神足にある潤福寺の萩の花が今年も咲き始めました。
市内では珍しい禅宗のお寺で開基は室町時代、
足利義満公の頃です。
村内に3つの末寺がありましたが、
明治の初期に全て潤福寺に合併されました。
潤福寺には「キツネのおみきさん」や太秦から来られた
「台無し薬師」などが有名ですが、
他にも沢山の古像が祀られています。
末寺の徳王寺から来られた薬師如来坐像は「仏の本様」と尊ばれる、
定朝(じょうちょう)様の典型的な遺品と言われています。
本堂内部はご覧いただけませんが、
萩を見ながらお参り下さい。
*定朝とは、平等院鳳凰堂の本尊阿弥陀如来坐像を手がけた天才仏師です。