりにも混雑していたし、うまく注文できるかも不安だったもので(笑)。その軽食スタンドの
近辺において、しばらくご無沙汰していた東京サポーターご夫妻と遭遇。味スタでもそんなには
お会いできない方と、ソウルでお会いするとは面白いものです。

・ショッピングモールで時間を使いすぎ、僕がスタジアム入りしたのはキックオフ30分前頃でした。
その時間だけにもう両チーム選手のピッチ内練習が行われていましたが、そこで1つ気になったことが。
ピッチ内練習が開始された状況下でも、センターサークル内に設置されたミニステージにおいて
タレントによるミニライブが行われていたんですね。僕の個人的な感想としては、選手の練習が
始まったのなら、もう「サッカーモード」に切り替えて欲しいなとは感じましたね。ただ僕には
情報はないですが、もしかするとKリーグでは日常的なことなのかもしれないし、日常の感覚とは
異なるこのような事例を見聞きできたのも、海外遠征の大きな収穫であることは確かですけどね。
まあおそらくは、親善試合だから今日は特別といった程度のことかなとも思いますし、
珍しさ故に印象に残ったということですが。あと東京サポーターとして言わせてもらえば、
それで芝に影響が出ないかな、と…(笑)。

・スタジアムは2階建てで、席に関してはアウェーゴール裏1Fの特定のエリアが東京サポーター用に
確保されていました。そのエリアの入場口に屈強そうな男性セキュリティが2人着き、僕らを
ガードする役割をしてくれていましたが、そういったガードを必要と感じるような殺伐とした雰囲気は
全くなし。これは2年前も同様で、まああくまで親善試合ですしね。あと僕の席のすぐそばに、
現地在住の日本人ビジネスマンと思しき方が座られていました。異国で過ごす人にとって、
日本のスポーツチームを見られるというのは、どんな競技であれ嬉しいことなのでしょうね。

・試合そのものは、親善試合らしい内容といえましょう。佐原のアクシデントはありましたが、
あれも悪質なファウルなどではなく、たまたま相手と交錯したという類のもの。佐原自身、
後半はベンチ前に座って試合を見ていたぐらいですし、大きなケガではないでしょう。
もちろんこれは、そうであってほしいという願望込みの観測ですけど(笑)。

・大まかに言って、前半は東京ペース、後半はソウルペースといった試合でした。カボレが
再三に渡りソウルのゴールを脅かしていましたし、平山も攻撃に絡む動きはかなり出来ていた。
またエメの気の効いた動きは相変わらずですし、羽生の運動量もさすがというもの。またDFでは
藤山の読みを効かせた素早いアプローチからのボールカットが、この試合でも何度見られたことか。
試合後の感想戦でも話題に出ましたが、藤山は若いディフェンダーにとって最高の教材となる
選手だと思いますね。

・PKとなったカボレへのファウル、レフェリーは当初FKを指示したのですが、東京の選手が
アシスタントに確認してくれないかと要求し、レフェリーがアシスタントに確認を取ったところ、
アシスタントがPKを指示、レフェリーもそれを受け入れてPKとなったという流れでした。
ただホテルに戻った後、現地TV局が放送していた深夜の中継録画を見たところ、カボレへの
ファウルはギリギリながらエリアの外でした。レフェリーはよく見ていたんですね。
このPK、カボレはGKにコースを読まれながらも、GKの届かない位置に冷静に蹴りこんでいました。
今後はもう、PKは全てカボレに任せていいのでは(笑)。

・この試合、東京は5人、ソウルは7人の選手を交代出場させていました。また両チームとも
GKを交代させ、2ndGKに経験を積ませる場としての活用も行っておりました。このあたりは、
親善試合だからこそ出来るものですわね。シャカリキになって勝利を追い求める、といった
類の試合ではないからこそ、思い切った交代が出来るわけで。その意味では、両チームとも
うまくこの試合を活用できたといえるのでは。

・ところで、帰国してから初めて知ったのですが(苦笑)、ソウルの監督はギュネス氏なんですね。
2002年にトルコを3位に導いた、あのセノール・ギュネス氏。後半から交代出場してゴールをあげた
11番のデヤンはギュネス氏が呼んできたのかな、なんて思ったり。ところでこのデヤン、
来シーズンはJでプレーしていたりしてね(笑)。またソウルの20番のKim Jin Kyuは、磐田で
プレーしていたキム・ジンギュではないですかね。

・試合終了後、こちらの方とお話していたところ、なぜか仁川のユニフォームを持ったサポーターが
現れ、fct-fanさんとユニフォームを交換。fct-fanさんも悩んだとは記されていますが、
僕は「この試合は見たいが、仁川サポーターの自分がソウル側で見ることは出来ない」との
意識から、東京サイドに席を取ったのだと解釈いたしました。またもちろん、日本人に対し
自分のクラブである仁川をアピールしたいとの気持ちもあったのでしょうし。

・試合後は地下鉄で東大門まで移動しましたが、駅へ向かう間に多くのソウルサポーターから
記念撮影を求められました。言葉は分かりませんが、こういうことを実際に経験すると、
サッカーは世界の共通語という概念を改めて実感できますね。

一旦ここでエントリーを上げます。3回目に続くかもしれませんし、続かないかもしれません(笑)。
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08韓国遠征記‐1

2008-06-16 19:22:43 | サッカー
ソウルから戻ってまいりました。2年前のソウル遠征時と同様、観光の部分において実に楽しい
遠征となりました。また試合はご承知のとおり1-1の引き分けでしたが、親善試合としては
白熱した内容で試合自体も予想以上に面白かったです。試合を見に行くための遠征で、試合が
予想以上に面白かったという言い回しも妙ですけど(笑)。

今回の遠征記も、様々な出来事を雑感として記していきます。長くなるでしょうが、ご了承を。

・僕は前回同様クラブオフィシャルのツアーを利用しましたが、今回の出発は成田から。
前回は羽田からでしたので非常にラクでしたが、今回はまあ仕方ない(笑)。

・ウォンへの両替は仁川空港内で行いましたが、レートはおおよそ1円イコール9.3ウォンと
いったところ。少なくとも成田での両替よりは相当にいいレートだったはず。

・上記の両替では1万2千円分をウォンにしましたが、これで結局帰国まで持ちました。
食事代が多くを占めたのですが、相当食べたにもかかわらず追加の両替をせずに済んだの
ですから、改めて韓国の物価の安さを実感。タクシーも安いしね。まあ高価なお買い物をすれば
当然上記の金額では足りないでしょうが、買い物は控えめにすませたので(笑)。

・前回のツアーにおいて東大門市場での焼肉が非常に楽しかったため、今回も東大門市場に
足を向けました。試合観戦はもちろんながら、食の楽しみへの期待も大きかったのですが、
2日間とも大満足。両日ともこちらの方にお世話になったほか、このツアーでお知り合いになった方や
前回のツアーからのお付き合いの方、さらに2日目に合流させていただいた某ペーニャの方など
多くの方との交流を得られたのも嬉しいことでした。こういったことも海外ツアーの良さ
なのでしょう。海外での東京仲間ということで、連帯感が高まるというか。

・クリスピークリームドーナツを、同行の方からおすそ分けしていただきましたが、
僕はこれが初クリスピーでした。初めてのクリスピードーナツが、新宿ではなくソウルに
なるとは想像していませんでしたが、おいしかったですね。これもいい思い出です(笑)。

・以前から感じてはいましたが、韓国のビールはhiteにしろOBにしろ非常にライトですな。
もっといえば、ライトすぎるというか。それの何が良くないかというと、ついつい飲みすぎて
しまう危険性が高いことだ(笑)。

・この試合は15時開始でしたが、僕らは12時にはもう到着していました。FCソウルのスタジアムは、
大ショピングモールがスタジアム内に併設されていて、時間はまあいくらでも潰せると
いうぐらいのもの。このスタイルを持つスタジアムは日本にはないんじゃないでしょうか。
試合後の一杯の席でも話題に出たのですが、日本にショッピングモール併設のスタジアムが
ないのは、駐車場の問題が大きいのでしょうかね。大型ショッピングモールだと駐車場が
必須でしょうが、そこが日本では難しいのかなと。大分にしても、ビッグアイとパークプレイスが
同一の敷地内にあるわけじゃないですもんね。

・前回は「ソウル市のイベントの一環としてのサッカー」といった感じが濃厚にあり、スタジアムは
超満員でしたが、今回はそこまでではなし。それでも、目勘定で3万~4万人ぐらいの人が
スタジアムを埋めていたと思います。ただ失礼ながら、ソウルがというかKリーグ全体で日常の
リーグ戦にそこまでの観客を安定的に集めているとは思えない。どういった人達がソウルー東京を
見に来ているのかな、ということは感じました。日本のチーム相手にソウルが勝つのなら見たい、
韓国人同士の試合なら見ないけど、といった感覚なのかもしれないな、なんて思ったり。

・長くなりましたので、一旦切ります。続きはのちほどに。なお、今回のツアーで色々と
お話させていただいたHさん、Eさん、Iさんを初めとする皆さんに改めて御礼申し上げます。
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名曲40.ラチエン通りのシスター

2008-06-12 01:05:25 | 名曲
サザンオールスターズは、美しいバラッドを数多く送り出しているグループとしても評価される
べき存在でしょう。この名曲シリーズでもこの曲およびこの曲を取り上げていますが、
今回は隠れた名曲的な意味合いを持つであろう「ラチエン通りのシスター」を記すことにします。

この曲が登場したのは1979年のこと。今からもう、ほぼ30年前の話なんですね。しかしながら、
今この曲を聞いても、全く古めかしさを感じない。さすがは桑田圭祐氏というべきでしょう。
この曲が登場した当時の僕はまだ小学生であり、世に出た当初にこの曲を知ったわけでは
ありません。この曲に関心を覚えたのはもう少し後の時代になります。ではシングルカットされた
わけでもなく、アルバムの中の1曲に過ぎないこの曲に、なぜ関心を覚えたのか。それは、
ラチエン通りのシスターというタイトルそのものに魅かれたためです。

有名な話かとは思いますが、ラチエン通りとは神奈川県茅ヶ崎市にある通りの名称。
桑田氏の地元かつ、桑田氏の初恋の人がここに住んでいたことから、この名曲が生まれたとか。
またラチエンという言葉がちょっと珍しい響きと感じますが、ラチエン通りとはこのあたりに
住んでいたドイツ人のラチエンさんにちなんでつけられた名称だそうで。ラチエン氏が
お住まいだった時期がいつ頃なのかは僕は知りませんが、まあ20世紀前半あたりぐらい
のことなのかなと想像しています。少なくともつい最近ということはないでしょう。
桑田氏の初恋の人がラチエン通りに住んでいたわけですから。そう考えると、ラチエン氏が
お住まいだった頃は外国人が日本に居住ということ自体がまだまだ少なかったのでしょう。
そのために普通の民間人にすぎないはずのラチエン氏の名前が、わざわざ通りを表す名前として
十分に通じたのでしょうね。古き良きおおらかな時代というか。

         「呼べばすぐに会える でも見つめるだけで もうだめシスター」 

           「忘れずにいつか どこかで会える 思い出にやさしく酔える」

いいですねぇ。この詞の世界。このような思い出の世界に強い共感を覚えるようになった、
それは裏返して言えばトシを取ったということなのかもしれませんが…(笑)。

ラチエン通りという言葉に強い共感を覚えながら、実はまだラチエン通りに足を運んだことは
ありません。なんとなく、自分の心の中での美化したままのイメージに浸っていたいような
気もして。ただ、近々ラチエン通りに足を向けてみようかとは思っています。一番スムーズな
流れとしては、湘南ベルマーレの試合観戦前後に足を運ぶという動きなんですが。
茅ヶ崎と平塚は隣の駅でもありますし(笑)。

その地に在住していた外国人の名前を地名(通称としての)に用いたのは、神戸のジェームス山も
そうですね。僕は兵庫県に在住していた時期がありますが、塩屋駅近辺を通り抜けるあたりの
ジェームス山付近の風景を見るのは楽しみでした。また山陽電鉄の滝の茶屋駅もわりと
近いと思いますが、滝の茶屋駅はこのような美しい眺望を持つ駅です。僕もMASARUさんの
リンク先のエントリーを見て、この駅を訪れたことがありますが、素晴らしい眺望でした。
駅周辺の何もなさも印象的でしたが(笑)。

名曲シリーズでサザンの歌を取り上げるのは、これで3度目。その割に僕は特別にサザン好きと
いえるほどではありません。それでも強い印象が残る楽曲が多いのは、やはりサザンの凄さ
ゆえだと思いますね。
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08.ヤマザキナビスコ杯GL6節東京V‐東京

2008-06-09 19:06:10 | サッカー
当ブログにて以前にも記しましたが、今シーズンの東京は1試合1試合が血となり肉となっていく
状況、言い方を換えれば多くの試合を経験することでチーム力を高めていける状態にあるでしょう。
それだけに僕は、ナビスコの決勝トーナメントに何としても進出したかった。タイトルを
意識する中での緊張感ある試合を1つでも多く戦いたいと思っていました。それだけに、
この試合の勝利により次のステージに進める喜びを本当に感じております。いやー、良かった。

敗戦は許されない試合のスタート11に、今シーズン初出場のGKを使うというのは、考えてみれば
非常に大きな決断ではあります。率直に言って前半の荻は固さがあったのか、試合に乗れていない
かなという印象を持ちましたが、後半は良かったですね。よくやってくれました。僕はスタジアムや
三鷹某店などでよく話しているのですが、今シーズンの東京にとって荻の存在は間違いなく
大きな力になっていますよね。能力と経験を持つ2ndGKを確保できているのは、実に大きい。
今さらながら、東京によく来てくれました。僕は荻のことを2ndGKと記しましたが、もちろん
レギュラーの座を確保してくれてもいいわけです(笑)。それがつまりは塩田にとっても
いい刺激となるわけで、荻が頑張ってくれることは、塩田をはじめとする他のGKをよりハイレベルな
次元に導く役割も果たしてくれるでしょうから。

繰り返しになりますが、初出場のGKを起用した試合で敗戦を喫していたら、チームとしても
非常に厳しい状況になっていたと思う。その意味でも、昨日の勝利は大きい。必ずしも塩田が
出場できない状態ではなかったとの話も聞きましたが、荻の起用を決断した城福の判断も
良かったのでしょう。

平山に関してはまあ、良かったですよ。最近の試合では結果は出ていなかったものの、
決して悪い出来ではなかったし、何かのきっかけがあればと感じていましたが、ついに
ゴールを見せてくれて。それにしても、東京ダービーで平山のハットトリックを見られるなんて、
誰が予想したことか(笑)。この意外性というか、ユニークさというか、やはり彼は面白い
キャラクターの持ち主ですな(笑)。僕個人の考えでは、五輪代表の選考うんぬんはさして
重要とは思っていませんが、代表に呼ばざるを得ないプレーを見せてやるというぐらいの気持ちで
臨んで欲しいものです。平山のプレーは、メンタルの部分に左右される面も大きいと思うので。

羽生の豊富な運動量、エメの気の効いたプレー、カボレの献身的な動き、椋原の頑張りなど、
昨日の試合も今シーズンの東京の良さが多く出た試合でした。代表組が戻ってきたら
どのような組み合わせになるのか、迷うぐらいですからね。こんな嬉しい悩みを持てるとは、
シーズン開幕前は想像もできなかった(笑)。新たな選手が台頭していることが、チーム全体の
競争意識を高めているのは間違いない。その意味で、徳永にももう一段階の成長を期待したい。
僕は当ブログで以前にも記していますが、徳の能力は凄いんですよ、間違いなく。ただその能力を
フルに発揮しているとは思えない状況が続いているのでね。

決勝トーナメント初戦は大分ですか。僕は個人的に大分の街が好きなので、大分に1シーズン
2度行けるのは嬉しいです(笑)。平日開催ですが、おそらく行けますので。8月6日の試合では、
少なくとも梶山の不在はまず間違いないでしょうが、大分も西川の不在はまず間違いない。
勝ちたいですね。ただJリーグに一言注文をつけるなら、2位の2位チームを第2戦のホームと
するのは変じゃないかな、とは思いますけどね(笑)。まあそれを言いだせば、清水は首位通過して
なんで鹿島にぶつけられるんだ、と思っているでしょうけど。

最後に試合後の件について。ダービーで3連敗となれば、あちらさんの怒りが頂点に達しているのは
容易に想像できますわね。だからといってトラブルを起こしていいとは全く思いませんが、
僕らの側も軽く受け流すといった態度に終始しておけば良かったはず。変に声を返す必要はなかった。
今シーズンもう1試合ダービーが残っていますが、それは僕らホームで国立開催でしょ。
こんなことがもとで窮屈な縛りができたら、もったいないよね。そんなことを考えておりました。
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名曲39.ドゥ・ユー・リメンバー・ミー

2008-06-07 20:24:11 | 名曲
岡崎友紀さんが歌った、実に素敵で可愛らしく、恋する女性の気持ちを上品に表現した名曲。
安井かずみさんによる素敵な詞と、加藤和彦氏によるポップさと気品を兼ね備えたメロディーが
織り成すこの曲の世界は、年代を超えて支持されるべきものでしょう。

岡崎友紀さんはもちろん、国民的アイドルと称されるほどの大スターですが、僕の感覚では
彼女は俳優あるいは音楽番組の司会者というイメージが強かった。歌手としての彼女を
僕が強く認識したのは、この曲があってこそのものだったといえましょう。この歌の世界はまさしく、
友紀さんご本人をイメージしたコトバが綴られているかのような気がします。
「あなたに一日会えないと それだけで人生にはぐれた」という歌い出しの部分から、
この名曲の美しい世界に引き込まれていく。僕はどれほどこの名曲を聴いたか分かりませんが、
何度聴いても飽きるということはない。名曲シリーズにおいて過去にも似たような表現を
記したことがありますが、名曲とは本当にいつまでも色褪せないものだと思いますね。

この名曲はその素晴らしさから、多くのアーティストがカバーしている曲でもあります。
キタキマユのカバーにより改めて評価された面が強いでしょうが、アイドルグループの
ribbonもこの名曲をカバーしていました。今でも変わりない可愛らしさを誇る永作博美氏が
メンバーでしたが、彼女たちの歌うこの曲も実にいい雰囲気のものでした。またキタキマユ、
ribbonどちらも原曲に忠実なカバーであることも好印象。もともとが素晴らしい曲であるため、
あえてヒネリを加える必要はないということでしょうが、それぞれのカバーを聴いた時に
オリジナルのイメージを壊すようなカバーでないことにホッとしたものでした。オリジナルの
楽曲のイメージを壊されるケースがカバー曲には結構ありますが、それは残念なことですから。

僕はこの名曲を、日本の歌謡曲史上に残るべき曲というぐらいにまで高く評価しております。
前述のとおり、多くのアーティストがカバーしていること自体が、ジャパニーズ・ポップスの
名曲として、愛されている事実を表すものともいえるでしょう。この名曲は100年でも200年でも
歌い継がれて欲しい、そんなことまで思っております。
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名曲38.恋のバカンス ザ・ピーナッツ

2008-06-05 20:15:26 | 名曲
日本歌謡曲史上にその名を残し、今なお尊敬をもって多くの楽曲が歌い継がれるザ・ピーナッツ。
双子姉妹のボーカルデュオとして、あまりにも有名な彼女たちの存在は、その後の日本における
歌謡曲全般にも大きな影響を残したといえましょう。

愛知県出身の伊藤エミ・ユミ姉妹が、ザ・ピーナッツとしてデビューしたのは1959年のこと。
そのデビュー以来常に日本の音楽シーンの最前線に立ち続け、多くの名曲を残したことは
語るまでもないでしょう。そして彼女たちが芸能界から身を引いたのは、1975年のこと。
その時僕はまだ小学生低学年でしたが、そのような年代の僕でもザ・ピーナッツの有名な曲は
すでに耳馴染みがありました。言ってみれば、僕が音楽を知るにあたり、その原風景の一部を
彩ってくれた方といえましょうか。当ブログにおいて、ザ・ピーナッツの名曲を取り上げたいと
思っておりました。「情熱の花」や「ウナ・セラ・ディ東京」などの曲を記すことも考えましたが、
ここでは1963年に発表されたこの名曲を。

岩谷時子氏による詞、宮川泰氏による曲ともに鮮烈な印象を残すこの名曲ですが、今聴いても
このメロディーは決して色褪せていない。それを思えば、1963年という時代にこの曲が
登場した時のインパクトは強烈なものがあったのだろうな、という気がします。加えて
「ため息の出るような あなたのくちづけに」で始まる歌詞も、時代背景を考えれば
かなりの意味を持っていたはず。一時代を築いた名曲というものは、やはり凄いのだな、
なんてことを感じますね。全くもって、今さらながらという感想ですけど。
この曲の歌詞はこのような内容ですが、今改めてみても、凄く大人の世界ですね。けれども、
ザ・ピーナッツのお二方が歌うと、変に色気などを押し出したという雰囲気にはなっていない。
そこもザ・ピーナッツの力量のなせる技なんでしょう。

ザ・ピーナッツの登場以後、双子のデュオというグループは、多く登場していますわね。
しかしながら、未だにザ・ピーナッツを越えるほどの歌唱を聞かせてくれるデュオは存在しないと
断言していいのでは。日本において芸能プロダクションというビジネスを確立させた
渡邊晋氏および美佐夫人が育成に心血を注ぎ、日本を代表する作曲家である宮川泰氏が
歌唱指導を行ったというまさしく日本最高峰のスタッフ陣に支えられたザ・ピーナッツ。
彼女たちが第一線から姿を消してもう33年もの月日が経過したことになりますが、未だに
その歌声は全く色褪せていない。また引退後一切公の場に姿を現さないというその姿勢も、
素晴らしく潔いものだなと思いますね。

桑田佳祐氏も敬意をもって歌っているこの名曲、いつまでも歌い継がれるべき曲でしょう。

PS-僕はこの名曲シリーズを長く記していますが、「僕ごときがこんなことを記すのは失礼だな」
なんて気持ちを心のどこかに置きながら記したのは、この曲が初めてです。それだけ、
ザ・ピーナッツのお二人の凄さを感じているというか。もちろん、これまでに記した名曲にも
少なからず同様の気持ちは持っていたのですが。
また、ザ・ピーナッツの名曲といえば、モスラに関する歌も忘れられません(笑)。

PS2-なんとなく思っているだけですが、出来る限り毎週木曜日に名曲シリーズを記していこうかな
なんてことを考えています。もちろん、絶対的な決意というものではないんですけどね(笑)。
更新しないときも、許してください…(笑)。
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08年6月2日の出来事

2008-06-03 19:17:17 | サッカー
昨日は日産スタジアムにて、日本代表-オマーン代表の試合を観戦してまいりました。
まあ試合については特に記すこともないでしょう。シラケタ言い方になりますが、日本にとって
最初の戦いとなる今回の3次予選は、一昔前のシステムなら1次予選に相当するわけで、
ここではさすがに、というところでしょう。もちろん内容はまだまだ精査すべきこともあるとは
思いますが、まずは当たり前の結果を手にしたというところではないですか。

むしろ、この試合直前に日産スタジアムにて唐突にアナウンスされたニュースにこそ、
胸をつかれるものがありました。日本サッカー協会最高顧問である長沼健氏ご逝去の報に。
今の時代の僕たちサッカー好きは、Jリーグのある日常を、日本代表がW杯の舞台で
戦うということを、当たり前のものとして楽しめているわけですが、これらはサッカーを
愛する多くの先達の方々の努力があってこそですわね。そのサッカーを愛する先達の
お一人である長沼氏のご逝去の報に接した時、自分自身意外なほどの衝撃を感じました。
Jリーグ発足やW杯初出場&初開催という激動の時代のリーダーとして、長沼氏が日本サッカー界に
果たされた役割は極めて大きなものだったと思う。確かに首を傾げるような判断をされたことも
あった。僕自身、長沼氏の発言などに怒りを感じたこともあった。しかしながら、その部分にしか
目を向けないのは良くないはず。長沼氏および長沼氏の仲間の方々の数々の努力によって
今の僕たちがこれほどまでにサッカーを楽しめるわけです。それこそ、クラマー氏の時代から、
長沼氏はずっと日本サッカーの第一線で活躍され、今日の日本サッカー界の礎を築かれたわけ
ですから。そのことに改めて感謝の意を表するとともに、謹んでご冥福をお祈りさせていただきます。

それにしても、W杯予選が行われるその日に旅立たれたというのは、最後まで長沼氏が
サッカー人でおられたということの証しなのではないでしょうか。日本代表が初めてW杯に出場し、
横浜国際(当時)がオープンしたのが1998年のこと。あれからもう10年の月日が流れたのだな、
なんて感慨に耽っておりました。ただ、その10年の月日は日本代表に求められるものも
大きく変貌させた。もはや日本代表は、W杯に出られれさえすればそれでいいという状況ではない。
そのような代表の指揮を、今の代表監督氏に本当に委ねていいのかという気はしますが…。
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08.ヤマザキナビスコ杯GL5節東京‐清水(TV観戦)

2008-06-01 11:43:38 | サッカー
まずこの試合、僕は生観戦できなかったことを記しておきます。ナビスコ東京V戦の観戦記を
まとめた際に、松本にも出向きますと記していながら、事情により行くことができませんでした。
そのため、生中継してくれていたMXTVでのTV観戦となりましたが、東京のリーグおよびナビスコを
生観戦できなかったのは、咋シーズン6月のアウェー清水戦以来のこと。TV観戦はどうも
集中しきれない面があるなと感じました(笑)。同時間帯に九州ダービーがあり、そちらにも
若干気をとられたりしたもので。そのため、大まかな感想になりますがご了承のほどを。

まあ、一言で言ってしまえば、サッカーの神様はやはりちゃんと見ているのですよ。
早い時間でのブルーノの先制ゴール後、チャンスを作りながら2点目を奪いきれず試合が進むという
ヴェルディ戦と同じような展開でしたよね。ヴェルディ戦の際は神様も許してくださいましたが、
2試合連続で許してもらおうというのは、さすがにムシが良すぎるのでしょう。

後半は清水がほぼ押し続けているという状況だったと思いますが、清水もベストメンバーでは
ないためか、最後の一押しが効きませんでしたね。それでもアルウィンで観戦されていた
東京サポーターの多くの方が感じていたのではないですか。このままでは、いつかやられると。
藤本のあのFKが直接ゴールに吸い込まれたという点は運が左右した面もあったでしょうが、
あの流れならば同点に追いつかれたこと自体は正当な結果だと思う。残念ながら。

なんとしても勝ち点3が欲しい試合だっただけに残念ですが、まだ十分に決勝トーナメント
進出の可能性は残されている。他グループの動向を睨みながらの試合になるわけですが、
まずは次のヴェルディ戦で勝ち点3を確実に得ましょうよ。状況を難しくしたのが自分たちなら、
状況を打開するのも自分たちですよ。急遽参戦できなくなるという失態を犯した僕自身、
反省しなければなりませんが…。

佐原について一言。押し込まれて苦しい状況の残り4分、しかも交代枠を使い切った
後で最終ラインが退場を食らうというのは、さすがにキツイですな。もちろん佐原にも
相応の言い分はあるでしょうが、これはやはり大反省してもらわないと。また最初に貰った
黄色でグループリーグ最終戦では出場できないことがすでに決まっていたわけですが、
大事な試合でDFの中心選手を使えなくなるということの意味も、考えて欲しい。佐原が
アツクなるタイプだということはすでに知っていましたが(笑)、そこはやはりね。

最終戦、厳しい戦いになるのは事実でしょう。決勝トーナメント進出の望みが無くなったとはいえ、
ヴェルディが僕ら相手に戦意を失うとは思いづらい。非常に高い意識で臨んでくると
見ておくべきでしょう。ただ、そのような相手に対し絶対に勝たなければならない試合というのも、
極めて面白いものになるはずではあーりませんか。期待しましょう。応援しましょう。
コメント (2)
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