グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

バコバの花

2010年09月22日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)
夏の間、花数を減らしていたバコバが再び株一面に花を咲かせ始めた。
品種は、ブライダプライダルとディープピンクの2種類。毎日の花柄摘みは少々、煩わしいが、この花
が好きで苗から育てて3年が経過。これから秋が深まり、10月の中旬頃になると鉢を屋内に取り込
み冬を越させます。







花色はブライダルは青みがかかったの白花、ディープピンクは薄ピンク色
  の小花です。


    学名:Sutera diffusus (=Bacopa diffusus)
    英名:Bacopa
    和名:バコパ(ステラ)・半耐寒性多年草(ゴマノハグサ科バコパ属)

         





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道端の小さな秋

2010年09月19日 | 室蘭・四季の野花&花木
 このところ、秋の気配が一段と増して来た。いつもの散歩道沿いの林の縁で、チョウセンゴミシ
 (朝鮮五味子)が雑木に蔓を巻き付け、葡萄に似た球形の果実を実らせている。艶やかな紅色の粒
 は、1cm程と小さいが、房状に実った果実は雑木林の中で一際、鮮やかな存在感を醸し出していま
 す。




クサギの果実が熟し始めている。赤紫色の萼と藍色の果実のコントラストは
鮮やか。果実は野鳥の大好物です。


アキノキリンソウが長く伸ばした茎に、黄色の小花を蜜に集めて咲いている。


ツリバナ。風に揺らされてオレンジ色の種が今にも地上に落下しそう!。
僅かな風にも、細い枝柄をブランコのように揺らしている。


 秋の日差しを受けて、キクイモの花が鮮やかな黄色の花びらを風に靡かせて
いる。ヒマワリ属の植物、頭花と花びらのバランスは異なるが、どことなくヒマワリの花
に雰囲気が似ている。
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ネバリギクの花が咲く季節

2010年09月18日 | 室蘭・四季の野花&花木
 エゾノコンギク、ユウゼンギクと季節は進み、当地は、この時期なるとネバリギクが咲き誇る。
 日差しのよい土手や草地を赤紫~青紫色の花色で一変させ、秋を華やかに演出してくれる野菊で
 す。




先日まで、草原はユウゼンギクの独断場。このところの陽気が影響した
のか、鮮やかな色彩のネバリギクが、一挙に勢いを増している。





柴色系・赤色系・青系・混色と花色は多彩。さらに、花弁の数は50枚ほど
と多く、花色や花形の華やかな野菊です。



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庭の木々の実

2010年09月17日 | 室蘭・四季の野花&花木
毎年、秋が訪れると、多汁質の1cm程の艶やかな赤い実を付ける。正式な樹名はイチイ。
飛騨高山の有名な一刀彫の材料となる樹木。当地ではオンコと呼ばれ庭木として馴染みの深い
木です。

   学名:Taxus cuspidata
   和名:イチイ(一位)・常緑針葉樹(イチイ科イチイ属)
   別名:オンコ

 

ツルウメモドキの実。この時期の実は緑色。秋が深まると実を包んでいた
 皮は黄色く色付き、中からオレンジ色の実が現れる。黄色とオレンジ色との
 色彩が美しい木の実です。


ツルウメモドキは、20数年来の永い付き合い。庭木として樹形を整える
事が困難でフェンスに絡ませています。

   学名:Celastrus orbiculaus
   和名:(蔓梅モドキ)・耐寒性蔓性落葉低木(ニシキギ科ウメモドキ属)
      
   
                    
ベニシタンの実。小さな小さな超ミニ・リンゴのような艶やかな実をたわわ
に付けている。秋が深まると実は赤く熟し、小さな葉を濃紅色に紅葉させます。 
 
   学名:Cotonester horizontalis
   和名:ベニシタン(紅紫檀)・耐寒性落葉低木(バラ科シャリントン属)  
   別名:コトネアスター
                       

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スルメイカ漁の季節の到来

2010年09月16日 | 室蘭の景色
 追直漁港には,船上に集魚灯を装備したイカ釣漁船が出漁を前に集結している。最近では、
燃料費を節減する為、日中に操業を行う漁船が多くなっている。この季節の風物詩。日が落ちると、
沖合いで操業するイカ釣漁船が放す漁り火が、幻想的に浮かび上がる光景も海域によると規模が
縮小しています。




今晩の酒の肴か、これ以上ない新鮮な現地調達のスルメイカの天日干し。
集魚灯とスルメイカのコントラストが楽しく・美味しそうに見る目に映る。


追直漁港は、室蘭と周辺地域の水産物供給の一大基地。
沿岸漁業や沖合い底引き網漁業の大小の漁船が操業を終えて岸壁に停泊している。
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バロータ スペキオサ

2010年09月15日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)
 今年もバロータが、長く伸ばした花茎の先端に君子蘭に似た鮮やかな赤オレンジ色の花を
咲かせた。昨年の開花日は8月26日。この花の開花時期は一般的には8月から9月だが、不定期
な傾向が強く毎年、開花日が大きく異なる。球根は良く分球するので容易に株は増えるが開花まで
に、やや年数のかかる植物です。(16日、写真を更新しました)




株元から40cm程ほど、長く伸ばした花茎の先端に花を咲かせています。


  学名:Vallota speciosa voss
  和名:バロータ スペキオサ・半耐寒性常緑球根草(ヒガンバナ科バロータ属)

    
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秋の訪れと豪華客船

2010年09月14日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など

毎年、秋が訪れると室蘭港には数隻の豪華客船が寄港する。
        今シ-ズンの一隻目は、「ぱしふぃっくびいなす」。澄み渡った空を背景に、
             白い船体が海面を滑るように入港した。秋の日本一周クルーズでの寄港です。




「ぱしふぃっくびいなす」は、総トン数26、518トン。ほど良い大きさの美し
い客船。秋の日差しの中で白い船体を輝かせている。









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流れる風が秋へ

2010年09月13日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)
朝から爽やかな空が広がった。日中の気温は25℃、例年に比べると、この時期にしては、
少々、高い気温。カメラアングルは伊達市北黄金の海岸から標高737mの有珠山の眺望です。
有珠山は、2000年に大規模な噴火を起こした活火山。山の北側には、洞爺湖の青い湖面が、
広がります。



伊達市開拓記念館の庭園内に、白花萩が今が盛りと咲いている。
記念館は、我が家から国道37号を15km程、西に車を走らせると到達する。
伊達市は、仙台伊達藩の家臣が開拓した街。庭園内には道内では珍しい本州
方面に自生する樹木が鬱蒼と生い茂り、百数十年の時の流れを見つめている。


宮城野萩。近辺の山野に咲いているヤマハギに比べて花も大きく紅紫色
の花は鮮やか。


開拓記念館に隣接するカルチャーセンターの敷地内で、ムクゲがの花が
秋の日差しを受けて清楚な花を咲かせている。


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何時もの散歩道沿いで・・・

2010年09月12日 | 室蘭・四季の野花&花木
朝晩、一挙に涼しさが増してきた。日中、日差しの中を吹く風も清々しい。久し振りに、何時
 もの散歩コース。距離はグルリと約4km。先日の散歩時には、汗ばんだ身体も今日は爽やか。
 道沿いのナナカマドの葉が、早くも赤橙色に紅葉し始めています。



澄んだ空にはコスモスの花が良く似合う。秋の風に細い茎を揺らしながら
咲き競っている。


野葡萄が艶やかな実を稔らせ始めている。実の色は白色~青、紫色等、
房ごとにバリエーションが異なる。


マツヨイセンノウ(待宵仙翁)は、ヨーロッパ原産の帰化植物。古い時代に
観賞用として導入されたが、今は野に咲くナデシコ科の花です。
初夏の頃にも花を咲かせていたが、道脇の荒地で再び咲き始めている。


ヤエザキオオハンゴンソウは別名、花笠菊と呼ばれている。この花も観賞
用として、北米から導入された帰化植物。一重咲きのオオハンゴンソウと同じ花
とは想像できないが、葉の形は良く似ている。
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我が家の庭に小さな秋が・・・。

2010年09月10日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)

秋の訪れと伴に、ウラハグサが花穂を付け、細くしなやかな茎と葉を風に靡かせている。
シャッターチャンスが捉えずらい、風の流れが一瞬、途絶えたところを見計らって撮影。
別名では風知草とよばれ、僅かな風にも茎と葉を揺らす。夏の庭にも秋の庭にも風情を醸し出し
てくれる植物です。


自生地は本州以西から中部にかけての山地。特に箱根、丹沢山系に多
くラテン語の学名や英名でも、'Hakone の草'と表記される我が国の固有種イネ
科の植物。
  

 あかとんぼの中で代表的なアキアカネ。秋の訪れを知らせてくれるかの
ように、庭にやって来る。トンボが止まっている穂は、ヒソップ.オフィシナリス.ネク
ター.フォーミュラ.ミックス。長い花名のハッカ似た清々しい香りがするハーブです。


  学名:Hakonechloa macra
  英名:Hakone grass japanese forest grass
  和名:ウラハグサ(裏葉草)・耐寒性(落葉)多年草(イネ科ウラハグサ属)
  別名:フウチソウ(風知草)

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