グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

夏空のトッカリショ

2012年07月17日 | 室蘭の景色


 トッカリショに心地よい潮の香が漂う凝灰岩の断崖が海面からそそり立つ断崖絶壁
は、遠くに見えるイタンキ浜から続く。
 トッカリショの地名は、
アイヌ語でアザラシの岩。室蘭八景にも選ばれている景勝地です。


浜へ下る坂道の脇で、エゾニュウが純白な花を咲かせています。草丈は2メートル程
花も巨大、セリ科の多年草です。



 再UPのチシマアザミ、別の名はエゾアザミ。淡紅紫色の爽やかな花です



 急こう配の坂道を下ると浜に降りたつ。両側と後方は、断崖に囲まれた潮騒だけが
耳に響く、静かな入江の小さな浜です。










観光道路沿いに咲く、カワラナデシコの花です。


 トッツカリショと地球岬とのほぼ中間、金屏風展望台からの光景です。全面に太平洋
の大海原、水平
線が限りなく広がる。さらに、この場所から右側に進むと地球岬です。

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祝津展望公園に咲くハマフウロ

2012年07月14日 | 室蘭・四季の野花&花木






ハマフウロ(浜風露)が花を咲かせている。祝津展望公園へ通じる道路際、藪の中で
花茎を長く伸ばし、先端に淡紅紫色の可憐な花を咲かせています。


 キリンソウ。ハマフウロと同じ場所で自生している。花は黄色の小さな星形、葉の色
はライムグリーン。今の時期、藪の中で一際目立つ野花です。


 ハコネウツギが、ガードレールの外側の藪の中から道路にはみ出し花を咲かせてい
る。ハコネウツギの本来の自生地は、関東~東海地方の温暖な沿海部。当市は北海道の
道南に位置する。
一般的に自生地の北限は、福島県や宮城県と言われているが、このハコネウツギは植栽
されたものではなく。まったくの自然の状態で生育した樹木です。




 祝津展望公園からの眺望です。

 祝津展望台公園からは、室蘭港の全貌をほぼ見渡せる。特に白鳥大橋を眺められ
る最適な場所です。さらに、左の方向には噴火湾の海原が広がっています。


 室蘭港の出口に浮かぶ大黒島。今は灯台の任務を終え、モニュメントのように灯台
の構造物が残る無人島です。



絵鞆岬。度々、当ブログに登場する絵鞆半島の最西端。この画像からは、想像でき
ないでしょうが、半島の外海側には、人が寄せ付けない荒々しい断崖絶壁の景勝地が連
なり
ります。一方、港側には、このように住宅が密集して立ち並ぶ特異な場所です。

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祝津展望公園からの夕日

2012年07月14日 | 室蘭の夕日&夜景





 室蘭市 祝津公園展望台からの夕日です。対岸の渡島半島の山並が、茜色の空に
シルエットで浮かび上がる。穏やかに
暮れゆく西空の光景です。






 

 

白鳥大橋は、関東以北最大の吊橋。日暮れと共にイルミネーションとスポットライトに
照らし出された白鳥大橋が、港の入口に浮かび上がる。祝津公園展望台は、市内随一の
白鳥大橋のビューポイントです。            


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絵鞆岬~測量山

2012年07月13日 | 室蘭の景色


絵鞆岬、いつもはカメラを北西の方角、大黒島と室蘭港の入口に向けた画像を投稿
していますが、今日のカメラアングルは南の方向の景観です。
 噴火湾を隔て遥か37km、対岸の渡島半島に君臨する活火山、駒ヶ岳と下段の画像は
函館市恵山岬の遠望です。
 昨晩から早朝にかけて、
まとまった雨を降らせた雨雲は遠ざかる。あとには、透き通るよ
うな7月の空が広がりました。





オニシモツケ。今の季節、絵鞆半島に咲く花の主役です。道路沿いや草地で風に花を
なびかせながら咲いています。




チシマアザミ。別名ではエゾアザミ、薄パープル色の優しげな雰囲気の花を咲かせて
いる。道内に多く自生する北方系のアザミです。





マスイチの展望台の付近には、ガマズミが多く自生する。ほのかな香りを放しながら
小さな花を密に集め、花を咲かせています。秋には、ルビーのような赤い果実を実らせま
す。



測量山は、絵鞆半島で一番高い場所。標高199mほどの小山だが、海から直接そそ
り立つ。
  山頂には、NHKや民放の電波塔が林立する。周辺は、山野草探索やバードウォチング
の絶フィールドです。


ナンテンハギ、葉が南天に似ていることからの草名。この花が咲きだす当地でも夏の
訪れです。





クルマユリ。花名の由来は、7~8枚ほどの葉を車輪状に生やす事から。この時期に
なると、株数は少ないが観光道路際や女測量山の散策沿いで鮮やかなオレンジ色の花を
咲かせる。花径は小さく、5cmほど花びらを外側にカールさせ、俯き加減に花を咲かせて
います。

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7月の朝景色

2012年07月11日 | 室蘭の景色


早朝の牧草地に清々しい風が流れる、室蘭岳の山腹に雲が漂う。この場所は家から
車で5分ほど。国道から僅かに逸れた山と海が見渡せる小高い丘。
  さらに、牧草地を横切るように農道を走り、坂を下ると室蘭港へと続く。身近に四季の移
ろいを見せてくれる、年間を通して頻繁に利用する道です。
 




室蘭岳の標高は911m。裾野は室蘭港まで広がり市街地の北側にそそり立つ。
ほぼ、
市内の全域から眺めることのできる山です。春夏秋冬を通しての登山。さらに、中腹
には、スポーツ施設・キャンプ場・スキーゲレンドなど
の設備が整った、室蘭岳山麓総合公
園があります。

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7月の夕空

2012年07月11日 | 室蘭の夕日&夜景


先月の上旬以降、薄雲や霧に閉ざされていた西の空。久しぶりに大気もスッキリと澄
み、全天が晴れ渡りました。前回、夕日の画像を投稿してから約2ヶ月、待ちに待った絶好
の夕日日和でした。






夕陽に照らされ始めた北の方角。活火山の有珠山と道内の秀峰、羊蹄山がシルエッ
トで浮かび上がる。さらに、羊蹄山の左の稜線と重なるように見える小さな三角形の山は、
昭和新山です。有珠山と昭和新山の裏側に洞爺湖の湖面が広がります。









カメラの撮影場所は、隣町 伊達市北黄金の小さな漁村の波打ち際。穏やかに暮れて
いく西空の光景です。

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ハマベンケイソウの花が咲く浜

2012年07月10日 | 室蘭・四季の野花&花木


 爽やかな夏空が広がる、室蘭港の外防波堤の近くの小さな砂浜。この時期になると、
ハマベンケイソウが小さな群落をつくり、
花を咲かせています。





花は清々しい青紫色で小さく蕾の内は、淡いピンク色。いかめしい草名に似つかず、
可憐な花。
さらに、緑白色で緩やかなウェーブのかかる葉も美しい。ハマベンケイソウは、
北海道と本州北部の海岸の砂地に自生
する海浜植物です。

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庭に咲く花

2012年07月07日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


今、庭に咲いている多年草の主な花々です。マーガレットは鉢植え栽培です。昨年の
今頃、挿し木を行い冬の間は室内で育てた苗が成長、今年も見事に花を咲かせています。



 カンパニュラアルペンブルー。淡い花の色調が清涼感を醸し出してくれます。この
アルペンブルーは露地栽培です。ハンキング仕立てにしますと、やや蔓性の茎を下垂れ
させながら花を咲かせる様子は、山野草の趣もある多年草です。



 度々upしています、アケボノフウロソウは、この時期が花の盛りです。6月中旬から
9月の下旬頃まで、花を咲かせ続けてくれる生育旺盛、育てやすいフウロソウです。



サツキ、花名の由来は旧暦の五月(皐月)頃に花を咲かせる事から。本州方面では、
6月上旬に花を咲かせるが当地では約一ヶ月遅れ。今の季節、サツキの花が満開
を迎え
ています。

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オオマツヨイグサの咲く浜

2012年07月06日 | 室蘭イタンキ浜



 久し振りに、イタンキ浜の上空に初夏の爽やかな空が広がる。先日まで花を咲かせ
ていた、ハマナスやハマエンドウの花の季節は通り過ぎる。変わって、オオマツヨイグサが
花を咲かせ始めています。





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つかの間の日差しの中、近くをぐるっと・・・

2012年07月05日 | 室蘭の景色


 室蘭岳の裾野は、我が家から車で10分程。一帯には、広大な牧草地が点在する。
薄雲の合間から毀れる陽射しが 位置を移しながら周囲の景色を照らす。
 このところ、当地は連日のように薄曇や霧が空を覆う。つかの間の晴れ間が貴重に思
えるほど、天候の不安定な日が
続いています。




 キツリフネソウ(黄釣り船草)。赤紫色のツリフネソウに先駆けて花を咲かせます。


 キジバト。一般的な呼び名はヤマバト。林の中で特徴的な鳴き声を良く聞くが警戒心
が強く、至近距離で姿を見れるのは極めて稀。
灰褐色の体色に翼の鱗模様が美しい

 ツルアジサイの花





 ツルアジサイ(蔓紫陽花)の花は、どこか、ガクアジサイ似ている。この時期になると、
やや湿り気のある林の中、大木を包み隠すように蔓を這わせる。樹木の高さは20mほど、
梢まで蔓を伸ばしながら花を咲かせています。

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