昨日に続き、初秋の清々しい空が広がりました。2~3日前の季節を取り違えような天候と打って
変わり、心地よい風が牧草地の上を流れて行きます。
ネバリギクが秋の日射しを受け、花を満開に咲かせています。当地では、蝦夷野紺菊、友禅菊
とキク科の花の季節は進み、今の時期になるとネバリギクが野で花を咲かせます。
ユウゼンギク(友禅菊)もネバリギクと競うように花を咲かせています。ネバリギクに比べて花びら
の数は少ない。自生する場所により、花色が微妙に異なります。和の趣を感じる花名ですが原産地
は北アメリカ。明治時代の中頃に渡来した帰化植物です。
サルナシ(猿梨)が色づき始めました。この蔓性の植物の道内での呼び名は「コクワ」。一説では、
キウィフルーウの原種といわれています。これから季節が進み晩秋の頃、実は霜に当たりますと食
べ頃となります。
野紺菊や友禅菊やサルナシといった
信州でもお馴染みの名前が出て来ますと
なんとなく、室蘭との距離感が縮まりました
秋の紅葉の前に足元から可憐に咲いて
秋を知らせてくれる いろんな野菊・・
サルナシは、このあたりではジュースにして
飲んだり、漬物にして食べたりしてます
地のようです。当地は、おそらく緯度の関係で信州と同
じよう気象条件なのかと思います。
本来、記事の中にヤマブドウを加えるつもりでしたが、
今年は、ほとんどの蔓が実を付けていません。一方、サ
ルナシは生り年なのでしょうか、たくさん果実を実らせて
います。
ブログを始めました10年ほど前は、野に咲く花々の名
は、ほとんど分かりませんでした。今では、それなり・・。
季節を感知し健気に咲く野花に小さなな感動を受けて
います。
てきました。今朝の気温も14度。さらに、道内の最高峰
大雪山系の旭岳では紅葉が始まりました。
先日までは、台風の影響で天候が安定していませんで
した。ようやく、本来の陽気が戻ってきました。この場所は、
我が家から車で10分弱ほど走りました、室蘭岳の裾野付
近の風景です。