Luna's “Tomorrow is another day”

生活情報、人間、生きること…。新聞記事から気になる情報をスクラップ!

米軍車両、藻場通過/国の調査器材破壊

2007年09月26日 | スクラップ
2007年9月26日(水) 朝刊 31面





 【名護】米軍普天間飛行場代替施設建設に反対する市民団体のメンバーらは二十五日、現況調査のため沖縄防衛局が名護市辺野古沖に設置した調査器材の一部が破壊され、ジュゴンの餌となる藻場に残された水陸両用車の通行痕を撮影した。市民団体などによると、二十四日午後零時半ごろ、米海兵隊の水陸両用車十三台がキャンプ・シュワブからキャンプ・ハンセンに向け海上を移動、現場近くを通ったという。

 ジュゴンのはみ跡の調査のため、シュワブから約五百メートルの沖合で潜水した際に発見。ジュゴンなど海中生物の藻場の利用状況や鳴き声を調査するパッシブソナー(音波探知機)を設置するための架台が破壊されていた。本体は台風対策のため取り外されていた。

 撮影した「ジュゴンの里」の坂井満さんは「政府は環境調査のために器材を設置しているが、米軍は関係なしに訓練している。このような状況ではジュゴンを追い出しているようなものだ」と批判した。平和市民連絡会の当山栄事務局長は「調査機器が船の航行に危険を及ぼすと指摘してきた。機器のあるところで米軍が訓練するのは、日米両政府間の意思の疎通が図られていない証拠だ」と話した。




沖縄タイムス
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 出版社 訂正申請の方針/「... | トップ | 住民の戦争体験 米国人が映... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スクラップ」カテゴリの最新記事