シラネアオイ(白根葵)は、元々は亜高山帯が生育適地。緯度が高くなるにつれて、標高の低い場所
でも自生します。この雑木林の標高は約40m、ほぼ平地と同じ。けして、大きな群落地ではありません。
毎年、この時季が訪れますと、シラネアオイが薄紫色の花を見せてくれる場所です。 シラネアオイの開花直前の草姿です。ほのぼのとした可憐な感じを受ける山野草です。
花色は淡い紫色がほとんどですが、株によって花色の濃淡に幅があります。まれに、白い花を咲かせ
る株もあります。
シラネアオイの自生地から僅かに離れた道路沿い。ズミ(酸実)が爽やかなの花を咲かせています。
蕾のうちは鮮やかな紅色。開花すると純白、五月の青空によく似あう小高木です。