初夏の青空にカンボク(肝木)の純白な花が清々しい。カンボクは本州中部以北から道内
に自生する落葉低木です。この季節が訪れると、野山の方々でアジサイに似た花を咲かせてい
ます。
ニセアカシヤが樹形を覆うように純白な花を咲かせている。ニセアカシヤは、明治時代に
北米から我が国に導入された外来樹木です。
以前、当地では街路樹などに利用されていたが、枝に鋭い棘がある事からナナカマドなどに
植え替えられる。元々、生育旺盛な樹木。今では道路際の土手や林を占領するほどの勢いで
野生化しています。ニセアカシヤは、山野の生態系に問題を生じていますが、当地の初夏の山
野を彩る花木です。
きょうは全国的に雨、そちらも降っているのではないでしょうか。
写真の爽やかな青空にカンボク、ニセアカシアの花が映えますね。
カンボクはほんとうにアジサイのようです。
ニセアカシアは見たことがありませんが、大きな木になるようですね。
棘ががあるようには見えませんが、純白の花はやさしさがあります。
風景と花色、初夏ですね。
ラカラに乾いていましたので、草花にとりましては恵み
の雨です。
今、当地の山野ではカンボクとニセアカシアが満開で
す。一般的にアカシアと言いますのは、このニセアカシ
アの事を言うそうです。本来のアカシアは黄色の花を
咲かせるそうです。明治時代、渡来した時点でアカシ
ア名で呼ばれその後、アカシアが渡来、区別すること
からニセが付いたようです。
美しい花を見ますと、もう少し抒情的な花木名が付け
られなかったかと思ってしまいます。