グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

雑木林の中、カタクリの花が満開です

2017年04月20日 | 室蘭・四季の野花&花木



 住宅地に隣接する雑木林の中、カタクリなど数種類の山野草が自生地しています。この雑木林の主役
はカタクリ。近頃の気温の上昇に伴い、心地よい芳香を放しながら一斉に花を咲かせ始めました。
     

 





 カタクリの花と競うように、キクザキイチゲ(菊咲一華)も清楚な花を咲かせ始めました。咲き始めは薄
い紅色。満開になるに連れて、紅色は薄れてほぼ純白になります。さらに、陽射しを受けると雄しべ&

しべと花
びらとが、可憐なコントラストを見せてくれます。





 





 エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)。当地に自生するエゾエンゴサクの花色は青色系が主体。青色と言って
も様々。花の色のバリエションが豊富な山野草です。






 エゾエンゴサクの白花は、自らの花粉では受粉しない植物。自然界で株数を増やす事がほとんどない
貴重な植物です。





 ナニワズ(難波津)が、沈丁花によく似た花を咲かせています。 夏になると葉を落とし 秋になると新葉
と蕾を付けて冬を越す。別名はナツボウズと呼ばれる、樹名も生態も独創的な落葉小低木です。

コメント (9)
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