先日までの小春日和のような天候はどこかへ。北西の方角から吹き付ける強い
風に運ばれ、雪雲の塊がゆっくりと東の空に流れて行く。
地方気象台の発表では、日中の最高温度は4℃、風速9m/Sec 冬将軍の到来かと、
思うような真冬並みの一日。
雪雲を撮影するには絶好な空模様。早々、測量山から絵鞆岬へと車を走らせてみた。
測量山展望台から室蘭港と市街地の眺望です。測量山は絵鞆半島の付
け根に位置する、海抜199m程の小高い山です。市街地と港に隣接し、一方、
すぐ真下 南東の方向には、太平洋の大海原が、広がる。一帯は緑地帯として
自然林が保護され、動植物の種類が豊富。また、この時期は渡り鳥の中継地
として数々の野鳥が飛来する場所です。
測量山の眼下、太平洋側。市内は元より近郊の街々への海産物の供給
基地、追直漁港の眺望です。漁港と周辺に佇む家々が、逆光の中でシルエット
を浮かび上がらせている。
測量山観光道路沿いの雑木林の木々。すっかり葉を散らし越冬準備モード
です。
室蘭八景の一つ、マスイチの上空を雪雲が流れる。雲間から漏れる初冬
の陽光が海面を照らす。
絵鞆半島の最西端 噴火湾に突き出す絵鞆半岬。遮る物陰もない岬の
先端、カメラを構える身体を強烈に吹き寄せる風が揺らす。
絵鞆岬は、市内唯一の夕日のビューポイント。当ブログにも再々、登場して
いる景勝地です。
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