長岡京市観光協会のブログ

長岡京市の出来事を紹介します。

柳谷観音(楊谷寺)諸堂案内 本堂(第2回)

2016年04月15日 | 楊谷寺
山門を入って、すぐ正面に見えるのが、本堂です。



御本尊は、眼病に霊験あらたかな十一面千手千眼観世音菩薩です。

ご縁日の17日と翌日の18日のみ御開帳され、そのお姿を拝むこと

ができます。土足のまま入り、観音様と繋がる紅白の布を手のひらで

はさんで拝むと、その願いが観音様に届くと言われています。



靴を脱いで、後ろへ回ると、六道輪廻の世界を描いた

美しい光背を間近で見ることができます。



この観音様は平成10年に大修理を終え、胎内から寄進者の名前

等が書かれた貴重な文書が発見され、京都府の重要文化財に

指定されました。その文書は寺宝庫に収められています。




(寺宝庫)

本堂の向かって右側には弘法大師様が祀られており、ご縁日には

その前で般若心経を唱えながらの百万遍大数珠繰りが行われ

誰でも自由に参加することができます。1200年の歴史の中で

多くの信者の方々のお参りは脈々と続いており、楊谷寺は

新西国霊場、第17番札所に指定されています。



 楊谷寺へのアクセス 

毎月17日 JR長岡京駅及びHK西山天王山駅よりシャトルバス運行
(片道300円)

自家用車 HK西山天王山駅付近より15分 駐車場あり(無料)

HKバス「奥海印寺」バス停下車 徒歩55分

現在土砂崩れの為片側通行になっていますが、

シャトルバスは通常通り運行されます。

自家用車等の通行にも差し支えありません。

詳しくはコチラからどうぞご覧下さい。



体験してみました たけのこ掘り

2016年04月15日 | イベント
観光竹林で行っているたけのこ掘りを、職員も体験してみました。

まずはたけのこの周りの土を掘ります。



手にしているのは、「ホリ」というたけのこ掘り専用の道具。

先端を土に入れ、柄に手をかけ、矢印の方向に押して

テコの原理で土を掘り起こします。

たけのこが出てきた!



今度は柄の持ち方を変えて、

たけのこの「おなか」めがけて一気にホリを打ち込みます。

「その角度!」と、ボランティアさんの声援がかかります。



なぜ角度が大事か。

模型をご覧ください。



たけのこは地下に一本とおった根からわきに飛び出すようにのびています。

根とたけのこの境目をねらうと、きれいにポコンと掘り出すことができるのです。

根に向かっているほうを「おなか」、反対側を「背中」と呼んでいます。

はじめはどちらも同じに見えていましたが、

しばらくすると「おなか」がどちらかわかるように。

そうなるとうれしい!

ご指導のおかげで、初めてでしたがきれいに掘ることができました!




※今年のたけのこ掘り体験の受付は終了しております。