珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

凄すぎるライブ

2009-11-10 23:58:19 | 映画・音楽
これほどまでに、パフォーマーとオーディエンスが一体化した(と言いますか、オーディエンスが
パフォーマーを遥かに凌駕している)ライブを、僕は見たことがありません。もう、とにかく
凄いという言葉しか浮かびません。

僕は当ブログにおいても過去に記したことがあったのですが、宮崎・延岡出身の父の血を引く
人間です。僕自身が九州で暮らしたことはないものの。九州の感覚を少しは知っているつもりで
いましたが、この映像を見て自分の知ったかぶりを心から恥じました(笑)。まあ、九州と
沖縄・琉球とはまた違うといった感があるとは思いますし、九州を一括りにできるわけもないですが。

それにしても、本当に思います。沖縄の、琉球の、独自の音楽およびそのリズムを身体で知り、
それを濃厚に伝えている人々の感覚は、全くもって別世界のイメージなんだなと。大げさでなく
感じますね。沖縄を、琉球を、もっと知りたいと。

素晴らしき世界を知れたことに、感謝。地元を離れたからこそ、地元を思い出せる時には
血がたぎるといった感覚は、間違いなくありますよね。

ハイサイおじさん

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明日は特別スペシャルデイ

2008-02-13 01:59:04 | 映画・音楽
1つ下のエントリーでJ.Iの「Everyday's Valentine ~思い焦がれて~」について記しましたが、
その中で国生さゆりの「バレンタイン・キッス」についても若干触れました。僕は40代に
差し掛かったところという世代ですが、僕と同世代の人で、国生のこの曲が大きな印象として
残っていると感じる方も多いでしょう。

この曲は、実はバレンタイン当日を歌ったものではないですよね。「明日は特別スペシャルデイ」と
いう歌い出しからも分かるとおり。この曲で歌われている男の子は、女の子に非常にモテる人。
そのため、バレンタインデイ当日は多くの女の子との競争になるから、誰よりも早く1日前の
2月13日にチョコレートを渡したいという女の子の気持ちが歌われているといえましょう。
ああ、なんとも甘酸っぱい青春のひとコマと言いましょうか(笑)。

この曲に関連する懐かしい思い出として、ちょっと想像できないアーティストが歌っている姿を
テレビで目にしたことを覚えています。それはハイファイセット。フジテレビのミュージックフェアで
歌われたのですが、まさかハイファイセットがおにゃン子の人の歌を歌うとは思いませんでした。
ただ、さすがだなと思ったのは、ハイファイセットのお三方が、ちゃんと自分たちが
歌う歌として捉え、きちんとこの曲をハイファイセットのレパートリーに昇華して歌っていたこと。
これは全く僕の憶測に過ぎませんが、率直に言って彼らからすれば何故私たちがおにゃン子の
歌を歌わなきゃいけないの?といった気持ちが少しはあったと思う。しかしながら、
そんな雰囲気は微塵も感じさせず、いつもの彼らのように楽しくこの歌を歌っておられましたね。
プロだからといえばそれまでですが、さすがだなと思いましたよ。一流のアーティストとは
こういうものなんだとね。

J.Iの名曲シリーズの際にも記しましたが、たまには時節柄を意識したエントリーもあっていいなと
思い、バレンタインソング関連の話題を2日続けて記した次第。2月13日にこの曲に関しての
エントリーをあげたかったので(笑)。
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偉大なアーティストへのオマージュ

2006-12-19 22:38:06 | 映画・音楽
女性のシンガーソングライターというと、誰をイメージされるでしょうか。多くの方はやはり、
ユーミンを真っ先に上げられるのではないでしょうか。まあ、それは納得できることです。
ただ、僕の意見として、ユーミンに負けず劣らず評価されるべきだと思う人がいます。
それは尾崎亜美さん。最近の僕は、亜美さんの名曲の数々をネットでダウンロードし、
自宅で、そしてポータブルプレーヤーに入れて持ち運んでよく聞いているのですが、
なんと素敵な曲が多いものかと感心するばかりです。

「オリビアを聴きながら」、「春の予感」、「天使のウインク」、「伝説の少女」、「時に愛は」

これらの名曲は全て亜美さんが、それぞれのアーティストに提供したものなのですね。
どれもが、日本歌謡曲史上に残るべき名曲といえましょう。改めて、亜美さんが生み出した
数々の名曲の素晴らしさを感じます。

なぜ、今さらながらに、亜美さんの素晴らしさを記すのか。僕にいわせれば、どうも亜美さんは
その才能に見合った評価を得られていないのではないか、という思いを拭えなくて。
もちろん、素晴らしいアーティストとして揺るぎない名声を得てはいるものの、もっと
高い評価を得られていい人だと思いまして。

僕が文章を記したところで別にどうにもなりはしないのですが、改めて尾崎亜美という
アーティストの存在に感謝したい。亜美さんの音楽と出会えていなければ、僕は人生において
得られるはずの幸せのいくばくかを得られないままでいたんじゃないか。そんなことを
考えています。僕は亜美さんのアルバムを聞き込んでいるわけではなく、有名な曲を
知っているのみで、本来こんなエントリーを記すのは、おこがましいことなのかもしれません。
しかしそれでも、亜美さんがこの世に送り出してくれた名曲の数々に感謝します。

PS-言うまでもないことですが、「時に愛は」はオフコースの曲ではありません(笑)。
また僕は兵庫県在住時によくラジオの深夜放送を聴いていましたが、KBS京都から同局の
イメージソング的な「We Love この街は… シャイニータウン…」というような歌詞を持つ
歌を聴く機会が多くありました。あれもなんと、亜美さんの曲だそうですね。驚きました。
そして、自分の胸の中にいい思い出として残っているものが、素晴らしいアーティストの
手による曲だと知った喜びを感じております。
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もっと早くに出会うべき…

2006-10-16 23:22:06 | 映画・音楽
僕はこのエントリーにおいて、日本歌謡曲史上にその名を残す名曲である「蘇州夜曲」に
ついて記しました。この美しい曲の素晴らしさについては、当該エントリーにて存分に
記しましたが、渡辺はま子さんのバージョンをほとんど記憶していないという事実も
恥ずかしながら触れております。いつかはと思いつつも、はま子さんが歌うこの名曲を
聴く機会がなかったのですが、本日ようやくきちんと聴くことができました。

僕が聴いたのは「SP盤復刻による懐かしのメロディ 渡辺はま子/シナの夜」と題する
CDに収録されたものですが、ここでははま子さんが1番と3番を歌い、2番は霧島昇氏が
歌っておられます。それぞれのパートは完全にはま子さんと霧島氏がソロで歌っており、
デュエットではないですが、このタイプもいいですね。はま子さんの歌唱については、もはや
触れる必要もないでしょう。また霧島氏の、折り目正しいという表現を用いたくなるような
歌唱もお見事で。やはりこの名曲は素晴らしい。

蘇州夜曲のエントリーでは、コメントにて多くの方から様々な示唆をいただくことができました。
はま子さんバージョンを聴いてみると、いただいたコメントのそれぞれが正しく納得できるんですね。
勉強になりました。改めて、御礼申し上げる次第です。

伝えられるべき美しき昔の良きものは、きちんと継承されるべきでしょうね。単なる懐古主義からの
言葉ではなく。今聴いてもその素晴らしさが色褪せていないと感じられるのは、志高く創られたから
ではないかな、なんてことを思います。

服部良一先生は実際に蘇州の美しい光景に触れたうえで、この名曲を仕上げられたそうですね。
この美しい曲は1940年4月18日に録音され、同年6月1日に発売されたそうですが、その時代に
ここまでの行動をとられたことに驚きます。

はま子さんの蘇州夜曲をきちんと聴けた今日は、僕にとって良き日となりました(笑)。
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ジェットストリームの想い出

2006-09-20 00:07:37 | 映画・音楽
僕が子供の頃、両親が必ず聴いていたラジオ番組がありました。それが「ジェットストリーム」。
FM東京(当時)をキーステーションに、日本航空の単独スポンサーによって放送された
名番組。そして、夜間飛行のパイロットはもちろん、城達也さん。城機長の素晴らしい朗読と、
イージーリスニングの名曲が織り成す素敵な世界は、多くの根強いファンを獲得していた
ことでしょう。僕は子供だったため、最初から最後まで聴き通したことはありませんが(笑)。

僕自身は直接聴いていたわけでもないのに、これだけの印象が残っている。それはひとえに、
城機長の素晴らしい語りによるものでしょう。オープニングのあの名セリフは、
僕にもおぼろげながら印象がありますし。そして、名セリフのバックに流れる「ミスター・ロンリー」も
僕の心に刻まれています。さらにもう一つあげれば、「愛のテーマ」がよくかかっていたような(笑)。

平日の0時からの1時間という番組ですから、子供の僕がそんなにしょっちゅう耳にできる
わけではない。ただ、その時間に起きていたときは、必ずミスター・ロンリーが僕の耳に
入ってきていたんですね。子供の頃の懐かしい想い出の一つです。

ジェットストリームについては、いつか記したいと思っていたのですが、今日たまたま
CD盤のジェットストリームを改めて聴く機会がありまして、記した次第。上記の子供の頃の
想い出は、ほとんど30年前ぐらいのことなんですが、当時ならば0時からの1時間というと、
もう本当に深夜という感じだったのではないでしょうか。そして、城機長のエンディングの語りと
ともに眠りに落ちた人が多かったのだろうな、なんてことを思います。

これは後になって聴いたのですが、番組中の日本航空のCMには、当時のJALパックなどの
案内が流されていたのですね。まだまだ海外旅行は高嶺の花だった頃、この番組から流れてくる
海外旅行へのいざないが、多くの日本人に夢を与えたのだろうな、なんてことも想像しますね。

ジェットストリーム自体は今でも放送されていますが、今の番組を聴く気には僕はなれません。
それは今のパーソナリティがどうこうというわけではなく、城機長のジェットストリームが
あまりにも印象が強いので。このような感覚を持つ人も多いんじゃないでしょうか。

最後に、城機長の名セリフを記しておきます。

「遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、
 遥か雲海の上を音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています。
 満点の星をいただく、果てしない光の海を豊かに流れゆく風に心を開けば、
 煌めく星座の物語も聞こえてくる、夜の静寂(しじま)のなんと饒舌なことでしょうか。
 光と影の境に消えていった遥かな地平線も瞼に浮かんで参ります。
 日本航空があなたにお送りする音楽の定期便ジェットストリーム
 皆様の夜間飛行のお供をするパイロットは私、城達也です。」
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太陽がいっぱい

2005-10-24 21:25:00 | 映画・音楽
今は2005年10月24日・月曜の21時過ぎですが、この時間帯にBS2で名画「太陽がいっぱい」が
放送されています。実は僕の母がアラン・ドロン氏の大ファンで、僕は幼い頃から彼を
身近に感じていたのですが(笑)、今見直してもなんとカッコいいことか。これほどシャープで
繊細で、一面の光と一面の影を感じさせる俳優は彼以外に存在しないのでは。

この名画は様々な評が語りつくされているでしょうが、あまり難しいことは考えなくていい
映画かもしれません。つまり、アラン・ドロンのカッコよさとニーノ・ロータの美しい音楽に
身をまかしておけばいい、そんな気もしております。またこの名画はナポリが舞台との
ことですが、背景に映し出される街並もエキゾチックな雰囲気を感じさせますね。いかにも
南欧の景色という気がして。ちなみにナポリは、あのマラドーナが英雄と崇められている
はずの街ですな。

それにしても、この名画が製作されたのが、1960年だという事実には驚く。今見ても、
決して色あせたものに感じないのだから…。

(追記)あまりにもくだらない追記で気が引けますが、当ブログのタイトルはこの名画に
影響を受けたわけではありません(笑)。
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予測不能なヒット曲

2005-04-06 21:11:45 | 映画・音楽
世の中には数え切れないほどの名曲が存在します。どのような曲であれ、
ヒットすることを願って生み出されるのでしょうが、思い通りにはなかなか
いかないもののようですね。フランク・シナトラがこんなことを語っていた
そうです。

「長いこと歌ってきたが、いまだにどんな曲がヒットするのか想像もつかない。
自分のところに歌ってみないかと持ち込まれて、譜面を見てつまらないから
返してしまった曲がある。それをキング・コールが歌った。モナ・リサだった。
またウイリアム・ホールデンが今出ている映画の主題歌がいいから歌ってみたら、
と薦めてくれたことがあった。それも断ってしまった。それは慕情のテーマだった…」

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炎のランナー

2005-03-03 01:28:38 | 映画・音楽
僕はこの映画の全てが大好きです。ストーリーそのものはもちろん、音楽も、
出演者のファッションも、バックに描かれる風景や建物の描写も。

ロードショーという映画雑誌で読者がその月のテーマとなった映画を批評するというコーナー
があったけど、炎のランナーの時は投稿した人全員が100点満点をつけたそうで。
選者曰く「こんなことは初めてです」。これは読んだ時は自分のことのように嬉しかったな。

冒頭の、トレーニング中の10数名のランナーが海辺の波打ち際を駆け抜けていき、それを
お爺さんと子供がじっとみつめるシーンだけでも、この映画の美しさがわかります。さらに
そのシーンのバックに流れるヴァンゲリスの音楽の美しさ…。
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