長岡京市観光協会のブログ

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保存樹木を訪ねて・・・ 第2弾 その1

2012年10月18日 | 
赤根天神社(あかねてんじんじゃ)の石の鳥居をくぐるとすぐ左に、

指定番号十五号の保存樹木のシイの樹があります。



赤根天神社の祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)が祀られています。

古い昔より家内安全・五穀豊穣を祈願して参りました。

また、この神社は向日市の向日神社の御旅所としての役割も務めており、

5月に執り行われる向日神社還幸祭には御輿も巡行しています。



幹まわり3.4m、木の高さ20m、推定樹齢は定かでありません。



シイの樹は常緑の高木であり、雌雄同株で、果実はいわゆるドングリ(堅果)です。

果実の椎の実は、縄文時代には重要な食料であったと言われています。

材は建材の他、シイタケ栽培用のホダ木として用いられています。

身近な里山の樹木として、現在まで親しまれています。