日曜の夕方、エスパルス通りにて
濃紺の夜空の端が、オレンジ色した“今日”を、今まさに西の空へ押し込もうとしている。
かなり昔、ガッコー行ってた頃
土曜日の夕暮れには、この世の全てを手に入れたかのような果てしない高揚感と開放感を、
日曜日の夕暮れには、あと少しでこの世界が終わってしまうかのような絶望感と閉塞感を、
感じていたことを思い出す。
夏休みにも通じる部分がある。まぁ、いわゆる“サザエさん症候群”であったのだと思う。
今もこういう情景の中に居ると、なんとも言えない侘しさを感じる。
だけど、こんな時に一緒に居てあれこれ語り合いたいのは、
嫁でもなく子供でもなく、あの頃一緒に部活やったり遊んだりした友人であることに最近気が付いた。
この所、友人から呑みの誘いが増えた。
もしかしたら彼らも、こんな情景の中に懐かしい日々が映ったのかもしれない。
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