有珠善光寺の前には、道内では珍しいリアス式海岸の有珠湾が広がる。
湾の一角には,温暖な気候に相まって波静かな天然の良港、有珠漁港がある、
ホタテやタコ漁業が盛ん。間もなくすると、遠くシベリヤ方面から 飛来してくる
白鳥の越冬地。すでに、渡り鳥の先駆隊か 水鳥が羽を休める。
アルトリ岬から有珠湾の眺望
湾に突き出すように、アルトリ岬はある。洞爺湖有珠山・世界ジオパーク
のエリアー内。
歴史を遡ること、今から8000~7000年前に発生した有珠山の噴火に伴う
山体崩壊による岩屑ナダレが発生。流れ出た堆積物が留まり、一帯に小さな
丘を多数 創り出した。この自然の事象を流れ山地形と呼ぶ。
ここ、アルトリ岬も、岩屑なだれ堆積物の側端崖が生成当時のまま残存する、
世界的に見ても稀な場所です。
初めて当ブログに登場します、アルトリ岬から夕日の光景です。
※2台のカメラで撮影しています。日付・時間写し込み:PENTAX / 写し込み無:Nikon DX。