岩手山の見える田舎へ引っ越し・・・。
いやいや、私ではないんです。
映画の話、東京の一家が、夫の転勤で、岩手県盛岡市に近い、田舎の古い曲り屋に住むことに。
なんと、それだけのストーリーではなく、そこに「座敷わらし」が登場するんです。
映画を観てきました。
「HOME愛しの座敷わらし」、水谷豊主演の映画です。
ほのぼのとしただけのファミリー映画ではなく、ちょっとせつない部分もあるストーリーです。
水谷演じる主人公の転勤による引っ越し、そして子供たちは慣れない学校への転校。
サラリーマンの宿命である転勤、何を隠そう実は「左遷」であった。
ストーリーに、座敷わらしが登場。
愛くるしい「わらし」の、ニコッとした顔が印象的。
現実的ではないけど、私はいい映画だと思う。
後半、本社に呼び出された主人公、上司とトラブルに。
家に戻り、出世の道は閉ざされ、東京に戻ることもかなわなくなった。
囲炉裏を囲み、切々と家族に話す主人公の姿は、私の心にも感じるものがあります。
どんな状況になろうと、家族を守る。
話の中で、主人公・・・、
「この囲炉裏の火は、寒いときはみんなを暖め、食べ物を煮炊きする。どんなことになろうと、私は囲炉裏の火になり、みんなを暖め、そして守る。」
この地方での言い伝え、
座敷わらしが入ってきた家は繁盛し、出て行った家は傾く、と。
結果、仕事も成功し、また本社へ戻っていくのですが・・・。
ストーリーに少し足りなさを感じるが、家族を考えるいい映画です。
ではまた!!
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