珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

福岡雑感

2005-07-31 20:42:12 | 雑記
博多から戻ってきました。今回の九州行きに際してずっと雨が気になっていましたが、幸いにも
土曜の深夜に降ってきただけ。仕事およびサッカー観戦には何の影響もなかったことに感謝したい。
博多の森を中心に、観戦記で記せなかったことをまとめます。ほとんどのことは地元の人に
とっては当たり前でしょうが、そのあたりはご勘弁を。

・みのさんにオススメいただきましたが、博多の森の屋台の充実はお見事。串焼き、焼き鳥、
さつま揚げ類、さらには冷やしラーメンまで博多の名物であろう食べ物が勢ぞろい。僕は普段、
スタジアムであまり食べ物を食べないのですが、今回はさすがに食べずにはいられなかった(笑)。
試合前に豚バラ串、ハーフタイムに鶏を食します。なお、この鶏はスーパーでよく売られている、
根元をチキンホイルでくるみ、かぶりつくような感じのもの。スタジアムでこれを食べたのは
初めてです。さすがは食の街九州・博多。

・観戦記でも触れたとおり、福岡空港駅からスタジアムまでの間に「がんばれアビスパ」という
幟が連なっている。これはいいですね。「エルゴラ」でもこの話題が取り上げられていましたが、
目の当たりにするとやはり気分が一層盛り上がりますね。

・相手が遠隔地の湘南ということもあり、観客数10,613人のうち、10,000人以上が福岡を
応援していたでしょう。こういう姿が実は本来のホーム&アウェーなのかな、なんて思ったり。

・僕のすぐ後ろに座っていたご年配の方が「J1に上がったら、もっと有名なチームが来るよ」
てなことをおっしゃってました。確かにJ2・4年目は長いだろう(笑)。

・古賀誠史を生で久々に見ましたが、彼の左足はまだまだ錆び付いていないですね。
「日本のロベルト・カルロス」の異名は本来彼のものであるはずだったのに。

・福岡のサポーターは本当に、アルゼンチンスタイルを徹底していますね。ディエゴの似顔絵の
バナーがあるのは知っていましたが、それとペアを組むような感じで美人女性の
似顔絵バナーも飾られていたのは楽しかった(笑)。写真をとろうと思っていたのですが…。

(追記)・ホベルトは本当に、福岡の核となる選手。彼の献身的かつ闘志溢れるボランチとしての
働きが、チーム全体をどれだけ引き締めていたことか。キャプテンマークが似合いますな。

改めて言うまでもなく、博多の森は素晴らしいスタジアム。この舞台でJ1の試合が行われても
そろそろいい頃でしょう。
コメント (2)
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J2・23節福岡-湘南

2005-07-31 01:41:36 | サッカー
最近のエントリーで記してきたとおり、30日・土曜は今回の九州への旅のメインイベントである
福岡-湘南戦を観戦してきました。会社の出張の日程が重なったおかげでのサッカー観戦を
メインイベントとは厚かましいというツッコミは却下いたします(笑)。

J2は全44節という極めて過酷なリーグ。そのため、23節でまだ折り返し地点なんですね。
世界的に見てもこんな厳しいリーグはそうそうない。そんなことを思いながらスタジアム入り。
博多の森に向かう道すがらに「がんばれアビスパ福岡」なんて幟が連なっているのに感心
しながらスタジアムに到着します。

22節までで福岡は勝ち点36の2位、一方湘南は勝ち点29。つまりこの試合は湘南にとっても
非常に重要な試合だったでしょう。勝てば2位グループと勝ち点4差、しかし敗れれば10差に
まで開いてしまう。そのあたりが影響したのか、キックオフからしばらくはアウェーの湘南が
むしろボール支配を高めます。加藤望を中心とした右サイドからの崩しが何度か見られ、
可能性を感じさせる展開をキックオフ直後は見せていました。しかし10分になるかならないかの
頃から福岡が徐々に攻勢を強め、福岡ペースとなっていきます。ただ有光・田中の2トップがもう一つ
決め手に欠け、ゴールを奪えない。結局のところ、前半の福岡で最も可能性を感じさせたのは、
2トップが空けたスペースに2列目から飛び込んでくるグラウシオの動きという印象を僕は受けました。
一方湘南はFW柿本が福岡のDFに脅威を与えてはいましたが、彼の最後のフィニッシュは精度を欠き、
こちらもゴールは奪えない。また福岡はCBの千代半田が何度かハンパな横パスを見せ、
それを奪われてピンチを招くというケースがありました。もっとも福岡の最終ラインは前半は
中途半端なクリアボールを拾われるなど、千代半田一人の責任ではなく、はっきりしないプレーが
全体に目についたとはいえるでしょう。前半は0-0で終了します。

後半福岡はポジションの修正を行います。前半は2列目の位置にいたグラウシオをトップに置き、
トップだった田中を2列目の右サイドに置くというスタイルに。よりゴールに近い場所でグラウシオに
ボールを持たせたいという意図なのだと推測しますが、確かにグラウシオがボールに触れる機会は
多くなりました。

しかし決定的な場面はまず湘南に訪れます。54分頃、右からのクロスに福岡のDFが完全に
かぶってしまい、湘南34番の梅田がフリーでシュート、ただこれがポストを叩き、福岡は命拾い。
これが決まっていれば、ゲーム展開はまったく異なったものになっていたでしょう。その直後の
56分頃、今度はグラウシオが右サイド深くに切り込み、ゴール前にマイナスのクロスを送ります。
そこには有光が詰めていて「撃て」とスタジアム全体が思った瞬間これをスルー、それを
湘南DFがクリアします。あれは撃ってほしかった。例え外れようとも、撃たないで
チャンスを逃すよりはマシでしょうから。その直後の58分に有光は交代を命じられますが、
まあ仕方ないかなという印象。0-0でゴールがどうしても欲しい場面でFWがベンチに下げられる
ことを悔しいと思ってほしいものです。

福岡が点を取るのはどんな形かなと思っていましたが、それはセットプレーでした。
55分から出場した古賀誠史の低い弾道のFKに田中が飛び込んでのヘッドがゴールネットを
揺らします。このゴールは福岡に勢いを与え、その後も福岡がボールを支配します。そして76分、
グラウシオがグラウンダーのパスに対しうまく相手DFと入れ替わりGKと1対1、そこで冷静に
ボールを浮かしてゴールに流し込み2-0。このゴールで福岡の勝利がほぼ決定されます。

その後福岡は何事もなく試合を終わらせることに成功、2-0で福岡勝利となりました。
10,613人と1万人を超す観客の声援の中での福岡の勝利は正当な結果でしょう。湘南はこれで、
2位福岡との勝ち点差が10に開いてしまい、厳しい状況に。1つ言わせてもらうなら、
今日の湘南は高田保則がサブにも入っていないのは不可解でした。試合後湘南のサポーターに
「ヤスはどうしたのか」と聞いたところ、少なくともケガではないとのことで、一層意味不明のベンチ外。
湘南サポーター氏曰く「上位チーム相手のアウェー戦ということで、守備的な戦術を採用した
結果のヤスのベンチ外ではないか」とのことでしたが、ヤスを評価している僕にとっては
残念なことでした。

まずは試合の速報まで。雑感はまた別に記します。ちなみにこのエントリーは天神のネットカフェ
にて収録(笑)。
コメント (6)
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