グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

初雪の積もった庭で・・・・

2011年11月16日 | 室蘭・四季の野花&花木

今年は春から気候変動が激しい。昨夜から降りだした雪が、庭の木々にも薄ら
と積もる。紅紫檀、本来、この時期になると小さな葉を紅葉させながら葉を散らす。
11月に入り気温が高めに推移したためだろうか、今年は、深緑の葉を茂らせ赤い
実をたわわに実らせている。
紅紫檀に積もった雪の白さ
と、赤い実のコントラストは美し。毎年、楽しみにしている
庭の光景です。



オンコ。東北から北海道では、この名で親しまれている樹木。正式な樹名
はイチイ。冬でも葉を青々と茂らしている事から、近所の家々の庭には 必ずと
言うほど、この木が植えられています。


ドウダンツツジが、葉を紅色に色付かせている。ドウダンツツジは、新緑・
花・紅葉とシーズンを通して庭に変化を与えてくれる。
特に、この時期の紅葉は、
花の絶えた庭に、華やかさを醸し出してくれる樹木です。



日差しはあるが、外は北西からの冷たい風が薄らと雪の積もった庭を吹き
抜ける。風除室内で、ゼラニウム・アメリカーナ コーラルが花を咲かせている。
花色は、柔らかな色彩の赤オレンジ色。夏の頃に一時、花数を減らすが年間を
通して花を咲かせる四季咲き。株も挿し木で容易に増やせる
、生育旺盛で手の
かからないゼラニウムです。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪雲の季節の到来

2011年11月15日 | 室蘭の景色

先日までの小春日和のような天候はどこかへ。北西の方角から吹き付ける強い
風に運ばれ、雪雲の塊がゆっくりと東の空に流れて行く。
地方気象台の発表では、日中の最高温度は4℃、風速9m/Sec 冬将軍の到来かと、
思うような真冬並みの一日。
雪雲を撮影するには絶好な空模様。早々、
測量山から絵鞆岬へと車を走らせてみた。


測量山展望台から室蘭港と市街地の眺望です。測量山は絵鞆半島の付
け根に位置する、海抜199m程の小高い山です。市街地と港に隣接し、一方、
すぐ真下 南東の方向には、太平洋の大海原が、広がる。一帯は緑地帯として
自然林が保護され、動植物の種類が豊富。また、この時期は渡り鳥の中継地
として数々の野鳥が飛来する場所です。


 測量山の眼下、太平洋側。市内は元より近郊の街々への海産物の供給
基地、追直漁港の眺望です。漁港と周辺に佇む家々が、逆光の中でシルエット
を浮かび上がらせている。


測量山観光道路沿いの雑木林の木々。すっかり葉を散らし越冬準備モード
です。


室蘭八景の一つ、マスイチの上空を雪雲が流れる。雲間から漏れる初冬
の陽光が海面を照らす。


絵鞆半島の最西端 噴火湾に突き出す絵鞆半岬。遮る物陰もない岬の
先端、カメラを構える身体を強烈に吹き寄せる風が揺らす。
 絵鞆岬は、市内唯一の夕日のビューポイント。当ブログにも再々、登場して
いる景勝地です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晩秋・朝の港

2011年11月12日 | 室蘭の景色

季節が晩秋から初冬に動き始めた。このところ連日のように、今までと異なった
ダイナミックな、朝の空が出現している。
 自然、時として想像を絶する猛威を振る。一方、穏やかな自然の中に身を委ねると、
何時も 心に やすらぎと、新鮮な感動を覚える。




 晩秋の時期にしては極めて稀。港内も港外の海面も鏡のように穏やか。
  静まり返る みなもに空が映り込む。カメラアングルは、室蘭市崎守埠頭から
  朝の港の光景です。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕日/夕景

2011年11月11日 | 室蘭の夕日&夜景

 室蘭市 祝津公園展望台からの夕日の光景です。対岸の渡島半島の山並を
覆い隠すように低く雲がたなびく。西寄りの風が僅かに吹き寄せるが、この時期に
しては穏やかに暮れなずむ西の空の眺望です。


暮れゆく西空の様子です。




明りの灯る家並みは、絵鞆半島の最西端、絵鞆岬の港側の佇まいです。




祝津公園展望台は、市内随一の白鳥大橋のビューポイント。
                 さらに、暗やみの港内に対岸の夜景が瞬く。


 展望台から遠く 東の方角。月明かりに浮かび上がる室蘭の市街地の
夜景です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつもの散歩道沿いで・・・

2011年11月10日 | 室蘭・四季の野花&花木

室蘭ヤマモミジで検索をすると、Yahool/goo天気の見出しでも・・・。
紅葉の見ごろ情報は知っているが、地元のヤマモミジの紅葉宣言は初めて知る。





確かに、先日まで緑葉を残していヤマモミジ。
        今、すべてのヤマモミジの葉が紅黄色に色付いています
。 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の港

2011年11月10日 | 室蘭の景色


天気予報では、朝から快晴。東の空に夜明けの雲がたなびく。雲間から、
昇り始めた太陽が港内に光芒を放す。


振り向く、西の空は澄み渡る。薄らと朝日に染まる千切れ雲が軽やかに、
東の空に流れる。穏やかな晩秋の 朝の港の光景です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑木林のヤマモミジ

2011年11月09日 | 室蘭・四季の野花&花木


近くの牧草地に続く雑木林。周りの木々はすっかり葉を散らし、落ち葉が、
ジュータンを敷き絞めたように道を厚く覆う。


 先日まで、木々の枝葉で 陽を遮られていたヤマモミジ。晩秋の日差しを
受け、紅黄色に葉を輝かせています。
天気概況で、室蘭地方のヤマモミジが紅葉したと発表。基準は分からないが、
カエデ類に比べ一歩遅い紅葉です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立冬・朝の海

2011年11月08日 | 室蘭の景色


 立冬の朝、イタンキ浜の夜明けの光景です。車載式の外気温度は3℃、
周囲に漂う潮の香に身が引き締まる。
このところ、
夜が明けるのが遅くなって来た。今日の日の出時間は6時20分。
イタンキ浜に隣接する小高い丘からの眺望です。




 緩やかに流れる薄雲が太陽を一瞬さえぎる。
               雲を透過した光線が、波打ち際に零れ落ちる。


 イタンキ浜の最西端は、巨石が引きしめられた浜。遠く、海に突き出した
半島は、室蘭八景の一つ、景勝地トッカリショの遠望です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有珠の海

2011年11月05日 | 室蘭の景色


有珠善光寺の前には、道内では珍しいリアス式海岸の有珠湾が広がる。
湾の一角には,温暖な気候に相まって波静かな天然の良港、有珠漁港がある、
ホタテやタコ漁業が盛ん。間もなくすると、遠くシベリヤ方面から 飛来してくる
白鳥の越冬地。すでに、渡り鳥の先駆隊か 水鳥が羽を休める。


 アルトリ岬から有珠湾の眺望

湾に突き出すように、アルトリ岬はある。洞爺湖有珠山・世界ジオパーク
のエリアー内。
歴史を遡ること、今から8000~7000年前に発生した有珠山の噴火に伴う
山体崩壊による
岩屑ナダレが発生。流れ出た堆積物が留まり、一帯に小さな
丘を多数 創り出した。この自然の事象を流れ山地形と呼ぶ。
ここ、アルトリ岬も、岩屑なだれ堆積物の側端崖が生成当時のまま残存する、
世界的に見ても稀な場所です。
 


初めて当ブログに登場します、アルトリ岬から夕日の光景です。





  
※2台のカメラで撮影しています。日付・
時間写し込み:PENTAX / 写し込み無:Nikon DX。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有珠善光寺の森の木々

2011年11月05日 | 室蘭・四季の野花&花木

秋の日差しが本堂の前の大銀杏を黄金色に照らす。有珠善光寺は、毎年秋に訪
れる場所。善光寺の建立は1804年 江戸時代、今から207年前。本堂は、江戸時代
の寺院建築様式を今に残す貴重な建造物。国の史跡にも指定されている道内を代表
する寺です。





境内の裏山は、太古からの自然が残る。樹齢数百年の樹木が鬱蒼と
生い茂る。樹木を縫うように散策路が設けられ、自然公園を形造っている。







北側には、現在も火山活動中の標高737mの有珠山がそそり立つ。
善光寺の裏山一帯には、太古に起きた大噴火で運ばれた巨石・奇岩が数多
く露出している。大木の幹元には必ず巨石が鎮座している。木の成長に伴い
根が地中の巨石を持ち上げたのか、元々、巨石の傍で成長したのかは定か
ではないが、中には巨石を割り、幹を伸ばし枝葉を茂らせている大木もある。
この散策路を歩くたび、あらためて自然が見せる生命力の逞しさを感じる。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする