室蘭港の外防波堤の付け根にある、噴火湾に面した小さな砂浜海岸。この浜辺は釣り人が時折り
訪れる他、人の 気配がほとんどない静かな場所です。今、波打ち際から一段高くなった砂地で、ハマ
ベンケイソウや ナミキソウが可憐な花を咲かせています。
ハマベンケイソウ(浜弁慶草)の花は、釣鐘形の小さな薄青色。清々しい花に加え、蕾の淡いピンク
色と白緑色の多肉質の葉が絶妙な組み合わせを見せてくれます。
ナミキソウ(波来草)。青紫色の花を二つ並べて同じ向きに花を咲かせます。草名の由来は海岸部
に生育し、花を横から眺めると波が打ち寄せる形に似ている事からのようです。
ハマニガナ(浜苦菜)の鮮やかな黄色の花が、夏の日射しを跳ね返すように咲いています。当地で
は、群生することはなく、ポツポツと花を咲かせます。ハマニガナは、全国の海岸の砂地に生えるポピ
ュラーなキク科の海浜植物です。
度々、画像を投稿しているハマヒルガオの花です。この浜に咲くハマヒルガオは、生育環境が良い
のか、他の浜に咲くハマヒルガオに比べて瑞々しく見えます。
干潮、潮の引いた海底からコンブが現れる。この海岸一帯は昆布の自生地、漁師の方の漁業権
が及ばなければ、刈り取りたくなるような立派なコンブが波に揉まれています。
夏の景色になってきましたね。
空と海の風景が爽やかです。
ハマベンケイソウの色が好きです。
似ているエゾルリソウを育てていますが、難しいです。
数年後に消えることが多いです。
自然の花には敵いません。
登場した花すべてがその場所に合って、生きている様子が伝わります。
連日のように発生しています。海霧は気温が上昇しま
すと消えます。その後の夏空の色は格別です。
ハマベンケイソウの花の長さは1センチ程と小さく下
向きに咲きます。とてもきれいな水色の花です。
まず、白緑色の葉茎を付けた株が目に止まり、興味
のない方は花に気が付かないかと思います。このよう
な砂地に生えなくてもと思いますが、ハマベンケイソウ
にとりましては最適な生育場所なのでしょう。ハマベン
ケイソウは、毎年開花を楽しみにしています海浜植物
です。
今晩は。
清々しい夏景色をありがとうございます!
海浜植物も見頃ですね。
ハマベンケイソウ咲きだしましたね~、この色合いが可愛いですよね!
ビロードのようなナミキソウも好きですよ。
では見れない海浜植物が自生しています。
ハマベンケイソウを初めて見ました時は、白緑色の
葉に目が止まりました。近寄り、小さな釣鐘形の薄青
色の花を咲かせているのは驚きでした。それからは、
毎年季節が訪れますと開花状態や天候などを見計ら
い、2~3度ほど通い花の撮影を行っています。
確かに、ナミキソウの花色も見事ですね。浜風を避
けるようにテトラポットの隙間の砂地で花を咲かせて
います。砂地で花を咲かせる海浜植物を見ますと、生
命力の逞しさに感心させられます。