珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

JFL後期1節横河武蔵野‐ホリコシ

2005-07-03 11:13:33 | サッカー
昨日7月2日は東京西部地域で昼夜ともにサッカーを楽しめる1日でした。夜の東京‐C大阪はすでに
エントリーしましたが、ここで昼の横河武蔵野‐FCホリコシの観戦記をまとめます。まずは試合前の
一コマから。
武蔵野は試合に出場しない選手が売店やグッズ売り場でファン対応を行っていますが、
今日は村山選手の姿が。その姿を見て僕は思わず、今日の彼にとっての暴言を吐いてしまいます。
いわく「今日あなたは出ないの?」と。それを聞いたムラが苦笑いしながら「いや~僕は先週退場
になりまして」。あっそうだった、先週僕もそれを書いたじゃないか、と思ったのもあとの祭り。
「嫌なことを思い出させて申し訳ない」と謝罪しておきました(苦笑)。

ホリコシと聞くとやはりアマラオの存在が気になりますが、残念ながら昨日はアマのベンチ入りは無し。
ただアマ以外でもホリコシには現在JFLで1,2を争うタレントであろう元札幌の奈良や、U-17代表の
経験を持つ元湘南の小松原、さらに元名古屋の矢部次郎や元東京の鏑木豪(GK)など、「おっ」と
思わせる選手をそろえています。個々のタレントの能力なら間違いなくホリコシが上だったのですが。
さらにもう一つ加えて言うならば、監督はヴェルディの顔ともいえる小見幸隆だったのも驚きました。

武蔵野は押され気味の試合になるかと思っていましたが、開始4分頃という時間帯で武蔵野が早くも
ゴールを奪います。ゴール前で武蔵野の選手が粘り、そこから出されたボールを24番高橋が押し込み
1-0。高橋はもちろんですが、粘った選手(誰かは確認できず)がよく頑張りました。試合はここから
ホリコシがボール支配を高め、攻める時間が多くなります。奈良や小松原に加え、29番斉藤の動きが
良く、再三武蔵野ゴール前に迫ります。ただ武蔵野GK井上のファインセーブや、ホリコシが
最後の一押しを欠いたこともあり、前半は1-0のまま終了。むしろ武蔵野もカウンターから
チャンスを奪うなど相手にそれなりの脅威を与えておりました。武蔵野の攻撃では13番本多が
何度となくDFをフェイントでかわしての変幻自在ぶりを見せたのが印象的。

同席させてもらっていたこの方とハーフタイム時に話していたなかで、「押されながらなんとなく
勝ってしまう武蔵野らしい試合じゃないですか」などと言っていたのですが、後半も早々に
武蔵野が追加点。51分頃の右サイドからのFKがゴール前に詰めた3番熊谷の足元に直接流れ、
軽く押し込んで2-0。さらに61分頃には左サイドからの高橋からのクロスを10番池上が
狙いすましたヘッドで叩き込み3-0。167cmの池上の見事なヘッドでした。

これでもう問題なしかと思ったら、いい動きを見せていた本多が意味不明の2枚目の黄紙をもらい
退場。10人での試合を強いられます。先週の村山といい、ここしばらくはどうもレフェリーとの
相性が良くないようで(笑)。

しかし10人となったあとも1人少ない苦しさをそれほど感じさせないまま時間が経過します。ロス
タイムにFKからのこぼれ球を押し込まれたものの、3-1で試合終了。武蔵野快勝といえるでしょう。
ちなみに今日の観客数は1,123名。冷静に考えると、Honda戦より観客数が多いのは不思議
ですが(笑)、多くの人に武蔵野のいい試合を見てもらえてよかったです。
コメント (4)
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J1・13節東京‐C大阪

2005-07-03 02:39:18 | サッカー
ロスタイムのC大阪ゼ・カルロスのFK、嫌な予感を感じた人が多かったのではないですか。そういう
僕も「とにかくこれは防いでくれ、この内容で引き分けは絶対にダメだ」と思っておりました。
しかし悪い状態における悪い予感は当たるもの。FKが蹴られボールがゴールに向かっている間に
「ああ、決められた」と考えていました。おそらく録画をあとで見ればほんの1~2秒のことなの
でしょうが、生で見ているとああいう時間は長く感じるものですね。同点ゴールが決まった瞬間は
もちろんショックだったのですが、ああ、やはりなと妙に達観している自分もそこにいましたね。

1ヶ月半ぶりのリーグ戦、18チーム中の16位という厳しい状況ながら、1ヶ月半という時間が
目の前の悲壮感は払ってくれたのか、キックオフから悪くない内容で推移します。キックオフ直後
からあと一歩でゴールの場面を作り出しいいミドルシュートが飛び出すなど、全体として東京
ペースで試合は進みます。西澤、モリシの強力コンビにもほとんど仕事をさせず、前半で綺麗に
パスをつながれゴール前まで迫られたのは1度だけだったでしょう。前半は0-0で終えたものの、
僕は決して悪くない試合ぶりと判断しました。

後半も東京がペースをつかみ迎えた53分、加地のクロスからゴール前でうまくフリーになった戸田が
頭であわせゴール、さらにその2分後グラウンダーのミドルシュートをGKがはじいたところに
途中出場のルーカスがきちんと詰め2-0とします。その後も東京はいい攻めを見せ、決定的な
場面もあったもののゴールを奪えず、結果をみればこれが響いたことになるのでしょうか。

75分のゼ・カルロスのPKは、その対象となったプレーがセットプレーでの競り合いの中のもの。
決してどちらがどうというのではなく、どちらも引っ張り合っていたように見えました。しかし
この判定にとやかく言っても仕方ない。レフェリーの判定に救われることもあるのだし。
そしてロスタイムの冒頭のシーンとなります。

勝てないチームはこんなものと言ってしまえばそうなのですが、決して悲観する必要はないでしょう。
より正確に僕の今の気持ちを表現すれば、悲観しているヒマなどないのです。水・土・水・土と
試合が続くのですから。それに今日だって勝ち点0ではないのだし、失点も微妙な判定のPKと
見事なFKという仕方のないものですので。また今日はルーカスの動きが良く、彼のコンディションは
十分戻っているとみていいでしょう。ルーカスが入ってから攻撃の流れが良くなったのは
間違いないですし、彼の復帰は大きな好材料ですね。

これから十分やっていけますよ。悲観する必要などありません。幸い7月の残り5試合中ホームが
3試合、等々力で1試合、最遠隔地でも清水と日程も恵まれているのだし。
この1週間は川崎、69と近所の負けられない2チームとやるわけで、このような緊張感を強いられる
試合の方がむしろいい結果になるような気がしますよ。
コメント (11)
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