オ ジ 記 

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子供は地球の未来・・・

2010年04月28日 | 日記・エッセイ・コラム

スポーツを通して心と身体を育てよう、身体を動かす歓びを、そして良い思い出づくりをと考えて25年。スポーツ少年団の指導をしながら、子供たちと楽しく時間を過ごしている。

指導を始めた頃と今日を比べると、子供も親もかなり様変わりをした。

態度や言葉遣いが荒くなったし、集団での活動が苦手な子供や親も多くなった。

今日の子供たち、よくムカついたりキレたりする。

なぜムカつきキレたのか、その理由さえもきちんと説明できない。

メディアでは毎日のように殺人や未遂、そして想像もできないような、年少者の犯罪を報道している。

子供たちの凄惨な事件が繰り返される昨今、若い世代への諦めムードが漂っているが、希望の芽を大切にしたい。

子供たち自身の心は、本当は昔と少しも変わっていないのです。

大人たちが見逃さず見守り、大切に育てていかなければならないのだと思う。

人と人との関わりを学ぶには、年齢・経験・能力の異なる子供と大人が一緒に活動する場が必要です。

そういう集団の中で、子供たちは成長し、社会人として必要な基本的な態度や能力が、育つのだと思う。

幼児期や少年期に受けた感動や思い出は、子供たちの将来の生き方や感じ方に大きな影響をあたえる。

人と人との出会いから、人の心の温かさ、人のために役立つ喜びを感じ、成長していってほしい。

指導を始めてから、25年。そろそろ引退を、という思いもあるが、子供たちの笑顔を見るにつけ、こんな生き方に満足を覚え、もう少し頑張れそうな気がする。

だれも行かなかったら、そこに道はできない。

人は「何をしたか」ではなく、「何のためにしたか」が大事なのですね。

子供は地球の未来なのだから・・・